アングラ漫画おすすめ12選！ 裏社会の闇を描き尽くす【無料試し読み＆完結作あり】
ギャンブル狂や殺し屋、半グレなど、裏社会の闇を描くアングラ漫画。今回はそんなアングラ漫画のおすすめを12作品ご紹介します。スリル満点なアクションや心理戦など、日常では味わえないからこそのドキドキを体験できる作品ばかりです。試し読みもあるので、気になる作品はぜひチェックしてみてください。
ダークな世界観が癖になる！おすすめアングラ漫画12選！
実在する街の裏の一面から、普通に生きていたらお目にかかれない修羅場まで、アングラ漫画で描かれる世界はどれもダークでスリリングなものばかり。非日常を味わえるおすすめアングラ漫画を12作品紹介しますので、ぜひ独自の世界観をご堪能ください。
ふつうを目指す、プロとして！
ザ・ファブル Ｔｈｅ ｓｅｃｏｎｄ ｃｏｎｔａｃｔ（１）
あらすじ・作品情報
2019年、第１部が大団円を迎えた南勝久作「ザ・ファブル」が、さらに風変り味を増して、堂々の大帰還でございますーー。我らがアキラ兄さん、ヨウコ姉さん他、アザミにユーカリ、クロちゃんらも元気に大復活ーー。そして第1部で兄さんと結ばれたミサキちゃんやタコ社長の現在は如何に・・・・。無敵の殺し屋引退伝説、未曾有の第二接触が、ここに完全リスタート！ 知恵と工夫のプロとしてーー♪試し読み・購入はこちら
2021年から連載されている「ザ・ファブル Ｔｈｅ ｓｅｃｏｎｄ ｃｏｎｔａｃｔ」。 南勝久による『殺さない殺し屋』漫画の続編です。2019年と2021年には実写映画化されました。
殺し屋を引退し、新婚生活を送るアキラ。しかし、彼の周りが平和であり続けるわけもなく……。
『普通』を目指す最強の元殺し屋の活躍を、どうぞご覧ください！
満州で一番軽いものは、人の命だ
満州アヘンスクワッド（１）
あらすじ・作品情報
「満州で一番軽いものは、人の命だ」時は昭和12年。関東軍の兵士として満州にやってきた日方勇は、戦地で右目の視力を失ってしまう。「使えない兵隊」として軍の食糧を作る農業義勇軍に回され、上官に虐げられる日々を送るも、ある日農場の片隅でアヘンの原料であるケシが栽培されていることに気づく。病気の母を救うためアヘンの密造に手を染める勇だったが、その決断が自身の、そして満州の運命を狂わせていく…。試し読み・購入はこちら
2020年からコミックDAYS、週刊ヤングマガジンにて連載されている「満州アヘンスクワッド」。原作門馬司、作画鹿子によるクライムサスペンス漫画です。
満州を舞台に繰り広げられる、阿片を巡る物語。実在した中国の秘密結社「青幇」や、ロシアンマフィアなど、様々な人々が入り乱れる壮大な展開は、歴史好きの方にお勧めです。
【完結】全ては金のため、命を賭けたゲームに挑む！
賭博黙示録カイジ（１）
あらすじ・作品情報
1996年、東京に来て3年目の青年・伊藤開司(いとう かいじ)＝カイジは、働きもせずギャンブル漬けの日々を送っていた。イライラが募ると、違法駐車している高級車にいたずらをして憂さ晴らしをする毎日。今日も、仲間とのギャンブルで負けてしまったカイジは、高級車を探しに街に繰り出していた。普段ターゲットにしているベンツが見つからなかったため、仕方なく家の近所に止まっていた高級車を傷つけるカイジ。家に帰り、自分の情けない現状を思い返して沈んでいると、何者かが訪ねてくる。ドアを開けるとそこにはサングラスをかけた強面の男が。かつてのバイト仲間の名前を持ち出し、部屋の中で話をしたいと言う男をカイジは大慌てで制止し、外で食事をしながら話をしたいと提案する。しかし、先に表に出た男は、自分の車がひどく傷つけられているのを発見し…？試し読み・購入はこちら
1996年から『ヤングマガジン』にて連載された本作は、カイジシリーズの原点となる作品。2007年、2011年にはTVアニメ化、2009年、2011年、2019年には藤原竜也さん主演で3度の実写映画化がなされています。さまざまなギャンブルが登場する王道アングラ漫画をぜひご覧ください。
【完結】歌舞伎町スカウトマンたちの抗争を描く！
新宿スワン（１）
あらすじ・作品情報
白鳥タツヒコ、19歳。東京に幻想を抱いて上京したものの、今ではパチンコで大負けして全財産100円になるような生活を送っていた。今日も歌舞伎町を一人さまよっていると、ふとした拍子に大切な100円を落としてしまう。拾おうと追いかけた先には強面の男。相手はただ者ではない雰囲気にも関わらず、タツヒコには男の足元にある100円しか見えていない。いらだった男が、タツヒコが被っていたニット帽を取り上げると、そこにはもっさりとしたボリュームのある天然パーマが。「なんだぁ⁉その頭!!」馬鹿にしたように大笑いする男とその仲間たちに、次の瞬間、タツヒコは容赦ないパンチを食らわせる。すぐに殴り合いの喧嘩に発展するタツヒコと男たち。そこに、2人組の男が現れたかと思うと、タツヒコの相手をしていた男たちは礼儀正しくその場を立ち去ってしまって…？試し読み・購入はこちら
2005年から2013年にかけて『ヤングマガジン』で連載された本作は『東京卍リベンジャーズ』も話題の和久井健デビュー作。2015年、2017年には綾野剛さん、伊勢谷友介さん等、豪華キャストで実写映画化されました。新宿歌舞伎町を舞台に、スカウトマンとして成長していくタツヒコの姿を描いたアングラ漫画です。ぜひご覧ください。
【完結】天才殺し屋は日常生活も一苦労！？
ザ・ファブル（１）
あらすじ・作品情報
ファブルは一流の腕を持つプロの天才殺し屋。今日も人身売買に手を出した男たちをたった1人で華麗に始末してしまった。用意された車に乗り込んだファブルを持っていたのは、仕事上のパートナーである女性。軽い調子で心配の言葉を口にする女性に、ファブルは「テレビ」と一言。女性が社内のテレビを点けると、無表情だったファブルの顔は一変、涙を流して大笑いし始めた。仕事終わりにお笑い芸人・ジャッカル富岡の出演する番組を見るのがファブルのルーティンなのだ。試し読み・購入はこちら
そのまま都内某所にある料理店の一室にやってきた2人は、ボスへ今日の仕事の報告を行う。次の依頼を促すファブルに対し、ボスは1年ほど休業することを伝え、2人に身を隠すよう伝える。プロの殺し屋として一般人にとけ込むよう命じられたファブルは、女性と共に大阪へ引っ越すことになって…？
2014年から『ヤングマガジン』にて連載され、2021年からは新シーズンの連載も開始された本作。2019年、2021年に岡田准一さん、木村文乃さん等、豪華キャストで実写映画化されました。一般人として暮らすことを命じられたはずのファブルですが、天才殺し屋は普通に暮らすのも一苦労。笑いありアクションありのアングラ漫画です。ぜひご覧ください。
【完結】瀕死から一転、裏社会の回収屋に…？
シマウマ（１）
あらすじ・作品情報
とある結婚情報センター。マザコンが理由でいつも引かれてしまう男が1人の女性とマッチングしていた。いつも通り母親の話が止まらない男の様子に担当のコンサルタントもあきれ顔。しかし、男の母親も交えた食事会への誘いを女性は快く承諾する。驚きつつも大喜びする男。しかし、喜びも束の間、怒った様子の男性が乗り込んでくる。「俺の女相手に何やってんだ ゴラァ！」女性は元カレである男性に借金返済しないまま結婚情報センターを訪れていたらしい。調査もせずに会員登録させるのかとセンターにまで悪態つきはじめる男性の仲間たち。実は、乗り込んできた男性・倉神竜夫＝タツオと女性はグルで、相談所やそこに登録している男性相手に美人局で金を巻き上げていたのだ。しかし、ある日同じ手口でだまそうとした男性は、今までの男たちと何だか雰囲気が違っていて…？試し読み・購入はこちら
2011年より『ヤングキング』で連載中の本作は、美人局で金を巻き上げていた半グレグループのリーダー・タツオが、目をつけられたヤバい組織にひょんなことから仲間入りし、回収屋として活躍していくストーリー。一度足を踏む込んだが最後、転がるように裏社会へと染まっていくタツオの姿から目が離せません。刺激的なアングラ漫画をぜひご覧ください。
大阪・ミナミの高利貸しと言ったらこの人！
ミナミの帝王 1
あらすじ・作品情報
色欲渦巻く大阪・ミナミの街。金を持たずに高級クラブに足を踏み入れてしまった会社員風の男が、ヤクザ・谷川の袋叩きに合っていた。これ以上殴られたら死んでしまうのではないかという時、「もうええかげんにしたりィ」と谷川に声をかける者が現れる。カッとなって声の持ち主の胸倉をつかみ上げる谷川。しかし、その男の顔をよく見るなり、頭を下げて謝りだした。一部始終を見ていた谷川の舎弟・坂上竜一は、愛想笑いを繰り返し、へいこらするアニキの姿に目を疑う。不思議に思っていると、男は持っていたクラッチバッグから20万円を取り出したではないか。「困った時はお互い様や」と会社員風の男に金を手渡す男。優しさに感動して涙を流す会社員風の男に、一言付け足す。「ただし利息は十一やで」男はミナミの高利貸し・萬田銀次郎だったのだ…！試し読み・購入はこちら
1992年より『週刊漫画ゴラク』にて連載中の本作。竹内力さん主演の映画シリーズや、千原ジュニアさん主演のドラマシリーズなど、豪華キャストで何度も実写化されてきた名作アングラ漫画です。大阪屈指の繁華街・ミナミを舞台に高利貸し・銀次郎と彼に金を借りた人間たちの攻防を描きます。ぜひご覧ください。
【完結】冷酷無比なダークヒーロー！
闇金ウシジマくん（１）
あらすじ・作品情報
闇金融「カウカウファイナンス」を営む丑嶋馨のもとには、今日も金を借りたい人々が集まる。新しく入社した高田は、初めて触れる闇金の世界に驚くばかりだ。朝9時に揃って現れ、丑嶋から3万円ずつ借りていく女性たち。陰で「奴隷くん」と呼ばれる彼女たちは、パチンコ依存症の主婦で、素人にも関わらず負けをパチンコで取り返そうとし続け、借金を膨らませるのだという。しかも、金利と手数料を合わせた5万円を1日3割の利息で返済させるという超悪徳な利息システム。深く考えず目先の快楽に溺れる主婦の中には、旦那に内緒で800万円以上の借金を抱えている者もいるという。いざ返せなくなったとしても、最後には旦那の力を借りることで返済できる主婦たちは、闇金業者にとって上客なのだ。高田は戸惑いつつも、丑嶋の迫力に押されるばかりで…？試し読み・購入はこちら
2004年から2019年にかけて『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載された本作。山田孝之さん主演の実写シリーズは、2010年の実写ドラマ化を皮切りに、豪華キャストにより3度のドラマ化、4度の映画化がなされました。闇金に集う人々の日常や人生が残酷なまでに
バカだけど熱い！潜入捜査官・玲二に夢中！
土竜（モグラ）の唄 （１）
あらすじ・作品情報
谷袋(たにぶくろ)警察署・百観音前交番に勤務する菊川玲二は、管内でも有名なエロ巡査。今日も女子高生のスカートからのぞく下着を見てニヤニヤしている。しかし、その相手が顔なじみの山田菜々美と分かると態度は一変。お互い「ドスケベ!!」「ドブス！」と言い合うものの、玲二の鼻からは興奮していたことを示すかのような鼻血が。開き直ってセクハラ発言をし、菜々美に逃げられてしまう。ちょうど鳴り響いた交番の電話に出ると、近所のコンビニで万引き事件が発生したらしい。盗まれたのは150円の脂取り紙、被疑者は桃花女子学園に通う女子高生。女子高生がずっと涙を流している一方で、母子家庭である彼女に対して「ゴミ」などとひどい言葉をかけ、高圧的な態度をとり続ける店主。どこか違和感を覚えた玲二は、女子高生の服が必要以上に乱れていることに気が付いて…？試し読み・購入はこちら
『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中の本作は、スケベだがまっすぐな警察官・玲二が潜入捜査官として活躍する姿が描かれたアングラ漫画。生田斗真さんを主演に迎え、2014年、2016年の2度にわたり実写映画化、2021年にも新作が公開されることが決定しています。ハイテンションで繰り広げられるスパイアクションをぜひご覧ください。
殺し屋専用ダイナーは常に死と隣り合わせ!?
DINER ダイナー 1
あらすじ・作品情報
大場加奈子＝カナコは事務用品の問屋に勤める25歳のさえないOL。毎日死んだようにダラダラと過ごすうちに、クレジットカードすら作れないような信用のない人間になっていた。小遣い稼ぎと非日常への好奇心から、たまに闇バイトに手を出しているが、今日応募したバイトはガセだったようだ。集合時間の10時を30分以上過ぎても依頼主が現れないのだ。諦めて帰ろうとしたその時、ものすごい勢いの車がカナコの前で停止する。中から出てきたのは奇抜な格好をした男女2人組。「D・D」と「カウボーイ」と名乗る2人は、2人が戻るまで車の中で待機し、戻ったら東京駅まで送るよう依頼してきた。勢いに押されながらも車内に残るカナコ。しばらくすると、遠くから酔っ払いのような人が歩いてくる。よく見ると、それは血だらけになった「D・D」と「カウボーイ」で…？試し読み・購入はこちら
平山夢明による小説『ダイナー』をコミカライズした本作は、2017年より『週刊ヤングジャンプ』にて連載中。原作は2019年に藤原竜也さん、玉城ティナさん等、豪華キャストで実写映画化され話題になりました。ひょんなことから殺し屋専用のダイナーで働くことになったカナコを中心に、食と暴力が描かれる異色のアングラ漫画です。ぜひご覧ください。
【完結】天才ギャンブラーが相手の嘘を喰い尽くす！
嘘喰い 1
あらすじ・作品情報
梶隆臣(かじ たかおみ)はギャンブルが大好きな青年。いつものようにパチスロをしていると、近くに座る男が奇声を上げながら台を打ちはじめた。リアクションは大きいものの、演出の意味がよくわかっていない様子の男。梶は彼の台がBigボーナス状態になっていることを伝える。帰り道、梶のおかげで大当たりした男は上機嫌。そんな中、道を歩く2人に、怪しい面構えの男たちが声をかける。おびえた様子の梶を見て、何かを悟った男は、金貸しのふりをして一方的な会話を開始。男が会話の端々で、民法上の規定や凄腕の弁護士の存在などをちらつかせると、声をかけてきた男たちは慌てた様子でその場を立ち去ってしまう。無事、一難を潜り抜けた梶と男だったが、斑目貘(まだらめ ばく)と名乗るその男は、梶のギャンブルへの取り組み方に「地獄はもう目の前だぜ」と忠告してきて…？試し読み・購入はこちら
2006年から2017年にかけて『週刊ヤングジャンプ』にて連載された本作。2022年には横浜流星さん主演で実写映画化されました。
並外れた頭脳と洞察力を持つことから「嘘喰い」と呼ばれる天才ギャンブラー・斑目貘の姿を描くアングラ漫画です。ぜひご覧ください。
家族を守るため、冴えないサラリーマンは鬼になる…？
マイホームヒーロー（１）
あらすじ・作品情報
鳥栖哲雄(とす てつお)は、おもちゃメーカーで営業として働く普通の会社員。大学生の一人娘・零花(れいか)を溺愛しており、2か月前に彼女が一人暮らしを始めて以降も、仕事で近くに寄るたびに顔を見に行っていた。「悪い虫が付いていたらどうしよう」そんなことを思いながら、今日も零花とファミレスで待ち合わせてランチを食べることに。ツンツンした態度をとってばかりいるが、なんだかんだ言いながら毎回、哲雄の誘いを断らず、誕生日には毎年プレゼントをくれる優しい娘だ。趣味の推理小説に使えるトリックを探しながら待っていると、しばらくして零花が現れる。なぜか芸能人のように帽子にサングラス、マスクをつけている零花。店内では外すように諭す哲雄の言葉に、ぶすっとしながらも従いつけているものを取ると、零花の顔はあざだらけで…？試し読み・購入はこちら
2017年より『ヤングマガジン』にて連載中の本作は、家族を愛する普通の会社員である哲雄が、娘を守るため半グレ集団と命がけの駆け引きを行うことになるアングラ漫画。娘のあざを見た哲雄は、ひょんなことから後戻りできない事態を引き起こします。家族愛ゆえに裏社会に足を踏み入れてしまう哲雄の姿は必見です。ぜひご覧ください。