建築ジャーナル (2025年10月号)

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あらすじ
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あらすじ
建築ジャーナル 2025年10月号 NO.1373
特集■コンセルタシオンとレファレンダム 都市計画の市民自治 ●表紙絵=坂口恭平
そもそもきっかけは、外苑再開発。2002年の規制緩和以降、各地で市民不在の再開発が相次いでいる。都市計画審議会、環境アセスメント(環境影響評価)審議会はあるが、市民生活に大きな影響を与えるプロジェクトについて市民、住民の意見が反映されない。パブリックコメントは2週間、模型をつくるなどのわかりやすい周知はなく、計画の途中、構想段階での議論がないので、1案について賛成か反対かの不毛な対立と分断が起こる。私有地には、意見をさしはさめず、公共施設は議会の多数決で決められてしまう。建設的、創造的な提案や、開かれた議論の場は、可能なのか、市民、専門家、行政、議員などの役割は。海外の事例から学ぶ。
目次
特集 コンセルタシオンとレファレンダム 都市計画の市民自治
第1部 なぜ再開発が進められるのか ■鼎談 そもそもなぜ再開発が行われるのか|糸長浩司×大方潤一郎×木村浩之
第2部 海外における都市計画(都市計画変更)への市民参加 〈ドイツ〉■ドイツの都市計画における直接民主主義|卯月盛夫
〈フランス〉■日仏都市計画の手ほどき 内海麻利さんに聞く|内海麻利
■フランスの都市計画における合意形成システム コンセルタシオンに着目して|岡井有佳
〈スイス〉 ■スイスのレファレンダムと市民団体異議申立権|木村浩之
〈オランダ〉 ■市民参加のまちづくりに至る土壌はどのようにつくられるのか|根津幸子
第3部 誰が市民なのか ■市民がより良い「まち」を望むことは、どう保護されるのか|大久保規子
連載 ●五十嵐太郎の先読み編集局[201] 敗戦80年目の日本の夏 ─五十嵐太郎
●伊藤潤一の児童養護施設全国行脚[44] 児童養護施設 仙台天使園 ─伊藤潤一
●再エネ対談 13 前田由利×竹村英明 その2「太陽光発電のライフサイクルエネルギー」[山口あずさ]
●BOOK 「味わう」ことの喜びを 種田元晴編著『有名建築事典 イラスト&解説500』を読む[石井翔大]
●津山 津山市城東地区の新たなまちづくりへの取り組み[遠藤秀平、川西敦史、松本 明、林陽一郎、吉野真実、倉方俊輔]
●記録と分析 神宮外苑開発計画は、どのように進められてきたか[9] 次の100年、少子高齢化時代の東京と日本の国土政策 ─小島敏郎
●お城と日本人<名古屋城>[45] 天守木造復元事業再開に向け差別発言問題で名古屋市が障害者団体に謝罪 ─毛利和雄
●日本とフランスの建築における木材:言説・実践・プロジェクト[10] 工業生産時代の建築の木材1:工業化時代初期の建築における木材 ─大島由起子
●アルヴァー・アアルト私論[13] アアルトの結晶化と建築は凍れる音楽 ─水島 信
●仕事場[71] ─西川拓平田悠
●BUSCHUHEN![新連載・1] 歩く 池袋東口(前編) ─野村集平、黒瀬皓平
●まちの胃袋[166] フーテン食堂のフォー(北海道新十津川町) ─山崎 亮
建築◆DOG(東京都新宿区)
◆AQT(東京都葛飾区)
◆NOIZ(東京都渋谷区)
◆水上哲也建築設計事務所(千葉県柏市)
◆マニエラ建築設計事務所(兵庫県西宮市)
◆空間構想(東京都文京区)
◆T/H(東京都目黒区)
◆瀬野和広+設計アトリエ(東京都中野区)
◆大建設計 札幌事務所(札幌市北区)
中大規模木造木質建築特集 (インタビュー:よく知っている風景への違和感|藤岡亜弥)
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【奥付】※各種権利等により、デジタル版には写真が非表示または記事そのものが収録されていない場合がございますのでご了承願います。
作品情報
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作品情報
- タイトル:
- 建築ジャーナル (2025年10月号)
- ジャンル:
- ビジネス・経済・マネー
- 著者:
- 出版社:
- 建築ジャーナル
- ファイルサイズ:
- 249.1MB
- 配信方式:
- ストリーミング、ダウンロード