建築ジャーナル (2026年6月号)

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建築ジャーナル 2026年6月号 No.1381
特集■「排除アート」の起源 ●表紙絵=坂口恭平

横になれないベンチ、歩道に突き出た謎のオブジェ。排除アートとは、特定の「誰か」を排除するために設計された、意地悪なデザイン。だがそれは、「誰か」だけでなく、すべての人々を静かにむしばんでいく。公共空間とは誰もがそこにいてよい場所だったはずだ。排除を体現したアーキテクチャがまちへ浸透する社会において、不寛容さが加速するのもまた当然だ。

特集 「排除アート」の起源
■排除アートとは何か  社会に偏在する「排除アート」 不寛容になる社会│五十嵐太郎
■インタビュー 「排除アート」の疑問 「ギザギザハートの現代美術」告発から22年 都築響一さんに聞く│都築響一
■フィールドワーク 地方都市の排除アート事情  〈札幌〉ヴァーチャル インサニティ(Virtual Insanity) 札幌の地下空間を通して考える「雰囲気による排除」│坪内 健
〈仙台〉仙台市中心部における滞在空間と「排除ベンチ」│内田光樹
〈広島〉信頼関係に支えられた広島都心部のおおらかさ│田中貴宏
〈福岡〉天神ビッグバンと「排除アート」 再開発都市の公共空間│柴田 久
■排除ベンチをめぐる表現 「調教都市」を終わらせるために│小寺創太
《Super Chair》シリーズ なぜ椅子の脚が長いのか│笹原花音
■排除アートと都市・差別 排除アートなき排除 「てんしば」から考える│明戸隆浩
■排除の公園 住民を強制移転させてできた「新明治公園」を見てきた│大橋智子
■映画 『見はらし世代』は存在しない│団塚唯我
■スケーターと都市との共存 スケーターのまち、社会への受容 排除の連鎖を越えて都市空間にカルチャーを位置づける│吉田佳央
■他者に寛容な都市空間 摩擦を恐れないアーキテクチャ/クリエイティブ・ユーザーを育むデザイン│津川恵理
■排除ベンチ撤去の記録 市民の声が排除ベンチをなくす│江口ともこ
連載 ●五十嵐太郎の先読み編集局[209]日本でもっとも長い宗教弾圧の後に生まれた教会─五十嵐太郎
●対立の現場を歩くビジネスと人権[6]〈行政の役割と住民の権利〉─加藤裕則
●アルヴァー・アアルト私論[21・最終回]おわりに─水島 信
●まちの胃袋[174]ハイデのバターロール(大阪府枚方市)─山崎 亮
建築◆TATTA(東京都八王子市)
◆中西正佳建築設計事務所(兵庫県宝塚市)
◆葉村屋設計室(三重県桑名市)
◆レーモンド設計事務所(東京都渋谷区)
◆関・空間設計(仙台市青葉区)
◆仲間郁代建築設計事務所(沖縄県金武町)
◆SALab.(東京都品川区)
教育施設特集 ◎インタビュー ききあう|永井玲衣
【掲載設計事務所紹介】
●仕事場[75]─DOG一級建築士事務所
●BUSCHUHEN![9]身体から見える社会 馬場磨貴(写真家)─川口将人、高木拓哉
●伊藤潤一の児童養護施設全国行脚[52]TSUBOMI─伊藤潤一
●日本とフランスの建築における木材:言説・実践・プロジェクト[18]自然との関係の象徴としての木材4:地域の物的・人的資源─大島由起子
情報ポスト●能登半島地震 24 関係人口の拡大施策と課題[川上光彦]
●BOOK 空間の性格←→建築の仕掛け 『十二感覚』へ[笠嶋淑恵]
●福島 15年たった事故原発周辺地域 ソーラーパネルが農地を覆う[遠藤知世吉]
【奥付】※各種権利等により、デジタル版には写真が非表示または記事そのものが収録されていない場合がございますのでご了承願います。

作品情報

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タイトル:
建築ジャーナル (2026年6月号)
ファイルサイズ:
198MB
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ストリーミング、ダウンロード