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作品情報

あらすじ

「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々――。何気ない日常に起こった5つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。

作品詳細情報

タイトル:
チルドレン
ジャンル:
小説ミステリー・サスペンスミステリー・サスペンス(国内)
著者:
伊坂幸太郎
出版社:
講談社
掲載誌:
ファイルサイズ:
0.1MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2018-6-6 ]

続編を読むために再読。

あぁ、思い出しました。陣内のこの感じ!
騒がしくて、ふざけたことばかり言っていて、
からまれている少年を、いきなり殴るなんてありえないでしょ(笑)!
前も「侏儒の言葉」と「トイレの落書き編」を読みたいと思ったんだっけ。
今回も、支店長をハゲと言った犯人(行員?)のその後が妙に気になります。

「かわいそうに…」と通りすがりの人にお金をもらった盲目の永瀬に、
「俺もお金が欲しいのに、お前だけずるい」と、陣内が怒った場面と、
永瀬に「一緒に服を選んで」と声をかける鴨居のエピソードが好きです。
ハンデを背負った人を、かわいそうだと決めつけないこと。
一見無神経に思えるような行動が、優しさにつながることってあるんですよね。

そして、自分なりのルールというか、ぶれない陣内が羨ましいです。
それに振り回される周りの人は、大変なのかもしれないけど…(笑)
どうか陣内は陣内のままでいて下さい。

「人間はな、縛られてたってな、飛ぶことくらいできるんだよ」
この陣内の言葉が大好きです。
最後、くまさんの着ぐるみ姿の陣内が走り去る姿に、
ほっこりとして本を閉じました。

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