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ケガレの民俗誌 ――差別の文化的要因

宮田登
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作品情報

あらすじ

被差別部落の白山信仰、血穢の性差別、非常民の世界、民俗概念としてのケガレ。これまで日本民俗学が避けてきた問題、ケガレと差別の底に潜むものは何か。ハレ・ケ・ケガレの民間信仰の意識構造のなかで、ケガレが不浄なるものへと変化する過程を究明し、経血にまつわる女性差別の要因である血穢の虚構をあばく。また、死穢というもっとも大きな不浄観はどのような時空間で発生するのかなど、その基底にある民俗儀礼の奥底を明らかにする。ケガレとはたんなる汚穢ではなく、ハレを喚起する力なのだ。日本民俗の深層に根付いている不浄なる観念と差別の問題を考察した先駆的名著。

作品詳細情報

タイトル:
ケガレの民俗誌 ――差別の文化的要因
ジャンル:
心理・思想・歴史言語・文化文化・民俗
著者:
宮田登
出版社:
筑摩書房
掲載誌:
ファイルサイズ:
0.2MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2012-7-27 ]

従来の民俗学でタブーとされていた領域に、若き日の宮田登氏が取り組んだ力作であり、私にとってあまりにも興味深いテーマを扱った一冊。
白山信仰に性差別(穢れに関わる)。ケガレとは「ケ枯れ」が起源だ、とはよく聞いた話だが、それが「ハレ・ケ」とどういった三者関係を結ぶのか、なぜそれが「汚穢」としてのケガレに結びついていったのかなどなど、著者渾身の論文が並ぶ。
著者がご存命の頃、私の目はたぶんまだ曇りっぱなしだった。差別とはどこか言葉の上のもののような感覚で捉えている甘い奴だった。
もっと早くにこれら民俗学の仕事に出会っていれば少しは違っていただろうか。いや、これからでも遅くない、見えないけれどそこに確かにある、これらの現象に改めて向き合い考えることを続けていこうと思った。

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