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「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本

通常価格:1,111円 → 値引き価格:778円
2019/8/30 0:00まで

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作品情報

あらすじ

ささいなことが気になって疲れる人へ――

自分もHSPである専門カウンセラーだからこそ教えられる「超・実践テクニック集」!


◎まわりに機嫌悪い人がいるだけで緊張する

◎相手が気を悪くすると思うと断れない

◎細かいところまで気づいてしまい、仕事に時間がかかる

◎疲れやすく、ストレスが体調に出やすい

⇒そんな「繊細さん」(HSP)たちから、「人間関係も仕事もラクになった!」と大評判


予約殺到の「HSP(とても敏感な人)専門カウンセラー」による初めての本です!

作品詳細情報

タイトル:
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本
ジャンル:
心理・思想・歴史心理学心理一般
著者:
武田友紀
出版社:
飛鳥新社
掲載誌:
ファイルサイズ:
6.4MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2019-1-9 ]

ネット記事で知り、購入。

目から鱗の連続、非常にいい本だった。
様々なことに気が回って辛い思いをする「繊細さん」ことHSP(Highly Sensitive Person)。多くの「繊細さん」はその概念を知らず、自分を責めている。
この本の様々なエピソードを目にして、自分が「繊細さん」として苦しんだことも、自分が「繊細さん」を苦しめたこともあったなぁと思い返した。

本の根幹にあるのは、繊細さんは非・繊細さんの考え方が理解できず、逆に非・繊細さんは繊細さんのことが理解できないということ。そのように、「自身の考え方と異なる考え方がある」ということを認識できないから、齟齬や軋轢が生まれる。
その結果、繊細さんはあらゆることに必要以上に気がついてしまうが故に、自身を責めることに繋がってしまう。

HSPに関する理解が深まったのがまず大きな収穫。
この本、繊細さんに読んでもらいたいのはもちろんだが、身近な人に「気にしすぎだよ」「考えすぎだよ」と言ったことがある人にもぜひ読んでもらいたい。
それらの言葉は、あくまで自分の見方を一般化して、相手にも当てはめようとした意見だ。それを言った相手は繊細さんだったかもしれない。

また、繊細さん云々から飛躍するが、これが「違いを認める」ということなんだと改めて実感した。
人種差別の根絶や障がい者への配慮などから更に進み、ダイバーシティ、多用な価値観の尊重という話が広まって久しい。しかし、その意味はどれだけ浸透しているだろうか。
このHSPもそうだが、ADHDの人、精神疾患の人などを「自分と同じ価値観を持っているはずなのに、そうしない人」と見なして、存在を否定してしまってはいなかっただろうか。
目に見える周囲のことだけでなく、ネット上も、自分の価値観に合わないことは条件反射的に否定してしまうような世の中だ。それは、全く多様性を受け入れていない。
この本は、改めて「多様性を認める」ということの重要さに気付かせてくれた。

もうひとつ、この本の全ての文章から発せられるメッセージは、限りなく優しい。
繊細さんを認める立場はもちろん、繊細さんと相容れないはずの非・繊細さんについても否定やバッシングをしていない。
自身もHSPであるという筆者の人柄が滲み出ているようである。


以上、なるべく多くの人に読んでもらいたいと思える1冊だった。