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だいじょうぶだよ、モリス  「こわい」と「いやだ」がなくなる絵本

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作品情報

あらすじ

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累計100万部突破の大ヒット絵本

『おやすみ、ロジャー』シリーズ第3弾!


今度は、寝かしつけではありません。

「魔法の言葉」で、子どもが感じる

あらゆる不安がたちまち消える!


オリエンタルラジオ中田敦彦さんが初の翻訳!

子育ての「こんなとき、どうしたらいいの?」をたった1冊で解決!

さみしい気持ちや、嫌いな食べ物、虫が苦手......1週間のお話を通じて、子どもも親も困りがちな日常の場面を網羅。

『おやすみ、ロジャー』同様の心理学的アプローチが生んだ、これまでにない実用的・子育て絵本です。

作品詳細情報

タイトル:
だいじょうぶだよ、モリス  「こわい」と「いやだ」がなくなる絵本
ジャンル:
実用暮らし・家庭しつけ・子育て
著者:
カール=ヨハン・エリーン中田敦彦
出版社:
飛鳥新社
掲載誌:
ファイルサイズ:
18.6MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2018-11-8 ]

[台東区図書館]

見た目は絵本。図書館で絵本コーナーではないのに開架されていたので興味を持って立ち読みした。表題から大体の本の趣旨は分かっていたので概要掴みだけするつもりだったけれど、結局作者の"指示"(本文中での言い回し)が気になったので、一応本文は全文読んでみた。

内容としては引っ越し直後のある女の子の1週間の様子を女の子自身の目線から書いたもの。心の日記みたいな感じかな?ここで紹介されている方法は理想的だし、一部は既に提唱され、使用されている内容でもあるように、全く使えないというわけではないと思うけれど、本自体の雰囲気もあいまって、やや'70の雰囲気。きっと人によってはその雰囲気とやや長さだけでなく、ページ内の文章比率で敬遠するかもしれない。けれども、この本の目指すところとしても、きっと本人(こども)が読む、という以上に、これは子どもへの言葉かけを模索しある解決策を示す、大人のための本なので、見た目の絵本装丁に惑わされなければいい本だと思う。

ただ、実践できるかは確かに懐疑的。これは語り掛ける大人の手法以上に、この手法に乗っかる素直さ、そして実際に想像を温められる子どもの共感力にも近い能力が必要。ただ、子どもにその能力がなくても、大人がこの手法を完璧に実践出来れば、何らかの現状以上のプラス要素が両者の間に芽生える可能性が高いのも期待できる。実際、クモのところの話は良かったと思う。やや斜めな評価だけれど、手袋~の"お話"よりも、クモに名付けをするという点が。確かに、知り合いになり親しみを持つことで、何事も共感と親近感、そして不快感の幾らかは軽減される。本文中ではその点の評価、推奨はされていなかったけれど、名前をつけるのは、未知と無知への恐れから抜け出す第一歩だと思う。

同筆者の、恐らく本書よりも先に書かれたと思われる代表作(シリーズ)に、「おやすみ、ロジャー」「おやすみ、エリス」という二作があって、ブクログ内のレビューでは大分不評だった(笑)ようだ。全くそれらの本を読んでいないしみんなの言う"退屈な"本編の内容自体は予想できないけれども、恐らくみんなの抱いた期待と失望感はわかる気がする。けどその反面、少しは読んでみたい気も(笑)

最後にこの筆者自体を好き(評価)になるかどうかを模索して、筆者紹介を読んでいたら、訳者はオリエンタルラジオの中田だった。芸能人オンチの私でさえも分かる、あの人。本書が初の翻訳らしい。図書館の本には帯がなかったので、裏表紙の二人の紹介がなければ、全く気付かなかったな。最近は多才な芸能人が多いな、とネット検索してみると、中田自身高学歴&現在恐妻?の元での育児にも勤しんでいるよう。それで、この方面の本の翻訳を請け負った、というか、先にこの筆者を知ってこの本についても興味を持ち、挙手したのかな?いきさつは定かでないが、ちょっとしたこういう"繫がり"で人は物事を身近に感じるもの。さらっと立ち読みしただけで、少し使えるかもなと思っただけの本だったのに、妙に印象に残る一冊となった。