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作品情報

あらすじ

「させていただく」は丁寧か、馬鹿丁寧か。「先生」の読み方は本当に「センセイ」? よく知っているつもりの言い回しも、日本語教師の視点で見るとこんなにおもしろい! ヨシタケシンスケさんの、クスッと笑える絵とともに、身近な日本語のもうひとつの顔をのぞいてみませんか?
【『日本人の日本語知らず。』を増補改題】

   目 次
 まえがき
1 日本語は難しい、か?
2 ところでひらがな、ぜんぶ読めてます? ほんとに?
3 しつこいようですが、ひらがなはエライ!
4 らぬき、れたす、さいれ
5 ナウい人とナウな人、どっちがナウ?
6 品詞の谷間
7 お茶が入りました。
8 日本語はあいまい? 非論理的?
9 みなまで言うな。
10 米洗ふ前を螢の二ツ三ツ
11 私はこれでやめました。
12 ウチ向きな日本の私
13 ウチとソトの交流
14 しぇんしぇー、ちゅくえ
15 ありますですかそれともありますですか?
16 ててったってっ。
17 トンネルを抜けると鴨川でマスオさんが
18 飾り飾られ
19 4番の、カードを、お持ちの、お客さま
20 先生はとても上手に教えました。ありがとうございます。
21 お~星さ~ま~ギーラギラ♪
 日本語は美しい。――あとがきにかえて
 文庫版あとがき

作品詳細情報

タイトル:
日本語びいき
ジャンル:
教育・語学・参考書語学日本語・国語
著者:
清水由美ヨシタケシンスケ
出版社:
中央公論新社
掲載誌:
ファイルサイズ:
1MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2018-9-13 ]

数年前、まだ若いお母さんが子どもさんの手を引いて「歩けれる?」と尋ねているのを耳にしたとき、世も末だと思いました。百歩譲って「ら抜き」は受け入れるとして、「さ入れ」を聞くたびに苦笑いしていたのに、こんな「れ足す」なるものまで登場するなんて。

悲しいかな、「れ足す」を何の疑問もなく使っている人はおそらくこの本を手に取らない。それどころか本を読む習慣もない。多少なりとも自分の話す言葉を気にかけている人しか読まないから、ますます知る知らないの差は広がるばかりかと。

昔、某女性漫才師が先輩芸人から「とにかく本を読め」と言われたという話を思い出します。読書の習慣がなかったその漫才師は、先輩がなぜ読書を勧めるのかもわからずに、しかし先輩の言うことを守って読書に勤しんだ。そうしたらあるとき、誰からどんなネタを振られてもついていけている自分に気づいたという話。知っているからこそボケることもツッコムこともできる。

「正しい」ではなく、「適切」か。正しいものを知っているから適切なものを使える。「くずし」の技術も身につくのだと思います。正しいものをきちんと知って、楽しくくずして使いたい。