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地熱が日本を救う

真山仁
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作品情報

あらすじ

小説『マグマ』で日本の“電力危機”を予見した著者が、未来を変えるクリーンエネルギー、地熱発電の可能性に迫る! 日本のエネルギー問題を真正面から問うた必読書!!

作品詳細情報

タイトル:
地熱が日本を救う
ジャンル:
サイエンス・テクノロジー環境・地学
著者:
真山仁
出版社:
KADOKAWA
掲載誌:
ファイルサイズ:
10MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2013-5-12 ]

地熱発電について、仕組みや取り巻く環境(普及を妨げる要因など)を記し、総合的に「だから地熱発電いいよね!」というような本。
この人の書いた「マグマ」という地熱発電をめぐる経済小説(WOWOWでドラマ化もされた)も合わせて読むと、作者の思いがより伝わるんでないかな、と思う。
ちなみに、個人的にも、色々ハードルはあるけど、地熱発電に力を入れていってもらいたいと考えている。

<内容めも>
日本のエネルギー自給率はわずか4%で先進国内でも低い水準にある。つまり化石燃料などはほぼ輸入。

各種発電のメリット・デメリットについて

(原子力)
・メリットは、大規模・安定発電が可能、ウラン産出国が政治的に安定、CO2の少なさ。
・デメリットは、事故発生時の影響の大きさ、廃炉費用と作業の難しさ。
・発電を開始すると約13ヶ月止められないことや、コスト(一見安いが、補助金や廃炉費など含めると???)は一概にどうとはいえないが、考慮すべき点ではある。

(火力)
・メリットは大規模・安定発電と、(原子力と比べた)諸々のリスクの低さ。
・デメリットは、コストの高さとCO2をはじめとした環境への影響。

(水力、揚水、風力、太陽光)
・メリットは、環境への影響の少なさと、化石燃料が不要なこと。
・デメリットは、大規模発電と安定供給(時間帯や天候などに左右)が難しいこと。

(地熱)
・メリットは、安定発電(時間・天候等に左右されない)と、燃料不要というか、火山国である日本だから可能な発電法であること。
・デメリットは、投資規模の大きさや、開発期間の長さ。
・規模は原子力・火力には劣るが、設備効率はかなり高く他の自然エネルギーと比べると大規模化も可能。
・環境への影響は少ないという意見もあるが、景観や温泉の減衰への不安との意見もあり、意見が分かれるところ。

上記メリット・デメリットを踏まえると、現状ベースエネルギーになりえるのは、原子力と火力、自然エネルギーはサブにしかなれない。
地熱は現在は規模がないが、開発を進めればベースエネルギーの一部を担うことは可能ではないか。

アイスランドは、地熱発電で国内総電力の3割を占め、ブルーラグーンという観光資源にもなっており、地熱様様。

日本では、過去に地熱を発展させよう!という時期もあり、政治的後押しがある時期もあったが、原子力の登場などで下火になりつつあった。
しかしここ数年、特に2012年には、地熱開発の妨げになっていた規制の一部緩和や、予算増など、光が当たりつつある。

こんなのも結成された
日本地熱開発企業協議会
http://www.chikaikyo.com/

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