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作品情報

あらすじ

初訳から60年、まったく新しい「老人」の誕生! 数カ月続く不漁のため周囲から同情の視線を向けられながらも、独りで舟を出し、獲物を待つ老サンチャゴ。やがて巨大なカジキが仕掛けに食らいつき、3日にわたる壮絶な闘いが始まる・・・・・・。原文を仔細に検討することによって、従来の活劇調の翻訳とは違う「老人」像が浮かび上がる! 決して屈服しない男の力強い姿と哀愁を描いたヘミングウェイ文学の最高傑作。

作品詳細情報

タイトル:
老人と海
ジャンル:
小説海外小説一般
著者:
小川高義ヘミングウェイ
出版社:
光文社
掲載誌:
ファイルサイズ:
0.3MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2017-2-21 ]

「老人と海」というタイトル、というべきか、老人という言葉がそこに選ばれていることが全てを物語っているような感じもあり、あれこれと語らない方がいいような気がしてしまう作品です。アルコール度数の高いリキュールみたいな。
あらすじはといえば、タイトルの通り老人と海の話であり、起こることは一通り裏表紙に書いてあります。究極的に簡潔な話で、一見絵本にでもまとめられそうです。だけど、そこそこの文量を読まなければ伝わらない、刻まれた色んなものがそこにあるからこそ、文学として成立していて、それ以上に名作として読み継がれているのでしょう。
私の場合、典型的な「斜陽」の話なのが興味をそそられた一因です。人生の黄昏時が語られる話にめっぽう弱いのです。それも、若者が見たときには切なくなって泣いてしまいそうな状況でも当の本人は笑顔、という具合の、「幸せとは何か」的問題を突き付けられるものが大好きで。老人が帰ってきた後の描写がまさにその構図で、思わず感極まりそうになりました。年を取ってもささやかで良いから幸せのある人生を送りたいな、としんみり思って本を閉じました。
ヘミングウェイの作品を恥ずかしながらまともに読んだことがないので、ずっと読もうと思っている「移動祝祭日」を次は読もうかと。

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