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100万回生きたねこ

佐野洋子
(525)

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作品情報

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

このとらねこ一代記が、何を風刺しているかなどと考えなくても、すごいバイタリティーをもって生き、かつ死んだ話をおもしろいと思ってみればよいと思う。上級から大人まで開いてみて、それぞれに受けとめられるふしぎなストーリーでもある。飼い主へのつながりが無視され、前半と後半が途切れているようで、みていくとつながってくるふしぎな構成である。――日本経済新聞「こどもの本」書評より

作品詳細情報

タイトル:
100万回生きたねこ
ジャンル:
児童絵本日本のえほん
著者:
佐野洋子
出版社:
講談社
掲載誌:
ファイルサイズ:
5.1MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2018-5-12 ]

この本はブクログや姉に贈るにあたって前情報が頭にありました。
姉にはもちろん新品を贈ったが、金欠なので私は行きつけとなったコミュニティの図書館で読む(笑)
余談だが、今はカーリル https://calil.jp/ というサイトがあって事前に蔵書があるか確認できるのです。おや、書評やまとめも作成できるとは。ブクログに負けず劣らずですね。

読んでみるとなかなかに切ない。
100万回生きそしてあっさりと死んでいくとらねこ。何度も繰り返された生死。しかもそれは退屈な。

100万と1回目(?)にしてただ一匹の猫としての生を受けます。
ずーっと何をするにも「大嫌い」だった彼は自分のことが大好きになりました。
しがらみもなく、また男として100万回をくぐり抜けた勲章を手にしたからでしょうか。
マドンナのしろねこに語って聞かせます。でもクールビューティのしろねこはなんだか退屈そう。
それからとらねことしろねこは結ばれます。
そして突然の別れからとらねこは愛を見つけます。自分以外のものへの愛です。
釈迦は輪廻転生を繰り返し、悟りを開きました。悟りを開くと二度と転生することはありませんでした。
転生を繰り返した囚人ねこは、他者を愛することで、もう生まれ変わる輪廻から出ることとなりました。愛という悟り、いや大切な気づきを得たのですから。

この絵本で著者は「慈愛」のメッセージを読者へ伝えたかったのではないでしょうか。
子供が、自分以外の他者を認めはじめた時に、愛を持って接せるように。大人が他者に無頓着にならないように。

ねこのように、他者へ、愛を伝えたくなりますね。

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