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作品情報

あらすじ

この旅に目的地はない。旅の空で死ぬための道行きなのだ。長年仕えた領主の家に引退を願い出、老騎士・バルドは旅に出た。この世を去る日も遠くないと悟り、珍しい風景と食べ物を味わうために。相棒は長年連れ添った馬一頭の気ままな旅。彼は知らない。それが新たな冒険の幕開けとなることを。

作品詳細情報

タイトル:
辺境の老騎士 1
ジャンル:
小説ファンタジーファンタジー(国内)
著者:
支援BIS笹井一個
出版社:
KADOKAWA
掲載誌:
ファイルサイズ:
6.8MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2014-3-16 ]

読み終えて溜息が出るような、涙腺のゆるむような「物語」。表見返しから裏見返しへと老騎士の旅が続いていく感がいい。ウェブ版で何度となく読み返している、現在も「小説家になろう」さんで連載中の物語の、最初の部分の書籍化。連載は7章が終わったところだけど、この本には序章と1章部分が収められている。

冒頭、山から下りてきた姿で登場する主人公と宿屋の娘の会話で、ここが家畜が角をもつ異世界であることが示され、やがて奥深くへ入り込んでいくこの異世界の紹介であり見聞録である導入パートだけれど、この一冊だけでも十分に楽しめる。
主家から離れた流れ騎士バルド・ローエンが旅の途中で様々な人と出会い、野菜売りの少年の将来から一国の今後に関わる大きな問題までを少しずつ変えていく。善と悪の二元論ではない道を選べるのは齢を重ねた主人公ならではの安心感。

各章に登場する食べ物がまたどれも美味しそうなのだけど、なにせ異世界のことだから名前も違うし形もはっきりとしない食材が多い。口に入れた時の味わいや喉ごしの表現から「これはおそらくあれのようなものかな」と想像して楽しむのに、自分の味わった食べ物の記憶をひっぱりだしてひきくらべることになる。読み手の知識と想像力に挑むようなお話。続巻も楽しみ。

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