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作品情報

あらすじ

STAP騒動の真相、生命科学界の内幕、業火に焼かれる人間の内面を綴った衝撃の手記。1研究者への夢 2ボストンのポプラ並木 3スフェア細胞 4アニマル カルス 5思いとかけ離れていく研究 6論文著者間の衝突 7想像をはるかに超える反響 8ハシゴは外された 9私の心は正しくなかったのか 10メディアスクラム 11論文撤回 12仕組まれたES細胞混入ストーリー 13業火etc.

作品詳細情報

タイトル:
あの日
ジャンル:
サイエンス・テクノロジー数学・物理学・化学科学
著者:
小保方晴子
出版社:
講談社
掲載誌:
ファイルサイズ:
0.2MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2016-2-12 ]

 ざっと読んだのでメモ程度に。
 発売前、宣伝なのか同じ出版社系列のWebサイトにこの本を紹介する記事があったので読んでみた。その文体は現実離れした、小説のような雰囲気を醸し出していた。私が求めていたものとは違うと思い、買う気がなかった。しかし怖いもの見たさか読んでみることにした。
 ざっと読んでみると、私の予想は一部外れていた。各章の頭に、小説っぽい文が取って付けたかのようにちりばめられていたが、全体の内容は淡々と読み進められた。少なくとも小保方さんが語った内容をベースにしているとは思った。
 その中でも気になったのが、実験の過程で小保方さん本人はおかしいと気付いていたが周りの声に流されて進んでしまったことと、アカデミアの権威たちの手のひらの上で転がされて進んでいったことの2点である。前者は自分の意識を高く、後者は低く見積もっている。つまり、矛盾しているのである。論文の報道会見から弁護士を伴った会見まで小保方さんを見てきたが、後者の想像は容易にできても、前者の想像は全くできなかった。本人はその意識がおそらくないだろうが、上司(の中でも特に男性)の心をつかむのがとてもうまいというのは、本を読んでみても窺える。とはいえ、そうふるまいつつも、「私は気付いていました!」というのは、“いいとこどり”すぎるのでは。
 私個人の意見としては、こういう本が出版されることは腹立たしいことだと思う。しかし同時に、「確実に売れる」と思ってもいた。だから、あの『絶歌』を売り出した太田出版のような出版社ならやりかねないと思った(ブックカバーのデザインがそれを彷彿とさせることも含めて)。週刊現代などの媒体を持っているとはいっても、まさかあの講談社が出版してくるとは思わなかった。それがこの本で最も衝撃を受けたことだ。

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