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窓の向こうのガーシュウィン

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作品情報

あらすじ

周囲にうまく馴染めず、欠落感を抱えたまま十九年間を過ごしてきた私は、ヘルパーとして訪れた横江先生の家で、思い出の品に額をつける〈額装家〉の男性と出会う。他人と交わらずひっそりと生きてきた私だったが、「しあわせな景色を切り取る」という彼の言葉に惹かれて、額装の仕事を手伝うようになり――。不器用で素直な女の子が人の温かさに触れ、心を溶かされてゆく成長ものがたり。

作品詳細情報

タイトル:
窓の向こうのガーシュウィン
ジャンル:
小説国内小説一般
著者:
宮下奈都
出版社:
集英社
掲載誌:
ファイルサイズ:
0.1MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2015-5-24 ]

温かいか、と言われるとそうではない気がする。

自分は足りない人間だと思い、上手く社会と関わることのできない「私」。
父は突然失踪し、母も夜遅くまで帰って来ない。
横江家にヘルパーとして出入りするようになり、額装という仕事の中で彼女は彼女の姿を見出す。

正直に、足りないと思っていた人が何かを見つけ出すストーリーは羨ましい。
足りないと思っていても見つけ出すことが出来ない自分が、いるからなんだろうと思う。

だから、額装には向いていないと言い切られた隼のほうが、共感できるのだった。

横江家の、刻々と変わり続ける時間の中で、自分を確立してゆく「私」を素直には見つめられない。
けれど、毎日をていねいに見つめ、聞き続ける作品だと思う。

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