作品情報
作品レビュー
[ 2016-1-17 ]
箱根駅伝の「監督」にスポットを当てた一冊。
近年の優勝校や今年度の「三強」を中心に、9人の監督が紹介されている。
入学してくる選手のレベルや、チームの目標(優勝かシード権確保か)様々な中、各校の監督の考え方や箱根に対するスタンスの違いも興味深い。特に、高校時代無名の叩き上げの選手が多い拓殖と中央学院の、それぞれの監督のマネジメントの方法が全く違っているのが興味深い。
ここに紹介されていない大学も含めて、各校・各監督それぞれにチームマネジメントに個性があり、特色があるのが箱根駅伝である。区間配置や選手の育成から、各校の特色の違いを楽しむのも、箱根駅伝の面白い部分である。
