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地形で読み解く 古代史

関裕二
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作品情報

あらすじ

◎日本で独裁者が現れなかった理由は地政学でわかる! ◎関裕二の新作書き下ろし新作◎詳細な地図・写真つき◆地理から読み解く邪馬台国の外交戦?◆高良山は九州の中心?◆タニハの謎を解くのはヤタガラス?◆独裁者ではない大王がなぜ巨大古墳を造ったのか?◆日本を二分する植生の違い! ◆世界の常識を覆した縄文人! ! ◆蘇我氏が甘樫丘を城塞化した意味◆ヤマト建国をめぐるいくつもの謎?◆豊国で朝鮮半島とつながる神功皇后! ◆瀬戸内海と日本海の対立が生んだ天孫降臨! ◆なぜ神奈川県に巨大前方後円墳が造営されなかったのか?◆なぜ八世紀に東北蝦夷征討は本格化したのか?◆政権が大阪に移った失敗した例は大化改新?・・・・・・etc.◎神話から縄文、邪馬台国、ヤマト建国、大化改新、奈良、平安まで古代史のなぜを解いていく意欲作! ●地形は古代史の真実を教えてくれる

作品詳細情報

タイトル:
地形で読み解く 古代史
ジャンル:
心理・思想・歴史歴史・地理歴史
著者:
関裕二
出版社:
ベストセラーズ
掲載誌:
ファイルサイズ:
78.3MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2017-7-3 ]

地形で読み解く古代史 関裕二 KKベストセラーズ

物証の少ない古代史を今に残る地形と地理の関連性と
現場に立って当時を思い起こしながら
人間の選択肢を拾い起こしていく
のそ状況証拠から当時何が起こっていたかを洗い出す
まるで探偵のように手足で物証を探し求めると言う
実態のある研究方法で読み解いた日本古代史である

政治的な編集が歪めている日本書紀と古事記や
風土記とか魏志倭人伝とは別の姿も浮かび上がってくる

大陸から見れば南東に太平洋という堀をめぐらす
東のはずれである日本列島は攻めるに攻めにくく
そレに値する大きな利益も臨めない特異な場所である故に
激しいせめぎ合いも回避できて来たと同時に
時間を懸けて世界の吹き溜まりともなっていたのだろう

独裁者が生まれなかった理由
なぜ日本人は多神教的なのか
独裁者ではない王がなぜ巨大な古墳群を造ったか
日本を二分する植生の違い
世界の常識を覆した縄文人
ヤマト建国を巡る謎
豊国で朝鮮半島とつながる神功皇后
瀬戸内海と日本海の対立が生んだ天孫降臨
なぜ神奈川に巨大前方後円墳が造営されたか
なぜ八世紀に東北蝦夷征討つは本格したのか

卑弥呼は30の国から選ばれた合議制の倭国王だと
魏志倭人伝に記されているという
この理由は複雑で狭い山と谷と森で仕切られて
大群が動くには不向きだったからだと著者は言う
更には各地の自然災害が多いために
それぞれに恐れるものを神とする多神教が生まれる風土であった
飛騨山脈と鈴鹿山脈をつなぐ豪雪地帯の狭い関が原で
東西を二分している日本列島
又縄文時代の人工は東側で発展していた
西で稲作が盛んになってからも
豊かな狩猟採集栽培の食生活を捨てることはなかった

西は照葉樹の文化で鉄の文化と共に森林が消滅する
北と東は広葉樹のブナやナラの森で植生も違い
雑穀とイノシシの家畜化による文化の違う
農耕を拒んだのは豊かだったことと
土地の所有という所有意識による戦争をきらった兆しがあるらしい
継体天皇は東の福井から返り咲くことになる
縄文人が東から西に移動して来たことで
脅威を感じた西の人々が東を警戒しながら奈良盆地にヤマトに都を造る

日本書紀に見る歴史の改ざん
継体天皇以前の記事を鵜呑みにすることはできない
当時権力を裏で握った藤原氏は天皇の正当性を建前として
本音は日本書紀の編纂によって藤原家が正当な家柄だと見せなければならなかった
正当な蘇我氏を悪者に仕立てることで自分の正当性を築いた

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