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ラ・ロシュフコー箴言集

価格:970(税抜)
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作品情報

あらすじ

「われわれの美徳は,ほとんどの場合,偽装した悪徳に過ぎない」――よく知られたこの一句が示すように,ラ・ロシュフコー(一六一三―八〇)の箴言は,愛・友情・勇気など美名の下にひそむ打算・自己愛という業を重い律動感のある一,二行の断言であばき,読者を挑発する.人間の真実を追求するフランス・モラリスト文学の最高峰.

作品詳細情報

タイトル:
ラ・ロシュフコー箴言集
ジャンル:
文学・詩集外国文学
著者:
二宮フサ
出版社:
岩波書店
掲載誌:
ファイルサイズ:
4.9MB
配信方式:
ダウンロード

作品レビュー

[ 2010-5-4 ]

ゲーテの格言集と違って人間の自己愛や虚栄心などの負の面について扱った本。人間の本性に深く切り込む本。
露悪趣味というか、ペシミズムが全体的に流れている。人間の負の側面の真実を的確に現しているのは確かだが、「それでどうした?」という思いがどうしてもぬぐえない。
  「批判してれば偉くなった気になれる」という言葉がさすように、言うほど含蓄があるかどうかは疑わしいのが怖いところ。
   自分がペシミズムを嫌うのはそういった「いいっぱなし」「非生産性」という面が嫌いだからだが、たとえ生産性があったとしてもそれは「成長」や「資本主義」に毒された現代人の価値観に根ざしたものでないかと思うと一概に批判も出来ない。時代によっては悲観こそが美徳だった時代があるかもしれない。
 そして著者本人が報われない軍人だったらしいが、それが少なからずこの本の内容に影響を及ぼしていることは疑いがない。著者本人の思想・世界観が年齢によってどのように変遷しているかが知れれば、もっとこの本に深みが出てくるかもしれない。