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シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

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作品情報

あらすじ

「シャーデンフロイデ」とは、他人を引きずり下ろしたときに生まれる快感のこと。成功者のちょっとした失敗をネット上で糾弾し、喜びに浸る。実はこの行動の根幹には、脳内物質「オキシトシン」が深く関わっている。オキシトシンは、母子間など、人と人との愛着を形成するために欠かせない脳内ホルモンだが、最新の研究では「妬み」感情も高めてしまうことがわかってきた。なぜ人間は一見、非生産的に思える「妬み」という感情を他人に覚え、その不幸を喜ぶのか。現代社会が抱える病理の象徴「シャーデンフロイデ」の正体を解き明かす。

作品詳細情報

タイトル:
シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感
ジャンル:
実用教養ドキュメンタリー
著者:
中野信子
出版社:
幻冬舎
掲載誌:
ファイルサイズ:
0.2MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2018-5-28 ]

童話・桃太郎。
川で洗濯していたおばあさんが、大きな桃を拾ったところで、批判の嵐に晒される。

「窃盗だろw」
「懲役何年?」
「ていうか、川で洗濯するなよ」
「謝罪会見マダー?」

びっくりしたおばあさんは、どうしていいかわからずに泣き出してしまう。

ACジャパンのCMでのパロディだが、全く笑えない。

それどころか、「言論圧殺だ。適切な批判を封殺しかねない」との意見まで寄せられたという。

批判も反対意見も許さない無限ループ。

そこには、「正しいことを言っている」という「正義感」に酔うことが、脳にとっての快楽だそうなのだ。

その正義感が人間の所属するコミュニティを守る倫理感となってきたのだと。


本書のタイトル「シャーデンフロイデ」とはドイツ語で「損害(もしくは毒)の喜び」と言う意味。

まさに「他人を引きずり下ろす快感」とのこと。

自分には関係ない、と思いたいがそんなことはない。

著者は、それが人間の脳に備わる本質なのだ、と緻密なデータや実験結果を持って実証していく。


匿名の暴力的言論、指先一つで裁判官になれる正義が横行する現代には、人間の本質を知っていこうという姿勢。自分を大切にして相手も大切にするコミュニケーションが大事なのだと。

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