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作品情報

あらすじ

不倫は危険です。ひとたびバレれば、容赦なくマスコミやネットでバッシングされます。有名人でなくても、社会的信用や家庭を失い、慰謝料など経済的なリスクも多大です。しかし、失うものが大きいとわかっているはずなのに、なぜ多くの不倫カップルがいるのでしょう?

近年の脳科学の劇的な進歩によって、「人類の脳の仕組みは一夫一婦制に向いているわけではない」ということがわかってきました。人類の祖先を含む哺乳類の多くは一夫多妻や乱婚でした。一夫一婦制が人類社内に根づき、「不倫=悪」という倫理観が出来たのは、長い進化の歴史から見るとごく最近のことです。今でも私たち人類の約5割は、「不倫型」の遺伝子を持っているのです。

また、私たちの生活には直接関係ないのに、有名人の不倫が発覚するやいなや「バッシング祭り」が始まるのはいったいなぜなのでしょう? 

そこには、共同体の「フリーライダー」を検出して社会的制裁を加えたいという人間の本質的な欲望があります。「ズルをしておいしい思いをしている人」に敏感に反応し、そうした人を叩きのめすことが「正義」と信じて、バッシングを繰り広げるのです。バッシングには快楽がともなうという仕組みも、脳に備わっているのです。

本書は脳科学における最新の学術論文と科学的エビデンスをもとに、不倫をめぐる謎を解き明かします。興味深い動物実験、今では禁じられた危険な実験、歴史に残る不倫物語なども豊富に盛り込まれ、サイエンスに疎い読者も飽きさせません。

美人すぎる脳科学者による刺激的すぎる一冊!

作品詳細情報

タイトル:
不倫
ジャンル:
実用教養教養その他
著者:
中野信子
出版社:
文藝春秋
掲載誌:
ファイルサイズ:
9MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2018-8-18 ]

不倫、フリーライダーへの制裁。
妬みが不倫パッシングの舞台裏を暴いて
オキシトシン等の脳内物質の話を巡って道具立に終始するのかと思いきや、欧州の状況を事例に中野信子さんの視点披露にへえーってエンディングでした。(中身は読んでみてください)
彼女の脳の話以上に、彼女自身の脳の中身と向き合ってみたいと思わせるのが中野さんの魅力です。

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