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作品情報

あらすじ

「自分の人生を振り返って、どこからおかしくなったのかとか、
狂い始めたんだろうとか。苦しかったですね・・・・・・」

覚醒剤取締法違反で逮捕されてから2年。栄光と転落の半生と、
自らの罪を悔いながら、鬱病、薬物依存とたたかう日々を赤裸々
に綴る。

岸和田リトルで野球を始めた少年期から、怪物の名をほしいまま
にしたPL学園と甲子園の記憶、盟友・桑田真澄と袂をわかった
ドラフト事件の真相とその後。西武ライオンズで4番として輝い
た瑞々しい日々と数々の栄冠。憧れの巨人移籍後の重圧と屈辱――。

野球の申し子、甲子園のヒーローはなぜ、堕ちたのか。
執行猶予中、1年間にわたりすべてを明かした「告白」。
これは、どうしようもない、人間らしさの記録である。

作品詳細情報

タイトル:
清原和博 告白
ジャンル:
趣味スポーツ・アウトドアスポーツ
著者:
清原和博
出版社:
文藝春秋
掲載誌:
ファイルサイズ:
6.3MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2018-9-18 ]

薬物に手を出した有名人に対しては、一般人への影響力という点でより罪が重大と嫌悪し、単に心の弱い人間の言い分などに興味もなかったが、昔、深夜の六本木でちょいちょい見かけた人物ということで、普段スルーするはずの本を珍しく手に取り、結局最後まで読んでしまった。
読み終えて浮かんだのは幼児性という言葉。インタビューアーの言葉の中で印象に残る「巨大な才能」を天から授かった。子供の頃のことはそれほど事細かくというまで語られていないのでよくはわからないが、生まれ持ってなのか、家庭や学校などの後天的な環境による性格形成なのか、あまりに幼稚で、いわゆる大人の分別が身につかないまま、一気に駆け抜けた人生。頂点を過ぎ、取り返しのつかない失敗をしてしまった後に、いまだに自分で整理も得心もいかないまま自問自答しながら、振り返っていく作業を読まされるのは、しんどかったし、気持ちは最後まで沈んで明るい気分になれる箇所がまったくない。哀れな、という言葉さえ浮かんでくるし、天も罪なことをするな、と思うなど、様々な感想が次々に浮かんでは消える。ただ、まだこれからも少なからずの人生の年月が残っている。性格はそう変わるものでもないし、何より誰であろうとも過去を消すことはできない。少なくとも、氏がこのまま薬物を一生断ち切ることができ、最後にはマイナスの部分も打ち消して満足したと言える人生を手に入れられることを願うしかなかった。

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