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コンビニ人間

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作品情報

あらすじ

「普通」とは何か?
現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作

36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、
「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。

「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。

ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが・・・・・・。

累計92万部突破&20カ国語に翻訳決定。
世界各国でベストセラーの話題の書。

解説・中村文則

作品詳細情報

タイトル:
コンビニ人間
ジャンル:
小説国内小説一般
著者:
村田沙耶香
出版社:
文藝春秋
掲載誌:
ファイルサイズ:
0.7MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2019-3-22 ]

非常に読みやすく、一気に読んだ。芥川賞受賞作品と言う事で、なるほど、文学的に評価が高いと言う事は頷ける。

ストーリーの面白さを求める人には正直合わないと思うが、私は著者がこの作品を通じて「普通」「当たり前」と言う価値観への強烈な皮肉をメッセージしていると捉えた。その一本のメッセージの元に物語を思い出して見ると、家族や友達、仕事仲間、あげくは世間一般が、いったいどれだけ共通の「普通」と言う価値観を押し付け合っているか、それから一歩でも外れたら、裏で表で一斉に攻撃されるかを主人公の話として伝えている。

これは残念ながら、事実であろうし、時代の流れとともに都会ではまだ比較的多様性を認められつつあるが、日本と言う狭い島国ではまだまだ「こうなって当たり前」と言う共通価値観が根強くあり、それから外れると、とても生きづらい世の中である事は間違いない。著者の今の時代への皮肉が炸裂している作品で、後は読書に考えるように言われている気持ちになった。

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