[このレビューにはネタバレが含まれます]
後半やや失速か。
人情ものになってしまった感があり、もっとカラ売りを手段とした復讐劇としてドライな感じで進むのかと期待したが、えらくウエットな話になって、前後半でテイストが変わって少し違和感を感じた。
電池関連の株はほんとに激しい値動きをするのを何回も見ているので、その部分はリアル感があったし、その勢いで通してほしかった。
山一破綻当時のエピソードは興味深かった。
ということで、株式投資にある程度知識と興味がない人でないと面白く読めない本ではあります。
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