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スッキリ中国論 スジの日本、量の中国

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作品情報

あらすじ

「日本人と中国人の間には誤解が多い。お互いが相違点を理解し、一緒に仕事をすれば必ずWin-Winの関係になる。本書は、そのためにとても役立つ」ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長 柳井正氏、絶賛!!中国が好きでも嫌いでも、中国人が好きでも嫌いでも、それはどちらでもかまわない。大事なのは、向き合う覚悟を決めるか、自らの弱さに負けて目を逸らすかだ。真正面から向き合うために必要なのは、ムダな誤解を避けること。中国人がものを判断し、反応する時の「クセ」「反応の相場」と、それらが中国社会のどのような仕組みから生まれてきたのかをお伝えしたい。中国人や中国社会の判断基準の根底にある行動原理のようなものを、具体的かつロジカルに明らかにできれば、と思う。それだけで日本人が感じるストレスはかなり軽減するはずだ--(著者より)■仕事が出来なくても自己評価が異様に高い■ちゃんと調べず、しかも話を盛りまくる■小銭を借りてもすぐ忘れ、返してくれない■食べ終わっていない皿を無言で下げられたそれ、なんで? 「スジが通らない!」と日本人をイラつかせる中国人の行動。その理由が、ロジカルに"スッキリ"わかります!

作品詳細情報

タイトル:
スッキリ中国論 スジの日本、量の中国
ジャンル:
社会・政治・法律社会国際
著者:
田中 信彦
出版社:
日経BP社
掲載誌:
ファイルサイズ:
1.4MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2018-11-25 ]

巷に溢れる中国論は、ステレオタイプのものばかり。
強面の反中国論にはじまり、嫌中、爆買い、非常識。
おかげで、日本人の中国に対する好感度は「悪い」が9割とか。
かく言う私も、中国を好きか嫌いかと訊かれれば……その先は、言わぬが花でしょう。
だが、確実なことは、好むと好まざるとに関わらず、この先も中国とは付き合わざるを得ないということ。
それなら出来る限り、その実像を把握しておきたい。
そう思っていました。
そんな折、あるコラムで紹介されていたのが本書。
普段は辛口のコラム氏が絶賛しているとあっては、読まないわけにはいきません。
早速、買って読みました。
いや、実に面白かった。
中国人とは、そのような思考パターンを持つ人たちなのか、と目から鱗でした。
書名にもなっている通り、日本人は「スジ」、中国人は「量」に価値を置いて物事を判断するんだそう。
本書では、いくつも例を挙げていますが、「犯罪」が一番分かりやすいと思います。
日本の刑法は犯罪を「質」の面から捉えています。
どんな小さなことでも、違法な行為をすれば犯罪です。
しかし、中国は「質」と「量」の2つの側面で犯罪を捉えます。
たとえば、窃盗罪は「金額の比較的大きいもの」以上のことを指すのであって、「金額が比較的大きくない」ものは窃盗罪とはみなされません。
具体的には500元未満は、ほとんど法に問われないそうです。
日本人の感覚では全く理解できないことです。
だから、民衆レベルでは、こんなことが起きます。
日本人はジュース代130円を借りたら、後で必ず返します。
ところが、中国人はほとんど返しません。
それはケチだからでも非常識だからでもありません。
中国人は「量」で発想するため、130円を「わざわざ返さなければいけないほどのお金」とは捉えないのです。
どうでしょう。
スッキリしましたか?
日本企業が中国でなかなか成功できない理由も、本書を読めばたちどころに分かるでしょう。
日本の「スジ」を中国人が理解し始めていること、「量」で考える中国とIT社会の親和性が高いことなど、未来を考えるうえでも有用です。
反中の人は「中国なんて理解する必要ない!」と怒り出すかもしれませんが、非常に公平な内容なのでご安心ください(公平なのが許せないかもしれませんが…)。
ステレオタイプの陥穽に嵌まり込まず、まずは相手を理解しましょうよ。