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平成くん、さようなら

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作品情報

あらすじ

社会学者・古市憲寿、初小説。
安楽死が合法化された現代日本のパラレルワールドを舞台に、平成という時代と、いまを生きることの意味を問い直す、意欲作!


平成を象徴する人物としてメディアに取り上げられ、現代的な生活を送る「平成くん」は合理的でクール、性的な接触を好まない。だがある日突然、平成の終わりと共に安楽死をしたいと恋人の愛に告げる。
愛はそれを受け入れられないまま、二人は日常の営みを通して、いまの時代に生きていること、死ぬことの意味を問い直していく。
なぜ平成くんは死にたいと思ったのか。そして、時代の終わりと共に、平成くんが出した答えとは――。
『絶望の国の幸福な若者たち』『保育園義務教育化』などで若者の視点から現代日本について考えてきた著者が、軽やかに、鋭く「平成」を抉る!

作品詳細情報

タイトル:
平成くん、さようなら
ジャンル:
小説国内小説一般
著者:
古市憲寿
出版社:
文藝春秋
掲載誌:
ファイルサイズ:
0.7MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2019-1-16 ]

炎上を恐れず?率直すぎるコメントをメディアでされている著書がどんな小説を書くのかすごく興味があって読んだ。

平成元年生まれの平成くん、こんな人いるかな…いるよなーと思いながら最後は愛同様、平成くんに生きてほしい!って願いながら読まずにいられなかった。

でも、
「生きてほしいって思うのは残される者のエゴ」みたいな平成くんの台詞、私も考えたことがあった。癌で亡くなった母の闘病中、私はどんな姿であっても母に生きていてほしいって強く願っていたけれど、母はそうじゃなかったと思う。私は母がこの世にいるってだけで、それだけでよかった。母は、苦しくて苦しくて痛くて、周りにも迷惑をかけて…早く楽になりたいって弱音を父にはこぼしてたと聞いた。弱っていく姿を家族に見せるよりも、元気だった明るい私を覚えていてほしいって。
生きてほしいって願うこと、遺されるもののエゴなんかな…って当時考えて涙したことがあったっけ。

そんなことを思い出しながら…
ところどころ涙がこぼれた一冊だった。

平成くんはどこで、今ごろ何してるのかな。

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