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私以外みんな不潔

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作品情報

あらすじ

「勝手に他のつまらない子供に、
私のなかに入ってこられるのはごめんである。」
か弱くも気高い、五歳の私小説。

「今度の幼稚園はうちから遠く遠く離れた、大きなほこりっぽい交差点の角にある。空気が濁って見える。この世のがけっぷちギリギリのところにあるのは確かだ。」
「私というのはだいたい人がさわってくるのだっていやなんです。」
「遊びは何よりひとり遊び。仲がよいのは姉、そして弟。それ以上のことはない。」
「私は汚いものを見たとき、何かが入ってくるような気がして反射的に口を閉じてしまう。」
「帰りのバスは優しくて正しい世界へと私を連れ戻してくれる。」(本文より)

ジェーン・スー氏推薦!
――早熟で非凡だからこそ自分を持て余す主人公を、思わずぎゅっと抱きしめたくなることたびたびでした。ま、体を硬直させ全力で拒絶してくるだろうけど。

私小説です、たぶん。

作品詳細情報

タイトル:
私以外みんな不潔
ジャンル:
文学・詩集日本文学
著者:
能町みね子
出版社:
幻冬舎
掲載誌:
ファイルサイズ:
1.9MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2019-3-2 ]

「私小説です、たぶん」と帯にあり、確かに私小説だとは思うけど、幼稚園時代のみを描いているという点で特殊。
そしてまた、ホントによく覚えていて、それを文章で再現する能力の高さに恐れ入った。ああ、そんなことがあった、と読みながら自分の記憶の蓋が何度も開いた。トイレの床のタイルの目地に溜まった水の汚らしさ、おゆうぎ室の床の冷たさ、折り紙の金・銀のびらびらと音のするワクワク感といった場所や物についてだけでなく、子どもの気持ちの表現ときたら!
読んでいて、この子の賢さは(観察力の鋭さ)女の子の賢さで、これくらいの時期の男の子は賢くてももっと一点集中で、自分の中に向かっているような気がする。なのに男の子として生まれついてしまったことが、この後の人生でどうなるのかもぜひ書いてほしい。

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