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一発屋芸人の不本意な日常

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作品情報

あらすじ

ある日は地方営業でワイングラスに石を投げられ、ある日はサインをネットで売られる。自ら「負け人生」とかたる日々をコミカルにつづった切なくも笑える渾身のエッセー。withnewsの大人気連載が、大幅改稿・加筆されて待望の書籍化! 人生、諦めが肝心だ。

作品詳細情報

タイトル:
一発屋芸人の不本意な日常
ジャンル:
小説エッセイ・随筆
著者:
山田 ルイ53世
出版社:
朝日新聞出版
掲載誌:
ファイルサイズ:
1.7MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2019-3-14 ]

『「自分が結婚したときそう言えばあのギャグが流行ってたな~」と人々の記憶に寄り添う存在、言うなれば人生のしおり。それが僕達一発屋である』

などと素敵な表現もしてみたりはするものの、基本は一発屋であることへの劣等感にまみれた文章が綴られるこの本。作者はお笑いコンビ髭男爵の山田ルイ53世氏。

有名芸能人と比べて、才能溢れる若手芸人と比べて、最高潮のときの自分と比べて・・・。作者は色んなところから自虐の種を拾ってくる。

更には自分達を使うテレビ局の人間や営業先の人間、街中で声をかけてくる人々へもその冷静で皮肉めいた目線は向けられる。一発屋だから、芸人だからオモチャ扱いして当然だろうという思考が透けて見えるエピソードには、ゾッとさせられる。(電車の中で誰がガムをくっつけにいくかコソコソ相談する高校生など)

基本は悲しく切ないエピソードが続くが、多様で魅力的な比喩の力なのか、そこに「自虐ばっかりもうたくさん」という満腹感は生まれてこない。

本人の体験談を基にしたエッセイではあるが、この本はもはや「お笑い芸人」という一つの職業を題材にした私小説である。