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向田理髪店

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作品情報

あらすじ

かつては炭鉱で栄えたが、すっかり寂れ、高齢化ばかりが進む北海道苫沢町。理髪店を営む向田康彦は、札幌で働く息子の「会社を辞めて店を継ぐ」という言葉に戸惑うが・・・・・・。(表題作) 異国からやってきた花嫁に町民たちは興味津々だが、新郎はお披露目をしたがらなくて――。(「中国からの花嫁」) 過疎の町のさまざまな騒動と人間模様を、温かくユーモラスに描く連作集。

作品詳細情報

タイトル:
向田理髪店
ジャンル:
小説国内小説一般
著者:
奥田英朗
出版社:
光文社
掲載誌:
ファイルサイズ:
0.2MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2019-3-24 ]

高齢化、人口減少、さらに後継者不足等々、現代日本が直面する問題。
その最先端の町ともいう夕張を思わせる北海道の過疎地を舞台に、向田理髪店の店主の目で、そこで暮らす住民たちを描いた連作短編集。
深刻な問題も、ここでは何故か絶望ではなく、希望すら湧いてきて、読んでいて元気にさえなってくる。

後半、映画のロケがやって来たり、町出身の若者が詐欺事件を起こし指名手配となり、警察やマスコミが押しかける。そんなてんやわんやも、住民たちはハッピーエンドにこなしてしまう。
流行りの言葉で言えば「底力」か、現代日本もまだまだ
捨てたものではない、そんな気持ちにさせてくれる。
普通の人々を暖かな目で見守る著者の、小説作法のなせる技だろう。

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