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悩ましい国語辞典

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作品情報

あらすじ

辞書編集37年の立場から、言葉が生きていることを実証的に解説。意外だが、江戸時代にも使われた「まじ」。「お父さん・お母さん」は、江戸後期に関西で使われていたが、明治の国定読本で一気に全国に。「がっつり」「ざっくり」「真逆」は最近使われ出した新しい言葉・・・・・・。思いがけない形で時代と共に変化する言葉を、どの時点で切り取り記述するかが腕の見せ所。編集者を悩ませる日本語の不思議に迫る、蘊蓄満載のエッセイ。

作品詳細情報

タイトル:
悩ましい国語辞典
ジャンル:
教育・語学・参考書辞典百科
著者:
神永曉
出版社:
KADOKAWA
掲載誌:
ファイルサイズ:
2.3MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2019-8-17 ]

なんとなく使う言葉も、意味を取り違えると誤解を招くことが多い。言葉は便利であるが、だからこそ気をつけて使わなければならないときもある。

正しさや基準があると安心できる。国語辞典は、そんな基準と思われるものの一つだ。だからこそ、正しさを支える人にとっての苦労は、計り知れないだろう。

多くの人が使っているから、意味を変えよう。
そんな多数決が許されないのが、用例主義の辞書の世界なのだ。あくまで俗語として取り扱っても、意味をあれやこれやと変えてしまうのは、辞書全体の信頼が揺らいでしまう。

ただ、言葉の揺らぎを先頭に立って見ることができるのも、それを追い続ける辞書編集者ならではなのかもしれない。
それを知ることができるのがこの本の面白さだ。

ちなみに、個人的に気に入っている項目は、「檄を飛ばす」「掬う」「灯台もと暗し」「破天荒」「やおら」。

最後の「辞書編集者の仕事」で気になった一言。
(P407)…コミュニケーションということを優先させるのであれば、元の意味にこだわり続けるよりも、変化に対する柔軟な対応こそ欠かせないのではないだろうか…

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