ブックパス

ページの移動

キャンセル

OK

キーワード

セーフサーチ

成人向けコンテンツの制限

並べ替え

価格

円 〜

条件追加

カテゴリー

ビジネス

趣味・実用

小説

雑誌

コミック

女性コミック

男性コミック

ラノベ

ニワトリは一度だけ飛べる

ブックコイン・WALLETポイント

0(今月中に0コイン失効 0

作品情報

あらすじ

左遷部署「イノベーション・ルーム」に異動となった酒井のもとに、「ニワトリは一度だけ飛べる」という題名の謎のメールが届く。送り主は、いったいどんなメッセージを伝えようとしているのか・・・・・・。笑って泣ける重松節全開の作品が、いきなり文庫化。

作品詳細情報

タイトル:
ニワトリは一度だけ飛べる
ジャンル:
小説国内小説一般
著者:
重松 清
出版社:
朝日新聞出版
掲載誌:
ファイルサイズ:
0.6MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2019-4-13 ]

週刊朝日に連載されたものが16年を経ていきなり文庫化されました。
冒頭に「諸般の事情と関係者の圧力で、これまで単行本化ができなかった」と書かれていて、すわ現実の事件ベースかと思いきや、次のページに「という嘘を一度ついてみたかった」とあり、じゃあなんで16年寝かされていたの?とツッコみたくなります。

リストラ部屋に追いやられた主人公達が社内の不正を摘発して・・・・というお話。「ニワトリは一度だけ飛べる」というタイトルでメールを送ってくる謎の人物が『オズの魔法使い』になぞらえて色々な指示や情報を提供してくれます。そのせいかどこかファンタジー染みていて社内抗争物としてはどこか甘く、この領域だけなら池井戸さんの方に軍配が上がりそうです。もっとも「家族の作家」と呼ばれる重松さん、登場人物の鬱屈やその家族の話の領域になると精彩を取り戻すのですが。

元々、多作な割に品質を落とさない作家さんですが、これが連載された2002-2003は『流星ワゴン』や『疾走』など11作品が出版されています。こうした良作に挟まれて、やや凡庸な出来なので出版が遅れたのかな。16年も寝てたせいで、どこか古びた感じもします。それでも読ませるし面白く、一気読みでした。