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もう愛の唄なんて詠えない

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作品情報

あらすじ

「挫けるな。社会に丸め込まれるな。自分の『夢』を風に乗せてみよう。決して諦めずに生きよう」地震に見舞われた山古志村で頑張る人々、北京で出会った日本人学校の子供達、拝金主義の台頭、急激に増えた中高年の自殺者・・・・・・。日本の美しさ、命の大切さを歌い続けてきたさだまさしが、国を憂い、懸命に生きる人々にエールを送るエッセイ集。

作品詳細情報

タイトル:
もう愛の唄なんて詠えない
ジャンル:
小説エッセイ・随筆
著者:
さだまさし
出版社:
幻冬舎
掲載誌:
ファイルサイズ:
0.6MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2013-8-3 ]

実はよっちんは芸風に似合わずさだまさし氏が大好きです。実家のおかんが好きでその影響ですね。さだまさしを聞くと「生きること」についてとても謙虚な気持になります。納得させられたり、心があたたまるエッセイでした。なかでも感動したのが昭和62年7月1日の岩手県大会、強豪の盛岡商業高校VS無名の岩手橘高校
53:1で5回コールドとなった試合について書かれた一文。すでに大差がついていた4回裏、ただ1回のエラーとそれに続く3塁打で
1点を返している。当時映画で28億の借金をかかえていたさださんはこの事実から「最後まであきらめるな」ってエールに思えたそうです。53対0なら凡戦だけど、37点をリードされた後の4回裏の一点の本当の重みある得点。
「37対0でもたった一点を取りにいこうとするのが『生きる』ことだよ、『捨てるな』と。夏の高校野球。それは只の一度も負けなかったった一つのチームと、たった一度しか負けなかった四千幾つのチームで出来ている。僕は苦しい時いつもこの53対1のゲームを思い出す。そして自分に言うのだ。結果ではなく中身だと」
この文章だけでなくほのかな感動を与えてくれる文章満載でした。

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