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『罪と罰』を読まない

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作品情報

あらすじ

未読者(みどくもの)四人による前代未聞の愉快な読書会

ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだことのない四人が果敢かつ無謀に挑んだ「読まずに読む」座談会。
前半では小説の断片から内容をあれこれ推理し、後半は感想と推しキャラを語り合う。
ラスコ(-リニコフ)、スベ(スヴィドリガイロフ)、カテリーナ・・・・・・溢れるドスト愛。
「読む」愉しさが詰まった一冊。

解説マンガ・矢部太郎

作品詳細情報

タイトル:
『罪と罰』を読まない
ジャンル:
小説エッセイ・随筆
著者:
岸本佐知子三浦しをん吉田篤弘吉田浩美
出版社:
文藝春秋
掲載誌:
ファイルサイズ:
7.6MB
配信方式:
ストリーミング、ダウンロード

作品レビュー

[ 2019-7-15 ]

読んでないのに、推理してどうするんだ。
と思いながら、読む。
もうねえ、『島耕作』とか『slam dunk』式とか、なぞらえ方から笑えるんですよ。
(と思ったら私のレビューも『デスノート』になぞらえてんじゃん、怖!)

ラスコーリニコフはきっとこういう理由で、お婆さんを殺したんだとか、ソーニャのことは単に見た目で選んだんだとか、小説のページをランダムに朗読しながら、わちゃわちゃしてるのが楽しい。
あー。こういう会、ありだなー。

で、結局のところは読むのですよ!(笑)

その後、もう一度集まってわちゃわちゃするんだけど、ほぼ満場一致でスヴィドリガイロフ推しに変わってるところが笑える。
最後に矢部太郎のあとがき漫画が挟まれていることも、訳分からんテイストに仕上がっている。
(個人的には、吉田浩美が影絵影絵言うのを、影絵原理主義と言い表わした一コマが、非常に気に入っています)

ただ、これが一冊として成立するのは、『罪と罰』が想像の斜め上を突っ切る作品だからなんじゃないかなと思う。
一見、読んでたら格好よさげに見られ本で損してる所はあると思うけど、読んだら「ある意味」すげぇ本読んだな、ってなんか達成感があると思う。
でも大人が読むより、中高生の方がきっと味わえる。

そんなわけで、この本を『罪と罰』の横に配置して欲しい。
相手は新潮と光文社だけど。
この機会に文春でも新訳だしたら良いのでは、ちょっとライトな訳にしても面白いと思う。

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