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人間失格

価格:280(税抜)
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作品情報

あらすじ

「恥の多い生涯を送って来ました」。そんな身もふたもない告白から男の手記は始まる。男は自分を偽り、ひとを欺き、取り返しようのない過ちを犯し、「失格」の判定を自らにくだす。でも、男が不在になると、彼を懐かしんで、ある女性は語るのだ。「とても素直で、よく気がきいて(中略)神様みたいないい子でした」と。だれもが自分のことだと思わせられる、太宰治、捨て身の問題作。

作品詳細情報

タイトル:
人間失格
ジャンル:
小説国内小説一般
著者:
太宰治
出版社:
新潮社
掲載誌:
ファイルサイズ:
0.1MB
配信方式:
ダウンロード

作品レビュー

[ 2019-5-21 ]

太宰治の自叙伝的最終長編。
大人になって初めて読んだ太宰治。学生のころ『走れメロス』は読んだことあったけど、他のは読んでなかったので、太宰治の傑作から読んでみました。

『人間失格』太宰治の自伝的な小説。
それにしても、こういうダメな人っているよね。それでいて女性にはめちゃめちゃモテるっていう男の人。
太宰治自身も本当に色男で格好良かったんだろうな。
自分からアプローチしなくても女性の方から寄ってくる。それが十代の女の子から後家さんまでという幅広さ。

太宰を見ると女性は自分からお世話をしたくなっちゃうんだろうね。
「私がこの人を支えてあげなきゃダメだ」
っていう母性本能をくすぐりまくるタイプ。しかもとびっきりのいい男。

もしも自分に娘がいて、娘がこういう男性に熱を上げてたら『絶対にダメだ』って怒るだろうけど、そうすると娘はその男と駆け落ちしてしまうんじゃないかっていう恐怖に襲われるので、仕方なく二人の交際を認めしまうくらいに色男、もう手に負えない。

さらにこの『人間失格』の主人公のダメっぷりが半端ない。
生きる気力というか、そういうのがまったくなくて、女性に養ってもらいながら、酒におぼれ、薬物におぼれる。そして、もうダメだと思ったら心中しようとする。

こういう小説を読むと、「自分も大したことないけど、この男は俺よりもっとダメだな」って勇気づけられる・・・のかどうか分からないけど、そういう気持ちにさせる小説って、ある一定の需要はあるよね。
このあたりはドストエフスキーの『地下室の手記』に通じるものを感じます。

自分は、あまり共感する部分は無かったけど、こういうデカダンスな人生に憧れるところは実際にありますね。もし自分がものすごい色男だったらだけど(笑)。

太宰の文体は嫌いじゃなので、今度は『斜陽』あたりを読んでみますね。

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