ブックパス

ページの移動

キャンセル

OK

キーワード

セーフサーチ

成人向けコンテンツの制限

並べ替え

価格

円 〜

条件追加

カテゴリー

ビジネス

趣味・実用

小説

雑誌

コミック

女性コミック

男性コミック

ラノベ

四畳半神話大系

(7418)
価格:660(税抜)

作品レビュー

[ 2011-05-29 ]

小説家であれば、誰しもが内容を作り込み、この小説スゲー!という反応を得たい、と思う。
しかし、一人称で小説を進める際、通常の時系列でその全てを読者に理解させるには、無理が生じる。
そのための手段は、例えば主人公とは別の第三者視点で物語を進行させる、中の人がナレーション的に語る、回想シーンで補完する、などが常套手段か。
そんな中、この作品は、作り込みをこの話の流れで語るのは無理がある…というところは思わせぶりな表現のままでおいておき、その中身は別の章のパラレルワールドであきらかにしたらいいじゃない、という前衛的な手法を用いている。
また、どの選択肢を選んだとしても、勿論細部は異なっているが、タイムスリップ作品の規定路線であるパラドックス的な要素は無く、同じような結末に帰着する。
ガラッと変えた方が、ドラマチックであり、逆に読者を引き込むことができると思うが、それをしなかったのは、そういった規定路線を避けたかった作者の計算であろう。
もしくは何も考えずに感覚的に実行した天才か。
恋愛小説なら、恋が成就した瞬間、バトル物なら敵を倒した瞬間、推理物なら犯人の完璧なトリックを暴く瞬間。
読者がカタルシスを感じる場面はジャンルによって大体決まっているが、この作品は、思わせ振りな発言の真意にパラレルワールド上で気付かされる瞬間、そして他章と異なる些細な部分を見つける瞬間にある。
内容も非常に丁寧に書かれており、自分の人生すら、あの時に違う選択をしていても結局今の自分に帰着しているのでは無いか、と思わされる。
森見登美彦…恐ろしい子…!!

[ 2013-03-28 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2015-06-18 ]

先日観たアニメが最高に面白かったので購入。

世の中のほとんどの大学生と同様、無意味なキャンパスライフも3年目に突入した私。
悪友 小津をはじめ、小津の師匠を名乗る自由人の樋口師匠に振り回され、数少ない理解者であるクールな後輩 明石さんとは距離感が詰められない。
大学入学時に思い描いていたバラ色のキャンパスライフは何処へ…やり直せることなら、あのときに戻って大学生活をやり直したい!
そうして迷い込んだ並行世界で、私が織りなす波乱万丈にして空前絶後のありふれた大学生活の果てに、私が辿り着いた結末とは。

実は以前、『夜は短し歩けよ乙女』という作品を人に借りて読んだことがあって、「この作者の小説はなんだか肌に合わない」と途中で投げてしまったことがあるのです。
それから長い年月を経て本書を手にとることと相成ったわけですが、本当におもしろかった。
とにかくすらすらと流れるような流麗な言葉選びと文体が素晴らしいです。
登場人物の個性際立つ舞台設定や、ただの青春小説で終わらない独特の世界観も魅力的。
パラレルワールドを描くSFちっくな構成にも関わらず、解説なしに進む展開にまったく違和感を感じることなくするっと入り込めるのが不思議です。
ラストの盛り上がりはアニメが上ですが、全体的な完成度は原作さまさまといった感じです。
よき小説・アニメに出会えてよかったです。

[ 2019-12-01 ]

不思議。終盤不思議で面白おかしかった。
途中ん?ってなりながら読み進めて、
これさっきと違う?戻ってる?と疑問が重なった。
”平行世界”が繰り広げられていたと理解したのは終盤で、とても内容が濃かった。
さすが森見ワールド。
読んでいてとても楽しかった✨

[ 2015-08-11 ]

私を森美登美彦大好きっ子にした元凶こそ、この「四畳半神話体系」という作品である。
元々森美登美彦という作家を知っていたわけではなく、本屋でブラブラ物色していた際、たまたま平置きされていたこの本が目に入り、名前の奇抜さと独特な表紙に惹かれ何気なく購入したところ、読み始めて内容そのものの独特さに驚かされた。
まず特筆すべきはその言い回しである。難しいことを難しく書くことは簡単だが、くだらないことをありったけの語彙と文章力・表現力、知識教養を総動員して綴るその独創性たるや、ハマる人にはとことんハマってくれるのではないか。
次に物語の構成として、全部で4章、そして章が変わるたびに、読み手は自分が読み進めてきた文章に限りなく近い文章を何度も繰り返し読むこととなる。何故、このような表現技巧が使われているかは、是非、実際にこの本を手に取って確かめていただきたい。
登場人物達も個性豊かで、主人公である京都大学3回生の「私」を始めとして、悪友である「小津」主人公が恋い焦がれる「明石さん」物語序盤では謎の「樋口師匠」などなど、現実でこのような人達に囲まれていたら、退屈で怠惰な毎日を何色にでも染めることができるだろう。
ネタバレは極力避けたいが、私が読了して感じたのは「自分が退屈で無意味だと感じている日々も、客観的に見たら雑多で実に面白味のあるものに見える」ということと、「人生において、あの時こうしてればと後悔することは多いが、例え他の道を選んでいたとしても、さほど人生に変化はない」ということである。
私も現在腐れ大学生の一人だが、私の何気ない日常にも、気づかないだけできっと様々な色が満ち溢れているのであろう。

[ 2013-10-28 ]

第四章の四畳半サバイバルワールドが面白い。妄想の権化。
「夜は短し~」と同じように、黒髪の乙女との恋が描かれてるけど、本当は小津との愛の物語。だと思う。
猫ラーメン食べてみたい。

[ 2013-09-04 ]

清々しかった。
何回か同じ文章があり、若干読み疲れはしたが
それがとても良い効果をだし、非常に味わい深かった。
日々の選択、それによる変化やそれに関係しないものが、本当に分かりやすく、あたたかかった。
変わらないものがすっとあり、それに肉付けされていくのが、私達の生活なのだと感じた。

[ 2013-06-27 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-10-09 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-02-13 ]

四半畳の下宿に住んでいる(腐れ)大学生三回生と、
その周囲の人たちが、サークルを通して巻き起こす、青春ストーリー。

主人公が一回生のとき、どれの入ろうか悩んだ胡散臭い四つのサークル。
この本は、四つの話で構成されていて、
その一話一話ごとに、彼がどのサークルを選んだかによって、
運命(?)が、どのように変わっていってしまったかを描いた作品。

四つの話すべてが、どのサークルに入るか、
悩んだところから枝分かれして進めているので、
話の中の共通点や、相違点、
そして、ほかの話の謎などの答えなどが見えてくるため、
1話1話ごとに読み進めていくたびに、
どんどん面白くなってきます。

ですからぱらぱらと読んだり、途中で読みやめたりしないことをお勧めします。

[ 2013-02-11 ]

4つの世界に分かれるパラレルワールド作品。
どれも微妙に繋がっていて、読み進めれば読み進めるだけ面白い。

「夜は短し」に出てくる樋口師匠や羽貫さんが出てきます(神話体系の方が登場が先かな?)相変わらず二人ともネジがぶっ飛んでいる。
主人公は相変わらず冴えない鬱憤が溜まった京大生。強烈キャラの小津に巻き込まれて散々な大学生活を送ります。

個人的に闇鍋がとても楽しそうで笑ってしまいました。
ふわふわ戦隊もちぐまんが好きでクールな明石さんが、可愛い。
夜は短しが好きな人は、好きな話だと思います。

[ 2013-12-12 ]

不可能性が己の可能性を定めるという考えはなかなかに面白い。
あのときああしていれば、という後悔なしには毎日を送れないものだが、結局どの選択肢を選んでいても、結局落ちつくべき所に落ち着いて、いるべき場所にいて、かかわるべき人とかかわっているんだろうなと思った。

森見作品らしい、阿呆大学生が詭弁を呈して繰り広げる日常的な非日常世界が広がり、面白おかしく読めるのだが、レビュー冒頭にも書いたアプローチから感じたことというのは、なかなかナイフのように鋭いものであった。

[ 2012-12-24 ]

森見登美彦さんの作品はやっぱりいいですね。
おもしろかったです。
どの話にも共通点があるってのは、
新しい感じだなー、と思いました。
最後のお話はこの本の象徴みたいだなー、と思いました。
もちぐまが衝撃的にかわいかったです♡

[ 2012-11-29 ]

森見登美彦さんの小説ははじめて読んだが、語り口が非常に精巧で趣がある。古典的なことばや難解な語彙を駆使しているようでいて、読みやすい。だらだらとした文章ではないので明快で、一文の短さからは主人公の思いつめた心が迫りくるように伝わってきた。
主人公は、現実を拒んでいた。小津を中心に、現実的でないことが多く繰り広げられることに対して、「これは私の求める現実ではない。あってはならない」として拒んでいた。目の前の現実を楽しもうとせず、楽しめない原因を小津に求めていた。しかし、小津はたしかに様々な物議を醸す種になるが、小津は小津の人生を貫いているだけなのだ。小津が引き起こす現実に対して、どう関わるかを決めているのは主人公自身に尽きるのだ。目の前にある現実を、素直に楽しむか、楽しもうとせず否定するのみか、どちらが人生楽しいか。主人公は四畳半の旅を終えて、人生の楽しみ方を知ったのだろう。四畳半の長旅を終えて外の景色が(きっと涙で)滲む場面は心にじんときた。
主人公は、違うストーリーの中で、違う決断を下す。しかし、そこには「変わらないもの」が必ずある。それは、小津との関係であり明石さんとの関係でありその他もろもろだ。小津を友人だと認める自分、明石さんを好きだと思う自分はいつでも変わらない。ありとあらゆる選択肢が用意されたこの世の中で、人間は迷うし、後悔をする。でもその人間には必ず「変わらないもの」が存在する。違った選択をしたとしても、そのときの人間の「想い」は行き着くところ同じであるから、大事なところは変わらないのだ。だから、過去を悔んだりせず、現在の自分の想いに従って人生を楽しむほうがいいのだとおもう。
長い並行物語を経て、最後には主人公の心に赤く灯がともったような変化を生じさせ、「愛」を感じるほっこりとした終わり方をしているところが素晴らしいと思う。

[ 2011-09-04 ]

四畳半から出られないで、堂々巡りしている様は、人生を象徴しているようで、何か痛い所をつかれたような気分です。
それにしても、凡人には思いつかないような比喩がたくさんあって、おもしろい!

[ 2011-07-17 ]

大学生くらいまでになると「明日から本気出す」すら通用しない壁が待っている。壁の名前は自分という。
人間は何歳から、あらゆる分岐点の大半がただの交通手段のひとつでしかならなくなってしまうのだろう。そんなしょっぱい話。
そのしょっぱさを増すために、スーパー超人たる小津が存在しているように思えてならない。何やってもどこへ行っても誰と接しても美味しいポストを手に入れる彼は、どの並行世界でもスーパー超人なのでありました。その価値が分からなかった主人公は凡百で、だからこそ小津の友人なのかもなと、横道へそれる。
軽妙な語り口とか、もういちど読み返しても楽しめるだろうなと思える一作でした。あと並行世界財テクは是非体験したい。んでもって四畳半並行世界に三ヶ月くらい引きこもりたい。切望。

[ 2012-06-04 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2014-07-31 ]

隣の芝生は青い、というけれど、結局どのみちを選んでも人生は変わらなかったのではないかというお話。間違ったものを選んでしまったばっかりに、バラ色の大学生活が送れなかった。別のを選べばよかった、と悩み反省する私。4話も同じかと思ったけれど、ちょっと展開が異なり、どうなるんだろうと思う反面、今までのことがまとめられてたのかなという感じも。どれが本当だったんだろうな。
読み始め少し苦戦しましたが、読み進めるうちになるほどとなりました。ちょっと変わった設定で、読んでいるうちに内容がぐるぐるしていました。でも、結局はバラ色でよかったね。

[ 2012-05-03 ]

こんだけ馬鹿正直にアホになれるのはすごい。
愛すべき阿呆とはこのこと。

耳に痛い痛いと笑い泣きながら読み進めて、最後にはまさかうっすら感動までするとは。
かたっくるしい文体でしょうもないことを並べ立て、その合間にちらっと見える情けない本音がかわいらしくてしょうがない。

「今ここにある己を引きずって、生涯をまっとうせねばならぬ。その事実に目をつぶってはならぬ。
 私は断固として目をつぶらぬ所存である。
 でも、いささか、見るに耐えない。」

4話ぶんこの文章を読んだがやっぱり好きだ。

高校生の弟にはいまいち響かなかったらしい。
たぶん一度でも情けない大学生活を送ったことのある者にしかわからぬ悲哀があるのであろう。わかってしまったが最後である。踏み絵である。
この文体はうつる。

[ 2013-11-18 ]

森見さんの講演会に行くことがあったので、その予習として読んでなかったこれに手を付けた。結局読了する前にお話を伺って、この物語の成り立ちなどを聞くことになった(結末も聞いてしまった・笑)けど、それはそれでまた良かったと思う。
4話目がちょうど多くの並行世界を束ねる地点なのだなあと納得。
あと、4話目は映画の『キューブ』(命の危険がないキューブ)をイメージしたと仰っていたのが印象的だった。

[ 2019-01-23 ]

『ペンギン・ハイウェイ』に続き森見作品三作目。『夜は短し歩けよ乙女』と同じく京都の大学生が主人公。大学生のくだらない日常と、京都が持つ非日常感との絶妙な融合がやはり良い、けど初めて読んだ『夜は短し〜』に比べるとやや冗長な感あり?パラレルワールド的な、全体の構成の仕方も面白かった。

[ 2019-03-31 ]

森見登美彦、真骨頂!とにもかくにも、憎き憎めぬ親友・小津のそつのなさがたまりません。注力のベクトルは別として、処世術は学びたいところ…。自分の大学生活も本当にいろんな選択肢に溢れてたナと耽りつつ、これほど濃密な交友関係を築ける”私”が選んだ選択こそ、もしかして、薔薇色のキャンパスライフなんじゃない…?

[ 2019-05-28 ]

貧乏学生の居城である四畳半と、京都の町を舞台にしたどこかおかしな青春小説。青春小説の体裁を取ってはいるが、大学生主人公であるため思春期特有の葛藤などは無く、全体的に馬鹿馬鹿しく学生らしい奔放さに満ちている。関わる人間はどれも一癖ある人間ばかりで、不思議な出来事のオンパレードではあるが、こういう奇矯な人物や怠惰な学生生活は、大学生活を過ごした人間なら誰しもが思い当たる部分があり、ややこそばゆい妙な親近感を覚える。仰々しくクドい語り口はユーモアに溢れていて、独特ではあるものの読み進めるのに苦痛になるほどではなく、作品全体の雰囲気はほぼ文体で決定づけられている。4つのパラレルワールドが平行している構成になっていて、途中何度か同じ描写が出るためややクドく感じるものの、どの世界を選んでも関わる人間や起こる出来事に相違はないというのは中々面白く、それがまた怠惰でかけがえのない、閉じられた輪のような学生生活を現しているとも言えよう。「二年間を棒に振った」という後悔も真剣味よりもおかしみがあるからこそ気軽に読めるのだろうし、この滅法明るいストーリーテリングは読み手を選ばない明るさであるとは思う。

[ 2019-03-22 ]

アニメが面白かったので,原作を読まなくっちゃと思って読んでみたら,これが大当たりの大傑作.
以来,森見先生の大ファンです.

アニメと原作では大きな違いがあるのですが,原作の方が好きです.

[ 2018-12-04 ]

アニメをきっかけに読んだが、面白かった。
文体がそのままアニメと一緒で、監督はこの本の良さを活かし切ったんだなあと思える。

[ 2018-11-20 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2018-02-11 ]

一種の、並行世界もの。

あのときああしていれば、なんて考えてみても仕方ないんじゃない?

良くも悪くも、出会うべき人には出会うことになっている。
今ここにある自分以外の何者にもなれないと、潔く認めよう。

樋口師匠もこう言っている。

「我々の大方の苦悩は、あり得べき別の人生を夢想することから始まる。自分の可能性という当てにならないものに望みを託すことが諸悪の根元だ。今ここにある君以外、ほかの何者にもなれない自分を認めなくてはいけない。君がいわゆる薔薇色の学生生活を満喫できるわけがない。私が保証するからどっしりかまえておれ」(p.151 第二話 四畳半自虐的代理代理戦争)

[ 2018-02-06 ]

アニメを先に少し見ていたので話しの仕掛けは知っていましたが、やっぱり森見さんの文体はとても面白く一気に読めました。
私自身大学生で「あのときこうしていたらなあ」と思うことが多かったため、「どの選択をしても行きつくところはほぼ同じ」というこの物語の主軸に心が少しえぐられました…が、明石さんのかわいらしさや主人公と小津の友情など、読後感も爽やかな本でした。

[ 2017-07-21 ]

今までに読んだことのない作風で、構成が面白いと思った。
単なる平行世界を描いた作品なのではなく、枝分かれしたどの世界においても主人公の境遇がさして変わらないというのが皮肉的で面白かった。

[ 2017-06-06 ]

とってもくだらない!

すっごくくだらないのに、緻密な構成、そのギャップがまたたまりません。

おばかなことに真剣でそれが世界のすべてでやっぱりくだらないけど愛がある。

森見ワールド大好きです。

[ 2017-07-18 ]

「可能性」は考えたことは何度もあったが、「不可能性」について考えたのは初めてだった。

ああしてればどうだった、こうしてればこうだった、と思うことがよくあったが、この作品を読んでからというもの、「あのとき何を選んでようと、現実はまあこんなもんか」という気になってくるから不思議である。

舞台が京都で、関西に長く住んでいたこともあって、端々の描写が鮮明にイメージでき、面白かった。

[ 2018-02-21 ]

全4話構成の短編集……というわけでもなく、4つの物語がお互いに補完しあっていて、「あ、こいつのこの行動はこれだったのか」と思うことがしばしば。もちろん、4つのお話は主人公である「私」の行動が異なるため、全くおんなじ理由でおんなじ行動をしているわけではないが、そういうのも含めていろいろ想像していくのも、とても楽しかった。

[ 2017-09-01 ]

源ちゃんが声優を務めた『夜は短し歩けよ乙女』の作者の方の作品。
『夜は~』に出てくる樋口さんや羽貫さんが出てくるし、同じ大学が舞台なので入りやすかった。
要はパラレルワールドみたいな感じで話が進んでく。
自分がしなかった決断をした自分があちこちにいたら…面白いし気になるなぁ。
昔タモリさんがやってたドラマであった気がする。
『if もしも』みたいなタイトルで。
「あなたはどんな道を選んでも僕に会っていたと思う。」
↑小津の言葉。
運命といえば簡単だけど、どんな道を選んでも根本的に人間が変わるわけではないから、
きっとまた同じような選択をして、出会うべき人には出会うのかもね。
この作品のアニメがYouTubeにあるんだけど(まだ全部観られてない)、後で全部観てみたいな。

[ 2017-10-25 ]

読むと幸福になれる小説。
京都の大学3回生の「あの時、別の道を選んでいれば、……」という後悔を、藤子・F・不二雄先生の漫画の様なSFタッチで描かれている。でも森見登美彦の独特の筆致はちっとも損なわれておらず、むしろ非常に良い相乗効果が得られている。

[ 2016-11-06 ]

小津と運命の黒い糸なのは間違いないが、明石さんとも赤い糸結んばれてるあたりちゃっかりしててウラヤマシイ

[ 2015-05-02 ]

「黒髪の乙女」というとどうしても「夜は短し歩けよ乙女」の乙女を思い出しますが、今回の黒髪の乙女は辛辣でミステリアスだけどどこかのんびりとした乙女でした。いわゆるパラレルワールドの話で話の軸は大体既に出来上がっているのが特徴で各話における相違点や伏線、リンクを見つけてはにやっとするといった楽しみ方ができる小説でもあります。「夜は短し歩けよ乙女」のときにも思いましたが作者の森見さんは一つ一つの景色や物事を美しく書く方でうっとりとしたながら読み進めて行きました。景色や物事を美しく書く傍ら下ネタをあそこまで婉曲的にいやらしさをださずコミカルに書けるのもこの作者ならではだと思います。

[ 2018-02-16 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2018-05-16 ]

冴えない大学生の住む四畳半で繰り広げられる、おかしなイタズラや陰謀。華やかさとは程遠いくだらなくも忙しい生活を、悪友に振り回されながら送っていく。違った選択をしていればと後悔する主人公だが、それが叶ったパラレルワールドでもやはり冴えない大学生になっている。とにかくくだらないことに力を注いでいる悪友が招く各事件が面白い。

[ 2018-06-13 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-12-02 ]

Amazonの内容紹介とか見ると一見、さえない大学生のさえない青春物語に見えないこともないがさにあらず。いや、表向きはそうなのだが、舞台の京都も登場人物もどこか現実にはありえない様相を呈していて、しかも同じスタート時点から始まった4つの話がどんどん違う方向に勝手にすすむというパラレルワールドな構成。
森見ワールドが好きかどうかで好き嫌いが別れると思うので、できたら試金石として「夜は短し恋せよ乙女」なんかを先に読んでおくとショックが少ないかも。僕は読む順番を間違えて、しばらく何だ?この話と面くらいました。もちろん、彼の他の作品を読んだ今では再読しなければとうずうずしていますが・・・

[ 2013-11-21 ]

これを読んで腹の底から笑う人がいるとすれば、 私はその人を腹の底から憎んで地の果てまで追い、 親の敵のように熱いお湯を頭からかけて三分待つことであろう。
4つの物語が同じ時間軸で語られるとすれば  主眼となる人物が変わることを想像するが この物語は 同じ主人公 同じ時間軸で語られている…がっ、しかし!
自分の可能性を信じ 妄想が広がる主人公
可能性という言葉をを無限定に使ってはいけない と云う仙人のような先輩
先輩の無理難題な要求は 不可能性を突きつけるためなのかもしれない。
…なぁんて、考えすぎかもしれない。
2011

[ 2013-12-28 ]

そこかしこに仕掛けられたキーワードで、4つの世界を繋げていく。
何なんだ、このトリッキーな面白さは!!

底抜けの馬鹿馬鹿しさと、
品性の欠片を残した猥褻のセンスがやけにツボ。
私の中で小津は最後、愛くるしい茶目っ気キャラに変貌していた。
小津然り”コロッセオ”然り、
受取る側の心持ちによって対象物は変化したように見えるという、
ちょっぴり哲学的な示唆も感じられ。

「夜は短し~」に続き2作目の森見作品だったが、
早くも完膚なきまでに森見ワールドに籠絡されてしまった。

[ 2013-06-02 ]

4つの四畳半でそれぞれ繰り広げられるさして大差のない棒振りライフ。
その振りっぷりたるや、メジャーリーガーにも負けず劣らず。
よい意味で無駄に壮大です。よい意味で。
登場人物もこいつめと頬をもみしだきたくなるような、憎めない愛らしさをきび団子のように携えてシメシメと配り歩いているような人物ばかりでした。
小津とのぐずぐずの腐れ縁を何度となく目にしたせいか、途中からひょっとしたらこれは小津がヒロインなのではないだろうかと考えてしまったほどです。
あながち間違っていない気がします。

[ 2018-05-29 ]

私が森見登美彦氏と中村佑介氏に一度にファンになった作品。
ユーモアあふれる学園生活

学園ものは、これまで肌に合わなかったが、これはおもしろかった。

平行世界による同じ表現も、心地よい。

主旨は、引きこもってちゃだめ。とか、一見不毛に見える学園生活も、実に満ち足りている。ということだと思うけど、とにかく登場人物のキャラが濃い。
すべての人物に愛着が湧く。。

私は、学生時代、どちらかというと小津的だったなぁ・・・


アニメもおもしろかった。
本もアニメもおもしろかった作品は、あまり知らない。

”老婆の慧眼に私は早くも脱帽した”

[ 2017-08-19 ]

前に『ペンギンハイウェイ』を読んだときは、文体に馴染めずに読むのに苦労したが、この作品はスラスラ読めた。

大学4年生のいま。薔薇色のキャンパスライフは手にすることは出来ませんでした。
大学入る前に出会いたかった。

[ 2013-10-19 ]

それにしても京都というところは、どこか人をおかしくさせる異世界的舞台として、そうであっても不思議ではない雰囲気を持っている気がしてならない。(京都の人ごめんなさい)。そんな京都で暮らす大学生の、とてもよくある自堕落的大学生活において、いずれの道を選んでも必ず辿る退廃への道を描いた本作品はとても興味深く、面白く読むことができた。何でも手が届く範囲にある四畳半は、まさしく自分にとっての世界そのものである。登場人物もいずれも個性的で、ちょっとずつ異なりながら繰り返されるエピソードにもニヤリとさせられました。

[ 2013-12-16 ]

森見ワールド。
パラレルワールドが、一人の主人公の大学生活の選び方によって、何種類も存在する。ただ、本人の性格が変わらない以上、同じように落ち着いてしまう。あの時、ああしていたら。と思うことは、よくあるけれど、どうしようもない。だけど、考えてしまう。

やはり非モテ系の大学生男子を書かせるなら、この人。
非モテ=つまらない、ではないと思うけど、ひとつの世界観ではある。

パラレルワールドで、同じ文体、フレーズが、複数回登場することもあり、頭がグルグル回ります。森見文体は、はまると、次が読みたくなる。学生時代は、京都で過ごしたい。

[ 2014-01-08 ]

登場人物のダメっぷりと振り切れ具合が尋常じゃない。
私は普通の部活に入って、ほどほどに勉強して、ほどほどに人付き合いして...という大学時代を送ったので、彼らのようなぶっとんだ生活が羨ましくもある...気がしないでもない...。


相当くだらないことをかっちょよく言っちゃう言葉遊びと、随所に散りばめられた他のワールドとの繋がりはさすがだと思いました。

[ 2013-01-21 ]

あの時、ほかの道を選んでいたら・・・。
そう思うことがありますが、でもこの本を読んだら気が楽になりました。

ツイてはないけどそれはそれで人生を謳歌してるじゃないか!バラ色の人生なんぞ、そんなものよりきっと楽しい人生だ。と、わたしは思う。二十も後半のわたしは。
だけど、これはだれもが共感するかもしれないけど、読む年齢によってもきっとそれぞれ思うことがあるんだろうなあと思います。

[ 2012-11-04 ]

薔薇色のキャンパスライフとは程遠い男が主人公。あの時別のサークルを選択すればと悔む。
四部構成になっておりそれぞれ別のサークルに進むのだが…。リンクのさせ方が絶妙!森見登美彦最高!
結局なにを選ぶかよりどう向き合うか、なんだよね。

[ 2012-11-22 ]

鬱屈して斜めから見るような物いいにも関わらず至って普通。そして大学生を満喫し、なんならリア充じゃないかという出来事の数々。萌え系アニメにしたらきっと何の物珍しさもないんだろうけど、そうさせないところがいい。言い回しや表現力、描写、笑い、そして気持ちのいいエンディング。全体を通してとても秀逸。これは面白かった。

[ 2018-11-23 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2018-02-19 ]

「なんでこんな、性根の腐った人間のクズみたいな奴が主人公なのに、何とも言えぬ心地よい味わいが全編にわたって滲み出てきてるんだろう」

「いわば作者なりの愛ですよ、愛」

「こんな汚い愛など……ちくしょう、大好きだ!!」

[ 2013-11-15 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-02-26 ]

4つのパラレルワールドのお話。

人生の選択において、どんな環境に自分を置くかということは、その後の人生を大きく左右する重要項目であるかのように思いがちだが、環境に左右されるものは微々たるもので、結局のところキーパーソンとなる人物とは出会い、良くも悪くもするのは自分次第である。
「責任者はどこか」という問いの答えは「自分」であるという森見流メッセージなのだろうなーと思う。
私自身、大学四回生の冬までの四年間、実益のあることなど何一つしていないことを断言しておくが、しかと受け止めておこうと思う。

森見作品は古風な文体で現代風オチがつくギャップが見事。

[ 2013-11-21 ]

まるで自分のことを読んでいるようで、面白いやら悔しいやら。
苦笑いしながら読みましたが、面白いことは間違いありません。
海底二万里が読みたくなった。

[ 2012-08-06 ]

頭の中で登場人物たちが具体的な姿をして、アニメーションのように動き出しました!本を「読む」のではなく、物語を「観る」感覚で読み進んでいけたので、とても読みやすかったです^^

[ 2017-05-11 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-07-29 ]

「薔薇色のキャンパスライフ」を夢見る主人公はどの選択をしても小津に出会う運命であり、四畳半を中心としたキャンパスライフが繰り広げられていく。
主人公は小津との出会いを後悔しているようだったが、
濃密でややうっとうしい主人公と小津の関係は羨ましくもあった。

[ 2013-04-13 ]

途中から小津が可愛く思えて仕方なかった。
お前はどんだけ「私」が好きなんだと。
「僕なりの愛ですわい」の気持ち悪さと可愛さの同居っぷりは極めつけ。

[ 2012-06-19 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-04-29 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2019-05-12 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2015-03-05 ]

好きなところが細かくありすぎて上手く語れません。森見先生の作品はいつもそうです。素敵。
森見先生の文体と台詞回しは本当に癖になります。この作品はパラレルワールドもの、になるのかな。章を超えて同じ文が繰り返されるところがあるんですが、小津君について書かれていた部分は好きすぎて覚えてしまいそう。
いい感じに内容忘れた頃にもう一度読み返したいです。あとアニメめちゃめちゃ見たい…!

[ 2013-06-21 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-04-17 ]

ふとしたきっかけで、会った人が勧めてくれた一冊。

学生時代を懐かしみつつ、読み耽ってしまった。

学生時代には様々な選択肢が散りばめられていて、その選択如何ではどんな風にもなり得たなあ、としみじみ思った。

[ 2012-08-18 ]

森見ワールドに引き込まれてとまらない。

それぞれ違った世界線上のお話。
繰り返す部分も多いのに、飽きない。

運命は実は決まっていて、ちょっとした選択によって進む過程が違うだけ。
入学時に選んだサークルによって翻弄される「私」が面白い。
なんだかちょっと安心しました(笑)

エンドレス宵山のような、四畳半のラビリンス。
森見さんの描き方が素敵。

そして結局、新たな好機を掴むことのできた「私」。

小津や師匠、いろいろなキャラとの掛け合いが絶妙です。
明石さんとお幸せに(´艸`)

[ 2011-10-30 ]

魅力的なキャラクターと古典文学的な文章、大好きな作品です。


アニメも同時に見て中村祐介とアジカンにはまり、

ちょうどいいタイミングで月刊のイラストレーションに掲載されていた中村祐介特集を5度ほど片っ端から立ち読みして、しつこいくらいに迷子犬と雨のビートをリピートリピート…四畳半のトライアングルに浸かった夏でした。


海底二万海里をいつか絶対読まねばっ。

[ 2015-06-14 ]

登場人物も、出来事も主要なものは同じで、わずかに違う、パラレルワールドのような関係の四話が並ぶ小説集だった。
手法に、やっぱり驚かされる。

「阿呆」大学生の物語。
馬鹿だなあ、といいながらも、かわいいという感覚は、普段私はあまり感じることがない。
森美作品の中で、「阿呆」大学生はよく出てくるけれど、最初はあまり感情移入もできなかった。
何本も読んでくると、じわじわ染みてくるのだろうか。
この小説を読み終わって、そういう気持ちが何か少し分かった気がする。

[ 2016-07-05 ]

青春の恥ずかしさと哀しさと不自由さとそれらを吹き飛ばすほどの輝かしさに満ちている話。
文章は巧みで何度読んでも飽きない。

[ 2011-12-29 ]

 大学生の主人公とその周りの住人たちが四畳半の下宿と大学を中心に織りなす四篇のパラレルストーリー。

 アニメ化されていることすら知らず、全くの知識無しで読み始めたのだけれど、はじめの三篇がコピペ文章だらけで読んでてイライラ。何度か読むのをやめようと思ったけれど、最終話がそのイライラも吸収してしまうほど面白かった。三篇読んでいないと面白くないだろうなあ。

 コンセプトや話は面白いと思うけど、単行本で一気に読むと同じ文章を何度も読まされる羽目になるので、自分のように途中で嫌になる人も出てきそうだ。週一くらいのペースで少しづつ読み進めていくといいのかもしれない。

[ 2012-07-19 ]

人生において数多くの選択肢があるけれども、どれを選択しても大して変わらない未来しか待っていないのか?
同じ文句を何度も使いまわしてると、さすがに読むのが億劫になったかなぁ。だから軽く流しながら読んだんだけど、それでも話自体は分かる。話は分かるんだけどこのループからどうしたいのかが分からないという奇妙な事態に。
最後はパラレルワールドに持って行ってオチを着けられていたとは思うけど、ちょっと内容が異色で受け付けなかったところが多かった気分。

[ 2012-07-28 ]

アニメを見た後だったのでなんとも…
しかしアニメの12話に比べたらこっちのほうがシンプルだし1話1話にオチがあるし、読みやすい気もする。
個人的には、アニメを見てからの方が面白いと思う。
原作主義者には申し訳ないが。

どっちにしても、メッセージは十分に伝わったと思う。
特に4章の四畳半主義者は読んでおくべきだと思う。
結局そういうことなんだな、と納得させられる。

[ 2012-04-30 ]

読み始めは、なんだこれ?って思った。新章になっても書き出しとか文中とかで同じ表現だし、同じことを書いてるだけかと。でもそうじゃなくて、要は一緒でも導入部など少しずれこまして描いてるとても器用だなと。なんだこれ?!、それこそが森見さんらしさであり、森見ワールドの魅力だと思いました。終章の締めはにやりとしてしまいました。

[ 2014-06-25 ]

再読
森見さんの作品はキャラクターがみんな憎めないのが良いです。
猫ラーメン、印刷所、自動車整備軍など物凄い場所と組織ばかり。でも京都ならありえるか?と思ってしまうのは京都マジック?

[ 2011-10-23 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-06-25 ]

友人の本棚にあったので拝借(^-^)
「夜は短し~」以外もいいと聞いていたので。

こっちも京大小説に変わりはなくて、
あの謎の三条大橋西詰の亀の子束子屋さんとかファンデルワールス力であらゆる汚れを簡単に落とす幻の束子売ってても不思議はないな~ニヤニヤ
猫ラーメン実在するんかな~ニヤニヤ
鴨川デルタ付近で川入ったり意味不明な雄叫び挙げたことのある友達私いるわ~ニヤニヤ
とか思いながら読んでる分には楽しかったです

ただ、くどい。くどすぎる(苦笑)
「唾棄すべき~」面白い言葉なのに使いすぎて勿体ない。
けどまぁ最後に蛾の大群でオチが付いたのでしゃあなし許してあげる。
(実際この辺りめっちゃ蛾多い)

私は「夜は~」の方が好きです
あっちの方が構成にひねりが効いてる
「成就した恋ほど語るに値しないものはない」
こっちは簡単に成就しちゃってるので面白くなかったな~笑

[ 2013-11-13 ]

【再読】

森見さんの作品は全て読了しているが、グッズや公式読本まで買い揃える程、個人的には一番好きな作品。

簡単に言えば
主人公の私が森見節で軽快に語る、4つのパラレルワールドのお話なのですが
その4つが上手く絡み合っていて面白いうえに
最後のお話は、不思議とグッとくるものがある作品。



アニメも面白いので、合わせて観ていただきたいです。




そんな事、どうしてあなたに言わなくちゃならないの?
って言いたいなー。

[ 2014-10-12 ]

パラレルワールド的ななにか。
どのルート通っても小津とは友人だし、明石さんとは結ばれてるんなら2年くらいムダに過ごしてもいいんじゃねーの、と思ってしまった。さすがにダメか。

[ 2010-11-25 ]

面白い構成の小説だった。「もちぐま」の動きを図化してみると面白いかも。誰しもあの時ああしていればと思うことがあるだろうが、それがこうして見ると「私」というものはそうそう変わらないのである。『夜は短し歩けよ乙女』を先に読んだのだが、おや、この人物たちは、と思えて楽しい。『夜は短し…』をもう一度読み直したら、また新たな発見があるかもしれない。大学に8年間在学した自分としては「樋口師匠」に随分と親しみを感じたりするのであった。

[ 2014-12-28 ]

探って行くと色々と奥が深い。森見先生らしい作品でした。女性には「夜は短し…」の方がとっつき易い気がします。

[ 2011-02-03 ]

読み返してみました。
どこまでも続く無限の四畳半が読みたかったのでした。

運命の恋人みたいな、感じ、ですよね。
ロマンチックな話なのにどうしてこんなに残念なのか…
彼と小津も運命の人になってしまうあたりが
しょっぱいのかもしれません。むしろしょっぱいです。


そういえば昔、高校の定期試験の問題で
「貴君の意見を述べなさい」という問いがあって、
「たかし君って誰のことですか」と尋ねた生徒がいたという
都市伝説を思い出しました。
彼が森見を読んでも、面白さは分からないんだろうなあ。

[ 2019-12-17 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2010-06-28 ]

いつでも可能性を夢想しているけれど、何度最初からやり直しても小津の存在に邪魔され同じような結末にたどり着く主人公。
ああなんだ自分は結局どう転んでもここにたどり着くんだってことが最後の最後でわかったのかな。

なんか一見絶望的な話にも見えるけど、それはちがう。
以下私なりの解釈。
人は誰でもなにか後悔することを持っていて「あの時違う選択をしていれば……」って悩んでいる。もしかしたら可能になっていたかもしれない現状の「不可能性」を思い悩む。

でも実際は、たとえもしその選択の時まで遡って違う選択肢を選んだとしても、そこに待ちうける未来は今の現状と大差ないものなんだ。
その人がその人である限り、選択肢を変えたくらいで丸っきり人生が変わるなんてことはないってことだ。

でもそれは希望を断つようなことじゃない。
換言すれば、間違ったと思っている過去に選んだ道は本当はそんなに悪いモンじゃないってことだと思う。

陳腐な言葉を使えば、「過去にとらわれるな!今を生きろ!」的なことではないかと。
不幸な人生を楽しむ、泥臭い己を認める。
そんなことを樋口師匠は言いたかったんじゃないかなあなんて。

まあ文学に正解はないよね!

四畳半は文章のコピペ(話ごとに繰り返される同じ表現)が多くてちょっと読み飛ばしちゃったけど、とりあえず、森見作品読みまくりたい!と思わせる本でしたー!

[ 2010-10-14 ]

毎回変わらない冒頭の文章に、自分の大学生活を重ねてしまい辛かった笑。結局どの道を選んでも、多少の差異はあれど隣にいる人・自分を囲む人間関係は変わらない。なのに、読み終わった後に心に感じるのは絶望ではなく、じんわりと暖かいなにか。
なぜか小憎たらしくて仕方なかったモラトリアム期が、いきなり愛すべき阿保極わりない時間に感じられました。時は金なり。

[ 2013-12-27 ]

要約すると「どういう選択を取ろうとも似たような結果になるんだから、その結果を受け止めよう」という小説になるんだが…この要約をみて、この小説を読もうとするバカはいるまい。ただ、このバカでもわかる結論に至る過程を、一冊かけてじっくりと楽しんだ小説であることは保証する。

小説そのものの面白みは読んだら分かる話なので敢えて述べないが、この本を読了したなら、この本の解説には目を通して頂きたい。「なんでこんな解説を付けたん?」という疑問にさいなまれる解説が書評界を闊歩する中、この本の解説は真っ正面から本編に挑んでいる。いい本編あっての解説なのを踏まえた上で、あえて解説を持ち上げたい。

[ 2010-04-23 ]

初めて森見さんの本を読みましたが、あっという間にファンになりました。
とても壮大な四畳半世界でした。ああ、面白かった。
・・・・・・夏目漱石を連想したのはわたしだけかな。

[ 2012-08-20 ]

4つの同じようなパラレルストーリーが並んでいる話。

まあまあ面白かった... 少なくとも夜は短し歩けよ乙女よりも。この作者の本はほかのも読んでみよう。

[ 2011-08-14 ]

第二話を読み始めて「……あれ?出だしが同じ?」って思ったら、並行世界なんだね。
『もしあのとき違う選択をしていれば』、誰でも一度は思うこと。(私は毎日のように、この会社に入っていなければ…と思ってますが笑)
主人公は、一回生のときにどんな選択をしようが、結局は2年間を棒に振るっていうね…(笑)
各話が少しずつ重なってて、読んでて楽しかった!
なんといっても四畳半を旅してるシーンがすごく好きだし、その設定にびっくりした!さすが森見氏!

[ 2011-10-10 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2015-04-05 ]

やっぱりSFだ!

自分に選べるカードは幾つもあるが
大局的にはあまり変わらないって
案外そうかも

あ〜 とんでもなく無駄であるが
とんでもなく大切な大学生時間に戻りたい
でまた馬鹿したいなぁ

万城目さんと森見さんの本を読むと学生時代に無性に戻りたくなる。 あと京都にも旅行してみたいなぁ

[ 2010-12-02 ]

アニメ化もされ話題の四畳半神話体系、モリミーの
ブレイク作品。「夜は短し~」しか読んでいなかったですが
こちらの方が癖も少なく読みやすいですねー。
ややSFチックなパラレルワールドが展開され、それに
従ってまるでコピペの様な文章が中毒性あります。

アホな生活をしすぎて色んな事を悔い改め始めた
自分が迷い込んでしまった四畳半無間ループ。
些細なきっかけ一つで過ごす時間は当然違えど、
やはり諸悪の根源「小津」との出会いや、謎の師匠
「樋口」、そして麗しく孤高の君「明石」さんとの出会いは
あって自分の世界はそれほど激変なんかしないのだ。
選択した後の行動で少しは自分自身や環境なんか
変わるんだ。例え、魚肉ハンバーグとカステラしかなくってもw。

ちょっとしょっぱく少しだけ個性派のウジウジした
ほろ苦い青春SF小説なのだね。

[ 2010-05-13 ]

「四畳半〜」を読破。個人的には近年稀に見る速読でした。
自分の過去を少しは大目に見てやろうかという気になれました。どうせ如何なる過去を歩んだとしても結局は似たような現在に到着するだけなのだ。
あと決して明石さんは「ツンデレ」といった低俗な呼称で表現されてはならない!孤高なのだ彼女は。

[ 2013-03-31 ]

想起用覚書
ネタばれ注意。




私と小津と明石さんと、あとは樋口さんとかの話。
二話目の最初まではよくわからなかったが、それぞれの選択肢を選んだ場合の話だと気づくと、おもしろくなった。
どの選択肢を選んでも結局は大筋は変わらないというのは、この「私」に限らないことなのかなあ。
この話のようにそのことを知ってしまえばかえって諦めがついて現状を楽しめそう。
後悔先に立たず。じゃなくて、後悔先に立たっても無駄と。
運命の黒い糸というのは恐ろしいものだなあ。
私も諦めをつけて後悔なくいきたいけれど、やっぱり諦めきれない。
読み終わりはすっきり。

[ 2008-10-15 ]

初森見作品。。。
冴えない大学生活をおくる主人公。。。
4つの短編には出て来る人物はほぼ同じ。。
でもちょっとづつ設定やいきさつがちがっているストーリーが展開される。。。
その結末は???

大好きな京都が舞台というだけで、不思議な展開も受け入れられてしまう。。

早く他の作品が文庫になって欲しい。。

[ 2012-10-10 ]

薔薇色のキャンパスライフとは程遠い非生産的な日常を送る三回生の主人公。こうなったのも、一回生の時に入ったサークルのせいである。あの時違う選択をしていれば。をテーマに、章ごとに違う道を選んだ並行世界の主人公を描くパラレルワールド。

すべての章に共通する、キーとなる登場人物、事件、アイテムがそれぞれの章で、絡み合い、最終章までかけて、きれいに回収されて行くのが見事。3章までの統一感と、4章のループの終わらせかたも秀逸。くどい語り口も、キテレツな登場人物たちも、途中からなんだかクセになるし、ぐだぐたな主人公もなんか好感を持ててしまう。ほんと、不思議な世界観を作り出す人だなあ。

[ 2017-09-28 ]

4つのパラレルワールドで語られる「俺」と「小津」と
その他の仲間たち
どの世界でも結局愛すべきグダグダっぷりと、阿呆ぶりが愛おしい(笑)

一番好きなのは、2つめの「代理代理戦争」の話かな
くだらなさが最高。
4つめの四畳半一周のは、読んでてゾクゾク

森見ワールド全開!

[ 2011-01-13 ]

2010年アニメ化された小説。大学入学時という人生の岐路に現れる大きな選択肢群。そのどれを選べば最良の人生を送ったのか、違ったもしくは同じような人生だったのか、が描かれていきます。どれを選ぶべきだったのか。読んでから決めてみてください。私の言わんとすることがお分かりになるかと思います。パラレルワールド特有のくどさを感じることもありますが、そこは目を瞑ってください。最終章にはくどさを越えた面白さがじわじわと来ますので。

[ 2012-05-26 ]

"ほんの些細な決断の違いで私の運命は変わる.
日々私は無数の決断を繰り返すのだから,
無数の異なる運命が生まれる.
無数の私が生まれる.
無数の四畳半が生まれる."

RPG的なノリなのかと最初思った.
4つの選択肢それぞれのストーリー,コピペな文章.
でも,読み進めていくにつれ
ストーリーそれぞれが,Case1,2,みたいに
独立してるんじゃなくて
登場人物は同じだけど並行して存在していることに気づく.
そういう部分に気づける楽しみのある本だった.

[ 2010-10-19 ]

面白い。何も考えずただただ楽しめました。
森見さんお得意の、京都を舞台にした、やること為すことしょうもない大学生たちが繰り広げる奇想天外なファンタジー(と呼んでいいんじゃないかと思っている)。今回は一話一話がパラレルワールドのようになっています。
あの時こうしていたら、今どうなっていただろう…
そんなことを考えてもきりがないしどうしようもないけど、結局は「今」どうするか。その姿に、一歩踏み出す姿に勇気ももらえる気がする一冊です。

[ 2011-03-10 ]

夜は短し、の方が私は好みでした。
こんなはずではなかった、と現状を嘆く主人公が、大学入学時に違う選択肢を取っていたらどうなっていたか、というパラレル短編集みたいなものです。
それぞれの違う未来でも同じ展開になったり、同じように見えても違っていたり、違う面が見えたり。読み進めていくと基本は同じなのに次々と発見があって楽しめます。
単純に「あったはずの未来」としてパラレルストーリーを楽しむこともできますが、どんな未来を選んでも現れる「黒い糸で結ばれた運命の親友」についてじっくりと考えてみると、うすら寒いものを感じます。

[ 2013-10-15 ]

四畳半で繰り広げられるパラレルワールド。いや、森見ワールド。
あの時、このサークルに入っていたら、弟子入りをしていたら・・・。
そんな主人公の思いを叶えるかの如く、「もし○○だったら」を描く平行四畳半暮らし。

ま、どの道に行ったって阿呆は阿呆であり、小津には出会ってしまうわけで。
そういう運命なんだね。

[ 2010-10-07 ]

とりあえず春クールにやっていたアニメを見ていたら、友人が「原作買ってみたから読んでみ」と言って渡してきた本。アニメからは入って大衆小説に行くって言うのもなかなか珍しい経験だった。
読むのはそこそこ大変で、夏休み挟んだとはいえ完読までに2カ月近くかかった。ページ数が多いというのもそうだが、独特の文体がまたただでさえ読むのが遅い私のスピードを抑制させた。とはいえ、文章自体は大変面白く、良い意味で文体に古めかしい個性があったので読んでいて苦痛に感じることは全くなかった。寧ろ一日に結構な量をさくっと読むことができ、「故を温め新しきを知る」作品の良い例ではないかと思った。キャラクターの個性を取ってみても、実際アニメに出来るほどなのだから妙なリアリティがあった。
友人はアニメの方がよかったと言っていたが、私はこちらもこちらでいいのではないかなあと思う。最後の「八十日間四畳半一周」では、まるで読んでいるこっちもひたすら魚肉ハンバーグとカステラを食べながら四畳半をひた走っている気分になってきそうで、単なる並行世界ものとは少しテイストが違うカタルシスを得ることができた。そして四畳半を抜けてもなお、作品全体はうまくまとまっている。
それにしても、これを12話放送で話を拡張させたアニメの方もそれはそれですごい。

[ 2012-08-01 ]

勝手な思い込みで『夜は短し恋せよ乙女』と同じ主人公が登場するのかと思っていたが基本的にはまったく別の物語である。とはいえ、舞台となる大学や世界観、一部登場人物が共通しているので、この2作を合わせて読むのも楽しい。

[ 2019-12-25 ]

森見さんのこの書き方は読む人を選ぶと思うけど、私はくすくすできて好き。
しょうもない人間を愛したくなる一冊。

[ 2019-10-03 ]

勧められて読破。文章が読み辛いが、ファンタジーなストーリーが楽しい。4つのサークル、友人、4畳半。中々楽しいが、ミステリーではないので、再読はないと思われる。

[ 2019-10-05 ]

不思議な印象を受ける小説です。どのサークルを選択するかということが主人公の運命の分岐点となり、それぞれの選択によって異なった運命が待ち受けています。しかし異なった選択でも、共通して起こる出来事もあり、起こるべきことはどんな選択をしたとしても、必ず起こるのだと思わされました。

[ 2019-10-14 ]

男子大学生の憂鬱な部分が繊細に描かれている作品だというのが第一印象です。同じような状況が繰り返され、くどいほどの言い回しが最後の伏線回収につながる。僕が初めて触れた表現方法で、とても世界観に引き込まれました。加えて言葉の勉強にもなりました。

[ 2019-08-14 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2019-08-03 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2019-09-25 ]

友人に半ば強制的に貸し付けられ、2週間ほどかけて読了。

やや古風な文体と、ちりちりと燻るような心理描写が刺さる人には刺さる。
物語の中では4つの平行世界が描かれているけれども実際は無限に可能性は広がっていること、そしてそれでいて不可能性をはっきりと示す構造は、大学生のみならず人が感じる歯がゆさをよく表しているのではないだろうか。

明るい空気を持った物語というわけではないし読後に爽快感がある訳ではないが、どことなくじんわりと染みるものがある。ごちそうさまでした。

[ 2019-07-15 ]

夜は短かし〜を観てからだと自分の想像ができなくて中村さんのキャラクターがそのまま浮かんでしまうよ
どんな選択をしてもそこで何をするかは自分次第だし、結末はそんなに変わらないのかもしれないね

[ 2019-06-13 ]

面白かったです☆これ、いろいろつながってて、ほぉほぉなるほど〜って読みました。 樋口くんや羽貫さんも出てきて個人的感想としては懐かしい人に会った感じ☆好きな作家さんになりました。

[ 2019-05-30 ]

癖のある独特な文体だけれど、ところどころに出てくる皮肉の効いた言い回しがクスッときてたまらない。後半畳み掛けるように展開されるパラレルワールドのどれもがくだらないようで最後は必ずきゅんっとさせてくれるのもずるい。

[ 2019-04-06 ]

アニメをみてとても面白かったので、本も読むことにした。読んでみるとかなりストーリーが違っていて、アニメの方が好みでちょっと残念だった。

[ 2018-11-11 ]

どんな頭を持っていればこんなに面白い文章が描けるのか。

無駄を恐れない者が勝者なのだと知った。

私達にも無数のパラレルワールドがあって、かといってそれをマイナスに捉えず楽しめば良いのだと思う。

この本を読むことで何気ない日常をより楽しめそうな気がする。

[ 2018-10-08 ]

太陽の塔を踏襲した二作目/ 京都の引力を高める文章は反則である/ アニメから入ったもので、そのほとんどのエピソードがオリジナルのものであると読んで気付いた/ 明石さんのかわいさは無類である

[ 2019-06-16 ]

「夜は短し〜」の次に読んだ。次は、「太陽の塔」読みたい。品格ある文学の中にも親しみがあり、そして崇高なるものでもある。繰り返しと、ほどよいパラレル感と、終わりの布線回収がたまらなくいい。

[ 2018-09-24 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2018-08-31 ]

「人生をもう一度やり直せるなら」そんな全人類が枕上の夢想を文学にした作品。しかも、やり直すのは人生の夏休みとも言われる大学生活。楽しくないはずがないのです。
内容について、何度繰り返そうが結局は同じような人生を辿るというのは物語上の御都合主義のようでもありますが、人生の真理であるようにも思います。もし実際に私が人生をやり直せたら、今と同じような現状に落ち着くのでしょうか。

[ 2018-08-19 ]

初めて読む森見登美彦の表現に、最初は非常に抵抗があり、全く読み進まなかった。
ただ、読み進むに連れて、ストーリーの伏線が繋がり面白くなっていった。

[ 2018-07-29 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2018-03-04 ]

面白いけど夜は短し派です。
森見さんのファンタジーは現実離れしすぎていないファンタジーで、本の世界にちょっぴり親近感が湧いてしまうところが好きです。

[ 2018-11-10 ]

間違いなく森見登美彦の随一の傑作と呼べる一冊だと感じた。
見事な伏線の回収、友情、世界観、どれをとっても申し分なかった。
アニメでは小津にいい印象はあまりなかったが、本書を読了して彼に愛すべき阿保と呼んであげたくなった。

[ 2018-07-23 ]

京都が舞台のダメ学生のお話
舞台がよくわかるだけになかなか面白い
てか言い回しはほんま天才的やと思う笑

[ 2012-05-21 ]

恋愛小説かと思ったらパラレルワールドもののSFだったというオチ。『夜は短し歩けよ乙女』を先に読んでしまったのを激しく後悔した。森見登美彦の妙に哲学者っぽい独白体が炸裂していて至極愉快。

[ 2018-08-18 ]

アニメ版を先に見たのだが、はっきり言っってアニメ版の改編のしかたはかなり良く、そちらの方が好き。
「夜は短し」とも共通する純粋な恋愛感情の賛美。
パラレルワールドを用いた大胆な構造は奇怪というより楽しげ。

[ 2017-11-18 ]

先読みできそうでできない展開が面白かった。リアルな京大生の生活感が現れていて、学生時代を懐かしみながら読めた。

[ 2017-10-18 ]

腐れ大学生のクセがすごい笑
「人事を尽くして天命を待つ」
読み終わったあと、わたしは人事を尽くしているだろうかとふと考え直した作品。

[ 2018-11-12 ]

4つのパラレルワールドで繰り広げられる、阿呆でどこか憎めない愛嬌ある登場人物たちの素っ頓狂ファンタジー。

やはりこの文体が好きだなと思えた。
大真面目に阿呆なことをできるのは大学生、若人の特権である。



ラーメン食べたい。

[ 2017-10-03 ]

大学生の頃読んだけどよく覚えていないからいまいちよくわかってなかったんだと思う。もう一度読み直したい。

[ 2017-08-24 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2018-02-28 ]

理解するのに少し時間がかかったけど、なるほどという展開で面白かった。
個性あふれる登場人物がいい味を出していた。

[ 2017-06-17 ]

「私」と一風変わった登場人物たちとの、四つの並行世界で繰り広げられる、不思議な物語。

素直に面白いなあと思いました。
そして各話の冒頭はお気に入りです。

[ 2017-06-12 ]

言い回しが面白いから夢中になる。
二話が一番好き。楽しい気持ちになった。
四話はなんだか気が滅入ってくる。なかなか読み進められなくなった。

[ 2017-05-08 ]

あの時、別の選択をしていれば、素晴らしい人生を送れたはずなのに。

人生には大小関わらず無限の選択肢があり、それらを経て私たちは今の人生を生きている。別の選択肢を選んだ場合の人生は勿論、経験することが出来ない。だから私たちは冒頭のような後悔をし、見ることのできなかった別の人生に思いを馳せる。きっと自分に相応しい、薔薇色の人生があったはずなのだと。

これは、そんな甘えた考えに冷や水を浴びせる作品。

この作品は4話から成るが、時系列ではなく、全て同じ主人公が違う選択をした場合の並行世界。最終の4話目では他話と一線を画し、並行世界を描くだけでなく、その世界を横断してしまう。

各話のシンクロ表現のため、何度も同じ文章を読む場面もあり退屈にも感じるが、これも表現の一つだなぁと納得。

どの森見さん作品にも共通するように、ダメ男子学生の唾棄すべき生活が余すことなく描かれ、最後には意外な温かみを感じて終わる。最早森見さん中毒にかかりました。

[ 2017-05-27 ]

再再読。
試みは面白いし、退屈せずに読めるのだけど。著者の作品は自分の中で「普段は積極的に読まないけど旅先とかで読む本がなくなった時に小さな本屋にも置いてあるから適当に手にとって読む本」という扱い。
発売当初はすごく新鮮で、笑い転げながら読んだんだけどね。
非モテ系の青春譚は、量産されすぎてもう笑えない。主人公が女性を見るときの視線も、童貞臭い理想化としか思えない。著者の女性経験の乏しさが背景に見え隠れして、白ける。なんの努力もせずに理想のガールフレンドを手に入れるって、どんだけラノベやらアニメやらに毒されているのか。
とはいえ著者の初期作品が京都の夜のエキゾチックな香気や青春の無謀なエネルギーに溢れているのは確か。
その後、そういう持ち味に著者自身が溺れることになり、同じ雰囲気の劣化版ex『夜は短し〜』しか書けなくなったのは、悲しいことだ。
自分が大人になってしまったということもあると思うけど、子どもの読み物では笑えない。
旅先で出会ったら、また手に取るかもしれないが。

[ 2017-05-11 ]

やっぱり京都に住んでる身としては容易に情景描写が出来て、読み進めるのがとても楽しい。
パラレルワールドの一つ一つの世界の内容が濃すぎて、頭の中で情報を整理するのが大変だったけど、最後の方にあ、これはこういうことだったのか、と思う所がたくさんあってとても面白かった。もう一度読んだら更に物語を楽しめそう。

[ 2017-04-23 ]

京都の大学にかよう男子学生の一人称による小説で、4話構成。前知識がないまま第1話を読み終えたときは、「ふーん」てな感じ。ところが、第2話に入って、何でしょう、この既視感(デジャヴ)。しかも、会話中に「デジャヴですよデジャヴ」なんて台詞まであるし。構成の妙に気づいたとき、ニンマリしてしまいました。もしかして未読で、読んでみようかなと思った方には、何も知らずに読んでいただきたい気もするのですが、とりあえずはご紹介。

第1話から第4話まで、すべて同じ一文で始まり、同じ一文で終わります。主人公が入学時に選んだサークルによって、大学生活がどう変わったか。3回生になった彼がそれを語っています。

第1話は、映画サークル「みそぎ」に入った場合。
第2話は、「弟子求ム」の奇想天外なビラに引かれ、ある男に弟子入りした場合。
第3話は、ソフトボールサークル「ほんわか」に入った場合。
第4話は、秘密組織「福猫飯店」に入った場合。

どれも登場人物やアイテム、情景がかぶっています。猫から出汁を取っているという噂の猫ラーメン。幻の高級亀の子たわし。ふにふにしたスポンジ製のクマ。ダッチワイフの香織さん。魚肉ハンバーグに、ちりめん山椒に、出町ふたばの豆餅、カステラ。貴重な書類は階上の水漏れによって猥褻非猥褻のへだてなくふやけ、主人公の後輩である明石さんの絶叫は、どの話でも「ぎょええええ」。もう可笑しいなんのって。

森見登美彦の文体が駄目な人はとことん駄目なようで、駅のホームでゴミ箱に放り込んだなんてレビューも見かけました。出だしの一段落は、「大学三回生までの二年間、実益のあることなど何一つしていないことを断言しておこう。異性との健全な交際、学問への精進、肉体の鍛錬など、社会的有為の人材となるための布石の数々をことごとくはずし、異性からの孤立、学問の放棄、肉体の衰弱化などの打たんでも良い布石を狙い澄まして打ちまくってきたのは、なにゆえであるか」。これで駄目だと思った人は無理かも。

[ 2017-03-03 ]

アニメも観たが、不思議な世界感を味わえる作品だった。大学生の自分に重ね、色々な可能性を感じてワクワクしたが、エンドはほとんどが悲惨な結果になっているところがクスリと笑えた。夜は短し〜と同様、猫ラーメンや黒髪の乙女などの世界観を受け継いでいるために、セットで読みたい。

[ 2017-03-15 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2017-06-11 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2017-02-28 ]

夜は短し歩けよ乙女を読んだあとに、正直舐めてて一ヶ月くらい放置してたけど面白かったです。小津なるひとが夜は短しの主人公だったのはびっくりした。ピーク。もっとこの物語の世界の人々の話を知りたいと思った。私もこの話の主人公と重なるところがあって、大学二年生だけどサークルに夢いっぱいで入ったものの人間関係に馴染めなかったり、クズすぎてたりで辞めて今はニートになってしまった。あのときこうしてたら〜って思うとこいっぱいあるけど、結局私が私である限り(笑)どんなことをしても変わらなかったんだろう 私にも恋人が出来るといいな。

[ 2017-12-03 ]

京都の腐れ大学生が、自分の腐った原因は過去の選択の誤りだと考えている。しかし、いくつもの平行世界を巡って、結局どの選択をしても大して生活に変化はないことに気づくという物語をユーモアたっぷりに描いた作品。

どんなサークルに入ろうが、小津には絡まれるし、師匠には面倒をかけられるし、明石さんには恋をする。まともな友達なんていないし、学業も絶望的。薔薇色のキャンパスライフとは程遠い生活だけど、どうやったってそうなるんだから、もうしょうがない(笑)

自分の生活に置き換えても、過去について悔やむことなんてたくさんあるんだけど、そういう自分に優しくなれた。
また、これから何か決断をしなきゃならない時、何を選んだって結局大して変わりはしないと思えて、少しこれからの人生を生きやすくしてくれた気がする。

[ 2016-07-27 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2016-07-18 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2016-07-11 ]

冴えない大学3回生の「私」が、これまでの大学生活を回顧する。悪友・小津や樋口師匠、孤高の乙女・明石さんなど個性豊かな人物との出会いをふりかえり、「あの時ああしていれば」と、バラ色のキャンパスライフを夢想する。しかし、現実はそう簡単には変わらない。冴えない「私」の四畳半の部屋に、今日も小津が訪ねてくる。「我々は運命の黒い糸で結ばれている」

自意識の高い大学生の「私」の自伝的な語りで物語が進行していく。森見特有のウィットに富んだ語り口で、京都の町が細やかに描写されている。京都に住むぼくには「あ、これはあの場所のことだな」と、具体的に想像しながら読めるのだけど、京都を知らない人にはどうだろう…。読む人を選ぶ作品ではあると思う。作中に登場する樋口師匠や美人歯科助士・羽貫さんは『夜は短し歩けよ乙女』にも出て来るらしいので、そちらもあわせて読みたい。ちなみに、この他にも森見作品のモチーフがちょこちょこ登場するので、それを探しながら読むのも面白いかも。

[ 2019-04-14 ]

備忘録


同じプロットの話を四回読まされるという設計なのに全く飽きずに読めました。
「福猫飯店」や「ほんわか」というおおよそ委細の予想が付かないワードを伏線としてページをめくりたくなりますし、ループする中でも登場人物は常に動いていて生き生きとしています。
人間誰しも人生をやり直したいとも思うけど、自分がやり直す別の「現実」があったとして、そこにより良いものがあるとは限らない。であるならその人生を謳歌して楽しむしかないのではないか、というメッセージを押しつけがましくなく提示しているのかなとも思いました。

[ 2009-01-17 ]

まず引き込まれるのは尊大さを気取った皮肉の利いた語り口の面白さです。
『異性との健全な交際、学問への精進、肉体の鍛錬など、社会的有為の人材となるための布石をことごとくはずし、異性からの孤立、学問の放棄、肉体の衰弱化などの打たんでも良い布石を狙い澄まして打ちまくって来たのは何ゆえであるか。責任者に問いただす必要がある。』
何だか北杜夫の「ドクトルマンボウ青春記」を思い起こしてしまいます。そういえば色んな類似がありますね。主人公は大学生だし「鬱勃たるパトス」に駆られ、無意味なことに精進しているようだし。もっともこちらは小説だし「青春記」は名前の如く体験記(ムチャ誇張されてますが)ですが。
さて、ストーリーはと言えば。。。。
京都の四畳半に下宿する拗ね者の大学生の青春記ですが、詳しく書いちゃうとネタバレになりそうなのでやめておきます。四話構成なのですが、第二話に入ったとたん「ええッ何これ?」。第三話で「ヤッパリそう来ましたか」。第四話で「思わぬ展開。これ最後はどう落とす気?」。まあ、キーワードとして「並行宇宙」とだけ書いておきましょう、SFではありませんが。
最初からドタバタと爆笑が続きますが、最後に少しシリアスになって。その当たりのバランスが良くて好きですね。

[ 2019-08-30 ]

9月にある読書会課題本。ファンタジー要素たっぷりの学園青春モノ。テレビアニメ化もされていて、本書と合わせてそちらのほうも大ヒットした。主人公は四畳半のオンボロアパートに住む京都の大学に通う大学生で、全部で4章あり、各章が「もし違うサークルに所属していたら?」というパラレルワールドになっている。各章とも構成がよく練られていて面白い。同じ言葉の繰り返しも多いが、それは明らかに意図的なもので、独特の効果を生んでいる。文体に癖があって、人を選ぶと思うが、肩肘をはらずとも楽しめる一冊だと思う。

[ 2016-03-23 ]

始め、難しい言葉が多いしとっつきにくい印象でなかなか読み進まなかったが、慣れるとどんどん楽しくなっていって大好きな小説の一つに。大袈裟かもしれないが、大学生活、勉学に励むわけでもなくぼんやりと過ごしてしまったからこそ、この小説をこんなに楽しめたのではないかと思った。

[ 2017-03-15 ]

主人公が大学入学後にどのサークルに入るかで未来がどのように変わるかが面白い。
ところどころデジャブに襲われるのも面白い。
結局どの選択肢を選んでも伝説のバラ色のキャンパスライフには程遠いのがなんともいえない。
最初から最後までどの話も結局、似たり寄ったりだが、そこが逆に面白い。
八十日間世界一周では四畳半の真理(?)を手に入れた主人公だが、もし野口さんが諭吉さんだったらと思うともったいない。もちろん野口さんでも十分ありがたいことに越したことはないのだが…ねぇ?
これを読んで、少なくとも四畳半に住もうとは思わなかった。四畳半の世界に入り込んでしまうのは怖いし。
そういえば、印刷所が羨ましい。印刷所では論文以外の宿題もなのかしてくれるのだろうか?使えるものなら使いたかった。
お腹すいた。猫ラーメン食べたい。(結論)

[ 2016-02-11 ]

大学入学から、どのような選択をして生きてきたのか…薔薇色のキャンパスライフを夢見てきたけれど実現できない冴えない大学生の話。4つの話があり、それぞれの運命をたどるも、かわりばえのしないもの。そういう運命だったと言う小津の言葉が正しかった。ぎょえええと驚いて、むにゅっとしてましたむにゅっとしてましたと言って、くっついてませんかくっついてませんかと慌てる明石さんがいいなあと思いました。成就して何よりです。

[ 2019-01-04 ]

こったを読んでから、「夜に短かし歩けよ乙女」の順番の方が良かったのかしら?

ちょっとこんがらがってしまったけど、なるほどと終着。
きっと現代のお話なんだろうけど、大学生ってこんなだったっけ?楽しそうで何よりだ。
勝手にきっとあそこのだいがくだろうと想定すると、ひょっとすると登場人物のような方々が本当にいらっしゃるのかもしれない。

[ 2016-02-15 ]

森見登美彦氏の小説は初めて読んだ。軽妙な語り口と小気味よいテンポでページをめくる度に小説の中の世界観に引き込まれていく。面白い小説だった。あまり小説を読まない人にもお勧めだと思う。

主人公は京都の大学に通う3回生で、大学に入学してからこれまでの2年間を無為に過ごしてしまったことへの後悔の念に駆られ、その原因を全て彼の唯一の友人である小津に転嫁している。

この小説は1話から3話までほとんど構成が同じだがそれぞれ独立したパラレルワールドを舞台にストーリーが展開され、最終的に4話目で総括的な結論が導き出される。

ネタバレになってしまうのであまり細かいストーリーの紹介は控えるが、これから大学生になる中学生・高校生、もしくは有り余る時間を持て余している大学1・2年の人は一度この小説を読んでみるといいと思う。私のように本当に無為な大学生活を過ごしてしまわぬ為にもお勧めである。

[ 2019-05-30 ]

京都の大学3回生の主人公と、親友?小津、黒髪の乙女の明石さん、師匠の樋口等と繰り広げる不思議な大学生活。
登場人物は同じだが、シーンが違う4つの物語から形成されている。ところどころのキーワード(猫ラーメン、蛾の大群、海底二万海里、下宿先等々。。。)が4つの物語で共通しており、不思議な感じ。世界観は森見さんワールドという摩訶不思議だけど、実現しそうな描写。この不思議な世界を想像するのが好き。森見さんのファンになりそう。
「夜は短し歩けよ乙女」の方が飛び抜けた世界観で好きだが。

[ 2016-11-23 ]

大学生活を存分に持て余しているといった感じでしょうか。
なんだかんだ主人公も楽しそうだし最終章では小津と出合って良かったのではないかと思いました。
周りの環境によって物事は大きく変わりますが、自分自身を変えるのはなかなか難しそうですね。

[ 2016-06-08 ]

『夜は短し歩けよ乙女』以来、モリミー作品二作目。ホント独特な世界観の小説ですねー。ジャンルとしては青春○○ファンタジー・・かな?人間誰しも「あの時、あっちの方を選んでいたら・・」って思うことありますよね?でも、結局どれも一緒なんだよ、と。モリミーはこの小説で教えてくれましたw

[ 2017-07-31 ]

4つの選択のどれをとっても、結論としては似た世界になる。パラレルワールド。4畳半世界の無限のつながり。この作者の1人称の独特の語り口が、なじめがたくあった。

[ 2016-02-08 ]

森見登美彦と言えばこの作品を思い浮かべる人は多いと思う。
私と小津の捻くれっぷりが炸裂。
結局、どの選択をしても同じ答えに行き着くだなんて人生そう甘くない。

[ 2016-01-14 ]

複数のパラレルワールドをめぐる実験的作品。
森見作品のユーモラスな語り口やキャラクターは健在。

夜は短しのほうが好き。

[ 2018-04-04 ]

最初この話の世界観?と文体に慣れるまでに時間を要した。最後まで読むとパラレルワールドの中に筆者が仕込んでおいた多くの仕掛けに驚かされる。

[ 2015-11-29 ]

 四つの世界が横並びに描かれた四部構成。あの時こうしていれば…と思うことは多々あるけれど、どういう選択をしても結局は本人次第なんだなぁと思う。そんな中でどんな世界においても愛すべき悪友でいてくれる小津の存在に心強さすら感じた。全体的にしょーもないのだけど、しょーもないことに必死になったり思案したりするのがお金はないけど時間はある大学生の日常で、楽しいなぁ。

[ 2015-10-30 ]

京都行きたい。こんな大学生になりたい!閉塞感と肥大化する自意識はひしと伝わってくるけれど、それでも何だか羨ましく思うのは、キャラクターが魅力的だからなのか。

[ 2015-12-02 ]

類を見ないという点で「四畳半神話体系」は現代小説史にも稀な傑作だと思う。
パラレルワールドを異世界ではなく、並行・分岐という本来の意味で用いて、尚且つ100p×4の中編はどれもこちらを飽きさせない。
印象的なのは冒頭部分で、こちらをぐいと小説世界に引き込ませる手法は、作者自身「雨月物語」などを読んでいたというから、そこからの手法かも知れない。秋成当時の手法に近いこの技法は、読者を楽しませるための小説には、必要不可欠であるのに、最近はそれが欠けたものが多く悲しい。また、ハッピーエンドは当時のお約束であって、その意味でも作者における影響は根深い。
最後まで読むことで一段味わいは深くなるけれど、傑作なのはやはり「四畳半恋ノ邪魔者」で、これだけでも是非読んでもらいたい。
変化した第四編の結末には主人公における感情の変化が深く関係するけれど、それを言うのは作品の楽しみを傷つけるので、読んでもらって確かめてもらいたい。

[ 2016-03-12 ]

夜は短しの方が好きかな。
どんな道でも必ず出てくる小津にツボリました。
四畳半地獄には落ちたくないな。
末長くお幸せに。

[ 2016-03-05 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2016-02-19 ]

先輩が好きなこの作品。なんとなく手に取り読めば一気に森見作品の虜に。

私自身京都在住ということもあり一種の親近感のようなものを感じながら読みました。

[ 2016-08-21 ]

昔友人に勧められたのですが、自分には合わずに断念してしまった一冊です。改めて読んでみると、すごく面白かったです。食わず嫌いはダメみたいですね。
(2012/12/16)

[ 2015-08-14 ]

本当に面白いファンタジーで、なぜか恋路を応援したくなる。お気に入りの一つ。とても京都に行きたくもなる作品。

[ 2015-07-12 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2015-08-30 ]

どんな選択をしていても結局根本的なところは変わっていなかったのかもしれないと思うと、少しだけ気が楽になりました。

[ 2015-07-02 ]

独特の表現ですので、好き嫌いが出る作品ですので、購入前に一度手にされる事をオススメします。自分は森見作品の世界観が好きで、中でもこの作品が一番のお気に入りです。日常の不思議なパラレルワールドが見応えあり。

[ 2012-02-04 ]

四作目の森見作品。最近だと買ってまで読んでいる作家は森見登美彦くらいかもしれない。アニメを間違って観てしまう前に原作に触れておきたかった。

森見作品は物語に入る前に言葉の面白さを楽しみにしていて今作も御多分に漏れず素晴らしい出来だった。

分類するならばパラレルワールド物のSFという作品だが、これはSFという体裁を借りて作者が言葉遊びをしている感があった。

森見作品の語り手は多くの場合私である。この私は知的であるが怠惰であり優しくもあるが愚かでもあり、また黒髪の美しい女性に弱い。今作もそんな私が物語を語る。

話は私が三回生になったところから始まり新入生の時を振り返る。薔薇色のキャンパスライフが手に入らなかったのは、様々なサークルの勧誘があったにも関わらず今の選択をしてしまった事だと深く嘆く。

第一話から第四話である最終話まであるのだがこれらは時系列に繋がっているわけではない。
毎度三回生から始まり新入生の時を振り返り嘆く。

読み進めると「どんな選択をしていてもあなたは僕と出会っていたと思いますよ」という悪友の言葉が悲しいかな真実であることが後々分かってくるのだが。

四話を通して同じ文章や同じ単語、言い回しが重複して出てくる。この事によりそれぞれの話の差異が強調されると同時に結果から見ればそれが些末なことであるという受け取り方もできる。

右から左に読む事しかできない小説とい分野で時間を超えた多面的な見方をさせてくれた今作は文芸という言語芸術の総称に相応しい作品である。

[ 2017-01-14 ]

四畳半の部屋を中心にオムニバス形式で話が進んでいきます。学生時代を思い出しつつ、非日常的な世界観を楽しめる作品です。
抽象的で抑揚の少ない作品です。

[ 2015-04-15 ]

森見登美彦特有の阿呆大学生恋愛譚かと思いきやまさかのパラレルワールドもの。それぞれのルートで展開していく話が多少なりとも関わって重なって読んでいてわくわくする。そしてこの人は語彙力がカンストしていると思う。

[ 2015-03-10 ]

独特の文体に最初は戸惑うかもしれないが、次第にそれがクセになっていく。
とても笑えるので、元気が出る。オモチロイ。

[ 2015-03-04 ]

これもまた森見登美彦特有の言葉回しと京都、特に京都大学の魅力を味わえる作品。

今作では平行世界での話を四編からなる短編形式で読んでいく。

畳半恋ノ邪魔者 - 映画サークル「みそぎ」に入った場合の物語。
第2話:四畳半自虐的代理代理戦争 - 樋口に弟子入りした場合の物語。
第3話:四畳半の甘い生活 - ソフトボールサークル「ほんわか」に入った場合の物語。
第4話:八十日間四畳半一周 - 秘密組織「福猫飯店」に入った場合の物語。

以上の話を同じ語り口調から入っていきそれぞれ異なる結末を楽しむ。

これに加え本作ではテレビアニメも制作され、アニメ版では小説からさらにストーリーを加えて映像化されている。このアニメがまた実によくできていて、森見登美彦の世界観が120%引き出された名作であるので是非ご覧いただきたい。最終回まで見終われば実に爽快な結末があなたを待っている。

[ 2015-03-02 ]

現実はままならぬ。バラ色のキャンパスライフを夢見ては小津のせいでまた珍妙な道へと足を踏み外す。理想とは甚だ違えど、憎まれ口を叩きながら私が過ごす大学生活は着飾ったものにはない趣がある。小津という妖怪的存在が良い。なにより森見さん特有の、阿保な事に全力を尽くす謎の組織や何かが目まぐるしく賑やかだ。4つの話の中で生じる、何てことのない繋がりに何度もページを行ったり来たりさせられるのが楽しい。そして明石さんは凛々しく素敵だ。

[ 2015-07-21 ]

夜は短し歩けよ乙女に続き森見ワールド全開。
作品を通じて何をしようが人生はあまり変わりばえはないんではないのかというメッセージ性を感じた。 最終話の締め括りで同じ締め括りかなと予想するも変化を織り交ぜた終わり方で良かった。
作品としては夜は短し歩けよ乙女の方が好き。 世界観としてはリンクしてるかもしれないけど、あくまで平行世界なのかな。

[ 2017-08-29 ]

パラレルワールドだ。それは第二話を読み進めるうちに、そこはかとなくコピペの違和感を感じた。登場人物を巧みにローテーションさせて、第三話、第四話と荒唐無稽な京大生の自堕落な生活が眼前に繰り広げられる。久しぶりのモリミーだが、京都の街の描写を、直前に読んだ万城目ワールドとダブらせている。もしも、この二つの世界が同時進行で展開せれていたら、どんなに奇想天外で面白いだろうか? そんな妄想を逞しくしつつ読了。最後の八十日間四畳半一周は読み応えがあったな~

[ 2015-02-14 ]

小津がとにかく好き。魅力的な悪役。
『私』の小津への愛が伝わってくる。
私もこういう友達欲しいです。
読み終わると生きる力が湧いてきます。

[ 2017-05-11 ]

何度も同じ文章が出てくるので、
読むのが面倒に感じてしまう場面もある。
けれど、最後にきれいにすべての話が
おさまるところにおさまった感は
さすがというべき。

[ 2015-04-20 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2015-12-13 ]

繰り返されるコピペから
生まれるオリジナル。

青春とはそんなカンジだったかも。
さて、青春っていつまでなんやろ!?

[ 2015-02-06 ]

森見登美彦さんの中で一番好きな作品。
まず、パラレルワールドということに惹かれる。
小津と主人公との会話がなんともたのしい

[ 2015-06-17 ]

大学生活はなにをしよう!と希望に燃える君はこれを読むといい。結局のところ何をしても隣の芝生は青く見えるもので、自分は今の状況に満足しきれなくても他の人から見ればそれはそれで楽しそうに見える。だから今を目一杯楽しむのが最高なんだと思う。

[ 2015-01-12 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2019-01-02 ]

これだけ共通した小道具を使って違った物語を紡いでいくってなんて凄いの。師匠、羽貫さん、亀の子束子、ラブドール、猫ラーメン、他ほか、これは京都の碁盤の目のようなものなのか。京都の街自体が小道具として配置されているよう。四畳半を舞台にこんなに手に汗握る話をかけるって...
パラレルワールドとして解釈されているみたいだけど、なんか違うような気がする、もっときちんと自分の言葉で表現したい!まってて、森見さん!
でも、人生ってこういう道標をぐるぐる巡る旅なのかもしれない、ね。


[ 2017-05-26 ]

一種のパラレルワールドを描いた作品。初見で読んだ時はその意味がわからず、見覚えのある文脈やシチュエーションに首を傾げたものだけど。
今風の世の中に馴染んだ若者にもなりきれず、かといって主張するほどの自己もまだ育っていない、なんとなく輪から溢れてしまった男子学生の物語。彼らは生きることに必死なんだけど、読者にしてみると、馬鹿馬鹿しく思えることを大真面目にやってのけていて、バカだけど青臭くて愛おしいなぁと思えてしまうのである。

[ 2015-12-21 ]

この作品は主人公のパラレルワールドが描かれています。最初、同じ話が続いて「どういうことだ?」と疑問に思いましたが、読み進めていくと納得できました。主人公の性格は素直な性格ではないのですが、それに負けないくらい偏屈なキャラクターが小津です。最初は小津のことを「ひどい性格だなぁ」しか思っていませんでしたが、読み終わると1番好きなキャラは小津になっていました。ぜひ癖のあるキャラクターに出会いたい人は読んでみてください。

[ 2014-11-25 ]

夜は短しに感動し、今作を読んだ。なかなか面白い構成であったが自分としてはイライラさせられる点もあった。次作に期待。

[ 2014-11-12 ]

かなり独特な世界観、というか世界の話。
森見さん作品によくある、クセのある性格の主人公。
読んでて頭がこんがらがりそうになりますが、
読後感がすごく良いです。

舞台はほぼ変わらないのに、ここまで壮大なストーリーになっていることが感動!

[ 2014-09-20 ]

平行世界を題材とした、少し変化球な構成。冴えない自意識過剰な大学生が主人公なせいか、近代文学っぽい雰囲気がある。
コピペの多用で、ページ数の割りにすぐ読めるが、後半だれてきた。しかし最終章で全てが繋がるので、最後まで読むべし。

[ 2015-11-14 ]

ループ系の小説。
大学生の主人公が、あのときあのサークルの方に入っていればこんな学生生活を送らなくて済んだかも…と考える。その、それぞれのサークルに入ってからの生活。

[ 2014-12-09 ]

面白い。書き方が独特で、読んでいて楽しい。話の内容ももちろん面白い。4つの、もしこのサークルに入ったら?という世界で物語が短編のように進んでいく。どの話も色々な展開があり、青春したいけど出来ないような、もどかしくもそれでも楽しいことを伝えているような。色々な選択が人生にはあっても過去をどうこうしたところで今とは関係が無いと教えられたような。うまく言えないけどワクワクして、ただただ楽しいと感じれた小説。

[ 2014-12-26 ]

この文体。クセになります。独特の可笑しさにあふれ、読んでいて思わず笑うこと多々。仕舞いには自分で書く文章にのりうつります。ご注意を!

[ 2016-07-16 ]

映画サークル「みそぎ」、樋口師匠の弟子、ソフトボールサークル「ほんわか」、秘密機関「福猫飯店」どこに入っても入らなくても結局は小津に出会ってしまう。いや、「私」の身の回りにいる人は出会うべくして出会っているのだと思う。「私」にとって袂を分かつことができない小津との関係はすべての元凶で、彼に出会わなければ学生生活が有意義なものになっていたとされているが、「私」は小津に憧れを感じていたのでは?と思う。だって小津は「私」が持たないものをたくさん持っているし。そして、それを躊躇なく行使してしまう。出鱈目だが、ちょっとカッコいいかも。酒と涙と男と男の物語だが、結局「私」は必ず明石さんに出会う訳で小津との負の出会いなど帳消しのような気もする。それこそ唾棄すべき、愛すべき阿保たちの物語である。

[ 2014-06-24 ]

古典のような言い回しそれだけでも笑えてくる。どこまで行っても四畳半の章はこれからどうなるんだろうかとドキドキしながら面白く読んだ。

[ 2015-04-19 ]

学生時代、深夜アニメで観てから気になってた作品。
相変わらず独特な語り口調から描かれる世界観がとても面白い。こんな平行世界の描き方があるのかと。
ボリューム満点な作品だけど、すいすい読めました。

[ 2014-08-05 ]

どの会話の背景にも必ず小津が出てきて、主人公の私が振り回されているのは、小津がいるからだという。
違う道を選べば、いい方向に進むのではないかという期待を寄せて…だが、そうそううまくはいかないという感じである。
黒髪の乙女と一緒に華の大学生活を送るつもりだったのにと悔しがる私だが、最後にはハッピーで終えることができて私にとってはよかったと思った。
四畳半の生活には、色んな思い出の結晶が詰まっている、そう感じた話だと感じた。

[ 2014-06-08 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2014-04-20 ]

ループループのパラレルワールドを、ゆーっくり時間をかけて読み終えた。途中飽きながらも数日経つと読みたくなるような、そんな魅力がある作品。

[ 2014-04-10 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2014-04-02 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2014-04-07 ]

平行世界パラレルもの。短編のように見えて、実は最後まで読むと種明かしされる。森見節は相変わらず。そして見覚えのあるキャラクターや造語もあり。アニメも是非見てみたい! そして京都に行きたい!

[ 2014-03-12 ]

恥ずかしながら高校3年になって読んでも理解できない本でした。大人になってからまたもう一度読み返したいと思いました。

[ 2015-01-05 ]

相変わらず独特の文体でとっつき辛さがあるものの、同じ作者の『夜は短し歩けよ乙女』と同じ、表紙の中村佑介さんのイラストが凄くイメージにピッタリで、
表紙のイメージによって補完されて、直ぐに世界観に引き込まれる。

[ 2018-01-14 ]

慣れてくるまでは、この文体の上を目が地滑りしていくだけのような読み方しかできなくて、世界観や登場人物たちの破天荒を堪能することができなかった。夜は短し歩けよ乙女のときもそうだったような気がする。この人の小説はシュールを地で行くような作品で、苦手な人はとことん受け入れられないタイプなのだろうけど、この作品はシュールさは比較的抑えられている。どこか純文学のような展開を見せる節もあるけれど、読みやすい方かなと。語彙力というか比喩力は抜群です。

[ 2014-03-09 ]

もしもシリーズですが、どう転んでも帰結するところは一緒ですねって話しです。

自分の冴えない学生生活を振り返って、もしもこうだったらなんて空想するのも含めてこの作品の楽しみですね。

[ 2014-05-18 ]

こういう形式の小説は初めてかも.....。新鮮な感じがして、読んでいて楽しかった。どの道を選んでも最終的には同じ結末を迎えてしまう男子大学生が時に哀れでもあるが、同じように自分の人生も考えてしまったり。森見さんの言い回しが面白さ健在ですな。

[ 2015-09-30 ]

ご存知森見登美彦の出世作とも言える有名小説。
息抜きに気軽な小説が読みたかったので手にとってみました。

4畳半のボロ下宿に住む主人公を中心に、幻の秘宝「薔薇色のキャンパスライフ」を求めて

相変わらずの森見氏の卓越した言葉選びには敬服。
そして活き活きと描かれる各登場人物の所作がおもしろく、構成も面白い。
娯楽として十分価値のあるエンターテインメント小説に仕上がっている。

わたしも学生時代を過ごした京都の情景を思い出しつつ、懐かしくも暖かい気持ちになりました。


しかし全体的に対象年齢が大学生前後といった印象なので、やはり読むなら学生のうちに読むべきであった。

[ 2015-07-01 ]

文体や時代背景が少し古かった分、読みにくかった。
同じ人物の短編4つからなっているが、その話が繋がったりしているため面白く読めた。
同じ文章でも主人公の選択が違えばこうも意味合いが変わってくるのかと思った。
最終的にはすっきりというか、いい終わり方だったのでよかった。

[ 2012-10-17 ]

4話で構成された主人公「私」の入学時にあっちに入っていれば、、、を実現した物語。各話平行世界なので冒頭などが同じところがある。どしてどうしても出会ってしまう人や出来事は、やっぱり避けられないらしい。

[ 2014-02-07 ]

パラレルワールドに迷い込んだ。

いつも目の前には無数の選択肢があって、その数だけ違った未来がある。


…という構成に気がつくまでは多少くどい部分があって辟易するけど、全部の話を合わせると面白い構成になっています。

夜は短し~の方がストーリーは好き。

でもこういう切り口は斬新。
樋口さん羽貫さんが出てくるのは嬉しくなりますね。


4つの並行世界。

…迷い込みたくはないけど。

[ 2014-01-30 ]

大学生活の理想形とは言い難いが、阿保らしくも羨ましい
ご都合の世界
あたりまえの世界
でもいいんだよ

阿保達に会いたくなる

[ 2015-09-01 ]

四畳半の部屋に憧れを抱いた
私はこの9畳半の部屋を支配できていないぞ
森見登美彦さんワールドにすっかり魅了されてしまった…次は四畳半王国見聞録を読みます。

[ 2013-12-31 ]

どこかでちがう選択をしていたとしても、結局はいまと対して変わらない学生生活を送っていたのだとおもう。

[ 2014-03-07 ]

主人公の怠惰な自分への大げさな解釈にクスっとするけど、他人事ではないかも。どの選択をしても未来はそんなに変わらないのかなと。不思議風味な時間つぶし小説

[ 2014-12-17 ]

4つIfの話で構成されてるが、話が似ており読むのに疲れる。ピタッと繋がるわけでもないし、平行世界のような感じ。
飽きた。
最期のくだりはオシャレだけど

[ 2013-10-23 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2014-11-03 ]

『大学に入学し、新しい生活に希望を抱いていた主人公。しかし3回生の今では、悪友に引きずり込まれ堕落した日々を送ることに。過去の選択を悔やみながら生きる彼に、幸せなキャンパスライフと黒髪の乙女は訪れるのか?』

 直球の青春コメディ。ありがちな話と思われるかもしれません。でも面白いのは、そこに並行世界の概念が加わったことです。
 ある時は映画サークルに属し、またある時は不思議な男に弟子入りしたり……全く違う環境を選んだはずなのに、結局どれも不遇な青春を送ってしまう。さらに、所々でお互いの世界に重なっている部分があり、全体を俯瞰してる読者としてはその類似性を見つけるたびにニヤニヤしっぱなしです。
 本書のもう一つの魅力は文体です。昔めいた硬派な一人称で語られているのですが、その硬い口調でしょーもないこと愚痴ったり悶々としたりするもんだから、そのギャップがたまらなく癖になります。
 不思議な世界感が展開される最終話は必見ですよ!

[ 2014-01-04 ]

4話構成で並行世界を描いた小説。私も京都に住んでおり情景をイメージしながら読むことが出来て楽しかった。京都に住んでいなくてもイメージさせる楽しさがあると思う。

[ 2016-01-19 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-10-02 ]

阿呆は阿呆の夢を阿呆なりに阿保しく見るのは決して阿呆らしくないな
ご都合に世界は展開する
当たり前だ。

そして魅力的だ

[ 2013-12-19 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2014-05-07 ]

同じ話のリピート。森見作品の中では、自分的な評価はそれほどでもない作品。羽貫さんなど他の作品に出てくる人がいて、それが森見ワールドとして楽しい。

[ 2013-08-24 ]

"Tatami Galaxy" what a translation!

Watch out for the parallel world and Ozu. Haha, these guys can't be helped to be not naughty.
And this novel surely gonna makes you wanna have ramen at stands.

[ 2014-05-20 ]

さすが森見さん!
どのキャラクターも嫌いになれない!好き!
3章まではパラレルワールドを描き、4章ではそれまでの章をきれいにまとめ上げていて、素晴らしい。
しかし4章の四畳半冒険記が少し長ったらしく感じられたが、最後はその長ったらしさから開放された感じがしたのでこれも計算のうちなのかなと思った。

[ 2013-09-21 ]

私も小津も明石さんも素敵!
京都の地理はあまりわからないが出てきたところを回ってみたいと思った。
アニメも秀逸。
「責任者はどこか」

[ 2013-08-13 ]

文章の引用が多いので読み飛ばしてしまった部分も多いけど、内容は面白かった。
小津くんみたいな人、きらいではない。
無益なことに人生を費やすというのは、簡単にできそうで案外むずかしいことだとおもう。
明石さんや羽貫さん、それから香織さんといった女性陣がすてきだった。
読者に没頭する美しい黒髪の乙女は人類にとって紛れもない宝だとわたしはおもう。
同じところをぐるぐるしているような不毛で摩訶不思議な世界観がすてきだった。

[ 2013-07-23 ]

夜は短し歩けよ乙女の方が好きだな

パラレルワールドのお話し
ほぼ同じ文章が出てくるのが特徴なんだろうけど
う~ん、作戦と言えば作戦だけど、くどい
もうちっと変化がわかりやすければなぁ

人生は選択の繰り返しだけど、どれを選んでもそうそう変わらないってことですかね

[ 2013-07-27 ]

森見作品2冊目。

誰しも「あのときあちらを選んでたらこんなんじゃなかったはずなのに…」と思うもの。
主人公の「私」もその1人。

そんな「あのときああしていれば…」を小説にしたのが本作。
大学生活2年間が無益であったのを、入学したての頃のサークル選択のミスのせいにした「私」。
そこで起こる「もしあっちを選んでいたら」を描くのが本作です。

ときに映画サークル、ときに仙人の如き人物の弟子、ときにソフトボールサークル、ときに秘密機関員…
全4話、その全てが独立した話を描きつつ、通して読むと各話の全体像が見えるってのがおもしろい。

森見作品が好きな理由の一つに、登場人物ひとりひとりのキャラが立ってるからってのがある。
どいつもこいつも「そんなのいないだろ」と思うほどに変人揃いだけど、森見作品の京都にはいかにもいそうな連中ばかり。

その京都っていうのがまたポイント。
広すぎず狭すぎず、歴史と特色ある京都の街並みがこの物語にまさにピッタリ。
前作『太陽の塔』もそうだけど、京都以外の舞台、たとえば東京じゃイマイチ精彩に欠けるな。

[ 2013-07-23 ]

1日で読了。同じ描写が繰り返され読み易い。「我々という存在を規定するのは我々が持つ可能性ではなく、我々が持つ不可能性である」という台詞は名言かと思う。最終話で気付いた語り手は、小津に愛情を差し伸べる。よく出来た話。文体は町田康に似てる。

[ 2013-08-04 ]

まず、語り方がとても気に入った。少し古めかしい語り口で主人公が自らを語る構成だったが、なんとも自分自身を良く見すぎているのではないかとツッコミを入れたくなる。四話あったが、何も知らずに読み進めていて驚かされた。もしかしたらこの世界も少しの選択によっていくつにも分岐しているのかもしれない、と少し夢を見たくなった。

[ 2013-08-15 ]

2013.8.14読了。『夜は短し〜』と、『四畳半見聞録』のあとに読んだ。せめて番外編の前に読めば良かったと少し後悔。もう一度順序よく読み直したい。
以下、内容について。4話収録されているが、書き出しが殆ど同じ。はじめは読み始める頁を間違えたかと思った。そのため、同じ部分は読み飛ばすこともしばしば。どんな選択をしても、結局バラ色のキャンパスライフからは程遠い大学生活を送った「私」。選択肢の絞り方が悪かった。良ければもっと理想に近い大学生活を送れたのでは、と思いつつも、この主人公ならたいして変わらなかった気もする。小津が存在する限り、何を選択するかなんて無意味か 笑
最終話で、最後の言葉を、前の3話と違って「私」が言った場面が印象に残った。旅したことにより、わずかでも「私」は変わったと感じられたので。
以下、印象に残った言葉。
「ほんの些細な決断の違いで私の運命は変わる」(p374)
「どうせ同じだ」(p364)
「好機がやって来たら逃さないことですよ、あなた。その好機がやって来たときには、漫然と同じことをしていては駄目なのですよ。」(p319)

[ 2013-10-19 ]

似た様な文章を何回も繰り返したので、途中で飽きてしまったのですが・・・じっくり読むと微妙な違いがわかって面白かったです。

診察に時間がかかる病院で読んだので、なんとか読めましたが・・・
じっくり読まないと面白さがわからないかも・・・

[ 2013-12-08 ]

小津!!
主人公がどんな人生の選択肢を選んでも、彼がくっついてくるんだなあと思うともはや可哀想というか、がんばれよ!と思う笑
くだらないだけじゃなくて、さりげなく人生に語りかけてくるような深みのある本だった
くどい文章がクセになる。

[ 2014-10-10 ]

35文庫
厳密には短編ではありません。でも一つの生き方を4つの角度から描いているからさくっと思い出せる。

[ 2013-06-21 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-07-01 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2015-10-23 ]

◆◇◆ある大学生の4つの運命◆◇◆
初めの感想は「なんだこれ…」。今までの大学生活を後悔する陰気な大学生の話が延々と続きます。読むのもなかなか進まず少し放置気味…。なんとか一章が終わって、二章も同じような話。「…なるほど!」。そしてだんだん止まらなくなり、最後まで一気読み。大学に入学した私(主人公)が初めに選んだ選択によって人生が変わって行く4つのストーリーで描かれています。四畳半の下宿部屋を起点に一つの話が終わるとまた最初から新しいストーリーが始まります。主人公以外の登場人物は同じように行動しようとするのでリンクして絡み合っているところが絶妙!前を読んでいるからこそわかる伏線が散りばめられ全部読み切ってこそすべてがわかります。京大出身の作者が描く独特の世界。さて、主人公は伝説のバラ色の大学生活を送れるのでしょうか?全く新しいタイプの青春小説。

[ 2013-09-05 ]

パラレルワールドの語りだが、雑なようで結構緻密な計算のうえの文章。

かなり読みやすくダーっとあっという間。物足りなさは多少あるが、森見登美彦世界が好きな人は楽しく読めるだろう。
おれは結構好き。なんたって京都好きだし。

[ 2017-01-03 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-07-10 ]

小説にしては?新たな?試み?なのかしら?一つひとつのお話は面白いけど、やっぱりくどいと感じた。冒頭の決め台詞?が、もう少し、ちがう表現で同じ内容を表せてたら飽きないでよめたかなー。

[ 2013-06-10 ]

2013/6/10四コマ漫画、最も薄汚い主人公の奇妙奇天烈な成長もの。「俺なりの愛だ。そんな汚いもんいりません。」が最後だけ私から小津
不可能性による存在証明。タイムスリップにより明らかに。
小津、樋口師匠、明石さん、羽貫さん、城ヶ崎先輩、相島先輩、みそぎ、ほんわか、福猫飯店
小津を見たまえ。あいつは確かに底抜けの阿呆ではあるが、腰が座っている。腰が据わっていない秀才よりも、腰の据わっている阿呆の方が、結局は人生を有意義に過ごすものだよ。

[ 2013-05-03 ]

理想の大学生活を送ろうとする『私』に奇妙奇天烈な交友(?)関係と、それに関わる出来事が繰り広げられる。大学生活の並行世界を書きつつ、真実は最後まで見ないとわからない。相変わらずの森見登美彦節が出ている癖になる作品。

[ 2013-07-30 ]

なかなかこの本になじめなくて…
でも少しずつ読み進めていくと、本当におもしろくて!
私や小津たちの世界にひきこまれてしまったようです。
みんないきいきしてるからでしょうか

[ 2013-05-04 ]

パラレルワールドの中で特に打ち込むことがなかった大学生が様々な波乱を経て過ごした日記のようなもの
どの世界でも必ずいるキーマンがいて、その人と関わり合いながら過ごす

読むのに意外と時間がかかった

[ 2013-07-22 ]

初読、かつ初森見登美彦。

深夜にやっていたアニメを何度かみて、なんとなく覚えていたところ、書店で見かけアレの原作かな?と。
読む前にちょうど動画サイトでアニメの配信が始まったので、全話見てから読みましたが、どっちも面白かった。

アニメではラストだけだった明石さんとのその後が1話からだったので、どう締め括るのだろうと思いながら読みましたが、そうか、そうきたか。

[ 2014-07-03 ]

各登場人物が個性的でとても面白い!しょうもないところもまたいい。パラレルワールドになっており、正直最後の方は飽きてきた部分もあった。相変わらず個性的で好き嫌いが別れると思う。

[ 2013-05-27 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2015-10-07 ]

たいした前情報も持たず、『ペンギン・ハイウェイ』から2冊めに手にとったのがこちらでした。
なるほどこれが森見登美彦氏ですかー!
面白く愉しくわくわくと、そして安心感をもって読み終えました。
何に対するどういう安心なのかというと「この作者は最後まで絶対にひどい裏切りをしない。きっといいところへ連れて行ってくれる」というような。そんな感じ。です。
まったく安心できない「裏切りだらけ」の作家や作品もそれはそれでおもしろいのですが。

しかしおっぱいが好きですねえ。
ボンクラ男子の不毛な呪詛とちゃんと爽快な青春、そりゃ好きです。

[ 2013-08-22 ]

「私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー(カバー文引用)」

最後にはなぜか小津と師匠のファンになっていた

[ 2013-08-20 ]

わたしはいつか京都の四畳半に住むだろう。そのときにはこの話を思い出して四畳半王国をつくるのだ。運命の黒い糸とはなかなかうまいことを言うじゃあないか。

[ 2013-03-15 ]

アニメも独特の空気感を受け継いでいて、楽しかったなぁ。
「夜は短し歩けよ乙女」と比べて癖が強くなっている気がするから、人を選ぶかもしれない。
何度となく読めば、新たな発見があることしばしば。
表紙が中村佑介さんになって、嬉しい。

[ 2013-09-29 ]

友達に勧められて読んでみた。
この方の作品は自分のなかで当たりなのと外れがあるかも。
主人公が4つの選択肢でそれぞれ違う選択をしたときの話が4話あるのだけれど、結局そんなに違わない人生を過ごすことになる話。
せっかくキャラの濃い登場人物がいるのだから
それぞれ違う展開だったら面白かったと思った。
まあこれは個人の好みの問題だけれど。

[ 2013-04-16 ]

「夜は短し歩けよ乙女」から続き森見さん2作目です。
本来ならばこちらが先なのでしょうが。

夜は~では先輩と黒髪の乙女が交互に語り手でしたのでとてもふんわりとした印象でしたが、こちらは先輩の一人語りなためかとても男臭かったです。
1話から3話まで似たようなことの繰り返しなため途中で飽きそうになりましたがそれをまとめてくれる最終話は素晴らしい。
人生の数ある選択肢の中でどの選択をしたらどんな未来になるのか。
それを先輩は大学のサークルに例えて話は進んでいきますが、結局のところどの選択をしてもさして変わらぬ未来となる。
過去を後悔するよりも、今を腰を据えて全力で楽しむのが一番いい!ということでしょうか。

にしても先輩はそうは思っていないようでしたが、十分に面白おかしい生活をしているように思えましたがね。
けどやはり一番面白おかしく過ごしているのは小津くんなんでしょうね。
彼はちゃんと腰を据えて阿呆をしているのですから。

[ 2014-08-04 ]

主人公の「私」は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。できれば1回生に戻ってやり直したい!そう願った青年の、4つの並行世界で繰り広げられる青春ストーリーです。
なにせ「私」の振り回されっぷりがたまらなくおもしろい!一冊です。
もしあの時違うサークルを選んでいたならば、黒髪の乙女と薔薇色のキャンパスライフを送っていたに違いない! (O.M)

(「学生☆教職員おすすめの一冊(読書月間2017)」でも紹介されています)

[ 2013-07-22 ]

怠惰な学生生活を送っていただけあって久々に巧みな小説を読んだ。
文章が硬派でありながらも奇怪軽妙で退屈しない。実に巧みだとしか言いようがない。
それどころかこの青春の暗黒面を扱いつつも妙に清々しい読後感は類い希であろう。鬱々悶々としたキャラクターが見事に清々しく描かれている。心地よい作品でした。

[ 2013-04-02 ]

よっつの世界が少しずつ変わりながらも繋がっていて、面白いと思いました。【夜は短かし歩けよ乙女】にも出てきた樋口さん、羽貫さんも登場していて、嬉しいです。黒髪の乙女、自分も好きです。

[ 2013-02-21 ]

主人公は京都の大学3回生。これまでの大学生活をただ無駄に過ごしてきたダメ学生です。本文から引用すると「異性との健全な交際、学問への精進、肉体の鍛錬など社会的有為となるための布石の数々をことごとくはずし、異性からの孤立、学問の放棄、肉体の衰弱化などの打たんでも良い布石を狙い澄まして打ちまくってきたのは、なにゆえであるか。」というような主人公です。
3回生の主人公はこれまでの大学生活のどこで道を踏み間違えたのかを手記形式で回想します。全4話でそれぞれ、入学当時に違うサークルに入っていたらどうなっていただろうかと、平行世界の話が4つあります。
しかし、どのサークルに入ろうとも必ず主人公をダメにする悪友の小津と出会ってしまい、結局無駄な学生生活を送ってしまいます。人生は選択の繰り返しでちょっとしたことで違う方向に進んでいきますが、根本的な部分は変えようがなくダメな人はダメでした。
自由で遊んでばっかりだった大学生活を思い出し懐かしくなりました。京都が舞台なので京都の学生必見です。

[ 2013-03-07 ]

大学生の物語を読みたいと思っていた時に見つけた作品。京都の大学生である主人公が、パラレルワールドを介して4つのサークルに所属し、失われた「青春」を求めて動き回るお話です。
文体は森見登美彦独特の古風なもので、かつ読みやすく、すぐに引き込まれること請け合いです。

[ 2013-03-12 ]

京都大学に通う主人公が大学生活半ばで「こんな学生生活をしているはずではなかった!」と思う事で入学からその時点までを何度かやり直すお話。

八面六臂の活躍をする小津がとてもいい!
何度読んでも笑えます。こんな学生生活だったら面白いですね〜

アニメも見ていましたがとても良かったです!
録画したものを未だに保存しています。
BOXセットが欲しい。。

[ 2013-02-23 ]

読んでいてまず、
なんて文章力が高いんだろう!
と思った。

くだらないことを
さらりと美しく書いてみせるところに惹かれた。

でも、
著者のやや偏屈なところに疲れた…笑

[ 2013-02-05 ]

全部読み終えたあとの感想は『おもしろかった』。
だが、読み進めているうちは、章の初めを同じ文で繰り返しているのがだんだんしつこく感じてきてしまった。

[ 2013-06-04 ]

「バラ色のキャンパスライフなど存在しないのだ。なぜなら世の中はバラ色ではない。実に雑多な色をしているからねえ。」

[ 2013-01-26 ]

なぜか懐かしくなるような
とても、いい作品でした!

森見さんらしい言い回しや
独特の雰囲気、お話の進め方。
すごく引き込まれました

是非、本を片手に京都にも
行ってみたいですね!

[ 2013-02-12 ]

苦手な人は苦手な文章。第一章を読んでふーんと思い、第二章の冒頭であれ?と思って第一章の冒頭を振り返る。そしてなるほどと思えた人は楽しめると思います。著者お得意の京都を舞台にした青春ファンタジー。

[ 2013-01-23 ]

このお話は、
主人公が下宿する四畳半の部屋が舞台。

「私」が大学3回生。
2年間の学生生活が、実に実りのないものだったと後悔し、
入学して違うサークルを選んでいれば、ばら色の学生生活を送れたであろう・・・。
そんな「私」と「小津」「樋口」「明石」が登場する4作。

3作は、それぞれ違うサークルを選びそこで起きた出来事を綴ったもの。
そして4作目は前の3作が全て並行し、それぞれの四畳半を行き来するお話。


どのサークルを選んでも、
結局は同じような運命をたどり、同じような人生を歩む。
そういう結論に至る、ちょっと不思議なお話です。





1作1作、同じような出来事が起きる。
読んでいる私も、
あれ?デジャブ?この言い回しさっき読んだっけ???
なんて混乱しながら、
結局最終的には同じなんだなぁと納得して読んだ。
ひとつの出来事をコピーして、少しペーストして・・・。
そうやって、ひとつづつ物語が進んでいきます。
なかなか凝ってるお話でした。

森見氏独特の言い回しも健在でした。

[ 2018-07-06 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-03-05 ]

早3年前になる放送を思い出しながら。おもしろかった!「硬派な文体」を病みつきになって追った。鬱屈たる青春と自分の「不可能性」が愛しく思えた。

[ 2013-09-01 ]

有頂天家族が世間に吹聴されている中で敢えての四畳半神話体系。
同じく森見登美彦作品でアニメ化されたつながりということで。

こんなに面白かったのか!という印象。
くされ京大生の生態を見事に描写しております。
四畳半を巡る冒険は引きこもり予備軍へのアンチテーゼでしょうか?

2013.8.31(土)

[ 2018-04-11 ]

最初にアニメを見てから原作を読んだからか、原作よりもアニメの方が好き。先に小説を読んでいたらどうだったかはわからない。

[ 2013-08-16 ]

空しくやるせないけど、たのしそうでもある?青春。
まるで手抜きのような同じ文章の繰り返しについては効果的にもととれるし、やや集中力が散漫になるきがする。
三話目まで同じパターンだったのでややあきてきたけど四話目はがらりと変わっておたので飽きずに読み進められた。
しかし森見さんの文章はうまいですね。
くすくす笑いたいときにお薦め。

[ 2012-12-31 ]

今大学生な人、かつて大学生だった人、大学生に憧れてる人、読んでみて損は無いです。本当の薔薇色のキャンパスライフとはなんなのか?主人公のくどいながらも面白み溢れる語り口と共に「本当の青春」の核心を目指す物語。

[ 2016-02-11 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2016-10-16 ]

冴えない京都の大学3回生が主人公。入学時に4つのサークルのどれに入部しようか選択肢を持つ彼。それぞれのサークルに入ったのちの学生生活が並行して書かれる。ただどの選択をしたところで、同じ悪友や同じ乙女に会い、似たようなハプニングに遭遇し、似たようなセリフを交わす。
人生の中で選択を迫られる場面に何度も出くわす。しかし、どんな選択をしたところで、結局は同じ友に出会い、同じパートナーに出会い、同じような人生を歩むのでは。この本を読むとそんな気持ちになる。「迷ったんならそんとき自分が一番したいことをすりゃ良いっちゃないと」と高校時代に友人がくれた一言をふと思い出した。

[ 2012-12-24 ]

すまん。
しょーじきつまらんかった。。。

解説から抜粋すると「並行世界もの」だそうだ。

「みそぎ」
「弟子」
「ほんわか」
「福猫飯店」
の、
どのサークルに入るかで未来がどうifになるのかという話。

例えば、
「おいら」が「れいむ」「まっと」「すみれ」「にな」さんと恋愛する。
結局は、
振られると言うオチがまってるがその経緯を楽しむみたいな。

どうせ振られるなら、
「れいむ」か「すみれ」か「にな」がいいなぁ。。。
みたいな話。

途中までの経緯がほぼ同じで飽き飽きします。
その部分に耐えられなかった。
結構おいら的には苦痛だったんで間違いなくオススメしません。

しゃーない。

[ 2012-12-20 ]

文章や作中の雰囲気はすごく好き。仕掛けは面白いのかもしれないけど、やっぱり同じ文章が繰り返し出てくるので流し読みになってしまった。小津とか明石さんなどの登場人物にはすごく好感がもてるし、アニメも見てみようと思う。

[ 2012-12-30 ]

あの時違う道を選んでいれば…。

バラ色のキャンパスライフに憧れる男子大学生の
違うサークルに入っていればどうなっていたかという
4つの並行世界を描いた物語。

特に4つ目の四畳半をぐるぐる旅する話が奇想天外でびっくりした。
(基本的に話も登場人物も全部奇想天外なのだけど…。)

サエないながらも愉快で個性豊かな仲間に囲まれて
ばたばたと活動している主人公は羨ましくもある。

複数の選択肢があっても、選ぶ側の本質が同じであれば
結果は変わらないと思った1冊。

[ 2012-12-06 ]

んー…

森見さんは好きだけど、あんまり面白くなかったです。
中途半端な印象で今一入り込めず。

[ 2013-06-10 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-02-04 ]

もしもこの時こんな選択をしていたら……と何パターンかある物語で、理解していなかった初めは少し混乱しました。
しかし登場人物たちが皆個性的すぎて愉快でした。
根津さんの所業は最悪だけど、なぜか憎めない。

同じ文章を何回か読むのは少し疲れましたが、この緻密な構成はさすがだなと思います。

[ 2014-06-29 ]

四畳半の中での生活。
ひょっとしたら森見さんの頭の中ってこうなってるのかなって思いながら読みました。

[ 2013-07-22 ]

硬派な文章と、内容にあふれる不思議な雰囲気とのギャップがたまりません。とても楽しめました。今回は図書館で借りて読んだのですが、何度も読み返したい作品なのでぜひ購入しようと思いました。

[ 2012-12-10 ]

最初は面白かった。
でも何度も同じ字面が出てくるようになって
話の流れもだんだんわかってきたあたりから
マンネリ化…?
所々でふっと笑えたりと楽しめたので
総合評価★★★です。
『夜は短し~』の方が好き。

[ 2018-01-13 ]

1作目は『太陽の塔』で、2作目がこれか。
著者はこのあたりでそのあふれんばかりの才能を一気に蕩尽してしまったのではないかと心配になるくらいの作品。
細かなところまで技巧が光り、読み終わったらすぐに「もう一度読み返さねば」と思わされる。

どこを読んでもおもしろい。傑作。

[ 2012-11-15 ]

<あらすじ>
悪友に振り回され、学生生活に満足できなかった「私」が、何通りもの学生生活を過ごす。

<学んだこと>
いわゆるエンターテイメント用の小説なので、楽しむことはできるが学ぶことは難しい。

あえて書くならば、
自分の人生はつまらない、生まれ変わりたい、と言う人間は、何回生まれ変わろうが変わることはできない。どんなに友人が変人だらけだろうが、その人生を受け入れて挑戦するしかない。
ということか。

奇人・変人、京都の町並みなどの描写が好きな人にオススメ。アニメも面白かった。

横山

[ 2015-05-17 ]

4つの話が最後にばしっと繋がる爽快感はたまらない。あっちではああなってたのが、こっちではこうなって、小さな差異と、その一方で意図的に用いられる同じ言い回しとの心地よいリズム感でサクサクイケる。

[ 2015-12-17 ]

人生は選択。あの時、あの道を選んでいれば。そんなことを誰もが考えるだろう。
選択の先にあるドラマを小気味の良い文章で綴る、森見登美彦らしい作品。
可能性の先の未来はどこかで交差しているかもしれないという面白さもあり、今自分が歩んでいる道を大切にしようと読み終わった後に考える。
アニメを見た後に読んだが、人物描写を想像しやすく、カットされてる部分もあまりないと感じたので、アニメも楽しむのがオススメ。

[ 2012-12-19 ]

薔薇色のキャンパスライフを夢見ていた大学生の話。
パラレルワールドというか、ループというかそんな世界。

[ 2012-11-21 ]

平行世界の微妙なリンクという見せ方がまず上手い。
語り口はもちろん流石としか言いようがない。
森見ワールド。

不毛で汚く馬鹿馬鹿しいだけの大学生活。
どうせ堕ちるならここまで堕ちた大学生活を送りたかった。
気のせいだろうか。
それはきっと後の人生の中で宝石のように輝く時間になるんだろうなと。

明石さんの慌てる様が可愛い。
樋口師匠の幽然ぶりが気持ちいい。
レビュー登録日 : 2010年08月13日

[ 2014-06-03 ]

失礼かもしれませんが、このしょうもない感じが大好きです。
もちぐま触りたい!
小津、素敵です。樋口さんに弟子入りしたいです。

[ 2012-10-26 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-11-11 ]

「薔薇色」ではない現状は誰のせいなのか?己である。

意味が無いのは誰のせいなのか?己である。

「ふっふーん」

小津のパワーは悪いけど凄い。
明石さんとお話したい。

私なりの愛を持って人生を楽しもう

[ 2012-11-24 ]

小津君がいいね(笑)。

森見氏の作品三作目なんだけど、どれもこれもなんて楽しいんだろう。

本作は『私』が迷い込んだ四つの平行世界が描かれており、
ある選択の違いによって少しずつシチュエーションが異りながらも、
時々全く同じ展開、同じやり取りをする様が可笑しい。

しかしラストはなかなか見事。
『私』の小津君に対する本当の気持ちを、前三話までの内容を土台にしつつ、
貫いてきた同じ展開、同じやり取りを清々しく裏切ることで、
こちらが気づいているソレに更なる納得感が与えられる。
「だよね」ってな感じで思わず頬を弛めずにはいられなかった。

どうでもいいけど小津君、イメージはゲッツファミリーのハックかな(笑)。

巻末の佐藤哲也氏の解説もなかなか良かった。

[ 2013-06-08 ]

森見登美彦長編第二作。

日本ファンタジーノベル大賞を受賞しつつもほとんどファンタジーじゃなかった前作『太陽の塔』と違い今回はきっちりSF、それもパラレルワールド物だったりする。

構成的には、繰り返しのくどさがミソというか。

もちろん、独特の文体で語られるどうしようもない男たちの物語&学生小説としての魅力は健在。

ヒロインの明石さん&もちぐま(表紙参照)もなかなかキュートだしということで、今回もしっかり楽しかったです。

[ 2012-12-30 ]

最近ハマってる森見の本

俺にとって、ついこの前まで遠い存在やった
大学生の話やけど、今はやたらリアルや

四つの平行世界で繰りひろげられる
圧倒的勢いで空費されていく青春

あいかわらず心情描写がおもしろい

[ 2012-10-13 ]

面白いです!

森見さんっぽい文体だから好き嫌いはわかれるかもしれないけど、私は個人的に楽しめました。

各ストーリーにつながりがありそうだなー、とは思ってたんですがこういう展開になるとは予想していませんでした。

読みながらニヤニヤしてしまいました。ケケケ

[ 2014-02-27 ]

気になっていたエンターテイメント作家さんようやく1冊読んだよ!主人公がもっともっと悲壮感漂ってて、明石さんとも仲良くなることなく終わりのないお話をぐるぐるしておる、とゆーのがわたしの希望ですが、そーなってしまうともはやエンターテイメントではなくなってしまうおそれがあるのでまあいいや。
でも、材料は純文ぽい雰囲気のものが多かったとおもうよ。魚肉ハンバーグとかときめきました。

心地いい饒舌体(?)で気持ちよく読めました。森見登美彦はマジックリアリズムの人らしいので、他の作品ももっと読んでみたいなあ。

[ 2015-11-08 ]

わたしたちはあらゆる場面で常に何かを選択し、そのいくつもの選択の結果今がある。大学三年生の主人公が、大学で異なるサークルに入っていたら二年間を無駄に過ごすことなく、薔薇色のキャンパスライフが送れていたのではないか?と疑問を持つところから始まり、それぞれ異なるサークルを選んだ四通りの大学生活が描かれる。とはいえ結局同じところに帰結するのだが。文体がこむずかしいことでかえって滑稽さを増し、ニヤニヤしてしまう。アニメのキャラの声やイメージを借りたほうが読みやすい。

[ 2013-07-09 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-09-24 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-01-16 ]

四畳半の学生生活空間を多次元的にSFっぽく描ききった抱腹悶絶超大作。

大学入学時に手渡された途方も無い数のビラのうち、映画サークル「みそぎ」、「弟子求ム」という奇想天外なビラ、ソフトボールサークル「ほんわか」、秘密機関「福猫飯店」の四つに興味を惹かれた主人公。

敵なのか味方なのか?神出鬼没逃げ足天下一品の悪友小津。

理知的で艶々光る黒髪の後輩明石さん。

「夜は短し歩けよ乙女」にも登場し、そのご都合主義には定評のある樋口師匠と羽貫さん。

その他魅力的な面々が繰り広げる京都を舞台にした悲喜劇に魅了された私が、その心に抱いた感想を逐一書くことは差し控えたい。

[ 2013-04-21 ]

平凡な大学生はぐるぐると…

いったい何が起きているんだこりゃ!?となってしまいました。
時間軸がどうなっているのか、解説を読むまで理解できませんでした。
ただ単に私の頭が悪いのか…

1つでも違った選択をすれば、それによって多少は似ていても変化は起きるということですね。

[ 2014-05-22 ]

読んだ後からじわじわきます。何処でなにを選んでも、自分が自分の人生を生きている限りは、結局似たような人生を送ることになるということ。読んでいる最中はひたすら主人公の語りを楽しむのみでしたが(コピペ部分は読み飛ばしましたが)、読み終わってから、ことあるごとに、この結論を思い出します。よい本でした。

[ 2017-07-28 ]

京都の大学生を主人公にした青春小説。主人公は大学入学直後のサークル選びで4つの選択肢があった。その選択肢すべてを同品質で4章に分けて描いた小説だ。パラレルワールドの4つの大学生活は過程こそ違いがあれ、どの道を選んでもだいたい同じような結末を迎える。あの時こうしておけば人生は変わっていたかもしれないとは誰もが思うこと。しかしこの物語が示すように、そんなことを考えても時間の無駄だとわかる。自分は自分なのだから、選択の仕方や決断の仕方に大きな違いが出るわけがない。自分を信じて楽しく前を向いて生きよ、そんなことを教えてくれる。物語としても「有頂天家族」につながる登場人物たちの強いキャラの立て方がうまい。

[ 2014-02-08 ]

アニメをきっかけに読み始めました 硬派な言い回しに、テンポ良く進んでいくパラレルワールドがとても面白かったです! 小津や明石さん、師匠など皆キャラがたっていて、不思議と心地いい雰囲気に引き込まれました 四畳半放浪のせいか、心無しか世界が美しく感じるようになってしまいました笑 世界の匂い、世界の音。 また、自分の「不可能性」は何か考えさせられました 京都に行きたくなりますね

[ 2013-08-31 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-08-27 ]

再読2回目。

学生って、バカ。ああすればよかった、こうすればよかった。いろいろ思うけど、人生の大筋は一本なんでしょうね。

[ 2017-02-22 ]

表紙から惹かれるものかありました。

第2部の始まりから同じ文面で始まったのは驚きしかなかったですが、読んでいくうちに、並行世界があることに気がつき違いがあることが面白かったです。

悪友ので憎たらしいはずの小津は最終章の最後の文で変わりました。彼がいたから楽しいのもになっていたのかもしれません。

別のサークルに入っていても結局結ばれる仲間はなんだか運命めいていていて素敵でした。

[ 2012-08-12 ]

もりみーワールド全開!!
森見氏の本は時間かけてゆっく~り読みます
わからない言葉とかあったら辞書で調べたりします
それくらいじっくり読みたいです

高校の先生も森見登美彦ファンで
わたしもなんですよって言ったら
クラスに走れメロスを置いてくださって
たまにクラスの男の子とかが
ペラペラ読んでいるところを見るとにやにや

中学のときに図書委員をやっていて
でもわたしの中学の図書室にはもりみーの本が1冊もなくて
みんなに読んで欲しくて
図書の先生にお願いして買ってもらいました

[ 2013-03-05 ]

ずべての章に共通するキーワードがあって、それでお話が進んでいく。ただ、1冊でお話が完結するというよりは各章で完結している、という意識で読まないと混乱するかも・・・

[ 2013-07-14 ]

これは名作。アニメの方が出来は良いが、読む価値あり。しかし、毎回明石さんと付き合えてしまうのはいかがだろうか?

[ 2012-08-10 ]

同じ言い回しに慣れて読むのを諦めそうになる。でも諦められない不思議。読み終わった後で無益なことを全力でしてみたくなる不思議。3.5っていう中途半端な評価が出来ればいいのに。

[ 2013-01-26 ]

久々に本を読んで抱腹絶倒しました。

いくつか選択肢がありながら、結局どれを選んだとしても最後は同じ結論に至ってしまう。
何か選択に迷う出来事が起こった時、もう一度読み返してみようと思いました。

[ 2012-09-29 ]

『四畳半神話大系』(角川文庫)読了。
面白かったです。
この小説の最大の特徴は、物語の構成です。

第一話:四畳半恋ノ邪魔者 - 映画サークル「みそぎ」に入った場合の物語。
第二話:四畳半自虐的代理代理戦争 - 樋口に弟子入りした場合の物語。
第三話:四畳半の甘い生活 - ソフトボールサークル「ほんわか」に入った場合の物語。
最終話:八十日間四畳半一周 - 秘密機関<福猫飯店>に入った場合の物語。

主人公「私」が大学でどのサークルに入ったかによって
どのようなキャンパスライフを送るようになったか、
という並行世界を描いた作品です。
登場人物は「私」の他に、悪友「小津」、理知的な黒髪の女性「明石さん」、
仙人のような大学8回生「樋口師匠」、酒豪で美女の「羽貫さん」、
城ヶ崎氏、占い師の老婆等々。
他には、猫ラーメン、もちぐま、カステラ、魚肉ハンバーグなどの
並行世界をつなぐアイテムも登場します。
4つの並行世界に、これらの人物たちやアイテムが登場し、
「私」が進んだキャンパスライフに関わることになります。
4つの物語に登場する人物たちは、性格や社会的地位など、
ほぼ同じなのですが、微妙に同一ではありません。
しかし、4つの物語すべてを読むことによって、
並行世界で繰り広げられた物語にもかかわらず
それぞれの人物、アイテムなどが描き上げられ、浮かび上がってきます。
2010年に『四畳半神話大系』はテレビアニメにもなっており、
私はこれが非常に面白いと思いました。
今回、読んだ小説も非常に面白いと思いました。

--------------------
私は冴えない大学三回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。できればピカピカの一回生に戻ってやり直したい! 四つの平行世界で繰り広げられる、おかしくもほろ苦い青春ストーリー。
--------------------

[ 2012-08-12 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2014-08-17 ]

2話3話と読み進めてもと1話目と同じような話が繰り返されるようで、ちょっと退屈だったけど、4話目目でそれまでのいろいろが繋がって報われた。

[ 2013-05-06 ]

主人公の「私」は最初っから満足のいく大学生活に不満や皮肉っぽい小言ばかり言っているのだが、、なんだかんだで彼を含めた登場人物たち皆、充実した毎日を送っているように見えるんだけどねー。

[ 2012-09-20 ]

伏線を次々に回収してくれるのが心地よかった。
それにしても、明石さんが素敵すぎ!
個人的には「みそぎ」の生活が一番楽しそう。ペンフレンドも捨てがたいかな。
自分は東京だったけど、やさぐれた学生生活を思い出しました。

[ 2014-08-16 ]

なんて不毛なパラレルワールド。
大学3回生の主人公が怪しげなサークルに入り悪友小津と出会ったせいで巻き込まれたいざこざを振り返る話。
4話は若干ファンタジーだけど基本は現代物。
大学生活を友達も作れず無為に過ごした主人公に身をつまされたり共感するところも多少はあるかもしれないが、実際にこんなやつがいても友達にはなりたくない。
端から見てるから面白い。

[ 2012-08-02 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-08-27 ]

再読。少し前にアニメを借りてきて一気に見たけれど、こうして読み返すとアニメの完成度の高さが改めてわかる。
どんな選択をしようとも自分という人間の大筋が変わることはない、という考えに少し影響された気がする。「不可能性」って面白い言葉だなあ。

[ 2012-09-17 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-08-10 ]

アニメにもなっていたし、本屋で話題のコーナーにおいてあったのでちょっと気になってしまった。
うぐっ…私には不向きな本で、青春コメディでした(白目)
内容はともかく、表現力のくどさはあっぱれですね( )

[ 2013-05-18 ]

痛快爽快、摩訶不思議な四畳半パラレルワールドな青春ストーリー。
ある意味、主人公と小津のラブストーリーといっても過言ではないだろう。

[ 2012-12-19 ]

同じ出発から4つの異なる選択をして進むパラレルワールドの4編。
しかし、小津に振り回され、明石さんに惚れ、謎の占い師の登場は変わらない。
学生生活2年間を棒に振った後の、3年目が主軸。

独特の言い回しはやっぱりおもしろい!!

[ 2012-07-14 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-09-17 ]

入り口も出口も同じなのに、たった一つの選択が物語をこうもガラリと変えてしまうのか!という驚きがつまった一冊です。よくもわるくも、くどい!!!忘れた頃にまた読みたいです。

[ 2012-07-12 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2015-02-10 ]

大学の友人に借り、その後引きこもり生活に入り、3か月たった今。テスト最終日を超えると友人が大学に来なくなることを思い出し、テスト終了後の廊下で返却するため3時間かけて読了。楽しかったが、留年内定の我が身には痛い話であった。
さて、返却にいこう。売店にカステラは置いてあったか。

[ 2012-06-28 ]

コピペを駆使して同じ場面が繰り返される構成。もう何年か読み返してない気もするので読み返したい。脇キャラたちが夜は短し〜にも登場してる。「そんな愛はいらん。」

[ 2014-09-29 ]

流れるような文章がいちいちくだらなくて面白い。もし違うパターンだったら?という形で話が進みます。全体的にはとても面白いですが、ちょっとだけ飽きてしまいました。




私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。(BOOKデータベース)

[ 2014-12-25 ]

この人の書く腐れ大学生大好きだけど、この"私"は特に好き!!
回りくどい文章が好きな人にとってはかなり面白い作品なんじゃないかと思う

[ 2012-09-02 ]

森見作品では一番好き。文体、文章の秀逸さ。

不思議テイストも入りつつやりすぎてないように思わすのが良い。

読み終わったらすっきりします

[ 2013-07-14 ]

読み終わったときの達成感ときたら。4つの並行世界ということで,共通したキーワードやアイテムが出てくるたびに,次はどうなるんだろうとドキドキしながら読みました。そして途中で何度も「これ前にどこかで…?」というデジャヴを味わいました。もう一度読み返してみたら,またいろんな伏線や謎に気づけるのかもしれない。 とってもぐうたらな主人公なんだけど,恋に友情に振り回されて,しっかり青春してるところが可愛かったです。

[ 2014-09-22 ]

うーん。文体が好きなら人ならいいのかな…。
トランスを聞いているような感覚だった。さらっと読むのが正解か?

中村佑介の絵で買った人が多いのではないか。

[ 2012-06-13 ]

森見ワールド
満載の1冊やったなぁ。

小津、痛い!
主人公の駄目っぷりも痛い!笑

猫ラーメン食べたい!

[ 2012-06-11 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-06-07 ]

森見さんの書く文章には、独特の癖と味がよくあります。はまると大笑いコースですが、一歩退くと全然受け入れられないってパターン。この本も多分にもれず。夜は短し・・・のほうが好きだけど、この作品も気負わず読めるので好きな作品です。

[ 2012-06-27 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-07-09 ]

同じような文章を何度も何度も何度も読んで、ああそうですか…といった結末。
こういう作り方面白いでしょ?実験的でしょ?ってことなのかな。

[ 2012-10-04 ]

はじめての森見作品。ノスタルジックな気持ちになるのは京都の街並みと四畳半の下宿のせいかもしれない。文体は慣れるまでに少し時間がかかったけど、好きな感じ。言葉の選び方や描写がとても好き。ぐるぐるとしているところは非常にくだらないことばかりなんだけど、なぜか愛しく思えてくる。猫ラーメンももちぐまもすごく愛しい。キャラクターも魅力的。小津がかわいいし、樋口先輩はかっこいい。物語構成もおもしろかった。別作品も読んでみたい

[ 2012-06-18 ]

夜は短し〜が面白かったので、読んで見ました。まさに、森見ワールドですね!独特な感じと、吹き出してしまう面白さ(笑)家の外では読めません(笑)

[ 2014-05-14 ]

第二章に入った時、まず最初に乱丁を疑った。
しばらく読み進めてようやく、作者の意図に気付いた。
乱丁なんてとんでもない。
使い回された場面も説明も、全てはこのストーリーに欠かせない、決して削ることのできないものだった。
自分の作品内でのこととはいえ、巷で悪名高きコピーアンドペーストを、これほどまでに効果的にストーリーの面白みに変換できるとは、流石、森見先生。

第四章で、微妙な選択の違いが微妙に四畳半に影響していたことを知った時の、「してやられた感」はたまらない。
最後まで謎のままだと思っていたぐにっとしたヤツらの発生源が明かされた時の「つながった感」は、ミステリーにも劣らない(と私は勝手に思っている)。
これだから、森見先生の本はやめられない。

[ 2012-05-26 ]

最初に文庫化したときに購入、読了してたけど、最近人に貸したのを機に再読。やっぱりおもしろい。延々と続くループはちょっとニーチェの永遠回帰をほうふつとさせるところがあったりなかったり。最後はなんか毎回ふぁー!っとなる。爽快なようでいて、ぐっと残るものがある。のです。

[ 2013-04-05 ]

多少選択を変えたところで、些細な変化はあっても本質は変わらない。
どんな道を通っても最終的には同じこと。
という感じで「すべての道はローマへ通ず」という故事を思い出した。

[ 2012-05-25 ]

作者特有?の言葉選び リズム感。

あほあほな大学生活を ねっちりとくだらなく歌い上げているんだけど
なんだか 爽やかで可笑しくて愛しくて、くすっと笑えてしまう。

[ 2013-02-10 ]

どんな選択を歩んでいても、出来事が少し変わるだけでたどり着く結末は大きくは変わらない。
4つの選択からなる物語だけど、どういうのかわからず読んだ時は出だしの文が同じなので、なんでまた同じこと書いてるんだ?って混乱。個人的にはちょっと読みづらく、内容がすっと入ってこなかった。

[ 2013-03-09 ]

何気に読んでいなかったので、久しぶりの森見さん。
超ぉぉぉぉぉぉぉおおお面白かった。
そりゃ面白いだろと思ってたけどそれにしても面白かった。

3章まで「やっぱおっもしろいなーww」4章「う、うおおおおおおおおおお」

小津くんのキャラクターに嫉妬した。
小津くんみたいなのを本当の「リア充」っていうんだと思う。爆発しろ!w

[ 2012-05-25 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-09-08 ]

一話は読みにくかった。二話を読んだら続きが気になった。三話は下ネタだった(笑)。4話が本編だった。
主人公の「私」のことがあまり好きではないので、最初は読みにくく感じたが、4話はとても面白かった。どの道を通っても最終的には同じ道にたどり着く。きっとそれは「私」だから。

[ 2013-08-08 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-04-22 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2015-05-09 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2015-07-14 ]

2015.07/13
主が変わらなければ、
どんな道でも変わらない。
って書こうって思いながら、読み進めてたら

4つの目の話で先に主が気付いて
書くことをなくした。
テンポが良くって面白い。

[ 2013-01-05 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-04-08 ]

アニメ版を観て目から鱗が落ちる思いで原作を買った。
学生時代の苦虫を100匹ぐらいすり潰した思い出が
よみがえると共に京都の下鴨周辺の光景が目に浮かぶようで
楽しかった。
久しぶりに京都行きたい。

[ 2013-05-21 ]

森見登美彦さんの名前はかなり前から知っていましたが、スルーしていました。で、書店で親しい店員さんに「何かお勧めは?」と訊いて、二つ返事で紹介されたのが森見さん。
早々と結論。面白かったぁ。食わず嫌いならぬ読まず嫌いはいけないと反省もした次第です。
硬質な文体、横溢するユーモア、ほろ苦いニヒリズム。誰かに似ていると思う間もなく頭に浮かんだのは、大大大ファンの町田康さん。10年前にデビュー作「くっすん大黒」でハマって、以来、ずっと追いかけている作家さんのひとり。著作は9割方持っています。
その町田さんに、作風がかなり似ています(剽窃とかそういう意味はまったくありません)。でも、ネットでかなり検索しましたが、二人の類似性を指摘する論考には出合えませんでした。勘違いではないと思うのですが…。
町田さんに比べると、ユーモアは0・8掛けですが、それでも十分笑えます。この硬質な文体でこれをやられたんじゃかなわない。私は好きです。
本書は四畳半に住む大学3回生の男が主人公。こんなはずじゃなかったと後悔しています。その自己憐憫を諧謔交じりに描いていて、そこが面白い。
新入生のころに彼の前には4つの選択肢(映画サークル「みそぎ」、とある師匠に弟子入りする、ソフトボールサークル「ほんわか」、秘密機関「福猫飯店」)がありました。本書は4章構成で、4つの選択肢がいずれも実現したものとして描かれます。パラレルワールドですね。
でも、どれを選んでも、大学生活はパッとしません。少なくとも主人公が憧れる「幻の至宝と言われる『薔薇色のキャンパスライフ』」なんて影すらない。それどころか、どの「世界」でも、主人公が忌み嫌う、妖怪みたいな小津に付きまとわれます。それが本書を貫く読みどころのひとつと思われます。
読んで損はありません。私は追っかけます。

[ 2012-04-04 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-08-10 ]

個人的に夜は短しより好きです。話の構成が変わってて、かつ凝ってて素晴らしいです。あと言葉とか話とか全部のリズムが大好き!

[ 2012-03-30 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-08-03 ]

みんなキャラが濃ゆい(笑)
それぞれの世界が少しずつ繋がっているのも面白い。
最後の主人公と小津のやり取りが微笑ましい^^

[ 2012-05-01 ]

現在病室という、四畳半に限りなく近い空間で生活しているためか、第四部でかなり共感し、そして今後自分の生活のあり方を想像させてもらった。魅力的な表現と巧みな構成が新鮮。軽快なテンポで話がススムのでとても読みやすかったです。

[ 2013-10-26 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2017-08-12 ]

四畳半世界を主人公がさまよう物語。
どの世界にも悪友の小津がいて、彼からは逃れられないけれども、結局はどこかで小津という突拍子もない悪事を企てる奴が傍らにいてからこそのふざけた大学生活がとても楽しそうに思えた。
デビュー作も読んでみたいと思った。

[ 2012-04-11 ]

アニメ化もしましたね。本当にこの人は文章力だけで書いているような気がする。ペンが先に動くんだろうか。と思いつつ、緻密な構成力にも驚かされる。根暗なんだな。

[ 2012-03-12 ]

ダメ大学生の話。
平行世界の話、4本立てです。

一つ一つは面白かったですが、いかんせん、オチというか、話のプロットが似ているため、最後のほうは飽きてしまいました。

で、星4つ。

[ 2012-06-27 ]

『夜は短し歩けよ乙女』に続いて読みました。
文章は一緒なのに主人公の考え次第で別のストーリーになるなんて面白かったです。また京都に行きたくなったし大学時代に帰りたくなりました(笑)

[ 2018-01-14 ]

何回も同じ文章が出てきて疲れた…
語彙力とか表現、日本語の使い方は上手!個人的には「夜は~」の方が好きだなー!!
感想まとめるも「なんかどっぷりな世界で疲れた」

[ 2013-09-20 ]

とうとう ダンネンしてしまいました。

まだ半分も読んでない。大好きな森見さんですが・・・

4畳半に拘りすぎてる主人公の変態具合についていけなかった。

途中から話は進むのだろうか・・・。はぁ。残念。

暇になったら また手に取ります。

[ 2012-06-13 ]

初めての読んだ森見作品でしたが、独特の文体にすっかり魅了させられていっきに読破。
電車の中で笑いを堪えながら読んだのは良い思い出です。
だめだめな主人公が薔薇色のキャンパスライスを送りたいと願うものの空回りばかり、そんなお話。
学生のうちに読んでおきたい一冊です。

[ 2012-02-29 ]

さいこー(^0^)

時の流れは同じだけども
違った選択によりまた違う人生があり。
どんなふうに生きようと
自分の境遇は変わらないと思った!

小津には出会いたくないねーww

[ 2012-04-01 ]

2012.04.01 読了

ちょっとひねくれた主人公に、もっとひねくれた友人、理知的でクールな明石さんに不思議な師匠、登場人物が相変わらず素敵な魅力を持っていて、それぞれの言葉回しなんかもとても面白かったです。

平行世界ということで、それぞれの章に同じ文章はありましたが、順序だてが変わっていたり、章によって出来事について切り込みをいれる角度も変わっていて飽きずに楽しめました。

自虐的代理代理戦争の話は個人的に一番好きです!

[ 2013-02-06 ]

妄想してないで、とっとと恋路を走りやがれ!
私は冴えない大学三回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。できればピカピカの一回生に戻ってやり直したい! 四つの平行世界で繰り広げられる、おかしくもほろ苦い青春ストーリー。 (Amazon 内容紹介より)

パラレルな短編がいくつかと総まとめの1話のような構成。まったく同じ文章とかがそこかしこにあって下手すれば手抜きと思われそうだとか感じたけど、最後の1話を読み終わったときのすっきり感。言葉をこねくり回したような文体がおもしろくて好き。

[ 2012-02-24 ]

あの時、ああすれば…
人生で必ず思ってしまうことです。

さえない『私』の人生はどの道を選んでもやっぱりさえないし、大切な人達には必ず出逢う。
後悔することばかりでも、友人や好きな人に出会えることは幸せなのかもしれません。

現実世界の自分も、もしかしたら今とは違う選択肢を選んでもやっぱり大切な人には出会えてたのかなーなんて思います。

ユーモアたっぷりの文体で笑えて、これだけ考えさせられる本はあまりないと思います。

[ 2014-01-19 ]

第二話を読み始めたとき、出だしが第一話と同じで「ん?」となったけど、読み進んでいくうちに納得。人生結局どの道を選んでも結果はほとんど変わらないのか…。面白かった。

[ 2013-10-30 ]

読み始め時点では軽く触れられている描写が物語が進むにつれてどんどんと解明されていくようで面白い。一つの世界なのに奥行きがあり、京都の日常に徐々に引き込まれていく感覚はいわゆる「コピペ文章」のサブリミナル感のせいかもしれない。第三章あたりから物語の展開はなんとなく読めてくるが、どのような結末になるかを想像しながら読むのも楽しい。

[ 2013-03-10 ]

「夜は短し」と世界観を同じくするシリーズもの。
主人公の人生選択が4パターン書かれている。

独特の文体や世界観はあいかわらずココロくすぐられるが、なんとなく冗長で「夜は短し」よりは読みにくい印象。

[ 2013-05-03 ]

作者特有の軽妙洒脱な文章には脱帽。
声にだして読みたくなってしまうようなリズミカルさは本当に癖になる。

パラレルワールド間で繋がり合うシーンや登場人物にも何度も楽しませてもらえた。憎めない登場人物達にも愛着が湧き、本当に楽しい一冊だった。

[ 2012-02-22 ]

森見さんらしい。
繰り返しの繰り返しの…
なんだか、エンデの鏡のなかの鏡のようである意味正統派の純文学ぽくもある。
その時どの選択をするか、そしてその後どうなるか。
ともすれば、もしもワールドに入り込んでしまいがちな私だけど、案外どの選択をしても同じ今につながるものなのかもしれぬ。

[ 2012-02-17 ]

思わず真似したくなる典雅な文体で描かれる、
時に下世話で時にホロ苦い挿話たち。
自分の生き方を決めるのは、よくも悪くも自分だということを、
この本に教わった。
大学新入生は、絶対によむべし!

[ 2012-03-08 ]

この人の本を読むたび、いったいどういう頭をしてるのか?と思う。

2話を読み始めてすぐに、あれ??と思い
3話に差し掛かって、なんだこれ??と思い
最終話になるまでどう纏まるのか全然読めなかったけど、なるほど、
納得のいく気持ちのいい結末。オモチロイ。

[ 2018-05-24 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-03-12 ]

声に出して読みたい日本語。

ライトノベルのような読みやすさもありながら
本格派小説のような構成力と表現力。

アニメとはまた違った「パラレルワールド」をぜひ読んでみることをオススメします。

[ 2012-11-18 ]

森見登美彦先生の、毎度おなじみ、京都の鬱憤とした大学生と摩訶不思議現象のお話。

四畳半に暮らす主人公。彼は「薔薇色のキャンパスライフ」を過ごしていない自分を後悔していた(注1)。
本書は、もしあのサークルに入部していれば、といった4つの平行世界を各章にわたって展開している。
映画サークル「みそぎ」・弟子求ムという奇想天外なビラ・
ソフトボールサークル「ほんわか」・秘密機構<福猫飯店>。
その選択により主人公の身に起こる事は違えども、
ぬらりひょんのような悪友の小津、神秘的な樋口師匠、
黒髪の乙女の明石さんとの縁は深い。
他にもいざこざのある城ヶ崎先輩や相島先輩・顔を舐める癖のある羽貫さんなど、森見青春活劇たるメンバーが揃い、
占い師の「コロッセオが好機の印」というメッセージを皮切りに物語が転じる。

「夜は短し~」を女友達にすするめるとしたら、こちらは男友達に勧めたい作品。主人公の黒髪の乙女に対する想いが甘酸っぱかったり、樋口先輩の飄々とした台詞にざわざわしたり、小津は他人の不幸を美味しく頂く貧乏神のようなのに器用な立ち回りをみせていて、微笑ましい不条理を感じたり、80日間四畳半一周に主人公の成長物語を見たりした。

平行世界の共通部分が、まったく同一の文章なのは森見先生の狙いだろうけど、もうちょっと差異があったほうが、森見文章中毒としては嬉しかったかなあ。

アニメもみたいな!

(注1)正確には本書に後悔の表現はない。
「今ここにある己を引きずって、生涯をまっとうせねばならぬ。
その事実に目をつぶってはならぬ。私は断固として目をつぶらぬ所存である。
でも、いささか、見るに堪えない。」

[ 2012-02-12 ]

軽妙な語り口で学生のもんもんとした物語を語る。学生時代に読んでいたらもっと共感できておもしろかったかもしれない。自分も大学に入学して最初の1年間は6畳一間に住んでいた。風呂なし、トイレなし。いま思うとどのように飯を食って生活していたのかほとんど思い出せないが、本書を読みながら自分の学生時代を思い出していた。
本書の語りたいことは日々起こることはあまりに小さなくバラ色の人生とは言いがたいが、それらが実はさまざなか可能性を提示し、色鮮やかな人生を形作っているということだろうか。

[ 2014-07-21 ]

1話目はあんまり面白くなかったけど2話目になって作品のギミックが分かって来るとそれぞれの話でどこが違っているのかとか考えるようになって、なかなかに面白かった。ただ同じフレーズが何度も出てくるのでやや冗長。既出スキップ、というか読み飛ばしていい場所が分かると良かったかも

[ 2016-12-22 ]

変な京都を描く2トップであるところの森見作品(もう一人は万城目)。例に漏れずの変で捻くれた京都といっても、下鴨神社付近のものすごく狭い範囲のみが出てくる作品である。

4部作となっており、それぞれが「もしもこのサークルを選んだら」というパラレルワールドになっていることに気づいたのは半ば近く。それでわざわざ「当年取って二十と一つ。四半世紀をなんなんとする」みたいな決まり文句というか、お題踏襲というかをあちこちで行っていて、3本目あたりでは、違うところ探しみたいな読み方になっていく。

内容は「夜は短し」と同様に、様々な小物とキャラの強い登場人物数人で進むため、その辺は女性向けかなと思う。

ただ、やはりパラレルワールドの設計の面白さと、最後の作品で拾われていくフラグというところでは、なかなかこういう作品はないだろう。

同じセリフで同じ内容が少しずつずれているだけという展開に、くどいと感じるところも数々有るものの、攻めた姿勢は好印象であった。

ただ、「夜は短し」同様に、唐突もなく印象ばかり強い小物に頼っている部分があり、その辺は人物で補ってほしかったところである。

また、ヴェルヌの「海底二万哩」と「八十日間世界一周」という複数の作品を引き合いに出すのであれば、最後の作ではヴェルヌ縛りみたいなものも欲しかったかな。読者に理解されるかどうかは別だけれども。

「夜は短し」よりも読みやすいし、パラレルワールドが受け入れられる人(SF読み?)にはオススメである。

追記。
2年ちょっと前に「夜は短し」を読んだときの自分のレビューを見たら「もうちょっと時空を捻じ曲げるくらいのハードなやつを絡めて欲しい」と書いていたが、まさにその通りの作品である。

[ 2012-10-26 ]

もりみーワールドは初期のものが好き。いい味出てるなー。樋口師匠はなんとなく、吉本の劇場の小藪さんをあてはめて読んでいました。

[ 2012-03-02 ]

四話からなる連作短編集かと思いきや、一風変わったパラレルワールドが描かれて、最後にオチがある。
さほど面白いとは思わなかったけど、つまらなくもない。
オチにもっていきかたが斬新で、ちょっと感心してしまった。

[ 2012-10-26 ]

周囲があまりに勧めるので、購読。

しかし、好き嫌いは大きく分かれると思う。
そして"夜は短し~"で感じたように、自分はこの作家の文体が苦手なのだろう。

何でもない、というよりどうしようもない人物たちの日常を描く、
その描写力や、独特のブラックユーモアは、
小津は著者自身がモデルになっているのでは?と思う。

特に自分が感嘆したのは、同一のパラグラフが、別の話では全く異なる意味合いを含んでいたり、
第四話で、一挙に作品を包括する世界をくみ上げる、
その発想と、実現してしまった筆力。

この独特の文体、何だか苦手意識があるけど、読んでいくうちに好きになりそうな予感も感じている。

読書の秋、ちょいと変わった作品に触れたいあなたは、これをてにとってくださいな。

[ 2012-01-27 ]

「並行世界」。あの時ああしていれば、ああしなければ、そう考えることは多いけれど、結局は同じようなところに帰結する、そんな物語。一種のせつなさを感じる。森見さんの絶妙な技巧には感服です。

[ 2012-04-24 ]

周りが読んでるからということで読んだ作品だったが、正直そこまで面白いとは思えなかった。大学生の主人公の気持ちは充分に理解できるけど、それ以上の面白さはあまり感じられない。パラレルワールドとはいうけど、同じ記述の部分も多く結構読み飛ばした所がある。作品の雰囲気に馴染めなかったってことなんだろうと思う。

[ 2012-11-09 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-04-22 ]

「夜は短し〜」が自分に合わなくて森見作品を倦厭してきたことを激しく後悔するほど楽しめた一冊。先が気になって早くページを捲りたい、という作品とは違い、一文一文を楽しむことのできる作品だなーと思った。
阿保で馬鹿な人ばかりだけれど、みんな憎めず可愛く思えてしまう不思議。

[ 2012-01-10 ]

今ドトールで読んだ。しかし、去年も読んだ。暇さえあれば会社の鞄に入れっぱなしなので読んでいる。
この作者は癖が強いので好き嫌いは仕方無いが是非読んでほしいと思う。
特に自分がヒネクレモノと思う方は(笑)
私はとても波長があったので心地よかった。

人生を沢山謳歌したい方はこれを参考になさらぬよう。私に、小津に、出会わぬよう。

[ 2012-03-27 ]

癖のある文章でしたが、少し古風で不思議なお話にあっているかと思いました。随所随所にニヤッとするフレーズがあったり、同じ文章を丸々使ってあったりという趣向が好きです。

[ 2012-06-14 ]

やっぱりこの自虐的表現が面白い!小津ー!でも一周する話なので途中ちょっと飛ばし読みしてしまった。ちなみに試しに1話アニメも見てみたら完成度高めな印象受けた。

[ 2012-05-26 ]

これが森見登美彦ワールドなのだなぁ。
と、まだ『夜は短し…』と2作しかよんでないながら、読んだあと、最初に感じた感想。

1章が終わり次の章で、ここから先どんな展開が…と思った矢先『ん?』と、少しびっくりさせられ、慣れてきたなと、思った最終章で80日間四畳半一周。

お見事です。
最後にはすっかり登場人物『明石さん』『樋口師匠』果ては『小津』まで愛着がわくし、その愛着は『カステラ』『もちぐま』『海底2
万里』『香織さん』にまでも及んでなんだか、この森見登美彦ワールドの京都がすごく好きになりました。

アニメ化等マルチに展開しているようなので、どんな風になっているのか、またたのしみです!

好き嫌いはありそうだけど、興味があれば是非読んで欲しい一作でした。

[ 2012-01-05 ]

関係ないようで繋がっている4つの平行世界。

特に「自虐的代理代理戦争」のくだりが好きですが、やはりこれは4話そろってひとつなのでしょう。

一気に読むとどこの世界で何が起こったのか混乱してきますが、あまり間を置いて読むと前の話を忘れてしまう・・・。

[ 2012-10-27 ]

この人やっぱり良い。
言い回しとか言葉の使い方が面白い。情景がイメージしやすくてそのイメージしたものがウケる。
登場人物もそれぞれ存在感抜群。
そんでもってこの構成すごいね。
緻密過ぎる。
とっても良い小説でした。

[ 2012-08-25 ]

森見登美彦の小説は初めて読んだが、予想を裏切って古風で独特な文体でした。特に盛り上がりどころがあると言うわけではありませんが、貴重な学生時代の一幕がかいまみえて癒されました。京都が舞台なのも良い味が出てたと思う。

[ 2014-06-02 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2018-08-29 ]

アニメを見て、本も一度昔に読んだことがあったけれど、例のごとく私は内容を忘れていたので、読んだわけです。
前に読んだ時とはまた自分が大学や、京都を経験しているので、イメージもまた違った。より面白かった。
ここからまたアニメ見ようかな。

高尚な感想なんてないや、面白かった。
だからよくないのかしら

ちなみに、まさに今の自分についても打たんでも良い布石を狙い済まして打ちまくってきたなと思っているところである。
責任者に問いただす必要がある。責任者はどこか。

[ 2012-05-01 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-01-09 ]

登場人物の発言や言葉のチョイスもストーリーの構成も全部、知性とユーモアに素晴らしく長けていて悶絶、さすが京大出。
読みながら「けけけ」と人間離れした笑い声をあげちゃう程、様々な愛に満ちて溢れたお話。城ヶ崎氏の高尚な愛の形に拍手したい。

[ 2011-12-25 ]

京都で陰々滅々と過ごす大学生の『私』は
悪友小津と出会ってしまったばっかりに2年間を棒に降った…
思い起こせば新歓時に選択したサークルが発端だったのだ、
一体主人公はどのサークルを選べば良かったのか?
というもちぐまをぜひもみたくなる作品。青春だよね。

[ 2014-09-04 ]

パラレルワールドのように話が同時に進んで交差し合っているのは分かるけど、似たような話しを何度も読むのが苦痛。

[ 2012-02-24 ]

森見登美彦さんの「四畳半神話大系」を読んだ。
四畳半に住む主人公の「俺」が大学のサークルを巡り悪友の「小津」、黒髪の乙女「明石さん」と繰り広げる学生生活が楽しい。今まで読んだことがないタイプの話で別のサークルを選んだ場合、どうなるかが読み進めるとわかります。やっぱり独特な世界観をもった作品。学生には好まれると思う。

[ 2012-01-31 ]

 4話構成で、どの話も同じ時系列の別の平行世界の話という、変わった本です。それぞれの話で主人公は異なるサークルなどに所属しているのに、どの話でも「薔薇色のキャンパスライフ」とはかけ離れた生活をしており、大筋は全く違う話ですが、似たような出来事が起こり、似たような結末を迎えます。
 へんてこなものや人が数多く出てきて、面白かったです。「自虐的代理代理戦争」とか。
 各話で共通する部分や関連している部分が見つけるのも面白いです。

[ 2012-10-29 ]

人生において、もしこの選択肢を選んでいたらその後どうなったか、のパターン。それぞれについての物語が4パターン、一部で重複しながら、でも完全なる独立性を持って繰り広げられる。自分が好きなゲームジャンル、サウンドノベルの諸作品に通じる手法で、内容の良さも相俟って、とても満足のいく内容でした。

[ 2012-01-03 ]

アニメを紹介され、原作も良作ときき読みました。
何度も同じフレーズが出てきて、人によっては苦手な部分だと思います

ですが、それがあるからこその最終章だと思うので
ゆっくり、でも根気よく読んでほしいです

読んでからアニメを見たとき描写の表現に感動しました

[ 2011-11-27 ]

西では人の恋路の邪魔をし、東では仙人の弟子としてイタズラに励み、南では秘密組織で権力を振るい、北では四畳半をひたすら歩く、そんな「私」の話。

悪友の小津や蛾が嫌いな明石さんも魅力的。「私」の行動も思考もひたすら不毛なんだけど、こんな大学生活には少し憧れる。

でも猫ラーメンは(名前の時点で)許せん!

[ 2018-08-11 ]

この人の小説は雑誌でちよつと読んだだけですが、「ああ、儂の好みの文章だな」と思ひ、偶々書店で目に付いた『四畳半神話大系』を購買したものであります。いろいろあつて、実際に読み始めるのに数年かかつてしまひました。
主人公は「私」で、京都の大学三回生。本名は明かされません。

いはゆる並行世界もので、第一話・第二話・第三話・最終話の四話から成つてゐます。
第一話は映画サークル「みそぎ」に入り、悪友小津と出会ひます。
第二話は、「私」の住むアパートの真上に居住する樋口師匠と出会ひ、何故か弟子となり、そこで小津と知り合ひます。
第三話はソフトボールのサークル「ほんわか」に入り、そこで小津を知る事になります。
最終話は秘密組織(といつても大した事はしてゐない)の「猫福飯店」に加入し、小津と出会ひます。

といふふうに、どの道を辿つても、悪友小津とは離れられぬ運命となつてゐます。「私」は小津と出会はなければ、この二年間を無為に過ごす事無く、薔薇色のキャンパスライフを得られた筈だと考へるのですが、いづれの道を選んでも結局同じであることが分かります。
そして一年下の乙女・明石さんとは必ず最後は恋が成就します。まあ自己申告ですが、この世界では本当なのでせう。
他にも、謎の師匠である樋口とか、酔ふと男の顔を舐める美女の羽貫さんとか、ヘンテコな人たちが闊歩します。これだけ現実離れしてゐれば、何でもありです。
個人的には、最終話で「四畳半」から脱出出来ず、延々と四畳半を巡る話が好きであります。

人によつては、同系の『太陽の塔』の方が良い、といふ場合もあるでせう。実際編集者から「『太陽の塔』みたいな作品をひとつ」と依頼されたさうです。若大将加山雄三氏が、「恋は赤いバラ」に似た、しかも更にいい曲を、と依頼されて「君といつまでも」が誕生した経緯と似てゐますね。
森見氏も若大将のやうに、飛躍を続けてゐるやうです。大いに結構。

http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-761.html

[ 2011-11-21 ]

アニメをチラ見し、どんな話なのか気になったので読んでみました。
読んで納得。
やっぱり、アニメは途中途中で見るものではないですね。
4本の平行世界の話。最初は読みづらいなぁ・・・と思ったし、
正直、途中で「またこの文章かよ」と思ったのだけど、
読み終わってみると何だかほんわか。
最後の話なんて、ページが少なくなるにつれて何だか寂しくなってきたし。
小津って憎めないキャラなんだけど、身近にいたら絶対、イヤだ。
被害を被らない程度に遠めから観察したいわ。
他の作品も読んでみようかなぁ。

[ 2011-11-20 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2011-11-21 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2011-11-16 ]

大変、京都に行きたくなりました。4つのサークルのうちどれを選ぶかによって少しは違えど、小津という訳の分からん友人と出会い、無益な2年をすごしてしまう主人公。パラレルワールドの話かと、気づくのが遅かったのですが、どれも面白い。小津の底知れなさは不気味でもあったが、どことなく愛嬌があり魅力的なキャラクターでした。明石さんは言わずもがな。夜は短し歩けよ乙女を先に読んでいたので、樋口師匠や羽貫さん、詭弁論部、閨房調査団青年部ではニヤッとしてしまいました。

[ 2013-01-10 ]

夜は短し以来の森見さん。読んですぐ、あっ懐かしい。

独特の言い回しと文章運び。これがこの人の魅力なんだな〜と再認しつつ読んだ。

京大を舞台に、私みたいな常人には思いもつかない設定で繰り広げられる青春群像劇(?)そこは人はそれぞれの捉え方があると思う。

森見さん好きにはおすすめですが、私は夜は短しの方が好きです。くどいのは嫌い。

[ 2011-11-12 ]

『成就した恋ほど語るに値しないものはない。』
この一文からも分かるように、ひたすらひねくれた一冊。
そしてくだらない一冊笑
それなのに読み終わるころには、登場人物に妙な愛着がありました:)

一つの決定には人生を左右してしまう様な不安があるけれど、
どれを選んでもさほど変わらない。
そう思うと、悩んでることがばかばかしく思えてきますよね。

まるで世界はパラレルパラレルパラレルパラレル∞ワールド!

[ 2015-11-15 ]

大仰な、というのが読み始めてすぐの感想。あんまり好きな語り口調ではないな、と思ったけど、読んでるうちに構成の面白さで慣れてきた。
神話だからこれでいいんだな、きっと。
普段、こういう感じの小説は読まない。ビブリオバトルで高校生が紹介してて、面白そう!たまには違うのも読むか、と思ったのです。
4話構成で、最初の3編のループな感じの後、4話目で混沌としつつぐいぐい展開するのが面白い。
なるほど、エンタメ。
うん、新しい世界が広がったかも。

[ 2012-01-22 ]

何でもっと早く読まなかったのか…
それだけ。
おもしろすぎる!!

こんなに色んな意味で口元緩む小説初めてだ…
何回電車内で笑みがこぼれそうになったことか!
森見さんの作品これから読んでいこう。
そしてアニメが観たいー!

[ 2013-08-28 ]

森見登美彦はもともと好きだったけど、これだけアニメで満足して読んでなかったことを思い出した。この人の書く大学生生活は、たまらない

[ 2012-02-15 ]

情景が浮かんでくるような描写の仕方が楽しい。
京都に行きたくなり、大学生活においていろいろな選択肢があって
昔の自分がもし違う選択をしていたら
どういう大学生活を送っていたんだろう、と感じた。

[ 2011-11-07 ]

「夜は短し~」の方は好きだったのですが、この本は読むのに疲れたという印象が強く残っています。私には合わなかったのかも・・・

[ 2014-02-17 ]

ダメ学生の四つのパラレルワールド。「夜は歩けし」のような独特の言い回しと、登場人物のぶっ飛び感は楽しめた。
ただ、パラレルワールドだからか多くの全く同じ文章が4回ずつ出てきてやや退屈に感じた。それもまた味なんだろうか。

[ 2012-01-26 ]

アニメがおもしろかったので読んでみた。全部アニメの声優の声で再現された。アニメの方が長い分遊びが多かった印象。小説だとこれくらいが丁度いいんだと思うが。
表を作って違いを比較したくなった。アニメを観る前に読んだ方が楽しめたかも。

[ 2011-11-28 ]

読み始めは、なかなかこの文体に慣れず読むのがおっくうになったりしましたが、読み進むうちにぐいぐいのめりこみました。

小津の潔いほどの卑怯っぷりに脱帽。明石さんの凛とした姿もとてもよいです。

著者の他の作品も読んでみようと思いました。

[ 2012-08-21 ]

20120821〜0904

見事な構成。小津、最低だけど最高。

「可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく我々がもつ不可能性である」

[ 2011-10-26 ]

これほどきれいに並行しなくてもいいのにと思ってしまうような並行世界もの。

いくら味わい深い文章でもそのまんま繰り返されると、さすがに第三話あたり
でだれてくる。それでも、そういう制約を自ら課しながら話を成立させるだけに
とどまらず、その制約を利用してしまうところが森見さんのすごいところ。
つくづくチャレンジングな人だなと思う。

「薔薇色のキャンパスライフ」を夢見ながら、そんなキャンパスライフを謳歌
している小津に振り回される皮肉がいい。
『太陽の塔』とは一味違った友情が感じられて面白かった。

[ 2012-01-09 ]

本屋で販促していたのでなんとなく買ってしまった。この4月下旬からノイタミナ枠でアニメ化されるとのこと。面白い仕掛けの仕込まれた本です。おすすめ!ところで、京都の大学(おそらく京大)を舞台にした、ちょっとシュールな青春小説というと、万城目学の「鴨川ホルモー」を思い出しました。ちょっと調べてみたら、本書の作者の森見氏は、万城目氏とも親交があるとのこと。なんとなく、文章にも似たニオイがするようなしないような・・・個人的にはこういうの、大歓迎ですわい。

[ 2011-11-09 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2011-10-22 ]

青春という代物は、まさにエッフェル塔の外観と内観のようなものだ。
青春の内側から見た外の景色はあまりに壮大なものだから、言い知れぬ焦燥と共に自己嫌悪に陥ったりする。
けれども、いざ、そこから脱して外側から眺めてみれば、
輝かしく美しい、充実があった。
そんな普く感覚を、教えてくれる、あるいは思い起こさせてくれる一冊。
どうしようもない友達に、友達に会いたくなった。

[ 2012-02-13 ]

たくさんの世界で、「私」は考え、考え、四畳半をぐるぐるぐるぐる、いろいろな道を進んでますが・・・・・。
森見さんらしい。

[ 2014-05-26 ]

京都の大学生の青春物語。

パラレルワールド(並行世界)という、『ひぐらしのなく頃に』や『魔法少女まどか☆マギカ』などアニメやSFではおなじみだが青春小説では珍しい構成になっている。

しかも、各物語で同様のシチュエーションが登場するが、物語の内容も進行もバラバラ、それでいて始めと終わりは全く(一部違うけど)同じという構成。

ご都合主義的展開も、ここまできれいにまとめられると、すごいの一言に尽きる。

出てくる人や物、言い回し表現などに馴染むことができれば、かなり楽しめる。

おバカっぽいけど、読み解くとかなり深い。得られるものがあるかどうかは分からないけど。

悶々とした青春を送った人たちに是非とも読んでほしい一冊。

[ 2012-12-09 ]

ペルム紀(二畳紀)→三畳紀→ジュラ紀だが、二畳紀→三畳紀→四畳半紀なのか!?
そういえば、なんで四畳の部屋はないのに四畳半にするんだろう・・・と思わず調べてしまった。
四畳半って素晴らしいのね。

似たような話が並行して続いていくので、飽きちゃった。
だから私は『夜は短し歩けよ乙女』のほうが好き。
でもやっぱり、京都の街を想像させるような書き方、独特の言い回しは好き。
京都行きたいなー。

[ 2011-10-07 ]

おもしろかった(*^^*)

いっぱい知ってる場所
出てきて、わくわく!

主人公しかり
登場人物みんなの
だめっぷりに
にやにやしちゃう★

人間味溢れてて
すごく親近感わく!

読後感もにんまり。

猫ラーメンっていずこ?
ぜひとも食べてみたい(*^^*)

[ 2011-10-06 ]

森見さんの著書で初めて読んだ本です。
最初はかなり読みづらかったですが、段々とその世界観に引き込まれていく感じを楽しめました。
印象に残る文章がいくつもあり、ユーモアのある作品だと思います。

[ 2012-04-22 ]

「彼女は美人であるが、戦国武将の妻のような顔をしている。」「好物はエチルアルコールとカステラである。」こんな美人に是非会いたい。顔を舐めてもらいたい。「夜は短し、歩けよ乙女」に続く!

[ 2011-12-26 ]

この小説は「私」と「小津」の友情パラレルストーリーである。
と、個人的に解釈いたします。

四編からなります。

大学三回生の「私」がめぐる、
もしかしたらこうであったかもしれない未来、
というか、過去というか。

「私」は森見さんの作品ではお馴染みの腐れ大学生であり、
「小津」は他人の不幸をおかずできる妖怪じみた腐れ大学生です。

途中コピペの部分を読むのが面倒になってしまったので、
解決策としては、
一気に読まないで一夜一編にしたほうが楽しめるかも。

[ 2017-03-30 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-01-21 ]

パラレルワールドで四つの世界が語られる。構成も面白いし、最後の終わり方もふんふんと頷ける。最初の一話は読みづらいかもだが、話が進むと入り込んでしまう。

[ 2012-03-31 ]

今回も楽しく読ませていただきました。
この人の本を読むと、京都に行きたくなるのは僕だけじゃないと思う。不思議な作家さんだ・・

随所に出てくる独特の表現や言い回しが好き。特に男子の憧れである、黒髪の乙女は想像をかきたてられる人も多いはずだ。
また、普通の人やもてない男子は「どこかしらに思い当たる節」が沢山あり、そうそうと頷くことでしょう。・・両方を兼ね備えるわたくしも同様であり、これからも静かに『森見ワールド』楽しみ、また見守っていきたい。

[ 2013-08-06 ]

正直、最初なかなか読み進まなかった
ちょっと読んで、???しばらく放置。。。。
を繰り返したある日思い出して読んだら一気に読んだ。
摩訶不思議。
それが森見さんの力?と思った。

[ 2010-07-04 ]

読んでいるうちにばかばかしくなってくるのだが、続きを読まずにはいられなくなるから不思議だ。文字の羅列に何か念でもこめられているのだろうか?(苦笑)。京都に行きてーっ(笑)。ちなみに、私の持っている本のカバーは象の絵の。

[ 2011-10-24 ]

森見さん二作目。
「夜は~」よりも好きでした。
独特な文体は、思わずくすりと笑ってしまいます。

四つのパラレルワールドが所々交わっていて、
最後に全て繋がり、すっきり。

もちぐまふにふにしたいです。

[ 2011-11-03 ]

あのとき、あぁしていたら、と言えなくなる作品。

偏見かもしれないが、京大生てこの作品で出てくる学生みたいな印象がある。

[ 2009-02-09 ]

面白かったです。どういう構成なのかはじめわからなくて??という感じで読んでいましたが、わかってしまうとリンクしてる部分を探すのが面白いです。でもさすがに3回続くとちょっとうんざり・・・?「夜は短し歩けよ乙女」を読んでからこの本を読みましたが、「夜は〜」で想像した明石さんの人物像とちょっと違ったのが惜しかったかな?私は「夜は〜」のようなもうちょっと天然で不思議系な方が好きです。でも「むにゅっとしてました」はかわいすぎる(笑)私ももちぐまが欲しいです。本当にあるものなんでしょうか。

[ 2012-02-18 ]

「パラレルワールド」というと、普通はある時点で取った選択によってその後の運命が大きく違ってしまうというドラマを想い描きますが、このお話は「どの選択をしても結局同じ」、なパラレルワールド。森見節もこれでもかというぐらい炸裂してます。長距離を走って疲れた、とか、ちょっとしたことの描写がいちいち最高。「なんで?」と言いたくなるような突拍子もないことばっかり起こるのに、ぜんぜん無理矢理感がないのがすごい。無理矢理作ってるんじゃなく、作者の頭の中にちゃんと存在してるからなんだろうなと思います。やっぱりすごい!

[ 2011-11-28 ]

有り得たかもしれない大学生活が、平行世界という形式で綴られる。
同じような文章を何度か読まなければいけない苦痛を除けば面白かった。というかむしろアニメで見たほうがわかりやすかった。

[ 2014-02-06 ]

別々の話かと思いきや最後で全てが繋がっていて…アイディアは面白く主人公のモノローグもニヤニヤしてしまうのですが、全ての話に出てくる共通した文章の所でテンションが下がってしまいました。

[ 2016-10-29 ]

人生どれを選択をしても結果は同じということ?でもないよね。どんな選択しても必ず出会える人ってすばらしい。とはいえ、別ルートをやり直すなんてできないんだから、いま周りにいる人を大事にしたい。

[ 2017-05-07 ]

ほんまに自虐的でアホな話なんだけど、読んだ後はなぜかスッキリする。そして現地に行ってみたい衝動が・・・。これって聖地巡礼ってやつか?

[ 2011-12-05 ]

アニメを見てから小説読みました。テンポがよくて個人的には読みやすかったです*

第一話から最終話まで
始まりと終わりの書き方がほぼ同じなのも読みやすかったかも。

特に最終話で立場が逆転するのがいい
【私はにやりと笑みを浮かべた。
「俺なりの愛だ」
「そんな汚いもん、いりません」
彼は答えた。】

[ 2011-09-12 ]

ちょっと軽口すぎたかな。久しぶりラノベ読んだ感覚でした。面白かったけど身にも毒にもならぬ感じ。お腹にくるような重さも息を呑む爽快感もなかった。与えるものは特にないのにここまでさくさく読めたのは、これこそ文才!と思います。語感のセンスは凄まじいものを感じた。一貫して面白く書かったし。 みんなは小津が好きみたいだけど私は抜群に明石さんだな。お前どんだけ不器用な女だよ!と。是非お友達からお願いします!と。

[ 2014-03-11 ]

2014-34
どんな選択をしても人生って大体同じような道を辿るんだろう。
主人公のやるせなさに笑いました。
独特の文体が面白かった。

[ 2011-09-21 ]

正直言うと、中村佑介さんのイラストに替わったから買ったというところ。
乙女に続き、明石さんがまたとってもキュートなわけで。
小津がどうしてもフットの岩尾のビジュアルで浮かんでくるので勘弁して欲しかった(笑)
ひたすらパラレル。
どれが本当の終り方なのか?
混乱することうけあいです。
そこが楽しいのでありましょう。

[ 2011-09-11 ]

森見作品にはまるきっかけになった本

古風な文体で
一見読みにくそうなのに
なぜかすらすらと頭に入ってくる

話もおもしろい

大学のサークルで主人公が巻き込まれる災難の数々は
独特でユニークで興味深い

この大学ではいったい何を教えているのだろう?

出てくるキャラもおもしろい

特に樋口師匠

全く何もないのに
なぜそんなに堂々としていられる?

何がそうさせる?

でも可能性の反対の話はすごいタメになった
そりゃそうだと納得した
俺も師匠と呼ぶべきなのか?とも思った

未来は無限のようでいて実は一つなのかもしれない

[ 2011-09-11 ]

京都で孤高の大学生活を送る誇り高き「私」。もしあの時○○しなければこんなはずじゃなかったのに。迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる不毛と愚行の青春奇譚。

不毛な京大生を描かせたら森見登美彦に並ぶものはいない。本作はそんな不毛さ爆発のパラレルストーリー。
アニメも何回か見たけれど、中村佑介のキャラクターデザイン、アニメとしてありえない早口ナレーションと、原作の雰囲気がしっかり維持されてて面白かった。

[ 2011-09-10 ]

アニメの影響で読んでみました。主人公の「私」による独特の語り口調と絶妙な比喩に途轍もなく惹かれました。作者さまの他の小説とも交錯していたりして、とても気に入りました。

[ 2011-11-24 ]

出来栄えは「宵山万華鏡」>「夜は短し歩けよ乙女」>「四畳半神話大系」といった順か。パラレル構造を巧みに利用した4編の挿話はそれなりに読ませるものの,他の2作には遥かに及ばないように思う。とはいえ,「太陽の塔」から後の作品を連結するための重要な位置を占める作品であるからして,最高得点とした次第。

[ 2015-06-24 ]

四つのパラレルワールド。
①映画サークル。神様の縁結び。
②師匠に弟子入り。代理代理代理…戦争。
香織さんの件で大笑いした。明石さんも弟子入りしてるのに驚き
③ソフトボールサークル。文通。香織さん。羽貫さん。明石さんが後半の後半に出て来てわかっちゃいたけど急展開で接近したのが前の2編に比べて違和感。
④秘密組織。四畳半が延々と続く世界。

見慣れた箇所は斜め読みで充分なのが楽でもあり、多少淋しくもある。
小津のバイタリティたるや、感心するものがあるね。
彼の彼女は豪の者だ。どんな子か知らんけど。

弟子入りの話が一番好きかな〜。弟子達の樋口に対する忠誠心はなんだかんだ凄い。

[ 2013-09-05 ]

アニメから入りまして、原作も。
朗々と話す「私」の文は、アニメの主人公よろしく思わず音読したくなります(笑)

[ 2014-06-30 ]

独特の文章に慣れるまで時間がかかったけれど、慣れてしまえば面白くスラスラと読めた。
一章を読み終えて、数ヶ月おいてから再び読み始めたせいで、仕掛けに気付いたのが三章に入ってから……。
主人公の周囲の人々はそれぞれ個性的。
主人公がどんな選択をしたとしても何らかの形で出会い、そして主人公が辿る道はあまり変わらない。
もしも違う選択をしていたら、なんて思ってみたところで結局あまり変わりないのかもしれない。
でも、過程が違うなら少しは違うかも。

[ 2011-09-06 ]

実はアニメから入った作品。内容を先に知っちゃっても、ちゃんと活字で読みたいと思った。小津の不気味さを表す描写に妹と大爆笑。

[ 2010-05-30 ]

第4話まで読んで、なるほど、そういう趣向かと納得。
「鴨川ホルモー」とか、何故、大学生の馬鹿話の舞台が京都なんでしょうか。
五十歳のオッサンにとってはソコソコの作品かな。ヒロインが理想化されてないのが、逆に実感があって良し。

[ 2011-09-03 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-01-14 ]

200ページくらい読んだ時の感想は卑屈すぎて感情移入できないしつまらなかった。でも後半は人間らしさが出てきて面白かった。話自体、構成自体に目新しさは無いけれど、この手の話らしい面白さが出ていて良かった。

[ 2011-09-08 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2009-05-07 ]

またしても冴えない京大生がおかしな愚行を繰り広げる話か…と思いましたが、少し趣向が異なるお話でした。 4つのパラレルストーリー。 大学入学時に4つのサークルのどれを選んだかによって、話が少しずつ違う方向にそれぞれ進んで行きます。 でも出会う人も一緒だし、行き着く先も大して変わらないんですね〜。 若者の可能性は無限大、なんて嘘を信じてた自分に手渡してあげたい一品です。 ぐだぐだ感あふれる中毒性のある文体がたまらん。神がかってます。

[ 2011-11-11 ]

とても面白かったです。こういう展開の本を読むのは初めてだったので新鮮でした。主人公の周りの愛すべき個性的な登場人物との絡みが好きです。

[ 2013-11-24 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-09-08 ]

以前放送されたアニメから入った口だけれど、やっぱり面白かった。こんなにひねくれた主人公もなかなか珍しくて逆に好感が持てた(笑 にしても、作者は大学になにか恨みでもあるんだろうか・・・。

[ 2011-08-20 ]

妄想炸裂です。大学生活でこんな男の子達と出会えていたら仲良くなりたかった。でも恋には落ちないかも。
文章は絶好調。若干(ではないかも)くどいところは好みが別れると思いますが、私は好きです。

[ 2014-03-15 ]

ペンギンハイウェイが結構良かったので、作者つながりで読んでみた。たぶんこの四畳半とあの四畳半とその四畳半ということで似たようなで少し異なる話を絡ませてるんだろうけど、少ししつこかったような。奇想天外で学生のころの京都の風景が(少しだけど)思い浮かんでそこは楽しかったかも。

[ 2012-02-21 ]

去年アニメを見て面白かったので購入。
何が言いたいかということも言葉では言わないけどちゃんとわかるし、何よりミニマルな展開が面白い。

[ 2012-03-18 ]

人生やり直したい!やり直したらきっと!!!って思うこともあるけれど。。。人生やり直したところでたいして変わらないんだろうなぁ、と思わせてくれる小説です。
主人公が4パターンの人生を送りますが、通る道はほぼ同じ。よって、たどり着く道の果てもほぼ同じ。面白いといえば面白いのだけれど、まったく同じ記述が4回もでてくるとちょっと飽きる。

[ 2012-09-28 ]

言葉がおもしろい。
一話進むごとに色々わかっていくので、読むのをやめようと思うことが無かった。
主人公の責任転嫁というかひねくれ方が私は凄くわかる。

[ 2012-07-22 ]

森見さんの物語は、ページを捲るほどに引き込まれていくものばかりだなあ。最初は憎らしかった小津が、だんだん愛おしく思える不思議。

[ 2011-09-11 ]

まず文体にやられた。
一見難しそうなんだけど、何故か読みやすくて、クスっと笑える不思議な文体でした。

文の構成も、各章の始まりは一緒なんだけど、ある分岐点を境に話が展開してくっていう、ある種のサウンドノベル的なノリで面白かった。


他人の不幸で飯が三杯食える小津を始め、登場人物も個性的。
だけど、なんだろ、一番面白いところはループ感ですかね。

各章に必ず出てくる
占い師とか、ぬいぐるみなどで、章と章がリンクしそうになるんだけど、実はリンクしてないっていう中途半端なのが、ムズ痒くて逆に良かった。

それと、猥褻図書館などのバカっぽい固有名詞のネーミングもツボでした。

京都行きたい
猫ラーメン食べたい
四畳半に住みたい
一人暮らししたい。

[ 2017-09-01 ]

アニメから入ったファンだが、原作もやはり素晴らしかった。
冴えない大学一年生である私のバイブルになりそう。

[ 2011-08-26 ]

京都を舞台に大学生たちが織り成す青春ラブストーリー。
この登場人物たちが、一癖も二癖もあるやっかいなやつらで、面白い。
作者の語り口も独特で、最初はあっけにとられるが読み進めていく内にこれがクセになる。
知らぬ間にこの不思議な世界観に魅了されているのだ。

物語は全4編からなるが、それぞれが実はパラレルワールドになっている。
まるっきりコピペしたかのような文章が並ぶ。
だがよく読むと微妙に違う。
少しずつ仕掛けられているズレが面白く、これまた馬鹿馬鹿しい大学生活が少しずつ違って描かれる。

作者の森見登美彦は1979年生まれで実は私と同年代。
同じ時代を京都の大学で過ごしたわけだが、ちょうどその頃はインターネットが普及しはじめ、学校のレポート作成のために検索+コピペという荒業が生み出された頃で、この不思議なパラレルワールドを見ていると、ふとあの時代のことを思い出した。
作者自身もそんな経験があるのだろうか。

おそらくここで描かれている大学生活は、作者自身の京都での生活も大いに活かされているのだろう。
もしかすると、登場人物にもモデルがいるのかもしれない。
実在など有り得ないような風変わりなキャラクターばかりだが、大学時代を思い返すと、確かにいたような気もする。
余談だが、物語中で焼肉を一心不乱に食らう男が、その屁理屈を重ねる口調とともに、私の友人と被って見えて絶句した。
そんな、ありそうでなさそうな人物像もこの小説の魅力なのかもしれない。

結局、何が何だかよくわからないままに物語は終わるが、でもなんだかお気に入りになっている不思議な小説だ。

[ 2011-08-09 ]

きっかけはアニメだが、最終回目前にして待ち切れずに購入、読了。
とにかく面白い。アニメのほうも良い出来だと思う。

[ 2011-08-05 ]

森見さんの代表作。
アニメ化もして、
内容がとっても愉快な作品^ω^!
これで森見さんにハマった人は、私以外にも多いはず。

[ 2011-08-04 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2011-08-04 ]

読み終わった途端無性に京都に住みたくなってしまった作品です!
出てくるキャラクター1人1人が個性的でアクの強い作品ですが
いつでも読みたくなる不思議な中毒感を持っている…そんな本だと思います。アニメも見たほうがいいかもしれません。

[ 2008-05-15 ]

「太陽の塔」と「夜短〜」の間に存在したこの小説をなぜか今まで未読だった。 深いわけはないのだが… 「太陽〜」ほどの妄想オトコ汁噴射攻撃はないし「夜短〜」ほどのかわいらしさもないのだけど、やっぱモリミーさいこぉっ と緑の風吹く空に向かって叫ぶにやぶさかではない。 不思議な作りになっている。 等身大モリミーと思しきオトコの大学1〜3年までの間の出来事が4つ書かれている。これがほぼ同じ登場人物で、全く別の経過を辿り、同じような経験をし、そしてとある所へと導かれていく…という分かったようで分からない説明しか出来ないモリミ的ファンタジィなのだ。 全く別の角度から見るとこれはシュレーディンガーの定理を分かりにくくアホらしく描き出した超問題作なのかもしれないなどということは絶対にないと思う。 とにかくモリミーさいこうっ と叫びたい人は読んでみるべし。

[ 2015-11-10 ]

主人公は如何なる選択をしようとも小津という運命の重力場から逃れることは出来なかった。

過去に戻り違う道を選んだとしても、各人の重力場により、似たような現在に辿り着くのだから、諦めなさいということだろうか。

「あの時こうしていれば」の先には、より良い未来を描きがちだけれど、より悪い未来の可能性もあると考えれば、まあ今も悪くはないかと思える。

結局、選ぶことが出来るのは未来しかないのだ。もし、未来でさえも何かに引き寄せられてしまうなら、せめて静かで景色が綺麗な道を歩いていきたい。

[ 2011-09-03 ]

2011/9/3読了
森見さん、まだ二冊しか読んでないけど、とっても好きな作家さん!!!


語り口に慣れてしまったら、もうどっぷりハマってしまう中毒性を持ってる!

四畳半神話体系は、並行世界の話で、三話までは純粋にお話を楽しんでいたのだけど、最終話は、どうなっちゃうんだろ~?と少しハラハラしながら読みました。


どんなに抵抗しても、主人公は結局小塚と出逢う運命なのが、本人の意思には反するだろうけど(笑)、素敵だと思いました(*^^*)

[ 2011-08-26 ]

楽しくて読みやすくてテンポよくよみおわったが、これといって心に残ったり思い出したりすることがない。だからすぐ忘れてまた新鮮に読めそう!

[ 2017-01-04 ]

H29.01.04 読了。

「夜は短し恋せよ乙女」が好きなので、買って読んでみた。
独特な言い回し、言葉のチョイスは流石(なのか?)森見登美彦先生って感じだった。

SF?ループ物?
同じ文章が何回も出てくるのが読んでいてしんどかった。

最終的にどんなオチが待っているんだろう、としんどいながらも頑張って読んだものの、読み終えたのに、なにこれ?ってなった。

時間の無駄。
それがこの作品の評価。

他の方はどう感じたんだろう?

[ 2011-07-23 ]

話の全体を読み終えたら、深いなぁ・・・と思ったけど個人的にループする話を読むのはニガテだと気付かせてくれた作品。
でも、読み終えたときの達成感がすごかった。

[ 2011-07-23 ]

私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。
悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!
さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。

[ 2016-07-09 ]

あぁー畜生。
これってもしかして、
徐々に森見ワールドにハマってきているのでは?
もはや御本人に会いたくなってきたぞ、、笑
これが策略としたら、まるで、登場人物のキャラクターのように恐ろしく、又憎めない感じやな。笑

小津の働きっぷりには感動する。
全然主人公が言うほどヒドい感じじゃないんやけど。笑

そらから、樋口師匠と羽貫さん。
二人とも夜は短しにも、登場してたから
なんか、あ、お久しぶりですて感じやった。笑

平行世界小説。素晴らかったです。
解説で「コピー・ペースト機能を悪用して、、」に笑った。

[ 2011-08-16 ]

薔薇色キャンパスライフを送りたかった、最初に別のサークルを選んでいたら人生違ってたんじゃない?別の選択してたら、どうなってたろう―――4つの平行世界で繰り広げられるお話。

あの時に別の選択をしてたら違ったろうなって思うことは誰しもあります。違う選択しても、出会う人とは出会ったろうし、まぁ大きくは変わんないんじゃんって言われた気がしました。
結局、自分自身が変わんなきゃ何も変わんないよね。

なんとか読みきりました。森見登美彦さんの文章って癖があって、なかなかすらすら読めなくて私には難しい。例えるなら、古典を読んでるような感じ。
同じことの繰り返し、デジャヴ。私は読むのが辛かった><文もお話の構成も森見さんは苦手かなぁ。『夜は短し〜』は途中でギブアップしちゃった。
この独特の癖が好きな人は好きなんだろうなー。

京都が舞台なのに方言が全く出ないのが個人的に残念だった。関西弁好きなのに。

[ 2017-02-16 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2009-06-05 ]

我々という存在を規定するのは我々が持つ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である、というのは明言だなあ。

[ 2012-09-10 ]

四畳半の小さな部屋を舞台としたある男のお話。
パラレルワールドと言えばきこえがいいけれど、それが全部実際色々な四畳半での出来事っていう発想が面白い。

悪友の小津や樋口師匠、明石さんなど個性豊かな面々が物語が彩る。重なる部分と少しずつづれて交差する四畳半の物語。
しかし、「成就した恋ほど語るに値しないものはない」

[ 2011-07-20 ]

四畳半の部屋で繰り広げられる男臭く青臭いのにウィットに富んだ、いい意味で小憎らしい作品。
面白い構成や文体も魅力的だが、いちいち登場人物が魅力的。
一話目を読み終えて、「ふっふーん」などと思っていると、二話目で「ぎょえええ」となるかもしれない。
個人的に樋口師匠は片桐仁を想像している。

[ 2008-05-05 ]

ここのサイトは森見氏の人気がすごいですね。好きな作家に森見氏の名を書いておきながらこれで2冊目なのだが、『太陽の塔』を読んだときの読んでは笑い、笑っては読むという感じの再現とはならなかった。本人もブログで処女作を越えられない的なことを仰っていたが。野暮なことを言うと、あの千円札のうち、半分は鏡像体で、しかもお札の番号全部同じじゃないのかなあと思ったり。それに鏡像体の魚肉ハンバーグは食べても栄養にならないはずですよ。

[ 2010-07-24 ]

ヘタレ大学生 in パラレルワールド!

2度目ですが、今回もけらけら笑いながら読みました。
どの選択をしたのであれ、絶対に出会うであろう、「運命の黒い糸」で結ばれた悪友…私にもいるような気がします…。
過ぎし日の大学生活、薔薇色だったかしら…?

森見さんの描くヘタレ大学生は、大学時代のいろいろなことを思い出させてくれるので、仕事で怒られたときとかに読むと元気をもらえます。

[ 2011-11-17 ]

森見さんの本は自分の中で文体に抵抗があったのですが、「有頂天家族」以来それも薄れてきました。
四章の中で度重なるデジャヴの会話が面白い。
とにかく小津が愛らしかった。
橋から落ちる小津、こそこそと動き回る小津、お洒落なとこに住んでいる小津。
これを読めば誰でも小津の魅力にやられるであろう。

[ 2008-11-30 ]

「太陽の塔」では森見ウイルスに免疫がなく、ただひたすら心を弄ばれた。その成果、余裕をもってこの作品に挑むことができた。森見氏のように自由自在に文体を操り妄想を逞しくして感想を書いてみたいが…(真面目にこの本の感想を読むと馬鹿を見ます)。たらればワールドの空想に囚われることはだれしも経験したことがあるに違いない。それを小説にしてしまう著者の開き直りのような度胸に男らしさを感じる。前作ほどの毒々しさは若干弱まっているものの、瑞々しいほど男臭に溢れている。第二話、自虐的代理代理戦争では高度な小学生レベルの悪戯の応酬に感服した。この戦争に終わりはあるのか?私は次の代理人を見つけられるのか?気になるところである。最終話は前人未到のラビリンス、終わりなき四畳半生活。お笑い芸人あたりがやらされそうな企画でもある。また呆れたくなった時に森見ワールドを訪れよう。

[ 2013-01-31 ]

大学3回生の春までの2年間実益のあることなど何一つしていない「私」が、入学時、バラ色の学生生活を目指して、映画サークル「みそぎ」、「弟子求ムというビラ、ソフトボールサークル「ほんわか」、秘密機関「福猫飯店」のそれぞれに入った4通りの並行物語。
「他人の不幸をおかずにして飯が三杯喰える」という悪友「小津」、黒髪の乙女「明石さん」、後に直木賞候補となった「夜は短し歩けよ乙女」でキャラを確立した鯨飲「羽貫さん」、正体不明の「樋口師匠」が絡む。
いずれの道を選んでも大して代わり映えのない怠惰な二年間をおくる。
構成は面白いが、同じ文を読むのがちとつらい。
アニメにもなったらしい。

[ 2011-07-14 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-05-01 ]

この独特な世界感はなんといえばいいのか。
第四章までよんでやっと入り込めた気がする。
夜は短し~もそうだけど、森見さんのこれらの本は自分のツボではないかも。
それなのになぜか読みたくなってしまうから不思議。
また時間を置いて読み直したいと思う。

[ 2011-08-12 ]

2011.8.3
ハッとさせられた。
私は今まで、色んな道を選んで来て、振り返ってはああしとけばよかったこうしとけばよかったと嘆いているけれど、結局どれを選んでも行き着く先は変わらないんじゃないの、て素直に思わせてくれる。
最初読んでても意味がわかんなかったけど、こりゃすごいわ。なんか、癖のある伊坂幸太郎って感じだね、多分そうやって比較するのは下衆のやることなんだろうけど。

[ 2013-11-21 ]

パラレル・ワールドの世界観に引き込まれる。
小難しい言葉遣いをしていながら、ロクなことを言っていないという語り口が本当に気に入った。

[ 2012-01-24 ]

無駄に学生生活を送ってしまった、と悔やむ大学生が
新入生の時、目の前にあった4つの分かれ道をすべて経験してみる・・・
というパラレルワールドなお話。

基本に流れる呪い節は、
学生時代(人によっては永遠)にありがちなモラトリアムっ子の煩悶です。
どうにも冴えない大学生が、「いや絶対、私、イケてるはず!」とあがきます。

これは本来の私じゃない。
ココは私のいるべき場所じゃない。
私、まだ本気出してない。本気出したらスゴイんだ。

↑こういうこと、多かれ少なかれみんな思ってきたんじゃないかなあ。
私はお恥ずかしながら思ったこと、あります。だから懐かしいし、赤面した。
「ぎゃっ」と思わず叫んでしまうほどの恥ずかしさでした。

語り口(文体)、絶妙にブレンドされたファンタジー加減(まさに四畳半な規模)、
そして何より構成がすばらしい。
毎話コピペの嵐ですが、それがよく読むと絶妙に構築されていて、
読者がちゃんと「パラレルワールド(もう一回学生生活をやってる感)」
を味わえるようになっている。


そして、明石さんとの恋物語と見せかけて、実は小津との友情物語に
なっているところが、個人的にツボでした。
BLじゃない、本当の友情。
あほらしくて、すがすがしくて、こんなんホンマにあるんかいな?
と思ってしまう、まさにファンタジーのような友情がよかったのです。


「ファンタジー」の新しい定義をくれた気がする作品です。

[ 2010-04-17 ]

このお話、テレビアニメにもなるようで、中村佑介のカバーもなんだかふんわり良さげな感じ、釣られて買ってしまう。
相変わらずの冴えない学生のバカバカしくも摩訶不思議な生活を描く森見ワールド。
新入生のあの時、あのサークルに入ってさえいなければ、もっと違う未来が待っていた筈…てなところから展開するパラレルな4つの四畳半の世界。この設定にしてFS&ファンタジーってところが驚く。
ここまでコピペするかって感じだけど、大本の人間が変わらなければ、どのような選択をしようと人生なんて大差ないと読むか、小さな差異の積み重ねが人生を分けると見るか、描かれている世界のむさ苦しさとは裏腹になかなか深い。
このむさ苦しい世界をわざわざTVで見る人いるのかねぇという気がしながら番組のHP覗くとキャラクターはかなりマイルドになっていて、あれでこの本の真髄が描けるのか逆に気になる…。

[ 2011-09-10 ]

アニメをみてから文庫を読んだので、主人公の語りのまま高速で読み進められた。きっとアニメみて物語の雰囲気とスピード感と人物のイメージを固めて読んだ方が読みやすい。

[ 2012-01-05 ]

冴えない大学生3回生の4つのパラレルワールドのお話。どんな選択をしても大局的にはあまり変わらない結果になる。もし、あのとき違う選択をしていれば…とは誰もが思ったことがあるはず。実際はこんなもんかもしれないですね。一人語りが激しい文体はラノベ的でもある。アニメが観たいですね。サブカルほいほいなスタッフ陣なので。

[ 2011-07-20 ]

あの人はなにを選ぼうが結局おなじ結末なんだな…
最後の話は「恋文の技術」にネタがでてたやつかなぁ?

[ 2013-03-21 ]

とにかくおもしろかった。
特に4話目。永遠に続く四畳半。四畳半でサバイバルするなんて!とにかくその世界観?がツボでした。
もちぐまが最後には一周して明石さんのもとに帰ってきたり、それぞれの世界の話の繋がりみたいのはよくわかんないけど、楽しかった。いろんな選択があって、それを選ばなかったりしたことを後悔しても結局は似たような生活を送ってたりして。そんなものかなと思ったり。永遠に続く四畳半の世界に比べたら、簡単に外に出れる人と会えるって幸せだしね。

[ 2011-07-20 ]

遅ればせながら読ませていただきましたがとても面白かったです。硬くて小難しそうな文章かと思えば、軽やかですごく読みやすくて、独特の言い回しに吹き出すこともしばしばでした。
人生は選択肢の連続だけど、どの選択肢を選んだところで自分自身が変わらなければ結局同じような人生を歩むことになるんだなと。主人公のものすごい自己正当化っぷりが面白かったですが、自分の不幸を他人や環境のせいにし続けるだけでは何も変わらない。
というかどの選択肢の結末も結構いい感じじゃない!と思うのですが、本当の孤独や辛さを知らない主人公には「二年間棒に振った」と思いが残る(最後にはそれに気づいたわけですが)。幸せって自分が気づけばすぐそばにあるものなのに、うっかり見過ごして、「自分は不幸だなあ」っていうもったいない考えに陥ることってよくあるので、自分もたいしたことないちっちゃな孤独感なんかに負けないで日々をすごしていかなきゃあと思いました。
小林賢太郎氏と芥川龍之介…わかる気がするww

[ 2011-10-12 ]

パラレルワールドの概念を教えてくれたのは、ドラえもんの映画でした。

魔法世界の話だったな。たぶん・・・

[ 2011-07-23 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2011-07-06 ]

文庫で出たての頃に買って楽しく読んだのに
アニメ化で表紙が中村氏になって悔しい思いをした因縁の一冊。

[ 2018-04-17 ]

微妙に同じで微妙に違う。
何度も似たようで設定が違い、奇妙な先輩と出会い学友に振り回され、女性にときめき、たまに痛い目に合いながらも学生生活を謳歌していた。途中デジャヴでダレるけど、終わりに向け展開が高まってくるのが良かった。

[ 2011-06-29 ]

舞台は京都。
私は冴えない大学三回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。できればピカピカの一回生に戻ってやり直したい! 四つの平行世界で繰り広げられる、おかしくもほろ苦い青春ストーリー。

書き方というか、口上がとても斬新と思ったけれど、
それがまた黒髪の乙女に対しての想いにぴったりと来た表現で
どんどん読み進めてしまった。

どんな選択をしても結果は同じ、赤い糸は繋がっていたのだ。


夢見る乙女とは言うけれど、
男性の妄想・・・いや、想像力もかなりロマンチックな
思考をするのかとにやにやした。

作者の他の著書も読みたいと思い、
ただいま読破中です。

[ 2011-11-10 ]

四章構成ですが同じような内容の箇所が多々あるので、見かけより分量は少ないと思ってもらっていいです。
ですから一章を読み終えた時点で多少疲れても、それ以降は読み飛ばせます。

僕自身主人公と同じく大学三年生ですので気持ちはとてもわかります。
心のうちにある葛藤や後悔などはまるで自分のことのよう。
ただ、人間関係が狭い話が好みでない方には向かないでしょう。

それから、この作品にはファンタジックな部分(オチがそう)もありますから、そういう展開が好きでない人はがっかりする可能性もなくはないでしょう。

不遇な大学生活を送ってきた大学生男子の赤裸々な手記として、その不幸を楽しんで読めるなら大いに楽しめるでしょう。

僕はそれなりに好みでした。

[ 2017-01-27 ]

パラレルワールドが4つ存在する話だか、結局同じオチになるという内容。表現や言い回しは面白いが、夜は短かしの方が面白かった。

[ 2011-08-23 ]

実益になることなど何一つしてこなかった大学三回生の主人公が、過去の二年間を振り返る話し。四つの章から成り立っていて、同じ登場人物、同じ着地点であるにも関わらず、並行世界のように微妙に違う。最終章の「八十日間四畳半一周」が特に、深い。妄想の深い森に入り込んでいく。四畳半とは「己の掌のごとく支配出来る空間」であり、「我々人類に支配出来るのは四畳半以下の空間」である、という主人公が、その四畳半を出て、恋に堕ちる話し。最強の、京都小説。

[ 2012-01-14 ]

言葉の使い方が結構独特だなと思う

前半部分はあんまり面白くなかったけれど、後半部分からどんどん面白くなっていったなぁ・・・とそんな記憶がある。

[ 2018-10-18 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2014-08-16 ]

学生時代は楽しかった。
というのも実はあとから考えての捏造かもしれんね
渦中にいる場合は必死でぐるぐるしたりするのだ
かくいう主人公も最終的には恋人ができるのだからそう悲観することもない
オズの魔法使い!と小津を掛けてみたりして、しかし器用な男だなあ
無意味を楽しむところまでやってみようかなあ
主人公よりも小津のほうが楽しそうだもの

[ 2011-08-24 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2011-06-23 ]

「四畳半神話大系」 森見登美彦

簡単にあらすじを言えば薔薇色のキャンパスライフを夢見ていた「私」が歩む大学2年間の話になります。その中で私が4つの別のサークルの中の1つを選び…。
4つの世界が平行に進んでいるパラレルワールドの中にいるような小説です。

構成力がとにかく素晴らしかった。
最初の1,2,3話はただただこの2年間で起きた大学生活の愚痴をひたすら語っており、大体おんなじ様なことの繰り返しだから文章はコピペしたものを少し変えたような文章ばかりで、最初はなかなか本のペースが遅かったのですが、最後まで読んだあとの爽快感は異常なくらいすっきりです。というか、4話目の伏線回収が本当に見事。
なかなか読み進めないと思った私が策略に嵌った気分です。
全部分かった上でもう1回読みたい小説です。

[ 2011-08-24 ]

くっだらねぇ!
意味ねぇ!
by 関根勤

褒め言葉です。ジョニーと「私」のやり取りは腹を抱えて笑いました。

[ 2011-07-06 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2011-06-18 ]

言葉の言い回しが独特で面白い。
章ごとに世界が違っていて、同じ事件が起きても違う視点からそれに遭遇するのが不思議な感じ。
四つの世界が並行して物語が進むのが新しく森見さんの作品をもっと読んでみたいと思った。

[ 2013-06-07 ]

あの時ああしてれば、と思うことは誰でもあるけど、どの道を選んでも結局大して変わらないかもしれない。って本。
途中同じ文章を何回も読むから飽きてきたけど最終的にはおもしろかった!京都いいなあ

[ 2009-09-29 ]

森見登美彦の四畳半神話大系を読みました。四畳半に住んでいる、妄想に明け暮れる大学生のモノローグで語られる、クトルフ神話もかくやと思われるようなおどろおどろしい物語でした。しかし、それだけで終わらないのがこの小説のすごいところです。4編の短編で構成されるこの小説は、それぞれがこの主人公の大学入学から2年間の物語です。主人公は、大学入学直後のサークルの選択さえ誤らなければ、清く正しく美しいキャンパスライフが待っているはずだと思っているのですが、結果的にはどのサークルを選んでも救いのない2年間になってしまうのでした。4つの並行世界がそれぞれに絡み合って物語として成立しているので、ある世界のなぞが別の世界で説明されていたりして、それはそれで面白いと思いました。この人の小説では難しい漢字が使われているのですが、親切にルビがふってあるので正しく読めます。このくらいの漢字は覚えておきたいなあ、と思いました。

[ 2011-06-06 ]

四畳半の部屋で暮らす大学3回生の私が大学1回生時に迷った4つのサークルに入った場合、どのような学生時代を送ったかをユーモアにつづった作品。

どのサークルに入っても私の親友であった「人の不幸を見て三度の飯が食える」小津
最終的には私の彼女になる、蛾が大の苦手な明石さん
小津の師匠であり、私の部屋の真上の住人の樋口師匠
ラブドールの香織さんをこよなく愛する城ヶ崎先輩

を中心とする、笑いが絶えないコメディー小説。
300ページ弱あり、若干長い。

[ 2011-06-06 ]

森見ワールドに圧倒されつつ、ただいまリスペクト中。
この作品に出合えて良かった、というよりも森見登美彦という作家に出合えて良かった。
見事にドツボにはまってしまったではないか。
責任者に問いただす必要がある。責任者はどこか。

[ 2011-09-14 ]

ああ、森見作品の主人公は、どうしてこうもオレの共感を誘うのだろう。
今作の主人公は、オレの大学三年生時代ほぼそのままである。
(ただし自分は実家暮らしである。この差は大きい。)

「あの時もし、他のサークルに入っていたら…」

おそらくはどのサークルを選んでも、結局同じようなポジションで、同じような人生を歩んでいたのだろう。

樋口師匠は言う。

「可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である。」

消極的な言葉に聞こえるが、むしろ限定的にであれば可能性という言葉を使っても良いという積極的な意味も含まれているようにオレには感じられた。
自分はどう頑張っても結局自分でしかないという不可能性の中で、自分の限りある可能性を最大限に発揮できたら、きっと有意義な人生を送れるのだろう。 

物語中で八面六臂の大活躍を見せる小津を見てそう思った。

相変わらずバカバカしくくだらない話だが、何か考えさせられた。

何度も繰り返される同じ文章は、天丼効果を含んでいるとも考えられるが、やはり人によっては退屈だろう。
オレはあまり気にならなかった口だが。

本編とは関係ないのだが、中村佑介カバー版が出るとは知らず、旧カバー版を買ってしまって後悔している。
断然新カバーの方が良い。明石さんかわいいよ明石さん。

[ 2011-06-13 ]

我が道をゆく森見節。独特のユーモア溢れる作品です。

ただ、夜は短し~と比べるとテンポのよさに欠けます。

お話自体が長いのと、繰り返し部分が多く、飽きてしまいます。「もしああだったら…」という発想は面白いのですが。

[ 2012-04-12 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2011-06-22 ]

もう何回読んだかわからないぐらいに読んだ。  夜は短し~と比べるとマジックリアリズム成分が薄いので読みやすいように感じる。

[ 2011-05-31 ]

 四畳半に住む主人公を中心に、悪友や謎の師匠、我が道を行く黒髪の乙女などが織りなす阿呆で無益で愉快な話。「もし、あのときこっちの道を選んでいれば?」というパラレルワールド・ストーリーです。一見、コピペを多用した手抜き作品のように思えますが、相互の話しが関連し、ラストへ繋がって行きます。主人公と黒髪の乙女との恋の行方、悪友・小津への感情変化が絶妙に描かれています。森見さんの才能を遺憾なく発揮した、「阿呆な」傑作だと思います。

[ 2013-07-04 ]

前にアニメ放送してたのは観たのですが、
原作の方は放置されてたのでやっと読了。

全4話からなる長編で、
1話毎、他の話とパラレルワールドになってる構成。
始めの主人公の選択で話が分岐するのは、
美少女ゲーム的要素ですねw

アニメ観ておおまかなストーリーは頭に入ってる前提で、
話毎にコピペ部分と微妙な改変部分、
分岐によるストーリーの変更部分の差異が絶妙でしたな。
そして4話目に帰結する作者の圧倒的な力量に感動でした。

[ 2011-08-04 ]

 森見登美彦氏の第二作。本作では同氏がこよなく愛する四畳半の秘密がついに明かされる。

 …というほどモノスゴイ話というわけではないんだけど。この本でももちろん舞台は京都。下鴨幽水荘や黒髪の乙女など森見作品ではお馴染みの面々が登場。相変わらずの森見ワールド全開だ。
 しかし本作で森見氏がとった手法が独特。主人公の冴えない大学三回生の、あり得たであろう4つの人生を並行して描く。第一話では映画サークル「みそぎ」に入部した主人公の顛末。第二話では浴衣の先輩樋口師匠に弟子入りした主人公の顛末。同じように第三話ではソフトボールサークル「ほんわか」、第四話では秘密機関<福猫飯店>に関わった主人公の顛末が描かれる。

 それぞれに物語があり、それぞれの騒動が巻き起こるのだが、面白いことに主人公の生活はほとんど同じようなもんなのである。小津という悪友に翻弄され、集団には馴染めず、ため息をつきながら幻の至宝と呼ばれる薔薇色のキャンパスライフを夢見、こんなはずじゃなかったと後悔する。
 しかし一定のパターンを踏襲しながら、完全なコピペの繰り返しではないのである。微妙にズレた世界を読者は体験する。どうせこうなるんでないか?と何となく読めるものの最後までページをめくる手を止めさせないのはさすがの手腕。

 4つの世界を描くのだから、そこらへんはSF的な設定ではあるのだが、作者はどの世界が一番幸せかなどというシミュレーションに興味はないらしく、結局どの人生を選んだって君は君なんだよ、という何となく哲学的なテーマを提示する。
 4つの話の中では第四話が異色である。四畳半の世界に閉じ込められた主人公が旅の終わりに辿り着いた真理がこの本の物語全体を1つにする。
 あり得たかも知れない人生を描く短編集と見せかけてやっぱり4つの話で1つの物語なのだ。
 そこらへんは文庫版解説の佐藤哲也氏が詳細に分析しています。

 ところで大学内に暗躍する組織の中に<図書館警察>という機関が登場するのだが、これってスティーヴン・キングだよね?森見登美彦とキングというのはなんだか不思議な組み合わせのような気がする。

 本書内でたびたび登場するスポンジでできた熊のぬいぐるみが気になる小道具。この熊が4つの世界をつなぐ重要な役割を果たしている。

 空回りの青春を描きなぜかそれを愛しいものと思わせてしまうところが森見氏のすごいところだ。僕が個人的に気に入った名言。「成就した恋ほど語るに値しないものはない」

[ 2011-07-02 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-06-04 ]

独特な感じで面白かった。
1話だけ読むと普通なんだけど、全部の話がなにかしら繋がっていたりするのでよかった。

[ 2011-05-28 ]

アニメが先見たなので、ストーリーのあらすじは既に知ってるのせいで面白さも半減。
次に京都に行く時、鴨川デルタの近辺で「聖地巡礼」に行きたい。

[ 2016-09-30 ]

直前に小林泰三の酔歩する男を読んでいたので、同じ並行世界物でも、書く人違えばかくも変わるか。と、感嘆しながら読んだ次第。最後まで「たられば」世界を渡り歩いて終わるのかと思いきや、最終章で「おっ?」となり、クライマックスではちょっと泣けてさえきます。未だに時々「あの時こうしていれば…!」とか思ってしまう自分なだけに余計に身につまされます。しかし普段色相濁りそうな本を好んで選びがちですがもりみーの本はクリアにしてくれますね(笑)海外在住の身としてはラーメン食べたくなる本だ。この際インスタントでいいから。

[ 2011-05-27 ]

構成に気づいてから面白くなってくる。
くり返しでてくる文章にニヤニヤし、最後もそのせいでニヤニヤする。
個人的に「夜は短し」よりオススメ

[ 2011-06-08 ]

アニメを先に見てからの小説だったのですが、こちらはこちらで1話ずつがまとまっていて読みやすかったです。この文章を書くイマジネーションに感服します。事細かに書かれている四畳半の情景と新鮮な比喩についつい引き込まれてしまいました。

[ 2011-05-24 ]

「夜は短し歩けよ乙女」から森見ワールドにハマった私。いくつかの章にわたって展開されるこの話は森見ワールド感たっぷりで、読んでいる間はとても充実した時間を過ごしました。読んでいくうちに章の構成が分かるようになり、途中で少しマンネリ化したかなと感じるかもしれないけれど、最後の章は種明かし的内容なので、途中でやめてしまうのはもったいない。またしても作品の特長である「超」個性的なキャラクターは健在、明石さんのスッキリとした性格は読んでいてとても清々しい。作中のモチグマンは商品化されているようだが、まだ見つけられていません。この作品もまた、私がとても好きな作品のうちのひとつ。
フジテレビノイタミナ枠にてアニメ化もされていて、そちらも相当な良作です。興味があるかたはぜひ。見て損はしないと思います。

[ 2011-05-18 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2012-02-02 ]

◆結論 ~ 星の数 ~
★★:暇な時間で読めば良い(20%)

◆感想文 ~ 読む前、読んだ後 ~

◇読む前の感想

 部下で読書家のWくんから借りました。「面白い本を貸して」と私が半ば強引に迫ったところ、6冊の本を借り受けることができました。その内の1冊がこれ。
 因みに、6冊の内訳は、森見登美彦が3冊、万城目学が3冊で、その時点で、どちらの著書も読んだことがありませんでした。

◇読んだ後の感想

【表現】
 最初に引き込まれたのが、著者特有の言い回しです。
 実は、最初はマイナス印象でして、「頭でっかちな小説家が自分の語彙力をひけらかしている」という程度に思っていました。私の日常生活ではまずお目にかかれないような、例えば「路傍」とか「唾棄」とか「紊乱」とか「静謐」とか。自然に無理なく難読熟語を使っている、という感じではなく、著者の「自分は小難しい熟語を使いこなせるんだぜアピール」に感じておりました。
 ところが、読み進めていく内に、最初は不愉快だったこれら表現が、「ぷぷぷ」と愉快なものに感じられるようになってしまいました。特に主人公が自虐的に自分の不幸を滔々と述べているシーンが随所にあるのですが、その不幸度合いの言い回しが非常に面白いです。
 何を喰って生きればこんなオモチロイ表現を思い付くのでしょうね。(^^)

【ストーリ】
 この本は4話の短編で構成されているのですが・・・。
 1話目。普通に面白い。
 2話目。はあ?何コレ。こんなの、最近問題になっているコピペ論文と同じじゃん。
 3話目。またもや、コピペのオンパレード。どういうこと???
 ・・・という感じで、3話目で不信感が絶頂になりましたが、4話目が凄かった!
 今までの曖昧にしていた各話の変なエピソードの謎が解き明かされると同時に、各話に実は関連があったとは!
 コピペだけど、必然的コピペだった!!
 そして、実はSF小説だった!!w

【総論】
 多くの方が、森見登美彦に引き込まれる理由が大変良く分かります。確かに、あらゆる面で、面白いです!

◆オマケ♪
◇森見登美彦はどれから読めばいいの?

 私が読んだ借りた森見登美彦3冊とは、これ以外に「新釈走れメロス」と「夜は短し歩けよ乙女」ですが、もし、最初に読むならどれが良いかと聞かれたら、「夜は短し歩けよ乙女」ですね。
 大した理由は無く、全く私の好みでしか無いですが・・・。

(参考:評価基準)
★★★★★:座右の書である、または、座右の書とすべきである(2%)
★★★★:自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい(30%)
★★★:「費用と時間」をかけても読んで欲しい、「内容」が非常に良い(40%)
★★:暇な時間で読めば良い(20%)
★:読んでも良いが強く薦めない、他にもっと良い本がある(8%)

[ 2011-05-17 ]

コピーペーストが多い。確かに、リズムの繰り返しという点ではコピーペーストも技法になり得るが、半分のページをコピーペーストが埋めるのはどうだろうか。私は飽きてその部分は飛ばすだろう。実際そうであった。最終的にはコピーペーストでない部分を探す作業になってしまった。

[ 2011-06-02 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2011-05-07 ]

主人公と小津の絡みが読むたびツボにはまる。中村佑介の表紙イラストもいい。小津はすごく悪意に満ちた顔をしてる(笑)

[ 2012-03-20 ]

森見作品は独特のテンションに慣れるまでに数十ページかかりますが、
一度入り込むと面白いほどハマります。

小津くんの人間離れした行動と思考がいい味を出していました。

[ 2015-01-24 ]

相変わらずテンポの良い物語でした。
アニメを見たことありますんで比較すると
やっぱり原作の方がいいかなと。

[ 2013-08-28 ]

独特の文体ながら、サクサクと読める心地よさがある。森見登美彦の小説はこれで2冊目だけど、とても読みやすかった。
京都を舞台にダメな大学生の不毛ながら楽しそうな青春を同時並行するパラレルワールド的世界をグルグルと回っている物語。
押井守の出世作「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」を彷彿とさせる内容だった。
とても漫画のような世界観だなぁ、と思ったらアニメになってるんだね。少し見てみたいと思った。

[ 2011-04-30 ]

ぐるぐる同じところを回る迷路のような設定に最初は困惑。しかし、物語を読み進めると同時に独特の文章に引きもまれました。
いいなぁ、こんな阿呆らしい大学生活を遅れたらいいなと思った一冊です。

[ 2012-06-17 ]

四畳半のパラレルワールドって素敵。最後cube並みのSF展開になるのかと思いきやハッピーエンドで安心した。
でも、結局は「私」と小津のお話なんだよなーと。女性目線でみると、ちょっと蚊帳の外な感じは残った。

[ 2011-04-28 ]

あの時あぁしていれば今頃…
なんて考えたことがあるが、実際には不可能だ。
結局自分にとっての最良の答えはなんなのか。
主人公があらゆる選択をする、その結果どうなるのか。
ただその繰り返しだ。
選択によって答えは変わる。

おもしろい!
パラレルワールド!笑

先輩と明石さんの恋の行方だけでなく
悪友・小津や、樋口師匠に振り回される
青春ストーリーw
おもしろいんので読んでください
おねがいします

[ 2011-04-28 ]

引き込まれる文体。なんといっても阿呆らしいけど、その阿呆らしさをどう楽しめるかどうかが、人としての価値を決める気がする様な、読後感想です。

彼らの様な自由な風を感じ、それを愉しめる様なオトナになりたいと密かに思いました。

キャラクターとしては、城ヶ崎さんに興味津津です。彼の持つ孤独感に魅かれます

[ 2011-04-26 ]

もりみー流パラレル。
何回も読むうちにより好きになった!小津のずる賢いけれど、不器用なところがいい。同じ文章が何度も出てくるが、場面が変わるので飽きない。

[ 2011-04-24 ]

全てがすき
私も小津も明石さんも師匠も。
何回読んでも面白いです。
京都に行きたいと思いましたし
四畳半に住みたいとも思いました。

あんな大学生活を過ごしたいです。

[ 2011-04-28 ]

人生日々選択により変化が生まれても
所詮選択したのは自分であり
根本的には変わらない

ある意味運命とやらもこんなものなのかも知れない

なるほど面白いじゃないのって一冊

[ 2012-09-17 ]

パラレルワールドをそれぞれの世界ごとに綴った物語。

はっきりいって笑いを誘うような青春物語ですが、その非常に知的で芸術的な言葉遣いには感激すら覚えました。

ばかばかしいとも言える話なのに、作品としてはとても高尚さを感じる不思議さがあります。独特の多彩な表現がそれを作り出していて、言葉が五感を十分すぎるほど刺激してくれます。

[ 2011-10-04 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2011-04-16 ]

夜は短し歩けよ乙女のキャラもいて楽しかった。
それぞれのお話が少しずつリンクしていて、最後に繋がるこの作り方…大好き。伊坂さんみたい。

キャラクターもかなり変な人がいてキャラ立ちしていれので、わかりやすい。


アニメもやっているみたいなので、気になる…どうなるのか見てみたい。

[ 2011-05-22 ]

高慢な主人公が、ものすごくアホらしい事をさも崇高な事の様に語っているのが面白い。なにこのヘタレ俺様(笑)
読み進めるうちに悪友の小津の器用さに感心し、最後には愛しくなるから不思議。
成就した恋の話も読みたかったなぁ。

[ 2011-06-27 ]

「夜は短し…」に比べて登場人物に好感を持てなかった。
樋口さんもキャラが違うわけじゃないけど「夜は短し…」の方が好きだな。
大学時代の選択肢一つひとつを話にしたパラレルワールド(っていうの?)で
にも関わらず結局同じ事象ばかり起きるので途中で飽きちゃった笑
3話目は無理矢理感。
でも4話目はそれ以前の3話が繋がっていて、「おおーーっ!!」ってなりました。

しかしどんな選択をしても小津に出会って
不毛な大学生活を過ごさなくちゃいけないって
どうあがいて選択しても結局自分は変わらんって
なんか切ないですね。

結局は「変わりたい!」って一念なのね。

[ 2011-09-26 ]

最初は文章が固く少し読みにくい印象でしたが、段々とこの物語の魅力にハマっていってしまった。
登場人物のキャラクターはどれもクセがありユーモアに溢れている。
先が気になりどんどん読みたくなる本です。

[ 2011-04-07 ]

森見さんは話の持って行き方や言葉の言い回しがうまいと思います。日本語使いが絶妙で面白かったです。お薦め。

[ 2011-04-07 ]

四畳半からこんな複雑かつ(良い意味で)阿呆でくだらない話が生まれるなんてさすがは森見氏だと思った小説。繰り返し部分はちょっと怠く感じるけどそれを上回る「そうだったのかー!」感に妙な感動を覚えたり。

[ 2012-03-17 ]

4つの並行世界の話が部分的に絡み合いながら、しかも四話目でちゃんと落ち着く様にうまく構成されていた。文体に慣れるまで少しかかったがいつの間にか引き込まれていた。

舞台が京都でも余り取り上げられた作品を見ない、学生街(?)だったのも面白い。

[ 2011-04-02 ]

記録。

2年間無駄に過ごしたなぁと思う3回生の春。
変なサークル、風変わりな友人、
廃墟のような学生寮、河原の新歓…
大学の友人どもに薦めたい。

[ 2011-04-01 ]

同じようで違って、関わりないようで関わってる短編なのに長編の不思議な物語。可能性という言葉を無限定に使ってはならない、我々を規定しているのは不可能性だ、という言葉がすごく重く残った。

[ 2012-01-15 ]

アニメから入ったが面白かった
小津も私もどうしようもないですね
森見さん特有の語り口調がよく効いていて楽しかった

[ 2011-04-25 ]

森見流パラレルワールド。こうしたかもしれなかった現実。ああしたかもしれなかった現実。人生では様々な選択をしなければならない。もしあの時、違う選択をしていれば、なんて考えることがあるけど、選択して歩んできた道が人生だ。人生って面白い。

[ 2012-08-22 ]

並行世界でも小津とは結局出会っていた。
四畳半の一周の話が秀逸だなと思った。また、表紙もうまく小説の世界観を表していて好き。
もちぐま私も欲しい(笑)

関係はないけれど黒髪の乙女は私も大好き

[ 2014-01-30 ]

主人公の一貫したグズさ。かっこよくはないんだけど、なぜだか少し、かっこよく見えてしまう。
でも、いささか、見るに堪えない

[ 2011-03-22 ]

登場人物全員好き!
特に小津!!
平行世界っていう設定もオモチロイ(笑
何度も出てくるモリミー独特のかわいい表現がたまらん!

[ 2011-03-23 ]

蛾が。そういうことね、って感じ。
小津がいい。明石さんもいい。

アニメも素敵でした(*^ω^*)

[ 2013-02-09 ]

四畳半に住む冴えない大学生の物語。
だが、深い。
人生の節々で色々な選択をしながら人は生きている、ということをユーモア満載で綴っている。
沢山の決断をした結果として現在の自分がいて、もし別の決断をしていたとしてもやっぱりそれは自分として存在する。それを四畳半の旅、という方法で表現したのはすごい。
でも、おかしな世界観と言い回しを期待して読むと、ちょっと物足りないかも。

[ 2011-03-19 ]

最後まで読まないと面白くない。コピペのように同じ部分が繰り返され、初めて読むときは退屈である。最終話でカラクリを知るとしみじみと納得した。樋口氏が登場して大満足。アニメは彼が残念なようなので見ない。

[ 2011-05-18 ]

あらら。またまた表紙が違う。カメ、象、地球と上に積み重なってる奴だったんだけどなぁ。
ま、どうでもいいや。

「よっしゃ~~!!また森見さんの本だ~!笑うぞ~!笑うぞ~~!!」って、構えまくってガッツリ裏切られた。
いや、チョコチョコ面白いところはあるんだよ。文末とか、「そこかよっ!」ってつっこみとか。
だけど森見さんのいいところって、畳み掛けるように波が押し寄せるようにくる、一度笑ってしまったら最後、笑いのどつぼに落ちてゆくぅぅぅっていう面白さなのに、なんか物足りない・・・
それにプラス、4章中3章がほぼ同じストーリーライン。
いや、彼の本は話の本筋よりもその表現の仕方がよいわけで、本筋が悪いからツマンナイー!って訳では決してないのですが・・・。
それでも本筋が一緒だとどうしても細かな部分を飛ばしてしまう・・・すなわち森見小説の一番美味しい所を飛ばしてしまっている・・・ってジレンマしてました。3章までは。

まさかそれが、森見計画だったとは!!
4章で、がらりと変わるストーリー!かつ、3章まで「飛ばしちゃだめだ」とがんばった、ファンの期待を裏切らない総集章!!
本筋の感動はもちろん、4章に入って急激にパワーアップするギャグ!ありがとう、森見先生!一生ついていきますっ!って感じ。超感動。超笑い。
「落ちがびっくり」って小説は多々あるけれども、「最後がとつぜん楽しい」って小説はかなりレアい(笑)
まぁ、8割は我慢しなきゃいけない分、太陽の塔には劣りますが。

それにしても、森見さんって、黒髪の乙女好きだなぁ。
京都は古都なだけあって、やっぱり黒髪純情乙女が人気なのかな。

[ 2011-03-24 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2015-07-04 ]

大学生の「私」を軸とした4つの平行世界。パラレルワールド感や孤高の乙女明石sanは良かったのですが、「私」の語り口調が、少し馴染めませんでした。☆Special Thanks to A.W-san。

[ 2011-08-16 ]

キーパーソンが吉と出るか、凶と出るか、すべてを読んでからのお楽しみです。運命は自分で切り開くことができるのか、平行で交差することのない人生を主人公はどうまとめるのか。静かで激しい葛藤も楽しみながら読めました。

[ 2011-08-23 ]

作者らしい独特な文体で書かれる京都を舞台にした不思議な4つのストーリー。この人の各話は不可思議でいて絶妙だと思う。
ループしていく四畳半と、それに巻き込まれる主人公。それを取り巻く変わった人物。キャラクターに対する作者の愛のようなものすら感じた。

[ 2011-10-03 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2011-04-25 ]

 本当にあったらいいなっ的な学生生活、下宿生活がgood!!個人的に地域に根付いた作品やタイトルに惹かれて読み込むタチなので、森見さんと京都、とても好きです。

[ 2011-09-23 ]

う~ん、「夜は短し」の方が好みだったことは否定できないですね。
それでも「私」や「明石さん」がいいなぁ。なんだか親近感がある。
でもなんといっても「小津」が一番好きなので、彼の活躍する場面が多いのは私にとってうれしいことでした。

[ 2011-03-05 ]

根気が要りました。

アニメの出来が良すぎた
映像の力は強いなあ

書くほうも読むほうも労力のいる作品。
映画サークル、弟子志願、ソフトボールサークル、秘密機関
どこに所属するかで少しずつ変わっていくそれぞれの「私」は
最終話でひとつに完結する。

最終話を読まずして挫折する一歩手前でなんとか踏みとどまったら
最終話を読まないとこの小説の小説たるゆえんが全然わからにゃいという答えに辿りつけました
あきらめないでよかった、かな?

好きな人は好きなんだろうなー
評価ものごっつ高いなー
文体が癖になることもなく
私は、中くらいでした。

[ 2011-03-03 ]

いつもの森見登美彦の作品でとても面白かった
いつもより太宰治臭も多かった気はするが....
四つのパラレルワールどで起こる、四つの話
最終章の四畳半漂流記?では、様々な可能性が
あったパラレルワールドに私が気づき考える
姿がとても良かった、主人公の心情が多く書かれている
作品が好きな人にはおすすめの一冊

[ 2011-05-17 ]

またまた森見ワールドに迷い込んでフワフワした気分にさせられた。大学のとき住んでたのはこれより少し広い6畳和室。それは関係のないことだけど、何を選択しても同じような行先というのはいかにも夢のない話だ。

[ 2011-04-04 ]

一章目を読み終え二章目に入るとき、コピペとしか思えない文章がずっと続いていて混乱した。
そしてそこで漸くこれが平行世界の話だと気付いた。
最後まで読むとちゃんと話は繋がる。
そこにたどり着くまでのコピペてんこ盛りの文章に苛立つか、面白いと感じるかは人それぞれだろう。(私は前者だったが)

全体の印象としては「夜は短し歩けよ乙女」から可愛らしさとファンタジーを抜き取って陰気さと哀愁を加えた感じ。
アニメ化するなら、「夜は短し~」の方が断然向いていると思うんだけどなあ。

[ 2011-03-07 ]

ちょっとファンタジー色は強いけれど面白い。「夜は~」「太陽~」と設定や舞台は同じなので、後から、どれがどの話だったのか、わからなくなってきています。

[ 2013-05-10 ]

ファンタジー青春小説。森見登ワールド炸裂。筒井康隆ファンであればハマるはず。3章から登場するジョニーと主人公の対立には大笑いした。おすすめ。”もちぐま”とか”猫ラーメン”とか小道具のネーミングが好きだ。

[ 2011-02-27 ]

冒頭部分を立ち読みして、神話絡みを期待したら全然そんなことは無かったオチ。
平行世界的な展開に気づくまで1章と2章を数回往復してしまった。
特徴的なねちっこい言い回しも結構好き。しかし、俗なネタが多いw香織さん!

[ 2011-09-19 ]

正直、なんでアニメになったのかはわからないけれども、確かに面白かったです。この作品に何言っても野暮になりそうだから、これだけで。

[ 2011-04-05 ]

面白かったのだ。
どう転んだとしても繋がる結末に運命さえ感じてしまう。ああすればよかった、こうすればよかったっていう後悔は生きていれば少なからずあるわけで、そうであっても何か肯定してくれているかのような、ぽんぽんと肩を叩いてくれているかのような、安堵感があった。
小津との素敵友情が青くさくて黴くさくて男汁くさくて、なんかいいね。ほろりときたよ。愛。

[ 2011-02-20 ]

う~ん、面白いんだけど、私にとっては「夜は短し・・・」のインパクトが強く、期待しすぎていたため、ちょっと拍子抜けって感じでした。