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無理(下)

(718)
価格:583(税抜)

作品レビュー

[ 2018-04-09 ]

際立った特徴もない地方都市ゆめのに暮らす男女5人。
市役所職員、女子高校生、暴走族あがりのサラリーマン、信仰宗教にハマる万引きGメン、そして市議会議員。
それぞれが、それぞれに絡み合いながら、ドンドン堕ちていく…。その様子は、まるでドキュメンタリーを見ているかの如く現実的で、さすが奥田英朗!面白い!
誰もが地方都市に責任転嫁するが、全員が自分のことしか考えていない。

[ 2017-05-08 ]

地方都市の課題を風刺した社会的な作品。舞台の天候も、登場人物たちの心情も、全てが重たい曇り空で、読んでいる間の気分の悪さは必至。

人間の身勝手さやそれを生む地方都市のシステムが上下巻通してローテンションで描かれ続けるが、不思議と飽きず、ページを繰る手も止まることなく、一気読みできる。

この薄暗い内容でテンションの高低もないのに飽きさせないのは、さすが奥田さんの作品と感服しました。

ただ、ラストの事件は、わたしにとっては違和感。これからも彼らや都市自体は救われることなく生きる他ないと思わせることはいいのだけど、あの事件の偶然性がフィクションの感覚を必要以上に強めている気がする。

[ 2018-06-17 ]

真面目に働くことの馬鹿馬鹿しさを知り、自分の地位が脅かされることにおののき、信じていたものには裏切られ…。5人の男女が心の軋みに耐え切れなくなった時、それぞれの人生は猛スピードで崩壊してゆく。矛盾だらけのこの国を象徴するかのような地方都市・ゆめのを舞台に、どん詰まり社会の現実を見事に描き切った群像劇。

[ 2019-05-31 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2018-04-12 ]

「ゆめの」と同じような何もない地方都市に住んでいる私には、あの鬱屈した風景に哀しいくらいの親近感があったのですが、下巻に入ってから状況は一変。
さすがに誘拐や殺人とあれば、その親近感も吹っ飛びましたわな。
徐々に破滅に向かう5人の物語。この結末をどう締めくくるのか非常に気になりましたけども、はっきりとした結末は無く。その先のそれぞれの姿は読者のご想像にお任せします的な終わり。でも確かにその後の5人の姿を想像すれば、はっきりと目の前にエンディングは浮かんでくる。当然ハッピーエンドでは無いものの。

[ 2018-08-17 ]

徐々に何もかもがうまくいかなくなっていく、ゆめの市の人々。
こういう人たちって、今の日本にはたくさんいるんだろう。
そして、その結末とは…
かなり気の重い話だったけど、目が話せないものがある。

2018.8.17

[ 2019-05-22 ]

スリルや興奮がもう少し味わえたら良かった。
上巻を読み終わって、いよいよ面白くなるかな?!と期待していただけに、少し残念。
登場人物それぞれの生活がころころと転がっていく感じは面白かった。

[ 2013-09-06 ]

え?えーっ?こんなエンディング?下巻になって益々悪い方向にエスカレートしていく5人各自の事件。「どうなっちゃうんだろう」と手に汗握る思いで興奮しましたが、面白かったんですよ?ほんとに。でも、これからっていう時にこの打ち切りはハシゴを外されたようで何ともモヤモヤ。…で、ダンプを運転してたのは一体誰で何のため?そこの所分らなかったのは私の読みが浅いせい?…で、『無理』ってタイトルは何ゆえ?

[ 2014-10-01 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2016-12-21 ]

現実にあった事件を全部ぶっこんだような小説。そして、この小説が書かれた時より、確実に悪くなってきているような気がする。

[ 2013-05-23 ]

どこにでもある地方都市の、どこにもありえないコメディー。
時折入る憂鬱な現実に、たまに苦しくなった。どこまで生きてもこの恐怖は変わらないと思う

[ 2014-11-21 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2012-06-23 ]

奥田英朗の小説は3つめです。これまで読んだのは東京物語とオリンピックの身代金。
この小説はその2冊と比べて没頭してしまった。
正直言います。眠れなくなります。一気に上下巻読んでしまいました。1週間睡眠不足でした。
とりたててスリリングな内容ではなく、退廃的な田舎街の日常なのになんでここまで没頭したのか分かりません。
ただ、物語の地域は福島県郡山近辺と推察され、主人公の一人の女子高生の進学問題なんか、自分がいた地域の高校生達と同じなんだな、と。
バラバラな日常が最後に1点に集約されているストーリ。最後の10ページぐらいまでつながりがないので焦ってしまった。結末から何かが生まれるわけではないけど、「もう終わったの」って感じでした。感動したわけでも、何かを学んだわけでも、記憶に残るストーリーだったわけでもないのに、単純に面白かった。

[ 2018-10-24 ]

奥田英朗の群像劇小説。

特色のない中途半端な地方都市にくらす、
残念な人間たちを描く。

離婚した公務員つとめの男。
生活保護のケースワーカーの仕事のストレスから買春に走る。

都会を夢見て真面目に勉強する女子高生。
途中で引きこもりの男に拉致換金される。
唯一の単なる被害者かな。

偽の電気保安器を、一人暮らしの高齢社宅に訪問販売で売り歩く元ヤン男。
金を掴むため仕事に精を出すも、
元ヤンならではのトラブルに巻き込まれる。

スーパーの万引き保安員の仕事にハマる中年おばさん。結婚はしておらず、万引き犯を捕まえた際の優越感に浸るのが唯一の楽しみだが、途中で新興宗教にハマりトラブルに巻き込まれる。

親から地盤を引き継いだ地方議員。
一応地方のための仕事もして、一応のビジョンもあるが、自らの利権の確保もずっぽり。先代からのヤクザとのつき合いもあるが、最近の利権追求の流れ、市民団体の突き上げへの対応を誤り、堕ちていく。

このメンバーを軸に物語は進むがこれ以外にも残念なメンバーがてんこ盛りで登場。だが今の日本の状況をみると、こんな人間たちが居ても何ら不思議ではないと思えてくる。

中央集権と個人主義、
チェーン店進出による地元産業の破壊。
地方の衰退から起こる格差や断絶がテーマ。

作中で買い物狂いの議員の妻が、

「地方には知識層も富裕層も存在しない」

と、自分を棚に上げてぼやくが、
これは事実そうなりつつあるのかもしれない。

物語にでてくる唯一の富裕層は汚職地方議員と公務員。それと詐欺商品を売り歩く会社の社長くらい。救いがない状況。

最後の終わらせ方はちょっとご都合主義が過ぎて好きじゃなかったけど、テーマ的には興味がもてて面白かった。

奥田英朗好きなら間違いない。

[ 2018-02-12 ]

全くもって救いがない。
だが続きも気になる、
ひたすらに陰鬱とした空気のまま話は進み、そして終わっていきました。
読ませる力はさすが!と思うのですが、好みの話ではない。

[ 2016-10-11 ]

「最悪」的な、登場人物がどんどん不幸になっていく物語。
相変わらず引き込まれます。
オチはちょっと強引というか、むちゃくちゃな印象があったけど、それでもあまりある面白さでした。

[ 2015-08-22 ]

5人ともヒドい。

一番ヒドいと思われる族の兄ちゃんが 人として一番未来が
ある気がした。

人生の崩壊5人分で 読後少々憂鬱。
スリルとスピード感はさすが奥田氏。

[ 2014-12-11 ]

もっとハラハラドキドキするかなぁと思ってたけど、意外とサラッと読み終わってしまったので、少し物足りない…。
そして最後が強引だなぁ…と、ここも残念!

[ 2014-11-11 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2014-10-05 ]

主人公たちがどうなってしまうのか気になり、一気に読んだ。どう人生が交錯するのかと思っていたが、最後のクライマックスは、ああなるほどね、という感じだった。もう少しドラスティックな展開を期待していたので少し残念。

[ 2014-05-29 ]

地方都市で暮らす公務員、女子高生、悪徳商法社員、新興宗教信者、市議会議員の面々。いずれも地方への愛着や誇りを抱くことなく生きている。それでも展開の中で自分を見つめ直し、現実と向き合ってくれるものと読み進めたが、ひどい結末に後味が悪い。いったい何を伝えたいのか。タイトルの無理ってなんだろう。ここまで社会を後ろ向きにとらえた作品に共感するのは無理だ。

[ 2014-03-13 ]

「※この物語には、夢も希望もありません。でも笑える面白い。」
帯に書かれたこの言葉の通り、本当に夢も希望もなかった。作中の主要な5人の登場人物は知らないが、並行して進む世界の中で、それぞれがなにかしら薄っすら繋がっていて、読者だけがそれを知っている。そんなドキドキ。
小説を読むって楽しい!

[ 2013-12-26 ]

著者の指揮棒を振るような鮮やかなストーリー展開にどんどん引き込まれる。ただ、登場人物達の閉塞感、やるせなさは半端なし。最後の展開まで容赦なし。さらっと読むには十分楽しめる。だが果たして得られるものは??

[ 2014-01-12 ]

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[ 2013-09-25 ]

結局、数多くの主人公の繋がりってこんなもの?って感じですね。日常には色んな人生が交錯しているって事が言いたいのでしょうか。普通にそれぞれを短編小説にしても変わらないのでは?って思ってしまう作品でした。(自分には)
それとも、地方都市の日常を描写したかったのか…
ごめんなさい、自分の読解力では面白さが読み取れていないのかも…

[ 2013-07-26 ]

期待はずれ

「最悪」みたいに最後に何かあるのかのと期待して読んでたけど
ラストの展開に「えっ!?これで終わり?」な感じ

それぞれのエピソードも面白いといえば面白いんだけど
とにかく救いがないのがなぁ・・・

[ 2013-06-09 ]

5人の主人公が交錯するエピソードのスケールの小ささにがっかりもしたが、その一方で、これまでの流れから、これが適当なのかも、とも思った。
つまり、今いる地点から抜け出ることが「無理」ということなのか。

[ 2013-04-16 ]

地方都市を舞台にしており、私の住んでいるところとどこか似ていて、地方というジレンマを抱くあたりは共感した。
クライマックスはこれまでの暮らし、地位、未来が崩壊していく5人?の登場人物。下巻は止まることなく読み進めた。

[ 2013-06-02 ]

無理とは「道理に反すること」「実現することが難しいこと」
この世に不可能はないのかもしれないけど、無理なことは無理なのかもしれない。
諦めたらゲームはそこで終わりだなんてことを言う奴が居るかもしれないけど、流石にリカバリー出来ないものもある。
まさにコノそれぞれの物語なんだと思う。
人生にはいくつかの曲がり角じゃないけど、選択する場面があって、その時に方向性を間違えると、えらいことになる典型的な物語が正にこれ。
あの時こうしていればの、「アノ時」は今かもしれないと、最近つくづく思うんだけど、いやあ絶対こうはなりたくないです。
確かに帯にありますように、寝不足必至、一気読み必至の物語でございます。相変わらず奥田英朗はキャラ立てが旨くさすがだなと思いますが。
この物語を心の底から面白いと笑える奴が居るのでしょうか?
うーん俺は笑えなかった、どちらかと言うと俺も人生の方向性を間違えると、いつかこうなってしまうのでは?との恐怖心感じるしだいでございます。(わら)
で、次なる展開を期待してバンバン読み進めていった訳でございますが、帯にアスタリスクが小さく付いておりました
※この物語には、夢も希望もありません。
と・・・
はい、夢も希望も無いさんざんな内容でした
僕は真面目にこつこつ生きていきます
そう決めたしだいでございます

[ 2013-03-24 ]

田舎の人々の「夢も希望もない」話。

文庫なのに生活保護やら新興宗教やらタイムリーな話題が。

『最悪』を読んだ感想は「最悪だ」だったけど
こっちは無理ばっかりでもないような。

[ 2013-06-19 ]

続きが気になって気になって、最後は一気読みでした。
どんな風にそれぞれの人物が交わるのか…なるほど交通事故。
タイトルの「無理」は、読んでて息苦しくなるもどかしさと窮屈さを表してるんだと思いました。

[ 2013-03-08 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2017-08-25 ]

元々、幸福感が薄い人々が、ズルズルと不幸になってゆく。
映像的には青空がない、話の中では雪が降っているが、眩い白というよりは、灰色感がある。

見ていて楽しさを全く感じられないが、なぜか読み続けることができる。作者に嵌められた感がある。

[ 2013-03-30 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2013-02-27 ]

一人一人の風貌や性格、声までもが伝わってくる奥田さんの作品。
登場人物が多くて、途中混乱したり、最終的に全員繋がったのかよく分からなくなったけど、面白かった。
(私の理解力の問題・・・)

[ 2012-12-25 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2013-02-24 ]

ボロボロでドロドロ。こうなってしまったのも元を辿ればほとんど自分のせい。因果応報なのか。彼らの汚い一面は誰もが持っているはず。ラストの展開の壊し方には笑ってしまう。

[ 2013-02-20 ]

最悪、邪魔、に続き、関係の無い人達がそれぞれの鬱屈から交差するお話し。それぞれの抱えるものは流石の描写。ただ「最悪」のようにラストもっとこんがらかって欲しかった。あれ?まだ?ページ無いよ〜。と焦りました。

[ 2012-10-05 ]

早く先が知りたくて一気に読んだけど……、最後は「えっ、こういう終わり方?」と少し拍子抜けした感ありかな。前半が面白かっただけにちょっと残念な気がしたかも。

[ 2014-06-24 ]

帯に「寝不足必至」と大書されていたが、これもそうでもなかった(笑)。
上巻でつづられていた5人の登場人物達が、いつどうやってつながるのかと読み進めるも、なかなかつながらないまま終盤に差し掛かり、もっと濃密に絡んでくるのかと思いきやそうでもなく…。
「こうだと思わせておいて実は…」ってな展開を予想していたこともハズレで、期待外れ。
まぁ、読んでいる間はそこそこ楽しめたけれど、何せ登場人物達がほとんど皆しょーもない人ばかりで、気が滅入ってくる。
やだやだ、スカッとしない~。

[ 2014-06-09 ]

上巻よりも下巻のほうがサクサク読めた。
最後はバッドエンドなのかな?
救いがないですねぇ。
まーでも、一番かわいそうなのはメイリン。
メイリンだけは明るい未来があればいいけど。。
(・_・;)

[ 2012-09-22 ]

登場人物ごとにストーリーが展開していく。最後の最後のひとつの事件で交わることとなるが、その先は何も描かれていない。なんとなく、スッキリしないで終わった感覚。

[ 2012-10-09 ]

無理を積み重ねると無意味につながるのか⁈ ドカーンとやってゴチャゴチャになって、ハイおしまい。意図があるにしても、誰も救われないストーリーに感想もクソもない。と云う感想もあるのかな?

[ 2012-07-27 ]

群像劇を書き分ける技術はさすがだと感じた。それぞれの心情、またはまっていく過程は自然で引き込まれていく。ただ、『最悪』の疾走感のある転落劇の印象がどうしても残るので、話の畳み方といい、やや納得のいかない部分が残った。

[ 2012-12-18 ]

これは、正直、ちょっと無理。
結局、なんだったんだ、途中はまだ読めるが、
最後に向かって、これで終われるのかと思って読んでいたが、
やはり・・・
俺は、無理よこれ。

[ 2012-07-14 ]

一度読んだら吸い込まれていくように読みふけった!久々のヒット!タイトルで引き付けられ読み出して止まらなくて、奥田ワールド改めて凄い!下巻は2日でよんだ。映画になっても面白そう!

[ 2012-10-21 ]

タイトルの『無理』。読み終わったこちら側も、その救い様の全くない顛末に、受け入れることが無理である。
全くもって、憂鬱感に襲われるばかりの作品。

[ 2012-06-19 ]

連鎖連鎖で全てが崩壊していく。
全く情けをかけないラストが逆に爽快!!

この暗い??灰色な世界観が好きだった。登場人物みんな、、議員はあんまだけどに共感できる部分があった。

人生何が起こるか本当わからん。

[ 2012-07-13 ]

やー、読むのに時間がかかった!
自分の精神状態と、この作品と出合ったタイミングが。
だけど、
読み始めたら
他のも同時に読み進めるとか出来ないので
とりあえず苦しみながら読みました。苦笑

帯タイトルに
「寝不足、必至!!」と書かれていましたが、
うーん。

やっぱり登場人物たちは
どんどん夢も希望も落っことしていきます。

ひとつついたウソが
からから回り始めて気づいたら大きな歯車になっていたり。

どんどん大事なものを落として行って、
まったく不本意なものばかりを握り締めているような。

それぞれの登場人物が
最後に集結するところはバババーっと読みました。

がしかし、それまでが長かった。
もちろん最後に向かうためのステップなのかもしれないけど、
読んでいて鬱々と。苦笑

最後はやっぱり最悪で、
たぶんみんな、もう「無理」な状態だったと思う。
足場が崩れるってこんな感じ。

ただ、
笑えるけど
笑えない。

[ 2012-07-11 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2012-06-21 ]

読んでるときはけっこう面白かったが、読み終わってなんかモヤッとしている。

ゆめの市に住む五人の主人公がそれぞれの生活からだんだん落ちていく内容。

五つの物語が同時進行していくがあんまリンクしない。どこで絡むのかと思ったら最後の最後まで絡まなかった。

しかし、個人個人の物語はかなり面白いと思う。

[ 2016-12-19 ]

救いがない物語。日本の地方都市のことを考えさせられるよね。でも実際地元で優秀だった子は都会に出て一流企業で働いていて、そうでない子は地元でそれほど給料も良くなさそうなところで働いている。救いないけど現実と近い話なんじゃないかなと思いました。

[ 2012-09-30 ]

人生の歯車がほんの少し狂っただけでこうなっちゃうんだなー。「最悪」「邪魔」と同じく一気に読めたがラストは少し雑で残念。

[ 2012-07-27 ]

どうしようもない物語は最後までどうしようもなく幕を閉じる。
最後に主人公5名が交通事故でつながるというオチ。

帯にあるような「寝不足必至」にはならなかったが、
奥田英朗氏の世界観には入り込めたように思う。

[ 2013-08-07 ]

真面目に働くことの馬鹿馬鹿しさを知り、自分の地位が脅かされることにおののき、信じていたものには裏切られ…。5人の男女が心の軋みに耐え切れなくなった時、それぞれの人生は猛スピードで崩壊してゆく。矛盾だらけのこの国を象徴するかのような地方都市・ゆめのを舞台に、どん詰まり社会の現実を見事に描き切った群像劇。

[ 2012-08-26 ]

面白かった〜。登場人物は多いがどれも現実的で、どんよりとした天気と雰囲気のゆめのの町と共に、想像し易かった。エンディングはえてして不評のようだが、ずーーっと現実的な話が続いた後の非現実的な終わり方は、ドラマチックで良かったように私には思えた。

[ 2012-08-11 ]

5人の人生がどのように絡んでいくのかと期待して読み進めていったけど、最後にどーんと無理矢理まとめられてしまったようでなんかスッキリしない。

少し落ち込んだときに読めば、まだまだ自分は恵まれていると前向きになれるかも。ただ、絶望しか感じてないときには絶対に読んではダメだな。

[ 2015-11-03 ]

ある田舎町、娯楽といえば大型ショッピングモールくらいなもの。雪と住民の憂鬱は毎日降り積もり、心はこの町と同様に色を失っている。
元暴走族のインチキセールスマンや、生活保護受給者、役所、進学塾に通う女子高生に新興宗教団体、果てには市議会議員や人妻売春まで、無関係だったはずの各々の歯車は、僅かずつの共通点をきっかけにしっかりと噛み合うようになり、一点に帰結する。

終焉に向かう過程が簡潔な気もするけれど、テンポの良い場面転換で、終焉までの過程に長さは感じなかった。

[ 2012-09-16 ]

救い様のない登場人物達が、救い様のない展開を転げ落ち、ラストの一瞬で交差する。
現代の地方都市の姿が奇妙なまでにリアルに描かれている。
徹頭徹尾救いがないのでハッピーエンドがお好きな方には無理。

[ 2013-12-03 ]

好きじゃないけど嫌いじゃない。誰も救われない状況で救われないまま終わるww
多少つまんなくても、平和な毎日が一番だと実感。
人間の欲と衝動的な行動が浮き彫りにされてる作品でした。
気が滅入るので、再読はないですがww

[ 2016-11-08 ]

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[ 2012-07-13 ]

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[ 2012-06-24 ]

(上)の続き。
とは言ってみたものの…ラストは正直無理やり感が否めない。
イマイチ面白みに欠ける。
だから評価は辛めで☆三つ!

[ 2015-01-11 ]

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[ 2014-08-31 ]

人間、無理って思ったらそれ以上進めなくなる。やってみると意外とできたりする時と、本当に無理でつまづく時とある。つまづくことを恐れて不安になるのが普通。

この本の登場人物は、みんな先行きの不安が強くてそれが悪い方に傾いて行く。で、後悔している。その見本市みたいな物語。

「もう、無理!」って思うのは、思ったようにことが運ばなくて、イライラしている時。この物語全体を覆っている灰色の空気は、その感情が集まってできている。読みながら、何とかこの空気から逃れたいと思うのだが、作者によって封じ込まれてしまう。この雰囲気の作り方は、奥田さん得意だよね。

人生不安だらけ。それに支配され無いようにしたい。

最後はちょっと強引かな。後日談も書いてくれないかな。

[ 2012-10-12 ]

他の方のレビューにもありますが、エンディングが。。何でそこでおわっちゃうかなぁ〜。最後に一捻り欲しかった。

[ 2012-07-17 ]

5人の人生が堕ちていき、どうなっていくのだろうと一気に読んだが、最期の終わり方はどうなのだろうか。皆、救われたのだろうか?

[ 2012-08-08 ]

暗い。けど、現代日本の姿が如実に表現されているんだと思う。ニューヨークを見ても全くアメリカの真の姿が見えないように、東京でぬくぬくOLしてるんじゃ、日本の姿は見えてないんだろうな。少子化が問題の1番の根源かな?老いていくだけの社会に未来は感じられなし、経済も縮小するし、老いた人口の面倒は誰も見れないし。今後の行方を憂いてる場合じゃないか。

[ 2012-12-12 ]

構成が面白くて一気読み。
希望も救いも一切ない。
敢えていうなら登場人物に人間味があって同調できるのが救い。
社会的弱者が新興宗教とか癒着の温床とかひきこもりを通して諦めまじりに堕落する話。
今の時代ぽくて興味深いよ。
ただ内容は「無理」!

[ 2012-11-07 ]

奥田英朗はほんとに面白い!長編であればあるほど面白い。本作もまだまだ読みたかった、という感じ。最後はあっけなく終わってしまった感じで残念。

[ 2012-10-05 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2012-06-14 ]

いつ話が好転するかと思ってたけども。。。

なんかこう自分幸せだから、
もっと頑張らなきゃって思った。

[ 2014-04-23 ]

地方都市での生活を市長、女子高生、詐欺師、宗教にはまる主婦など色々な視点から書く。
オーバーな所を差し引いても、今の地方都市はこのような状態なのかと、ありうる話だなと悲しくなる。複数主人公の話で、不幸が連鎖しこれをどう収拾するのかと心配したが、こう来たか、落ちたんだか?いやタイトルの「無理」なのか。ふに落ちる。奥田氏らしいとも言える。
他人の不幸は蜜の味的娯楽作品。

【ちょいと残念ながらもこう言うものなのかなと印象に残ったおじいちゃんの台詞】

「底辺を這いつくばっている人間に、地道に生きろって説教するのは、あまりに冷たいと思う。救いがないもの」

人はパチンコや犯罪等、短絡的快楽に走り不幸スパイラルから抜け出せないのか。

[ 2012-08-11 ]

(上)
合併で生まれた地方都市・ゆめので、鬱屈を抱えながら暮らす5人の男女―人間不信の地方公務員、東京にあこがれる女子高生、暴走族あがりのセールスマン、新興宗教にすがる中年女性、もっと大きな仕事がしたい市議会議員―。


縁もゆかりもなかった5人の人生が、ひょんなことから交錯し、思いもよらない事態を引き起こす。



(下)
真面目に働くことの馬鹿馬鹿しさを知り、自分の地位が脅かされることにおののき、信じていたものには裏切られ…。


5人の男女が心の軋みに耐え切れなくなった時、それぞれの人生は猛スピードで崩壊してゆく。


矛盾だらけのこの国を象徴するかのような地方都市・ゆめのを舞台に、どん詰まり社会の現実を見事に描き切った群像劇。










数名の登場人物の各人の生活がそれぞれの立場で淡々と綴られていきます...

最初は登場人物達に関連が無かったのが地方都市と言う事も有り、徐々に微妙に関係が生まれてきます。



パニック系の小説になっていて面白くない事はないのですが...


「いつ事件が起こるのかな」と思いながら読み進めるあいだに少しづつダレていったような印象がありました。



個人的にどうしても最後に物足りなさを感じてしまうのは私の想像力の足りなさなのでしょうか?



しかし、めっちゃ面白いという訳ではないのですが読み出すとそれなりにのめり込んで読めます。


裏表紙の解説に「群像劇」という言葉がありますが、群像劇というよりは「ドタバタ喜劇」でですかね(;^_^A



最後の終わり方には賛否両論あるかと思います。


私としてはもう少し工夫して読者に直接解りやすい結末が良かったなぁ~っと感じてしまいました。

[ 2012-07-01 ]

「不良市民」という言葉は気に入った。物事はもちろん単純じゃないけど、役所がそういう人を見放せば、真面目に暮らしている人が割りを食わないのかも、とか考えてみたり。
あまりに救いがない話でどんどん面白くなっていった。他の作品も読んでみようと思う。

[ 2013-06-30 ]

地方都市を舞台にした5人の主人公の話。
上巻で徐々に5人がつながりだして下巻に入ったけど、5人が一ヵ所に集まったところで物語が終わっていて、完全に消化不良な感じ。え?ここからどうなるかが楽しみなのにってところで終わって非常に残念。
途中まではおもしろかったのになあ。

[ 2012-06-18 ]

で、下巻。

それぞれの日常から逸脱しつつある5人の人々。
後半に向け、どのような展開を見せるのか?
どのようなクライマックスを迎えるのか?

さあ!どーなる?

・・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・

なんじゃー、このオチは!

[ 2012-11-21 ]

正直何処かで読んだ感じが拭えない。
たくさんの伏線の貼り方は映画「スナッチ」やパルプフィクションのような感じ。

全体的にやっぱり暗い。

[ 2012-06-24 ]

東北地方にある灰色の都市、ゆめの市に暮らす5人の哀しくも滑稽な物語。

地方都市の寂れた閉塞感や、出口のない生活の無力感と暴力性に息苦しくなる。

[ 2012-12-20 ]

もっとカタルシス欲しかった。
どんより気味のまま終わってしまった。
もっと各キャラが関係していれば面白かったかも

[ 2012-07-01 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2012-07-17 ]

今まで読んだことのないタイプの群像劇、それぞれの登場人物が直接的に関わらないまま終えていきました。
奥田さんの群像劇ってことで期待値が大き過ぎたかも、ちょっと物足りない。

東北(福島か山形?)の地方都市、雪国が舞台。特定の街を表現してるってことはなさそうですが、私の地元が舞台になっているようにも感じます。
それだけ地方はどこも同じ構図になっちゃったってことでしょう。

地元を捨てて東京に出てきた私には、複雑なテーマでした。

[ 2012-10-08 ]

ガールの作者の小説ということで時代を切り取ったような
そういう作品を期待して手に取った長編です。

その実、余りに暗い5つの人生をすこしずつ切り取って
最後にどうしようもない結末に収斂するという、
なんとも読後感の悪い小説でした。

主人公が5人いるのですが、
そのどれもが微妙に虚しく、微妙に哀れで、
しかし微妙に救えないんですよね。
きっとリアルってのはこういうものなんだろうな、
とそんなことを思わされるくらいに
夢の無い人物造型が読んでてしみこんできます。

俺もひょっとしたらこの内の一人と余り変わらないんじゃないか、
そう思わされてしまったのが読後感の悪さに繋がっているのかもしれません。
もちろん、明確な結論がどの物語にも出なかったことも
読後感の悪さのメインだとは思いますが。

まぁただここまで色々言っておいて、
結構一気読みだったので、やっぱり筆力はあるなぁと。
その一点で☆4つとします。

いやー、しかし救いがないなぁ、人生は。

[ 2012-08-15 ]

全然救いがない!!!最後まで最悪な状況でした(笑)登場人物の誰もが、なるべくしてなってる不幸ぶりですが唯一同情できるのは女子高生だけですね。さすが奥田さん底辺を書かせたら最高です。

[ 2012-08-14 ]

読み終わった後で「無理」という題名が気になった。なぜ、「無理」という題名なのだろうか?
主な登場人物は5人。地方公務員、女子高生、セールスマン、中年女性、市会議員。彼ら、彼女らにとって事態は悪い方、悪い方へと崩壊に向かって進んでいく。「無理」と言葉は、どうしようもない、とか、救いようがない、とかという意味で使われているのだろう。

[ 2012-07-11 ]

面白いけれど、テレビのワイドショーでも観てるような感覚かな。
人間の弱さはよくわかるけど
この終わり方は・・・
メッセージ性はないので、何とも。

[ 2012-08-27 ]

何とも言えない読後感。ここまではないにしろ、きっと歯車が一つ噛み合わなくなると一瞬で狂ってしまうって事が現実にも起こるのだろう。
この続きが読みたい。どこにもハッピーエンドの要素は見つからないけど。

[ 2015-12-18 ]

五人の登場人物が交錯してくる。
何もない町?に住んでる
いや、モンモンとした人たちのありそうな生活が描かれていて、うん。ありそうだなぁと思うけど。
結末はちょっと強引な感じがしました。

でも面白いですよ!

[ 2013-01-17 ]

最後の展開がこうなるとは思わなかったけど、全部つながったのは面白いと思った。急展開すぎなのが、ちょっと驚きでした。

[ 2012-11-23 ]

ほんの中身と帯などに書いてある謳い文句が違いすぎて納得がいかなかった。人生が交錯するのは最後の少しだし、誰一人として結末めいたモノが書かれていない。不完全燃焼するような内容だった。

[ 2017-09-18 ]

読み始めた以上結末が気になるので一応最後まで読み終えたけれど、読んでいる最中も気分が悪くなる作品。
ダメでした・・・

[ 2015-05-31 ]

毎日が記憶にないほどの冷え込みと天候の悪さが続く地方都市・ゆめの市。登場人物の思考も、心の軋みに耐えられなくなり、悪い方へ悪い方へ落ちていく。
このどん詰まり感をどんな形で終息させるのかが最大のみどころ。そして、その期待を裏切ることなく、見事に大掛かりなアクションシーンとともに結末を迎えました。帯の文句とおり、一気読みで寝不足間違いなし。読み応え大満足のエンターテイメント作品。

[ 2012-11-17 ]

んー「無理」!
通勤の行き帰りの電車の中で読んでたから、自分も無理!って思った。
これ読んでると、いろんなヒトを見て、無理って思う。
なんか現実世界、嫌だなー…って。

まあ、いろんなヒトがいるのが現実世界で、これ読んでるとこの土地の話みたいに思うけど、実際どこにでもありそうな話なのがなんだか…

…無理!

[ 2012-08-06 ]

単行本を読んだとき、「なんでこんな中途半端な終わり方?」
と書きましたが、今回もやっぱり「もう少し、この後どうなったかを
知りたかったな」と思いました。

[ 2012-10-27 ]

どんどん悪い方へ転がって行くんだけど、やっぱり先が気になって読んでしまう。最後はどうまとまるかと思ったけど、本当に救いようがない。みんな普通の人なのにいつの間にかこんな風になってしまうのは怖いと思った。

[ 2013-01-15 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2012-06-29 ]

1人1人がどう交差していくのか楽しみな後編。



…と、思いきや、全然交差しない!笑

付箋かと思っていたものは、付箋でもなんでもなく、物語の始めからラストまで救い用の無い他人の人生を書いた話。

こんな人生、正に無理である。

読んでも温かい気持ちにもなることも感動も与えられる事もない。
けど、こんな人生にならないように、人に流されず自分を持って真っ直ぐ生きたいとは思った。

[ 2013-01-22 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2012-08-15 ]

ゆめの市という舞台を借りながら今の日本の問題をこれでもかと指摘している。
そんな意図があるからか、そりゃあちゃんちゃんとは終わらない。日本の問題が解決しないように。
とは言え、純粋に物語を楽しみたい立場としては「最悪」の方が好きだな。

[ 2013-04-18 ]

柴田 バッチ 翔太 ダイナソー 拉致監禁 ダンプカー 心臓マッサージ 加藤 ルーク 史恵 25迄は大丈夫 叔父さん スタッドレス 亀山社長 西田 生活保護 デミグラスソース タクシー スナック 沙羅 幹部 バッチ 芙蓉荘 援助交際 人妻 県庁 弁当工場 万心教 ヨシヒコ 玉突き事故 中学校不法侵入 スタンガン 車椅子 生活基盤 自首 動物用焼却炉 建築家 見積り 指導員 ドリームタウン クリーニング屋

[ 2012-06-25 ]

一気読み必至。

構成的には同著者の「最悪」と同じで、章ごとに複数人の登場人物の視点で物語が進んでいく。
複数人の登場人物がいるが読みやすいのだが、「最悪」とは違って、登場人物同士がリンクして話が進んでいかないのが残念。
そういった意味だと「最悪」の方が面白かったかなという印象。

[ 2012-07-15 ]

同じ街に住む様々な住人たちが問題を抱えて生きている。それが互いに影響を与え…という僕の大好きな奥田英朗お得意のパターンに期待して読んだが、さすがにこのオチは「無理」がある。

[ 2012-07-21 ]

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[ 2013-01-27 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2012-08-30 ]

120830
生活保護、西田がダンプ。女子高生、サイコパスが叔父から逃れるため学校へ。営業、先輩が社長を殺し、警察に自首。保安員、母のために車椅子を万引き。議員、兄弟が活動家を殺し、焼却炉。交通事故。

[ 2012-07-22 ]

救いようのないお話でした。
想像以上。後味…悪い…

奥田英朗さすがだけど、うーん。
「最悪」に似てるけど、なんか面白さとって、辛いとこだけ残しちゃった感じ?
落ち込みたい人は是非。(笑)

[ 2013-02-23 ]

ケースワーカーに女子高生とサイコパスでひきこもりの誘拐犯、元暴走族の詐欺営業マン、宗教にハマった保安員、市議会議員。
それぞれがたまに交差しながら進んでいく。どの人物の場面も面白い。
東北の冬の憂鬱な曇天の下で、どんどん当たり前の生活からずり落ちていく様と、地方ならではの先行きのないもっさりとした絶望感。
ラストで、びしっとキマる感じが好き。

[ 2012-10-04 ]

群像劇。
皆が不幸になる話も珍しく思う。
誘拐された女子高生だけは可哀想だと思うけど、後は同情できないのが凄い。
エグいなぁ

[ 2012-08-10 ]

みごとに救いようのない登場人物たちの群像劇が、少し少しクロスオーバーしながら話が収斂していくのを期待していたが、いつまでたっても絡まないと思っていたら、ありようのない偶然で事故に皆が巻き込まれるという落ちの付け方は余りに強引でなおかつ、尻切れトンボ気味に話が終わり、何の結末も付けないまま終劇となるので、本当に後味は良くない。ただし、最後まで読ませる筆力は流石であり、その分、最後を期待し、それで肩すかしを食った感があるのが残念だな。

[ 2012-12-04 ]

どんどん煮詰まっていくストーリーに沈みこみつつも、読み進めてしまう…希望のない内容と結末まさに無理。

[ 2014-08-09 ]

前半で出てきた普通の人たちがラストで一気にからむ。
多少強引だけどからむ。
で、ちょいドタバタ。

彼らのその後が気になる。。

[ 2012-08-01 ]

おバカな登場人物たち。

さて、ラストはどうなる?
ちゃんと素晴らしい(?)オチが待っております。

笑うしかないですわ。

まあ、読んでみて。

[ 2012-07-20 ]

以前読んだ三浦展著「下流社会」「下流同盟」レポートが現実味を帯びた物語となって読みふけった。いらいらするほど自分も下流の渦に巻き込まれたようで厭世観どっぷり。エンディングがあっさりだが、それまでの人物と社会描写が際だつからいいんじゃないかな。

[ 2012-06-21 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2012-07-31 ]

サウスバウンドやインザプールみのように明るい人物を描くイメージだったけど、一変割と暗めな人ばっかり。最初の方は面白かったんだけどだんだん…最後は、え?という感じ。
この人の醍醐味は、この本のような終始暗い絶望感メインのお話よりもサウスバウンドやインザプールのように絶望を希望に変える根が明るい話こそにあると思います。

[ 2013-01-22 ]

オリンピックの身代金を読んで、自分の中で大分ハードルをあげて楽しみに挑んで叩き落されました。
話の進め方の技法みたいなのは上記作と同じで、それは特にいいのですが、テーマというか話の題材も別のいいのですが、なんか、なんか「薄ッ」て感じで消化不良。
高村薫先生の新作で重厚な作品に浸って気分を新たにしたい気持ちです。

[ 2013-02-15 ]

だんだんと話が進み、やっと一気に読みたいなと思えるようになりました。
先が気になるものの、上巻のほうが現実でありえそうな内容でした。下巻では、「ありえないでしょ…」の連続です。個人的には一貫して現実的か、ありえないかだとよかったと思います。
まぁ、「ありえないでしょ…」という内容でないと、あの結末にはたどり着かないんですが。

[ 2012-09-02 ]

 ひさかたぶりに奥田英朗の真骨頂来たかこれっ!と思い、平積み見つけて即購入!

 かなりのワクワク感で読み始めました。

 背表紙の解説によると・・・「合併で生まれた地方都市・ゆめので、鬱屈を抱えながら暮らす5人の男女・・・人間不信の地方公務員、東京にあこがれる女子高生、暴走族あがりのセールスマン、新興宗教にすがる中年女性、もっと大きな仕事がしたい市議会議員・・・」

 街全体もさることながらこの5人のどん詰まり感が見事に描けていて、さすが奥田英朗だと思いながら読み進めた。徐々にというより、どんどん狭まり抜け出せない様子や閉塞感が漂ってくるので、気持ちもどんどん沈んで行く・・・追い詰められた人間の心理描写がすごい。

 だけども正直5人の絡みが少な過ぎたなと・・・もっと絡んで転んで絡まって、というのが作者の醍醐味でそれを期待していたんだが・・・それからこの人のこの手のシリーズではいつも思うんだが、物語の最後のもうちょい先まで知りたくなっちゃう読みたくなっちゃうというのがあるな。今作は5人の絡みもほとんどなかったし、最後もいささか急でちょっと雑なまとめだったのが残念な感じであった。

 それでも面白いんだけどね。

[ 2012-08-15 ]

登場人物たちの人生がどんどん転落していく。リアルで、現実はこうなんだと思うと、とても怖くなる。ほんとに政治・雇用・社会保障制度等々、修正しないと、日本はこんな都市ばっかりになりそう。怖い!最後はちょっと強引に終わらせた印象。

[ 2012-07-15 ]

いまいちぱっとしない地方都市ゆめのに暮らす5人の主人公の群像劇。あっと言う間には読める。彼らの生活のそれぞれのどん底具合が上巻で多く語られ、下巻でいよいよこれがそれぞれからんでくるのかと思って楽しみにして読んでいたら・・・えっなにこれで終わり?そのおちは・・・と思ってしまった。確かにどん底で救いのない感じの終わり。帯にもある「夢も希望もありません。でも笑える面白い」。たしかのその通りだけど、個人的には主人公たちの話が少しずつ重なっていって大きな話になっていき最後に大団円というのをイメージしたが…それぞれ個別パートで語られたことを最後のアレで無理やりかたをつけた感じがいなめない。これならそれぞれバラバラの話のままでもよかったのではと思ってします。少し残念。それでも話としては十分に楽しめた。

[ 2014-12-18 ]

真面目に働くことの馬鹿馬鹿しさを知り、自分の地位が脅かされることにおののき、信じていたものには裏切られ……。5人の男女が心の軋みに耐えきれなくなった時、それぞれの人生は猛スピードで崩壊して行く。矛盾だらけのこの国を象徴するかのような地方都市・ゆめのを舞台に、どん詰まり社会の現実を見事に描ききった群像劇。

奥田英朗らしい終わり方。全てが1つにつながり、しかし、解決はせずに最後は人に想像させる。ただ、全ての人が幸せになるわけではなく、それぞれの人生を反映した終わり方だった。
上巻でどんでん返しを期待した分、終わりは少し残念だったが、人生そんなに甘くないということだろう。

[ 2012-07-20 ]

続きが気になって一気に読んだ。
登場人物が交錯する場面がなかなか出てこないから、どうなるんだろう?って思ってたら、
最後が思いのほか雑な終わり方でビックリ(笑)
報われないなぁ。って感じのお話だった。
全員不幸なまま終わるのが私好み。
映画化しやすいだろうな、この人の小説は。

[ 2014-04-04 ]

そういうことになったのね。もういいんじゃない?これで・・・となげやりになりそうな結末。
何もかもがうまくいかないのね、みんな。

[ 2012-07-03 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2012-07-08 ]

始めは気付かないくらいの小さく狂った歯車が
どんどんズレて、自分ではどうしようもない形、
一番望まなかった形で壊れてしまう最後の様子に恐怖感。

[ 2012-08-05 ]

‥タイトルの「無理」ってのは、あたしの今の気持ち?
というくらいこの本、あたしには合わなかった。


<この感想、ほぼネタバレします。未読の方には勧めません>


上巻を読了時にこのまま下巻を読むべきか考えたくらいなんだけど、
いややはり知っておきたいじゃない?と思ったんだけど、
本当に心底、この話キライ。無理。

これだけの登場人物を上手にさばき、
気持ちをきちっと説明しながら話をまとめる、
その作家の技術は疑う余地はない。

多分小さい頃からほめられたんじゃないかな〜作文の時間とかで。
へたしたらクラスの人気者だったかも。
なんか面白い話とか、得意そうだもんね。(妄想)

でもねぇ。
その上手さで描き出されるそれぞれの希望のない人生が、
本当に痛すぎます、奥田先生。
しかもよりによってみんながみんな、巻き込まれ事故で大団円とは。

もちろんそこが良かったと言えなくもない。
よくニュースで耳にする、
「本日午後X時頃、X県の県道でトラックと乗用車の衝突事故があり、
巻き込まれた乗用車の乗客らX名が死亡、X名が重傷を負いました」
からフィルムをリバースしたと思えば偶然、というシナリオがいきいき意味を持ってくる。

ただねぇ。
閉塞感のありすぎる街描写に、連日の雪と寒さ。
物語全体を巻き取っているのがグレーの染みという描写なので、
夏にはとにかく、不向きでした。

昔セブン、という映画で、
物語の間ずっと大雨が降っていて、
その音や寒さ、びしょびしょのシーンの連続に、
シナリオ以前に気分がどんどん落ちた記憶がある。

うまいんだろうと思うけれど、
理解は出来ても共鳴が出来ない小説、なのでした。
友達にも知人にも誰にも、進める余地がないんですけど。

[ 2013-03-22 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2012-12-24 ]

なかなか生きるのが辛い感じの超寒い地方都市に住む登場人物たちが描く群像劇。最後ギリギリまで非常に興味深く、全員どう落とし前つけるのかとワクワクしながら読んでたけど、まさかそう来るとは…嫌いな終わり方じゃないけど、結局誰も救われないし幾らなんでも先が気になりすぎた…さすが『無理』。

[ 2012-09-05 ]

連鎖反応が楽しみだったけど、一緒くたにケリがついただけで残念。
転落していく彼ら、二度と這い上がることのできない結末。
読みながらに味わう絶望、読み終わって浸る絶望感。
当然ながら「無理」。

[ 2012-07-25 ]

帯に書かれている通り。
寝不足必至。
夢も希望もない、最悪の人生×5が書かれているだけなのに、何故か一気読みしてしまう。

[ 2012-06-19 ]

お年寄りを狙った詐欺、汚職政治家、モラルのない夫婦生活、引きこもりの犯罪者... どうしようもない「とある地方都市」の話だが、じつにリアリティがあって引き込まれる。どこかに書いてあったとおり、この本では誰も救われないしハッピーにもならない。残酷なのかもしれないし自業自得なのかもしれない。でもこういう世界はどこにでも普遍的に存在するだろう。その渦に巻き込まれていないだけ自分はまだ幸せだな、と思った。
オチはともかく、スピード感があって読みやすかった。一気に読了。おもしろかった。

[ 2012-07-10 ]

やっぱ奥田秀朗はこうでなくちゃって作品。キャラがいきいきしてる。その分ラストはあっさりし過ぎたのが残念。とはいえ秀逸です‼

[ 2018-01-02 ]

公務員は、やる気のある人間には底なしの激務だが、一旦割り切る術を持つと、いくらでもらくをすることができる。

[ 2015-10-10 ]

1510 救いの無い、まさにどん詰まりの物語。スピード感はあったが、最後は鬱屈さに胃もたれ感も。。。

[ 2012-09-20 ]

最後にそこで5人がつながるのかぁ、と。
絶望的な救い用のない人たちばかりだよ、でもそれを感じさせない痛快な感じ。

[ 2012-07-06 ]

急速に5人の人生が動き始める下巻。
自業自得と言い切れるような人物は誰一人としておらず、
終わり方も完全なる終結とまでは言えません。
特に女子高生・史恵と営業員・裕也のその後が気になる!
本当に救いなんてない小説ですが、面白かったです。
もっと登場人物同士が絡むと良かったなあ

2012/07/05-06

[ 2012-08-28 ]

2012/8/26 旅行の帰りの飛行機で読了。
登場人物がだんだんつながっていって…という流れはすごくすきで、途中までグイグイ読み進めたんだけど…最後がなんだか消化不良な感じ。いや、無理!って感じではあるんだけど。。奥田さんの他の本ほど、面白かった!という感じにならなかったのが残念。

[ 2012-08-25 ]

鬱屈していた5人の生活が少しずつ重なりあって、最後の結末は・・・・「無理」!

(2012/8/22)

[ 2019-02-16 ]

地方都市の訳ありな人々の群像劇。少しずつ悪い方へ悪い方へと転がっていく。ラストはあくまでもきっかけで、その後に控えているであろう展開はきっと明るくない。後半は人が死にすぎてないか。。