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“文学少女”見習いの、卒業。

作品レビュー

[ 2010-09-17 ]

文学少女「見習い」シリーズの完結作。最後にふさわしい最高の出来だった。作品単体での物語・構成もシリーズ屈指の完成度だし、それと併せて、主人公である菜乃の成長も十分に描ききっている。

個人的に気に入っているのは、心葉の成長については敢えて心理描写を行わず、あくまで菜乃の視点から客観的に表現することに徹したところ。遠子さんから受け取った想いを糧に、自分の足で歩んでいけるようになった心葉の姿をうまく表現出来ていたと思う。
あと見習いシリーズは、本編と比べてレギュラーで登場するキャラのメンヘラ表現が抑えられているのもよかった。

巻末に次期シリーズの予告もあり、「文学少女」がまだ終わらないことがわかって本当に嬉しい。
見習いシリーズが始まる時は、最終話の余韻を壊す蛇足にならないかと無用な心配もしたけれど、今回はただただ楽しみ。期待しています。

[ 2017-01-22 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2016-01-29 ]

★★★☆ 3.5 「外伝その3。今回の話のモチーフは夏目漱石の「こころ」とチェーホフの「桜の園」。作品全体に菜乃の心の成長が見られる。報われることのなかった「初恋」だけど、今後菜乃はどのような恋をしていくのだろう。菜乃の「今後」がいい方に報われるといいなと読んでいて思った。”文学少女”シリーズもあと1冊。引き続き読んでいきたいと思う。

[ 2014-10-23 ]

夏目漱石の「こころ」、チェーホフの「桜の園」をモチーフに書かれたお話。
「こころ」をモチーフに書かれたお話は、人の思いの裏の裏、汚い部分までもがさらけ出されてました。
自分の思いは素直に口に出さなきゃ、やっぱり伝わらないものなんですね。
「桜の園」をモチーフに書かれたお話の方は、読んでいて苦しくなりました。
爽やかで純粋とも感じたのですが、その中にある悩みがすごい共感できて…。
伝えたいことを伝えきると、こんなに前を向いて歩けるのだなと感じました。

[ 2013-07-18 ]

涙涙の菜乃ちゃんの完結編。
切ないストーリーでありながら、心があたたまる、これぞ「文学少女シリーズ」といったところです。
読んでよかったです。

[ 2012-08-04 ]

櫂の“雪を降らせたい”っていう台詞が、結衣(と遠子)の“マナのようなお話が書きたい”っていう台詞と重なった。

菜乃とななせのやりとりが良かった。
菜乃は遠子に似てるけど、ななせにも似てるんだよなぁ。

[ 2012-06-18 ]

夏目漱石の「こころ」編よりもチェーホフの「桜の園」編がグァッ!っときた

自分の卒業式ってどんなだったかなーって思い返してみると
高校の卒業式当日が思い出せない、、、
小学校は自分が引っ越しするせいでみんなと同じ中学に行けないことが悲しくて仕方なかった
中学は答辞読んでサッカーやって、校舎に向かって頭下げて帰った
高校は、、、文化祭実行委員のハッピ3枚重ねで着てたことしか覚えてないわ

[ 2012-08-19 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2012-10-31 ]

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[ 2011-07-24 ]

かっぱえびせんのように止まらなくなり、見習い版3冊読んでしまいました。
心葉先輩の最後のプレゼントが素敵でした☆
大好きなまま去った先輩との思い出は、キラキラした宝物ですね~

[ 2012-07-19 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2012-05-11 ]

そういえば、文学少女シリーズまだ最後まで読んでないなーと思って図書館で借りた。

久々に読んだ。

文学少女は遠子先輩風に言うと、「夏みかんのゼリー」ってイメージ。

見た目は可愛くて一見キラキラして見えるけど、ちょっと苦味が残る感じ。
でもやっぱり最後は後味スッキリ。みたいな。

そんなイメージ。

[ 2012-02-20 ]

外伝最終巻の本作。結構をシリーズ一作目から借りて過去に罪を背負い、各々がその罪を悔いながら、それを真正面から受け入れて、二人で生きていく。そんな二人の姿に哀しみを包含した真実を見るのでしょう。

[ 2014-05-30 ]

「文学少女見習い」シリーズの最終巻。菜乃が、心葉と冬柴瞳(ふゆしば・ひとみ)がキスをしているところを目撃した前巻のラストから続くストーリーです。

瞳の過去にまつわる問題に、心葉が関わっていると知った菜乃は、2人に事情を尋ねますが、心葉も瞳も答えようとしません。ただ、心葉は菜乃に、夏目漱石の『こころ』を手渡します。

ちょうどその頃、瞳の家庭教師をしていた忍成良介(おしなり・りょうすけ)が、菜乃たちの高校の図書室の司書としてやってきます。瞳と忍成、それに忍成が保護者となった柏木櫂(かしわぎ・かい)という少年の間に、過去に何があったのか、心葉と菜乃が真相に迫っていきます。

卒業する心葉を見送る菜乃の姿を描いた最終章は、こみ上げてくるものがありました。

[ 2011-04-07 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2013-08-04 ]

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[ 2010-09-06 ]

ライトノベルに大人が出てこないのは基本だけど、それにしてもなという感じ。引っ掛かるのはこれくらいと言えばこれくらいなんだけど。

[ 2010-11-04 ]

本でこんなに泣いたのは久しぶりでした・・・!
初恋、傷心、卒業と一気にさくさくと読んじゃいました!
最初から菜乃ちゃんは好きだったけど、卒業を読んでもっと好きになっちゃいました!自分のまっすぐさを苦しみながらも貫いた菜乃ちゃんを見習いたいな。
何回も読み返したいお気に入りになりました^^次の新刊がとても楽しみです!

[ 2012-05-04 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2010-10-30 ]

読み終わった後、お日様のような菜乃ちゃんの笑顔とおしゃべりを「想像」したら、ほわっと温かい気持ちになって、なんだか涙がこぼれた。世界って存外に優しくて、きらきらと綺麗だったりするから侮れない・・・そんなことを思い出させてくれる物語だと思う。

[ 2011-05-03 ]

収録作品
“文学少女”見習いの、寂寞【せきばく】。
 題材:こころ/夏目漱石
“文学少女”見習いの、卒業【そつぎょう】。
 題材:桜の園/アントン・チェーホフ

[ 2010-09-02 ]

雰囲気ぶち壊しで言うと
「ロリコンとBLとツンデレ」
ちきしょうめ。

時たま出てくる遠子先輩の描写は何故か微笑ましい。

菜乃は本当に可愛いね。

[ 2010-09-03 ]

ドラマティックではあったが、いささか放りっぱなしだった井上くんの立ち直りについて、ここまで書いてあげるのが作者の優しさみたいな巻でした。まだ続くみたいでちょっと不安になりますけどね>半熟作家シリーズ

[ 2016-06-02 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2011-04-20 ]

菜乃チャン、良かったね。
少しの寂しさとほっこりとした温かさにつつまれた素敵な終わり方だった。
卒業ってそんな感じだよね。
心葉くんの成長も強く感じられた。

[ 2011-08-23 ]

刊行当初に購入して、それから積ん読していたわけだけれど、この本を読まずにおいて置いたことにすごく勿体無いと感じると共にすごく贅沢なことをしたようにも思う。

個人的には本編文学少女を超えた。
菜乃のがんばりやで友達思いな性格が存分に発揮された3巻でした。

菜乃が瞳を引き止め、そして送り出すシーンは涙が滲んだし、

ラストシーンの告白、それに対する心葉の返答、
なんて、贅沢な片想いだったんだろう。と前向きにまた歩き出す菜乃。

卒業の物語でこんなにあたたかいラスト。

文学少女見習いの卒業。正直星5つで足りないです。

きっと何度も読み返す一冊になりそうです。

[ 2010-09-04 ]

“文学少女”見習いシリーズの最終巻。

内容としてはインパクトに欠けると同時にもう少し深みがあってもいいかなとは思いますが、それでも夏目漱石の「こころ」を題材とし、登場人物なりの解釈を得ているところはいいかなと思います。

私個人としては菜乃への感情移入が非常にしやすかったです。私自身が同じように感じるわけではないのですが、キャラとしてのイメージが終始固まっていたように思います。

しかし、最初から分かっていたことではありますが、最後のシーンはどうしてもたまらない気持ちになってしまいますね。続編も登場するようですし、大人になった菜乃も見てみたいです。

[ 2010-10-14 ]

菜乃の視点からみた心葉の成長の話として捉えました。
遠子と離れて、一人で成長していくことを誓った心葉が、少しずつだけれど、自分の過去を客観的に見ることができ、それを他人にも話せるようにまでなったこと、後輩である菜乃のために、ななせにも手伝ってもらいながら遠子先輩のように「事件」に取り組めたことが書かれています。
もちろんこの成長に菜乃が大きく関わったことは事実で、心葉もそれを十分認識しているから、菜乃の物語を書いたのでしょう。色々な事、色々な出会いを自分の小説の糧としていくことが心葉の成長の証で、それが十分にできたときに遠子は心葉の前に帰って来ます。次作を楽しみに待っています。

[ 2010-09-20 ]

心葉の「大好き」本当に大切な気持ちがこもっていました。
でもやっぱり切ない・・・・。

とても素敵なお話でした。

[ 2010-09-25 ]

文学少女見習い編完結。これは素晴らしい失恋の物語だった。短編だけど、最後の話がとにかく泣けた。……しかしこれで、ななせは一人負け確定だな……

[ 2010-09-05 ]

今回のモチーフは夏目漱石の『こころ』とチェーホフの『桜の園』。ヘッセのデミアンも少し引用が。
菜乃ちゃんの成長がみられます。あと、優しさとか。強さとか。
心葉くんが卒業なので、そのあたりのエピソードは少し寂しいけれども、新しい文学少女エピソードがここから始まるのよね。と、いうことで、挿話集も楽しみですが、新エピソードも楽しみ。

[ 2010-09-24 ]

思わず泣いてしまった。ぼろ泣きとかじゃなくて、ほんのり苦くて、だけど心が暖かくなる涙。そんな感じだった。この作品は確かにフィクションらしい起伏はあまりないかもしれない。でも、心がじーんっとするこの感覚、大好きです・・・

外伝の1作目『初戀』はそこまで好きになれなかった。でもこの3作目『卒業』はすごく好き。1、2作目と進んできたからこそだよなぁ、菜乃のささやかな成長が観ていて微笑ましい。心にくる。

[ 2011-12-05 ]

三人とも、それぞれのことを大切に思い合っていたのに、裏切られた“私”の最後がとても悲しかった。 私は“私”にも幸せになって欲しかった。三人で笑いあえる日々を実現して欲しかった。 深々とした寂しさを残した“寂寞” “卒業”では、菜乃と心葉の別れのシーンがとても美しかったです。 ななせと夕歌のメールのやりとりも、短いけれど温かなものでした。

[ 2010-09-02 ]

見習いシリーズ完結!
今回のネタ本は「こころ」。卒業パートのほうは「桜の園」。
卒業シーンが良すぎる。菜乃がますます好きになった。

[ 2011-04-28 ]

菜乃の物語遂に完結。

前半の「"文学少女"見習いの、寂寞。」ではシリーズ通して友人だった瞳が前巻の衝撃ラストからの流れで心葉と付き合うというところから始まる。でも今まで文学少女を読んできた人達なら心葉の考えもお見通しです・・・よね?
今回も菜乃が大活躍。瞳が何を考えてるかわからず今回も菜乃はとにかく動きまわる。事態がわかったらわかったでとても複雑な関係に皆苦しんでいたのだけど・・・菜乃は本当に太陽です。
今回も胸がいっぱいになる切ない恋の物語。瞳との別れのシーンで泣けてきた。

そして完結編「"文学少女"見習いの、卒業。」。菜乃のおかげで瞳ちゃんも琴吹さんも、そして心葉君も大小の差はあれ確実に変わった。皆影のある(正直文学少女シリーズはバックボーンドロドロの人間多すぎw)人達だったけど、前を向いて進むようになったと感じた。太陽に照らされた花のように。ラストの菜乃が改めて告白するシーン・・・泣いた。今でも思い出すだけで泣ける。

最初は登場人物からも無理だと思われてる菜乃の恋に内心「m9(^Д^)プギャー」とか思ってた自分がいたわけだが、1,2巻ととにかく健気な菜乃に感化され、いつの間にか私も菜乃の元気いっぱいな陽の光を浴びていたんだと思う。
本の知識なんて0だったけど最後はちょっと文学少女っぽくなってきた気がする(それでようやく見習いレベルな気はするが)。本当にいい子だった。

評価としては私の中では本編超えてしまった。まぁ、本編あっての外伝だったんだけど。

てか最初開いたとき扉絵だけで泣きそうになったんだけど・・・竹岡先生の絵ハンパないです。

[ 2011-02-10 ]

叶わない恋でもここまで相手に想ってもらえたのならそれはそれでとても幸せな恋。
途中までは(いや今もだけど)菜乃も気持ちがストレートで強引すぎてうっとうしささえ感じていたけれど読後感がこれほどに爽やかなのは何でなのかな~。

菜乃がいつか見習いではない本当の文学少女になってもっともっと素敵な恋に出会って今度こそかなうと良いなとまで思ってしまった。
瞳と先生はあまりにお互い言葉が足りなくて傷ついてすれ違っていたけれどもう十分だと思う、少しずつでもいいから先生が気持ちを受け入れてくれたら良いのになぁ。

[ 2010-12-31 ]

10/12/30 読了。
文学少女見習いの菜乃が恋と謎に体当たりで突き進む、
文学少女シリーズの番外編・第三弾にして完結編。

菜乃の親友の瞳ちゃんがあの心葉と付き合うことに!?
心葉、浮気かー? と一瞬思わざるを得ませんが
まあ、それにはモチーフの夏目漱石の「こころ」ばりに
絶妙な三角関係(?)由来の深い訳がございまして。

菜乃ちゃんというのはよくも悪くも猪突猛進な子で。
故に相手の迷惑顧みずにアタックしまくったり等
何かと困ったちゃんではあるのですが、
その悪意のないストレートさを貴重に思う人も多々いる訳で。
だって、あのツンツンななせがそんな菜乃に触発されて
心葉にデートを迫るようになっちゃったくらいだぜ?

その素直さが今回の関係者たちのもつれた糸をぶった切って
結果、わだかまりが解消できたのは純粋に凄い。
彼と彼女は、罪悪感故にそう単純に事は運ばないでしょうが
多分上手くいくと思いたい。

しかし、挿話集4を先に読んじゃったのであれですが、
後輩の彼は本当にメールまめですなw
あれがわざわざ女言葉で書いて送ってるのを想像するだけでにやにやです。

[ 2011-05-24 ]

見習いシリーズ最後の本だから凄い期待してて、面白かったけどだからこそ惜しいって感じ。
菜乃ちゃんが心葉くんに告白するシーンが凄く好き。

[ 2010-10-01 ]

2010 10/1読了。WonderGooで購入。
発売直後には購入していたのに、あらすじを見て、前巻でどこまでも闇と遠かったはずの菜乃がこの巻でどうなってしまうのかと不安でしばらく開けずにいた本。
やっとの思いで開いて見て、しばらく読んで、しかしその不安は消しとんだ。
心葉も言う、前向きさと明るさと、優しさと、勇敢さがそのままで、安心した。
この見習いは、見習いだけど、確かに"文学少女"に並べる可能性を秘めていたし。
最後には、もう立派に、"文学少女"なってもいるじゃないか―とか、そんなことを思った。

"文学少女"のいない"文学少女"シリーズが始まったときには、たぶん菜乃が出てきた直後の心葉の周囲と同じく「なにこの子」とか思ってたのに、今じゃすっかり作中一番好きな登場人物だ、菜乃。

[ 2011-08-13 ]

この本を読む前、前の刊の終わりから一体どう物語を繋げてくるのか予想できなかったです。
だからなのか、読み終えたときは、とっても清々しい気持ちになりました。

それから、瞳ちゃんと心葉を邪魔するななせと菜乃がとてもかわいかったです^^
思わずくすりと笑ってしまいました。

[ 2013-04-04 ]

一体何がどうしてそうなったのか。
謎な友人の行動を解き明かすため、行動し始めた少女。
そして、先輩の卒業。

友人のために何かをする事。
必死になって考える事。
そんな事をした経験はありますか? と聞かれたら
ない、と答えられます。
こうなった時、どう動くかも想像できません。
ただ、妙だな、くらいは思うかも知れません。

相手に向けるものが何なのか、一体どういうものなのか。
これだけなら『青春』のカテゴリーではありますが…。

自分の心に向き合う事、拒絶せずに受け止める事。
それができれば、かなり視野が広げられます。
そしてまた、目指す大人に近づく事ができます。
そんな経験をしてみたいものです。

しかし…払わねばならない『貸し』は
一体どこまで膨れ上がっているのでしょう?w
そして独白部分!
最初に大きくヒントがでているのに
最後まで『誰』なのか気が付きませんでした…。

[ 2010-09-14 ]

瞳ちゃんの物語も良かったけどやはりラスト!
真っ直ぐで綺麗でちょっと泣きました。
でもこの涙は前に踏み出す涙。
外伝とはいえ見習いシリーズ、素晴らしいです。

[ 2012-10-24 ]

菜乃の親友である瞳が突如心葉と付き合いだしたと言い出して…というお話。夏目漱石の「こころ」が下敷き。
最後まで真っ直ぐな菜乃ちゃんが苦悩しながらも親友の瞳を思いやり、解決していく様子は菜乃の成長の証でしょうか。
ドロドロしたお話も菜乃の明るい性格もあって読後感はスッキリしています。

[ 2010-11-09 ]

こんなに幸福な片思いなんて、なかった。

決して叶うことのない恋。
読み手の私たちも、そしてこのシリーズのヒロイン、菜乃自身さえもわかっていた恋。

しかし、それでも菜乃を応援せずにはいられなかった。
紛れもなく、菜乃は「文学少女」シリーズのもう1人の「ヒロイン」です。
遠子とは違う、「文学少女」とは似て非なる彼女が、わたしもとっても「大好き」です。

[ 2010-11-19 ]

'文学少女'見習いシリーズ最後の巻ですね。
本編も含めて読みましたが、最後までらしい感じで良かったです。
見習いに関して云えば、どうしても読んでいて遠子が恋しくなります。
初恋や傷心が結構好きだっただけに、卒業は個人的には一寸物足りないというか、
そんな印象をうけました。
心葉君、成長しましたねぇ。

[ 2011-04-30 ]

”見習い”最終巻。
この本を読むとよ~く解りますが、このシリーズは
本編(神に挑む作家(下)まで)で読み終えた気になり、
サイドストーリーはいいや、と思ってしまうと、
物語を半分も楽しめないお話なんですよね。

「初戀」の感想で書いた「見習い」は心葉君では、て
あながち間違いでなかった気がします。
菜乃ちゃんも勿論「見習い」なんだけど、それは「文学少女」
以上に、心葉君を前に進ませる存在、て意味な気がしました。
今回のタイトルも、心葉君なら文字通りであり、
菜乃ちゃんなら「子供だった自分(もしくは心葉君に恋していた自分)」
からの卒業な気がします。

あとは「文学少女な編集者」を残すのみですが、これが感涙必至になりそう。
この「見習い」シリーズがあった意味も大きいお話になってるようなので、
楽しみです。

ちなみに今回のお話は、ななせたんファンにもお勧めですね。

[ 2010-08-31 ]

久々の長編でした。

本編と同じくらい面白かったです。
全体的に暗さと言うか黒さが有るのですが、最後にはすっきり終わります。
終わってしまったことをいつまでも引きずることは必ずしもいけないことではない。そう思えてなりません。

[ 2011-04-11 ]

“わたしが不安を感じている間も、瞳ちゃんの目に浮かぶ憎しみは、手のつけようがないほどふくれ上がってゆく。ひりひりした空気が瞳ちゃんを包み、顔が苦痛にゆがみ、呼吸も荒くなる。
「櫂を裏切った相手を、あたしは絶対許さないっ!」
吐き出された言葉は、熱い渦のようだった。
瞳ちゃんが、こんなに激しい目つきをするなんて!こんなに憎しみをあらわにするなんて!わたしの体も渦に投げ込まれ、真っ赤な炎に炙られたみたいだった。息もできないほどに、鼓動が高まる。
瞳ちゃんが憎んでいるのは、先生?
忍成先生が、『こころ』の先生みたいに、櫂くんを裏切ったから?だから許せないと言っているの?
胸が灼けた鏃で、ぐちゃぐちゃにかき回されているような不安に、頭の中までカアッと熱くなる。
まさか瞳ちゃんは、先生に復讐しようとしているの!?
瞳ちゃんが険しい顔で背中を向ける。もう一言もしゃべらない。
わたしの助けなど必要ないというように、鎖をぐいっと引っぱって、先に歩き出してしまった。
アウグストが瞳ちゃんを心配するように、くんくん鳴いていた。”

見習いちゃんの最終巻。
最後は少しうるっときたり。
今回もまたややこしいのに最後は奇麗にまとまって。
分厚いくせに読みやすい。

“「日坂菜乃さん、ぼくはきみが大好きです」

澄んだ声が、忘れられない言葉を告げる。
「きみの前向きさと明るさが好きです」
顔を上げ、まっすぐにわたしを見て、
「勇敢さと、困っている人を放っておけない優しさが、好きです」
やわらかに、微笑みながら。
「卒業前にちゃんと言っておきたかった。ぼくは、後輩の日坂菜乃さんが大好きです」
心葉先輩の声が、言葉が、微笑みが、胸にあたって甘くはじける。
好きですという言葉が、恋とは別の意味だということも、ちゃんとわかっていた。
心葉先輩の目は、どこまでも晴れやかで——それは、恋をしている人の目じゃなかったから。
けど、ありったけの信頼を込めて、見つめてくれた。
大好きですと言ってくれた。
そのことが嬉しくて、胸がはちきれそうになって、泣きそうになる。
心葉先輩が、優しい声で呼びかける。
「下りておいで。きみに渡したいものがあるんだ」”

[ 2011-04-20 ]

最初は菜乃の親友の瞳の話。罪の意識に苛まれて傷つけ合う二人。太陽のような菜乃の気持ちと求め続けた雪の思い出によって想いがようやく動き始める…。痛みを知り悩んでも真っ直ぐに進む成長した菜乃の姿に好感が持てました。そして迎えた卒業。すごく綺麗でこれ以上ない終わり方でした。それと琴吹さんも乙女全開で可愛かったです。最後の挿話集、「半熟作家と”文学少女”な編集者」も楽しみです。

[ 2010-09-01 ]

☆5つじゃ足りないっ!
文学少女シリーズで一番スキかもしれない。
話自体は先がよめる感じだけど、それがまた深く読めていい感じ。
すっごいいい感じに”卒業”が描かれてて泣けた

そしてなにより・・・
相変わらずななせが可愛すぎるっ!

[ 2011-02-06 ]

ラストの卒業のあたりは、つい涙ぐんでしまった。菜乃がすっごくいい子でななせもいい女で、心葉くんもいい先輩で、いいなぁ。

[ 2010-10-03 ]

 文学少女見習いの、日坂菜乃の物語もすがすがしく幕を閉じました。今回は夏目漱石のこころと、チェーホフの桜の園でした。こころのほうは、本編がらみで、桜の園はエピローグのテーマ題材でした。

 登場人物の成長というよりも、現状への適応と、自己をきちんと表現することに気が向きました。惰性で読んでしまっている気がするのですが、いいとおもうシリーズは読んでいて悪いことはないものです。

 ネタバレですけれども、やはりこの巻であげるとしたら、この部分しかないでしょう。
「今のわたしには、この物語のラストシーンから"希望"を読み取ることができます。そのあとに続く素晴らしい"未来"を想像できます。だから、わたしは大丈夫です」
 読み方が間違っているかもしれませんが、私は『だから、わたしは大丈夫です』がクライマックスの一文だと思うのですが、どう思いますか。

2010/10/03  18:40 自室にて読了

[ 2011-06-27 ]

「行っちゃ嫌だ、嫌だっ、でも、瞳ちゃんが幸せになるなら、――行っていいよ!」
そこまでに至る過程は勿論違うし別にこんな悲しい物語はなかったけど、菜乃と同じ寂しさを味わった私はここで涙腺崩壊。