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作品レビュー

[ 2014-02-14 ]

僧侶が書いた本かと思って買ったのだけれど、そうではなかった。
50代になった女性で、詩人で、特定の宗教を持たずにこれまで生きてきて、業とか、死にゆく親しい人々とか、慈しみとかの日々の中で出会ったお経。
紡ぎ出す言葉の美しさと救い。

[ 2017-02-26 ]

詩人に対して失礼な物言いではあるが、改めて、伊藤比呂美の言葉のセンスに脱帽。エッセイとお経の現代語訳が一体となってひとつの作品になっている。どれもよいけれど、特に最初と次の「懺悔文」「香偈」の現代語訳が印象的だ。

[ 2013-07-31 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2013-08-09 ]

お経と伊藤比呂美。この組み合わせがずっと気になっていて、ついに手に取った。
他の著書を読む限りたいへん壮絶な人生を送っておられるらしい著者が、老いた父母に迫る死に、お経を通じて思いを馳せる。

著者はべつに熱心な仏教の信者でもないから、どういう仕組みで死んだ人間があの世にいくのかとか、そういった問題には無頓着。けれども、詩人という立場から、お経の音楽的美しさ(あるいは官能)を自覚しはじめる。

自分も般若心経の音楽的美しさに少年の頃から惹かれていたが、意味をじっくりと考えてみたことはなかった。今回、著者の私家訳を見るにあたって、鳥肌が立った。しかも、般若心経を解説するのは、アメリカに住むハーフの娘。英単語を交えながら。宗教の言葉でありながら、ものすごく風通しがよい感じにも味わったことのない新鮮さを感じた。

本書が文庫化されて500円ちょいで読めてしまうというのは、ものすごく後ろめたい。それとも、そんなに安価で読めるということは、多数の読者がいるということなのだろうか? いかに。