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やがて哀しき外国語

(952)
価格:530(税抜)

作品レビュー

[ 2017-07-24 ]

春樹さんのエッセイ大好きです。
ブックオフで見つけて購入。
春樹さんがアメリカで暮らしている頃、私もアメリカにホームステイしたことがあり、親近感を覚えました。
あの頃は高校生で、アメリカの社会情勢がどのようになっているのか全然知らずに行っていましたが、今となって、そうだったのか~と気づくことが多々ありました。

[ 2014-12-07 ]

村上春樹の小説というものはあまり好きにはなれない。というか他の小説と何がそんなに違うのか、ということが気になりすぎて純粋に楽しめない、と言った方が正しいか。しかし彼の生い立ちや特に本書での外国での生活や文化に対する考え方というものは非常に共感できるところがあった。海外文学に傾倒し、洋書の翻訳も手がける村上が外国語というものが結局苦手だと告白した所に驚いた。もちろんだから出来ないというわけではないが、外国語に対する姿勢というものが今の自分にとっても参考になるものであった。要するに下手は下手なり自分の気持ちを伝えたらいいのだ、という点である。村上でさえ意思疎通が十分にできず、全く理解されないことも多々あるという告白は少なからず自分にも安堵感のようなものを与えてくれた。ノーベル賞候補のかの村上春樹でさえもたかが英語ごときで四苦八苦しているのだという事実は英語の習得に悪戦苦闘している自分にもまだまだ努力の余地があるということか。

[ 2014-05-01 ]

村上春樹のエッセイ集。アメリカ滞在中のもので、主にアメリカ文化を通して観た日本みたいな感じが多い。時期としては湾岸戦争辺りからクリントン初期くらい辺り。

例えば何か大事なものと自分の間に壁があっとして、村上春樹のものの捉え方というか文章は、その壁を少しずつ丁寧にハンドハンマーで丁寧に叩いていって、穴があきそうなところを発見して、そこを丁寧に掘って行くような感じがあって、そういう感じが自分が村上春樹を好きな理由なんだろうな、と思った。

ネットサーフィンをしていて普段読む文章は、壁をバズーカーとかで破壊しようとしたり、ただ壁をちょっと離れて神経質に観察するだけ、みたいなものが多くて、そういう意味でも古い本だけど新鮮で楽しく読めた。

20年位前の本なので、アメリカ文化のリアルな情報では最早無いような気もするけど、それでもなお読んで良かったなあ、と思った。

[ 2012-07-31 ]

アメリカでの生活が書かれていた。平凡な日常だとしても村上春樹さんが文字におこすと、カラフルになる。どぎつい色ではなくてやさしい色。それは村上春樹さんのエッセイを読むといつも思うこと。
村上さんが小説を書くようになったきっかけが、今まで読んだどのエッセイよりも詳しく書かれていたと思う。

[ 2012-06-21 ]

これはアメリカとかイギリスでは読んでる新聞で生活階層が分かる、というような話がblogで出て、それを村上春樹がこの本で書いてる、と教えてもらったので読んでみた。

村上氏が1990年秋から3年間、プリンストン大学に招かれた時に書いたエッセイだ。その中の「大学村スノビズムの興亡」に、氏の知っているプリンストン大学関係者は「NYタイムズ」を読んで、ビールはハイネケンとかギネスなどの輸入ビールを飲む、というのが一般的だと書いてある。

何がコレクトで何がインコレクトかという区別がかなり明確である。というコレクトの意味が分からないのでだいたいの感じしかわからない文のあとに、分かりやすい実例が示してあった。

もしプリンストン大学関係者で、バドワイザーが好きで、レーガンのファンで、スティーブン・キングは全部読んでいて、客が来るとケニー・ロジャーズのレコードをかけるような先生がいたら、・・たぶん相手にされないだろう、ということらしい。

実は日本以上にアメリカは階級的な身分的な社会だという気がすると書いている。

これが書かれてから20年たつわけだが、さてアメリカ、日本はどう変化しているのか。

[ 2019-06-30 ]

1991年(ご本人が42歳)から二年半アメリカのニュージャージー州に住んでいたころ(ちなみにその後はマサチューセッツ州ケンブリッジに二年在住)のエッセイ集です。

エッセイのひとつで、学生時代にジャズ喫茶を経営していたというのは知っていましたが、そこからの村上さんとジャズの関わりや好きなものを仕事にすることについて読めたのがかなり意義深いものでした。

そして、外国語学習に関するエッセイで紹介された「外国人に外国語で自分の気持ちを正確に伝えるコツ」。

(1)自分が何を言いたいのかということをまず自分がはっきりと把握すること。そしてそのポイントを、なるべく早い機会にまず短い言葉で明確にすること
(2)自分がきちんと理解しているシンプルな言葉で語ること。難しい言葉、カッコいい言葉、思わせぶりな言葉は不必要である。
(3)大事な部分はできるだけパラフレーズする(言い換える)こと。ゆっくりと喋ること。できれば簡単な比喩を入れる。

これは日本語で日本人に伝えるときにも十分生かせるコツなので、活用しようと思います。

あと、本書にたびたび出た単語と熟語「ヤッピー」「ヒップ」「ドント・テイク・イット・パーソナル」
===
●ヤッピー(yuppie, YUP)[名]《young urban professionals(若手都会派知的職業人)+-ieから》米国で、第二次大戦後のベビーブーム期に生まれた世代で、都会やその近郊に住んで知的職業に就いているエリート青年をいう。
●ヒップ[形動]流行の先端を行くさま。「ヒップな時代」「クールでヒップなファッション」
●Don't take it personal. →あまり気にしないでね(君個人のことを言ってるんじゃないよ)
===
覚えておこう。

フィッツジェラルドのお孫さんのエピソードで僕が関心を持ったスコット・フィッツジェラルドの『華麗なるギャツビー』はじめ、村上さんが紹介した「サイ*パス」映画や何度も観たという映画などいずれじっくり鑑賞してみようと思います。

[ 2018-11-12 ]

アメリカに住んだ村上春樹の第二、第三印象にあたる深いところのアメリカの印象を綴った書。旅行者の目には決して見えないアメリカ人の生の様子が垣間見える。差別意識一つとっても、その微妙な表し方はなんとも言えず、ただ微妙としかいえない感じだ。興味深く読了した。

[ 2017-08-26 ]

村上春樹は、頭で理解はするが心には入ってこない気がしてほとんど読んでないのだが、このエッセイは小説から想像させる村上像とは全く違う人間が伝わってきた。意外に体育会系で庶民的で正直で誠実。外国語を話すという作業は「気の毒と言えば気の毒、滑稽と言えば滑稽」よくわかる。エッセイなら他のも読んでみたい。

[ 2017-05-01 ]

特に印象に残った個所は下記。
外国人に外国語で自分の気持ちを伝えるコツというのはこういうことである。
①自分が何を言いたいのかということをまず自分がはっきり把握すること。そしてそのポイントを、なるべく早い機会にまず短い言葉で明確にすること。
②自分がきちんと理解しているシンプルな言葉で語ること。難しい言葉、カッコいい言葉、思わせぶりな言葉は不必要である。
③大事な部分はできるだけパラフレーズする(言い換える)こと。ゆっくりと喋ること。できれば簡単な比喩を入れる。
(本文179頁)
上記は他者に伝達する必要がある場合、応用のできるポイントと思います。

[ 2016-10-12 ]

ボストンも含めてアメリカ生活が長い自分にとってはあまり響かなかった。当たり前のことが多いような気がしたが、これが原因なのか、書かれた時代が今となっては古いからなのかはっきりしない。多分もう2度と読まないと思う。

[ 2015-10-13 ]

タイトルになっている話はとくに印象に残っているけれど、他のアメリカでの話どれも面白くて読み終わるのがもったいなかった。ヒエラルキーや元気な女の人の話がよかった。

[ 2018-04-15 ]

★3.8(3.49) 2015年10月1日(初版1997年2月)発行。著者が1990年代前半米国東部(プリンストン&ボストン)に滞在したときに書かれたエッセイ集。僕もアメリカには通算9年滞在したので、著者の言わんとすることにはかなり共感させられました。確かに外国で生活すると、日本では経験しないことが次々と。誰でも小説なりエッセイが書けそうですね。そこを少しも気取らず、あるがままに伝える著者。小説だけではなく、いや小説以上に著者のエッセイは面白いかも。小説の裏側にある本当の村上春樹に触れられる本ですね。

[ 2016-12-10 ]

「アンダーグランド」前の作品が好きなので、安心して楽しみながら読めた。〈男の子〉の話は特に。オイラもそうありたいと思う。〈女の子〉の三つの条件も欲しかったな。年齢に関係なく〈男の子〉〈女の子〉であり続けている人っている。年齢は重ねるけどある部分では成熟しない部分を持つ人かもしれない。〈男〈女〉だとsexの匂いがするというか大人な感じがする。
「ロールキャベツを遠く離れて」で労働が最良の教師だったっていう話も面白かった。アスリートで居続けていることも頷ける。

[ 2019-03-17 ]

アメリカは2度旅行したことがあるのみ。自由のイメージが強いけど、以外と形式重視のところもあるんだなぁ。といってもアメリカは広いか。
ジャズや車などあまり興味のないところもあった。

2019.3.16

[ 2013-09-25 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2016-01-17 ]

学校の勉強の出来だけじゃない頭の良さと行動力、それと運もあったのだろうけど、実にうらやましい人生を送っているなぁという感じ。もう絶対に手の届かない夢の世界かな。せめて、久しぶりに早稲田松竹にでも行ってみようかな…

[ 2013-11-11 ]

村上春樹の紀行文は本当に面白い。「遠い太鼓」でもそうだったけど、こういうことってあるよなあ、という話が満載だ。とりわけ、床屋の話が面白かった。私も外国暮しで経験する困ったことの一つがこれだった。「盆栽と芝刈り」の比喩はまさに秀逸。

[ 2013-03-03 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2013-06-07 ]

村上春樹のエッセイ読み直しその二。
珍しく、一回が結構まとまった量。主題はアメリカについてや日米比較でわりと硬めではあるがそこまで変わらない。この時期のは結構好き。90年代くらい。このあと、村上ラヂオ程度でしか書かなくなったのは残念。

[ 2016-10-12 ]

私はあまりエッセイを読まないんだけど、知り合いが貸してくれたので、しぶしぶ読み始めたが、これがすっごい面白い。

私はワシントン州の田舎に住んでるので、こちらwest coastと、村上さんが滞在してたeast coastではほんとに雰囲気が違うんだなー。(もちろん、うちの周りには有名大学なんてないんだけど)
本の前半はそんな驚きから、後半は共感できる英語の『電池切れ』の話や引越し業者の話で吹き出したり、「よくぞ、そこまで言ってくれました!!」って叫びたくなる話、ショッピングや車の話にも相槌うっちゃって楽しく読めましたー。

たぶん私が日本に住んでたら、そう感じなかったと思う。
アメリカに住んでるから楽しく読めたんじゃないかなぁー。

[ 2013-11-05 ]

なるほど、確かに面白い。村上春樹の人柄が伝わってくるようだ。ハルキ嫌いの人はエッセイから読んだ方がいいとココ(http://aniram-czech.hatenablog.com/entry/2013/11/02/111443?utm_content=bufferd0095&utm_source=buffer&utm_medium=twitter&utm_campaign=Buffer)に書いてあったが、確かにその通りかもしれない。
『運動靴をはいて床屋に行こう』には彼の実にどうでもいい床屋に対するこだわりが書かれているのだが、床屋って「イケてる」と「ダサい」、「若者」と「おっさん」が分かりやすく分離されていて、なおかつ絶対に行かなければならない場所だから、どうしても自意識過剰になってしまうのだ。エッセイにもあったけど、これに技術的な問題やら、話し掛けられるのが面倒やら、そういった別の要素も絡んでくるから余計に複雑。それに恐らく床屋じゃなくても人はそれぞれにどうでもいいこだわりを抱えているもんだ。村上春樹が自身を「男」ではなく「男の子」っぽいと宣言してるのもなんとなく好感が持てる(自分も自分のことをそう思ってるから)。
エッセイは日常。まぁ日常なんてありふれたつまらないものなんだろうけど(だからこそFacebookでのリア充アピールがウザい、みたいな論調が多く見られるのだ)、でもその日常からちょっとだけ拡大して、視野を広げて、考えてみることは結構楽しいものだ。「p214 それとは逆に、これといってたいした経験はしていないのだけれど、ちょっとしたことに面白みやら悲しみやらを、他人とは違った視点から感じ取れる人たちもいる。そしてそれらの体験を何か別のかたちに置き換えて、わかりやすく語ることのできる人たちもいる。どちらかというと、こういう人たちの方が小説家に近い場所にいるような気がする。」『ヒエラルキーの風景』では日本のエリート(聞いてもないのに偏差値を言ってくるタイプ)をこき下ろしてるけど、確かに自分を少しでも大きく見せようと虚勢を張っているよりも、日常の些細ななんともないようなことに何かしらの意味を見出して、面白い視点で切り取っていく方が、人生は遥かに面白いと思う(そうは言っても他人と数字を比べてしまいもするんだけど)。極端かもしれないけど、石原良純なんてそのタイプなんじゃないか?
この本からにある、何気ない日常(とは言えアメリカという別世界のことだけど)から切り取ったようなちょっとした考え、想いが伝わってくるから好きだ。

[ 2013-02-24 ]

ムラカミハルキが 1991年から2年半ほど
プリンストン大学にいた時の エッセイである。
一つ一つが 意外と長い文章なので ムラカミハルキのこだわりが
垣間見ることができて おもしろいのである。

私も 雲南省昆明にいるので なぜか
アメリカも中国も そう変わらないなぁ と言う感じを受けながら
読むことができた。

1991年と言えば バブル崩壊目前の
何とも言えない喧噪たる日本で、
そこから アメリカは ちょっと元気をなくしていたような時期。
そんな中に アメリカに身を投じたので 
日本とアメリカの落差みたいなものと ムラカミハルキ的日本的なこだわりが何とも言えず 楽しいものだ。

ムラカミハルキは言う
『気持ちの流れみたいなものは 時間がたってしまうと
なかなか思い出せないものだから。
そして 変化と言うものは ちょっとした細かいことの集積から
くっきりと読み取れるものだから』
という 表現が なんとなく うなづくことができるのである。

『やがて哀しき外国語』のなかで
一番面白かったのは 「運動靴をはいて床屋に行こう」だった。

まず 男の子のイメージを具体的にどういうものであるか?
ムラカミハルキは言う・・・・
1)運動靴をはいて
2)月に一度(美容室ではなく)床屋に行って
3)いちいち言い訳をしない

いたってシンプルなのだが、男の子は 床屋に行くことが
アイデンティティとはねぇ。

中国において 床屋は さまざまなものがある。
やはり 美容室的なものが 多くなっている。

私の住んでいる所のそばの 床屋は 実に質素で
イスは 2台しかない。
そして 時たまいるお客を見ると オジイたちばかりである。

どうも 美容室よりも こういう床屋が好きだ。
それで 意外とこまめに通う。
最初にいったときは 相手も勝手が違うのか
すべて はさみで 丸坊主にしてくれた。
その 丸坊主を 櫛とハサミで 念入りにやるのである。
恐れ入りました・・・・と言う感じだった。
それで 7元だった。
所要時間は 15分くらいかかったのだろうか。

それから 行くようになったのだが
2回目の時は バリカンでいいよ といったら
そこのオヤジは なぜか悲しそうな顔をした。
ハサミで丸坊主すると言うことを 否定されたからである。 
そして バリカンでやってもらったら
モノの5分もかからない。
実に簡単なのだ。それは それでいいが、
金額は おなじように 7元だった。

それにしても 日本のチョキチョキとアメリカなどのチョキチョキと言う音が ずいぶん違うということは おもしろい。
中国人のチョキチョキは そんなに違和感がないのだ。
しかし、カミソリを使うのは ちょっと危険な感じなので
いつも敬遠している。

[ 2015-10-11 ]

村上春樹の本は初めて読んだので覚書。靄と霧の話はハッとした。アメリカにいて現地を感じて日本語を考えるのも面白いだろうな。しかしこの倦怠と村上さんの頭の吹き出しを読んでいる感じは何だろう。好きじゃないけど、エッセイからもうちょっと読んでみよう。

[ 2019-03-09 ]

★3.5だがおまけで。
外国に住むと否が応でも、日本や日本語に自然と対峙してしまうのかもしれませぬ。当方、外国に住んだことがないので正直分からないのですが、しばしば当方のご主人様が「1年に1回は海外(厳密にはヨーロッパかも知れませぬ)に行って、minorityを感じるべき」とよくのたまっておられます。もしかするとこの感想は本書で触れられている感性と相通ずるものがあるかもしれず。いや、こういうと調子に乗りますからなぁ、、、

[ 2012-05-27 ]

村上春樹がアメリカで感じたことを書いてるエッセイ。
アメリカ人とか、お偉いさんたちを
結構ばさばさ切ってておもろい。

[ 2011-12-10 ]

軽く読めるエッセーで、アメリカ生活のことや、彼の小説のベースとなる考え方がところどころみられて面白い。小説のほうが好きだが・・

[ 2016-11-07 ]

20161107読了
1997年出版。1991年頃、アメリカのプリンストン大学で過ごした2年間のエッセイ。もう20年以上前のことなのか。自国の文化や慣習と切り離されて暮らす感覚が蘇って…文章のプロってすごいと思う。小説はほんと、申し訳ないくらい好みが合わないのだけど、エッセイは好きな作家さん。
20170508蔵書

[ 2018-10-31 ]

村上春樹さんが1991年初頭から2年半にわたってニュージャージー州プリンストンに滞在された時のことを書いたエッセイ。湾岸戦争とかビル・クリントン氏が大統領だった頃…の話で、随分前のことではあるのだけど、なかなかに面白かったです。一番面白かったのは、「運動靴をはいて床屋に行こう」の話。海外で6年ほど暮らしながら、安心して任せられる床屋にたどり着くまでの苦労話です。私がここを読んだ時ちょうど美容院に行った時だったのでなんかわかるわ~となりました。そうそう、髪を切ってもらいながらの余計な雑談はない方がいいですよね。アテネの美容室で、髪を洗ってもらったあとに綿棒を2本渡されて、たぶん耳をこれで掃除しなさいという意味なんだろうと思いつつもすぐに鋏を入れられてしまうので掃除出来ずに両手に綿棒を持ったまま困ってしまっている村上春樹さんの図が脳内に描きだされてたいへんウケてしまいました。
村上春樹さんが滞在されたプリンストン大学には日本の官庁とか会社のいわゆるエリート層の人達も多く派遣されていて、普通なまともな人もいる反面、挨拶するなり自分の過去の共通一次(センター試験ではなかった頃)の成績が何点だったとか役職のポジションの高さを延々とアピールしてえばってくる人がいる…というのには驚きました。そんな人達が国を動かす中心部にいるなんて。ショックですよね。昔のことだし、今は違っていてほしい、けど、かわってないのかも。村上春樹さんもおっしゃる通り、まともな人はまともだと信じたいですね。
日本を離れ、海外で暮らすことにより、単なる一人のストレンジャーであることを実感できる状況を持つというのはある意味貴重なこと-とおっしゃるところは、私自身も海外に長く住むものとして理屈抜きに、なるほど、そうかもしれない…としみじみ思うところでありました。

[ 2012-05-27 ]

ジャズ、フェミニズムに関する考察は岡田暁生に酷似している。

●梅干し持ち込み禁止
●体で経験する

[ 2008-03-21 ]

村上春樹ファンの為の本? 著者の体験レポート風なので、「ふーん」「そうなのかあ・・・」という感じ。ジャズやアメリカでの生活に興味があれば面白いのかもしれない。

[ 2012-09-29 ]

村上春樹って小説は好き嫌い激しい(少なくとも1Q84はダメ。初期と世界の終わり〜と海辺のカフカは良い)けど、エッセイはどれも好きだな〜。中でもこれ。プリンストン大学で教鞭をとりつつねじまき鳥を書いている頃のもの。学術書とか重めの小説ではなく、たまにはこういう軽いものを読むと気分が楽になるね。

[ 2011-12-27 ]

村上春樹の小説は苦手だけれど、エッセイは好き。
面白かった。
こんなふうに海外生活を綴れたらいいよねー(ノ)・ω・(ヾ)

[ 2011-05-18 ]

どうも村上つながりで、村上春樹と村上龍の性格がかぶってしまう。
それゆえ、村上春樹=自我が強くて批判的。協調性に問題ありという印象を持ってエッセイを読んでしまうため、最初の数十ページは混乱の嵐。
これを読んで、実は自分と結構考え方が似てる上に物事を客観的に見えれる人だと知りました。(龍とは真逆ですね:笑)

彼が数年のアメリカ生活を通して感じたことを書き連ねてるエッセイなので、話としての良し悪しより、賛成OR反対って感想しかないのですが:エッセイにしては珍しく、かなり賛成。
というか、批判的でなく、あくまで「アメリカではこうなんですよ」「日本ではこうでしたね」と言う態度の村上さんにかなり好感が持てました。

よく海外生活のエッセイを読むと、「海外はここがすばらしいのに日本はここが駄目ね」っていう態度を見受けるけど、それはまじでノーサンキュー。
というか、意見性の強いエッセイは基本好きじゃないわ。

意見性がない(というか、素直に押し付けがましくない)村上さんのこのエッセイ、それだけで結構エッセイの中では高評価だけど、それにプラス、彼の“アメリカ感”(とでも言えばいいのか?)に大賛成です。
別にアメリカがいいとか日本がいいとかじってわけじゃなく、単なる差、なのよね。
そしてタイトル作でもある「やがて哀しき外国語」は本当に賛成。
これから「どれくらい居たら英語喋れるようになりますか?」って聞く人に、これを読んで欲しいくらい。

久しぶり(と言うか初めて?)、心の底から共感できるエッセイ読んだ。感動。

[ 2017-01-19 ]

エッセイ。
あまり好き好んで読むジャンルじゃないけれども、大好きな村上春樹なので、いまさら読んでみました。
読んでみるとエッセイでもやっぱり村上春樹でした。実に面白かった。

それにしても、特にテーマもストーリーもないとりとめのない日常に感じたことを読ませる。
あたりまえだけれども、それって凄いことです。

[ 2011-11-28 ]

村上春樹のアメリカ生活のエッセイ。

彼の文章はその生き方そのもので、観念的なもの、原理主義的なものを嫌い、からだで感じることを味わい深い言葉に発酵させている。(彼はあとがきで、本書を「第二印象」から「第三印象」で書いてみたと記している)

よく文芸批評やフェミニズムで言うところの「身体性」という概念を、なぜか私は村上春樹の文章から一番学んだような気がする。

ついつい小難しいことを書いてしまったが、内容は繰り返して言うが、とても味わい深くて、ぐんぐん引き込まれ、ところどころハッとして折り目を付けて、あっという間に読み終わってしまう。とにかく彼の見ている部分、考えている視点に魅了されてしまうのだ。

エッセイだが、彼の小説世界に近い文章だと思った。

[ 2013-04-05 ]

村上春樹のエッセイは面白い。
この本は村上春樹のアメリカ滞在記。
日常生活の中で考えた事が綴られている。
ジャズの話はマニアック過ぎてよく分からなかった。

[ 2010-10-31 ]

1991年のアメリカ、プリンストン暮らしについての本。どこでも生活するというのは瑣末な「いろいろ」を処理していくことなのだと思う。それにしても「スティーブン・キングと郊外の悪夢」の章は怖かった。

[ 2014-06-29 ]

作家とは、大学の研究者とはこういうものだ、というカタチに入らないとアメリカ人は不安に感じるらしい、という東海外社会の分析と、対する彼の立ち位置が面白い。

[ 2011-07-03 ]

やっと読み終わった。二年近くかかった。
プリンストン滞在時のエッセイ。アメリカと日本のちがいを村上春樹の視点から村上春樹の言葉で知るのはそれなりに楽しかった。
すらっとは読めないけど、印象に残る一冊やった。

[ 2012-01-10 ]

知的にくすっと笑えて和む。手軽にトリップ出来るので、これからも続けたい通勤読書で村上春樹(出社限定not帰社)

[ 2010-09-25 ]

1992年8月~1993年11月まで連載されたプリンストン便りを単行本にしたもの。村上春樹さんの人となりが伝わってきて興味深い。

http://hidamariblog.jugem.jp/?day=20100925

[ 2011-01-15 ]

村上春樹の眼鏡を通して、日本人とアメリカ人の違いがつらつらと綴られる。「人によって感じ方は違うだろうけど、僕はこういう経験を通してこんな風に思うのよー」といった緩い雰囲気がたまりません。ゆるいくせに、文章のあちこちで感性がキラリと光る…ズルい!その感性が羨ましい!

個人的に、最も好きだった章は「ロールキャベツを遠く離れて」。彼が小説家になるに至った経緯を振り返るというものです。僕は取り立てて大した経験はしていない、けれど自分の人生をそれなりに楽しんで、それなりに必死に積み上げてきたから、書きたいものが出来たのだ、と。何かを書きたいけれど何を書けば良いのか分からないのならば、書きたいものができる時まで精一杯生きていくことが大事なのだろう、と。書いてることは当たり前のことなのかもしれないけど、沁みた。

http://d.hatena.ne.jp/yukorya/20110115/1295100247
こっちでもレビュー書いてます

[ 2013-05-03 ]

(2005年1月のブログより転記)

 以前にも読んだことがあるのだけど、なんとなく再読。ほんとおもしろい。電車のなかでなんども笑ってしまって困った。

[ 2010-05-16 ]

90年代前半、アメリカ滞在中のエッセイ集。
今、読み返すとオモシロイ。

そうは言っても、90年代前半のアメリカってまだまだ元気だったのねーとか、当時からこんなだったから今、あの国はこんなに大変な状況になっちゃったのねーとか。

アメリカという国への愛情と冷静な視点が感じられます。

[ 2013-10-17 ]

村上春樹のアメリカ滞在記。
日米欧の比較が秀逸。
言葉が借り物じゃないんだよなあ。

自分が感じたことを自分の言葉で書いている。
物書きなんだから当たり前かもしれないが、それができてる人は少ないと思う。

文章は読みやすいのに内容は深いです。
外国に興味がある方は超オススメ。

遠い太鼓も読んでみよっと。

[ 2010-04-24 ]

タイトルに惹かれて読んでみたらビックリ!面白かったです。個人的にあんまり小説おもしろいと思ったことがないもので・・・。他のエッセイも読んでみようかなーという気になりました。

[ 2010-04-14 ]

春樹さんがアメリカから2年に渡って日本に送った
16通のプリンストン便り。
長くて大変だったけど、春樹さんの感じ方が分かった(o^-^o)
春樹さんの小説は、不思議な世界観が大好き☆★
好きな作家さんは、エッセイも読んでみたいって思うんだ。
 
(2007.04メモ→2010.04ブクログ)

[ 2011-10-13 ]

村上春樹のエッセイ集。米国で執筆をしていた時期に書かれたもの、プリンストンの街や大学の雰囲気が良い。
一番印象に残ったのは真ん中からちょっと後ろくらいにある『ロールキャベツを遠く離れて』の切実さ。小説家になるきっかけや大学卒業から7年間働き続ける中で感じたことが本音ベースで書いてあった。

[ 2010-12-16 ]

アメリカ在住時代のエッセイ。特別興味深いネタではなかったが、やはり読ませる文章。飽きさせない。さすが。

[ 2010-09-11 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2014-12-31 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

続きを表示

[ 2011-11-06 ]

村上春樹のアメリカ滞在時のエッセイ。彼が普段どのようなことを考え、生活しているのか垣間見ることができる。

[ 2009-11-16 ]

村上春樹のプリンストンを中心とした海外生活の記録。

独自の視点からの記述もあり、長さもちょっと読むのにちょうど良い。

[ 2009-10-29 ]

村上さんは、小説だけじゃなくて
エッセイもおもしろいです。

海外留学することはないと思うけど、
ためになったかも?

[ 2012-11-02 ]

村上春樹のアメリカ滞在記。
床屋さんの話など、「ふーん、そんなことあるんだ」とおもしろく読んだ。
この本で、村上春樹もMacユーザーだと知ってうれしくなりました。

[ 2010-09-08 ]

たまたま海外にいるときに読んだので
(題名からして、たまたま選んだのではないかもしれないが)
共感できるところでは大きく共感できた。

彼の小説は難解だ、簡単にわかるとかわからないとか
いえない!
なんて思っていたけれど、エッセイは好きだ。すごくわかりやすい。
小説、もういちど、よみなおしてみようかなと思う。

[ 2010-02-20 ]

友人から借りた本だけど、あっさり読み終わりました。
村上春樹は苦手だけれど、これはエッセイなので
読みやすかった。
しかもアメリカ東海岸での生活のことが
描かれていてとても興味深かったです。
時代の流れを汲んで、今となっては「あれ?」と
思うところもあるけれど、なんか懐かしく
そして異文化を知る絶好の本ではないかと思います。

[ 2019-08-18 ]

村上さんはずっと好きだけどエッセイは敬遠してて。

なのに何のタイミングかわからんが、急に読みたくなってエッセイ買いあさりながらインタビューやアンダーグラウンド読み。

さらに押入れの箱の中から村上さんの本全部引っ張りだしていたら、やがて哀しき外国語、出てきたわ笑笑
何、20年も前に読んでたんかい。
そういうわけで今手元に2冊ある…

あの時に気づかなかったことが本当に多い。
本当に読んだのかいな?
いやいや何を読んでいたんだろうね?
当時は曲がりなりにも英語を学ぶ学生だったので、普段は読まないエッセイの中でもこれを選んだ…てのはわかるんだけど、え、ほんとに読んだの?めちゃめちゃ面白いのに!その面白さに全く気づけてなかった。

日本語でも話すの苦手なのに、ましてや英語なんか話せるわけがない。
アメリカのこと全般…例えば妻も何か「して」いて当然である雰囲気とか、東側と西側の考え方の違いとか、いろんな国から流入してきた人々の職業と出身国の関係とか、本当いろいろ。

もちろん、作品は一通り読んできたし今更ながらエッセイも買い集めてて、

なんと!ここへきて、私はファンレターがかきたいなって思った。20年前に読んだときも大好きだったし20年間ずっと大好きだけど、あの時と今とどう感じかたが違うかを買ってきた便箋に「コリコリと」うめて送りたい。
実際本気でネットでファンレター送り先とか調べちゃった。

すごく好きになっちゃった。
(ものすごく遅い。

だから村上さんが昔何回も読んだという中央公論の世界の歴史を私も読んでみようと思ったらなんと全15巻もあってまず挫折しそう。
でもジャズとか…?
全然わからない。
カーヴァーとかフィツジェラルドとか読んでみる?
道のり長い。

[ 2009-06-27 ]

この本が書かれた時代は、自分が初めて「外国人」として暮らす経験を持った年でもあり、当時の状況と重ねて懐かしく読んだ。
第一印象から、第二印象、あるいは第三印象へ。
現在の私は、「東京」という場所をフィールドとして実験をしている。
ヨーロッパ行きを考えていたけれど、その前にもう一度アメリカと向き合う必要があるのだろうと、今は考え始めている。

"Yagate knashiki Gaikokugo (And then, Sorrowful Foreign Language), Haruki Murakami

[ 2009-08-24 ]

面白かったんですがそれ以上に読んだタイミングが素晴らしくて、忘れられない1冊になりました。本を読むのにはタイミングも大切なんだなあと教えてくれました。
なにもかもが優しくて全部ありのまま受け止めてもらえそうな感覚に陥る文章。春樹のエッセイ本当にすきです。

[ 2010-12-02 ]

再読。アメリカでの暮らし、アメリカから見た日本について、村上氏いうところの「第3印象」で語られたエッセイ17篇。もう13年以上も前の作品なので、情報としての鮮度は古いはずなのだけど、今読んでも新しい発見が多く、おもしろいなあと思う。大人になっても「運動靴を履いて」「月に1度床屋に行って」「いちいち言い訳をしない」男の子でありたいと願う村上氏に、少年性や清潔感を感じる。

[ 2010-01-03 ]

村上春樹の小説を読むと、作者自身変わった人で、自閉症気味の人ではないかと想像してしまうが、随筆や紀行文を読むと、全く印象が変わる。失礼だが、全くまともな人ではないか。文体も分かりやすいし、論旨もはっきりとして読みやすいのだ。
この本は、12年程前に書かれた作品で、作者がアメリカの東部のプリンストン大学にいた頃の話で、大変面白く読ませてもらった。
作者は否定するかもしれないが、まさしく、アメリカと日本の比較文化論である。12年前ということで、当時の世界情勢を思い出しながら読んだ。
村上春樹は、小説だけでなく、この種のエッセイや、紀行文も行けると再認識した。

[ 2014-06-07 ]

昔のSWITCHやEsquireを読んでいる気分だった。村上春樹がまだ40代で若かった頃、世の中は90年代前半で、大統領はクリントンで、自動車の貿易摩擦で反日感情があって、ブルース・スプリングスティーンの『ボーン・イン・ザ・USA』が流れていて、ベルリンの壁やソ連が崩壊して、Macが出てきてパソコンという時代の寵児が現れて…と、激動の時代の入口。そんな時代。世界一の楽観的なアメリカがあって、大量生産大量消費があって。今の時代にはすっかり消沈してしまった自信と華やかさの時代。昔の雑誌を読むと、今の歳取った人たちの若かった頃が伺い知れる。29歳は村上春樹がはじめて小説を書いた。自分たち今の若者が歳をとったとき、彼らみたいに面白い年寄りになれるか、そう考えると今を死ぬ気で生きることについて彼らに負けておられんなと思う。

外国暮らしを何年もふらふらしながら「自分は自分、他人は他人」、「世代なんて関係ない、個人がすべてだ」という文章を書くところから村上春樹の本質も垣間見えて(これこそが自分に最も影響を与えたことだが)、ノーベル賞候補とかイスラエルでの演説とかしてる20年後の今の彼にはやっぱり違和感を感じる。

[ 2008-10-15 ]

村上春樹は小説よりエッセイの方が好き。
海外で暮らす著者の生活についてのあれこれ。
英語の勉強をしていた頃に読んで、
共感したり感心したり。

[ 2014-01-08 ]

村上さんのプリンストンでの生活のエッセイ。へ~こんななんだ!とか、ぷぷぷと笑っちゃうお話しが沢山あって楽しかった。床屋と引っ越しの話し、面白かった~~~。こーゆー村上さんの日常エッセイみたいなのも沢山読みたいな。

[ 2012-08-10 ]

村上春樹の長編小説はたぶんほとんど読んでるけど、エッセイははじめて。

まず、小説と文体が似てることに、ああ~そうなのか~、という印象。
村上春樹自身の考え方については、小説よりもダイレクトに感じて、面白いけど、小説のように何度か読み直そうとは思わない感じかな。

2014.6.26 更新
2度目で読んだ。で、前のレビューを読んで驚いた。これがわたしにとっての始めての村上春樹エッセイだったらしいが、あのあとけっこうたくさんのエッセイを読んで、作品によっては何度も読んだ。
感想文をつけておくのもこういう驚きがあっていいもんですね。

庄野潤三『静物』安岡章太郎『悪い仲間』『海辺の光景』、小島信夫

[ 2009-04-14 ]

海外に出たことのないわたしにはきっとこのエッセイの面白さ(面白くなさ?)は十分理解できてないと思う。とりあえず村上氏がプリンストンで何を考えたのかということは何となくわかった。
いろんな街に住んでみたいな。やっぱり。そして偏らない視点を身につけたいね。

[ 2008-06-01 ]

アメリカでの筆者のエピソードが書かれています。
アメリカというところがどういうところなのか彼の視点をとおして感じることができます。
小さな日常の目にうつるものから、大きなダイナミズムまでをバランスよく
描いていると思います。
村上春樹の作品の中では、とてもストレートな表現が多いように感じました。

[ 2008-05-23 ]

内容(「BOOK」データベースより)
初めてプリンストンを訪れたのは一九八四年の夏だった。F・スコット・フィッツジェラルドの母校を見ておきたかったからだが、その七年後、今度は大学に滞在することになった。二編の長編小説を書きあげることになったアメリカでの生活を、二年にわたり日本の読者に送り続けた十六通のプリンストン便り。

[ 2010-07-28 ]

プリンストンに滞在していた時に書かれたエッセイ。
「アメリカ版・団塊の世代」の章が興味深かった。
人と付き合う中で、そこから見えるもっと広範なもの(社会のシステムだとかそういったもの)を考察するのが村上春樹は上手だと思う。

それにしても、彼は良い人生を送っているなあと思わざるをえない。

[ 2010-12-08 ]

僕はエッセイ結構好きで、特に外国の紀行文なんかは全く違った世界がのぞけるのでよく読んだりする。

今回読んだこの本は、著者が村上春樹ということで特に何も考えずに読み始めたが、これが実に読み応えがあって、すぐに読んでしまった。
1990年代初頭にアメリカに移り住んでからの日常生活でほんのちょっと気になることを数ページの短いエッセイにしているのだけれども、その視点がとてもおもしろいのだ。
内容は食べ物、人間関係、床屋、パソコン、一日の生活など様々だ。その中から、村上さんなりの気づきや選択が書かれていて、その人となりを知ることからさらにアメリカの当時の雰囲気までわかってしまう本になっている。
また、「なるべく人に不快感を与えない文章を書くように心がけている」と書いているように、その文体はのほほんとしたもので、それも読みやすさの一助となっている。

[ 2009-01-03 ]

・二者択一なものの見方はだんだん希薄になっていく
・新聞からビールの銘柄までここでは何がコレクトか明確である

この人ってほんとすごい。人間が機械に思える。

[ 2008-07-20 ]

やよいちゃんからの借り物。
村上春樹のアメリカ滞在中のエッセイをまとめたものだけれど、それも10年以上も前の話なので、内容はちょっと古いかな、と思うところが多かった。
世界中を割々とする生き方には少し憧れるけど、自分にできるかどうかは自信がない。

[ 2008-01-08 ]

個人的なお話ですが、
この本を読んだのは、ちょうど留学していた時。
欧米人とのちょっとした考え方のズレに
落ちこんで、ホームシックになっていたのを覚えてます。
この本には、留学関係の「HOW To」モノにはない
海外生活での知恵がたくさん!
村上春樹さんならでの鋭い視点から
アメリカ人の特徴やライフスタイルなどについて
アナライズされています。
大袈裟ではなく、この本のおかげで
ホームシックから立ち直りました。
読みながら納得したり、
ちょっと日本について考えてみたり・・・。
何度も読み直した1冊です。
村上さんの海外生活についての内容だったので
アメリアの東海岸よりへ行かれる方には
特におすすめですよ。

[ 2008-02-15 ]

村上さんがアメリカに住んでいたときのお話。ヨーロッパの話も面白かったけどこっちもひきつけられるエピソードが盛りだくさん。英語の勉強より日本語の勉強をしなければならないと思った。

[ 2008-05-08 ]

村上さんがプリンストンに住んでいたころの作品。エッセイとしてもじゅうぶん面白いけれど、日常生活のきりとりかたや、話の展開のしかたなどに 注目して読みました。

[ 2009-05-11 ]

080509(s 080725)
090512(a 090618)
100817(a 100829)
101102(a)
101205(a)

[ 2007-11-15 ]

期待を裏切らないです。期待を超えると言う意味では裏切る事になるのでしょうが、それは当然私にとって嬉しい事であるので問題ないです。何回も読み返したいです。

[ 2008-04-30 ]

村上春樹のエッセイの中でいちばん好き。
『でも、居直るわけではないのだけれど、いったい誰の人生が間違っていないのだろう?』

[ 2008-04-14 ]

アメリカに限らず外国暮らししている人が、少なからず体験している思いを綴っている。ある日本のエリートやアメリカ人知識層の価値観が興味深かった。「好きなことしかしないために自分でやっている」人に対する日本人の目はどうしてもやっかみに近い見方が多く、傲慢と見る傾向が日本には多いという指摘に共感した。一般が持つ価値を共有できない人は協調性がないとされてしまうのかな。村上エッセイおもしろい。

[ 2007-10-16 ]

アメリカ暮らしにまつわるエッセイ。なんだか、すとん、と見事に落ちたり、へんにひっかかって気になったり、感覚と言葉の選び方がエッセイでも独特。

[ 2006-05-25 ]

春樹さんの体験に基づいたお話。面白いかといえばそこまでではなかった。
でもクスと笑えたり、名言があったりとなかなか興味深い内容でした♪
男の子でいるための定義(だっけな)は守りたいなw

[ 2006-04-20 ]

初めて外国に行く前に買った本。最初はぴんと来なかったけど、なぜか何度も読んじゃった。
そして今では本中に赤線だらけです。みんなが感覚で感じてることを、ここまで冷静に面白く表現するか!

[ 2007-06-03 ]

「書けないときは無理に書かなくてもいいんじゃないか」「とにかく実際に生きていくしかないだろうね。もし君が心の底から切実に何かを書きたい、誰かに何かを伝えたいと思っているのなら、仮に今うまく書くことができなくても『何かを書ける』ときはいつか必ず訪れると思うし、そのときまでは現実の経験をひとつひとつ、レンガを積み重ねるみたいに大事に大事に積み重ねていくしかないんじゃないかな」フラストレイティッド・オーサー、芽の出ない作家 再読したら面白かった。

[ 2005-07-30 ]

村上さんの外国生活を書き綴った、今までとは違った様に感想を抱かせます(気付かなかっただけかもしれないですけれど)。

[ 2005-05-16 ]

ハルキさんのエッセイ。小説とちがって(?!)理解しやすい。筆者のアメリカでの大学講師生活の中で得た様々なアメリカ論、世界観を紹介。

[ 2009-04-12 ]

春樹さんのエッセイ。アメリカ在住の友人に連絡を取ろうとして久々に思い出して読んだ。小説はよく分からなかったけどエッセイは好き。アメリカンな香りがする文章。ジャズのこととか、プリンストン村のPCについてとか。髪型が決まらなくて床屋を渡り歩いている友人に送りたい。

[ 2005-02-16 ]

 おもしろくない。

 村上春樹は通訳としても活躍しているので、その活動の中でのエピソード、特に、海外生活について書いてあります。理解できない、おもしろくない。彼の小説はおもしろいけれど。。。

[ 2005-02-01 ]

以前にも読んだことがあるのだけど、なんとなく再読。ほんとおもしろい。電車のなかでなんども笑ってしまって困った。

[ 2006-11-12 ]

結局、村上春樹というのは日本(の文学界)では異端児のような扱いなのだろうか。少なくとも、その評価は海外の方がきちんとしているように思う。そんな気がする。この作品は彼がプリンストンで過ごした2年間連載されたエッセイのようなもの(エッセイというのはどういうものを言えばいいのか、正直困るよね) をまとめたもの。非常に普通の人で、ちょっとひねくれていて、というこの人からあの小説群が生まれてくるのかぁという思いと、こういう人だからこそ(いい意味でも悪い意味でも「少年」で)ああいう小説を生み出せるのかもなぁという思いが交錯した。(06/10/20)

[ 2010-03-16 ]

ねじまき鳥を書いていた時期かな?お風呂で読む手頃なものを本棚から物色して10年以上ぶりに読んだけどなかなか面白かった。昨今の活動を踏まえて読むと違った見え方をするところもある。日本文壇への愚痴はいいや

[ 2012-09-22 ]

村上春樹がアメリカ・プリンストンに滞在していた時の記録。

第一印象ではなく、できるだけ第二・第三印象を記そうとしたという本人の言葉通り、『遠い太鼓』より少し客観的で、アメリカという国を興味深く知ることができました。