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母さんごめん、もう無理だ きょうも傍聴席にいます

作品レビュー

[ 2018-05-22 ]

朝日新聞の記者たちが、裁判を傍聴し、デジタル版に配信したものをまとめたもの。
決して大きな事件ばかりではない。
しかしそこには胸を打ち、痛め、悲しみにくれる人間のドラマがある。

ここで描かれるのは、普通の人々だ。
どこかでほんの少し間違えたことが次第に大きく道を逸らしてしまったけれど、「普通じゃない」「おかしな」人たちではない。

特に心苦しいのは親子、とりわけ幼子に関する裁判だ。
冒頭の「おかあが奪った息子の命」は他人事ではない。
叱った後に同じことを繰り返したからーー。
誰だって腹立たしく思う。
それは一回ではないのだ。
「これだけやってあげているのに」その思いを誰かが汲み取ってくれていれば、どこかでガス抜きができていれば、そう思えてならない。
「悩む母はロープを息子の首に」も似たような事件だ。
違いは既遂か未遂か。

これらの事件を見て思うのは、母親にかどのストレスがかかっているのではないかということ。
もちろん中にはそうでない場合もあるだろう。
しかし、一人で抱え込んだ末の犯行が多いように感じるのは、記者が選別した結果そう見えているだけなのか。

本書はただ、裁判の模様を伝えるだけだ。
もちろん切り取る箇所の違い、というバイアスがかかっていることは忘れてはならないし、読んで何を思うかは人それぞれだ。
ただ、これらの事件を知って、どうして起きたのか、どうすれば防げたのか、今後何をなすべきかに思いを寄せなければ、悲劇は減ることはないし、それをなくして事件を語るべきではないと私は思う。

[ 2016-11-20 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2018-10-09 ]

29の裁判の傍聴記。特徴的なのは記者の主観を極力配していること。朝日新聞記者が30行では書けない100行欲しい、ということで紙面ではなく朝日新聞デジタルで連載されることになった「きょうも傍聴席にいます」の書籍化である。傍聴記はいつも(どちらの側も含め)犯罪がすぐ近くにあることを実感出来る。

[ 2017-11-03 ]

どんなに立派な人でも自らの意志で罪に手を染める可能性があるんだなと思ったし、小人の僕には何だかとても身近に感じた。

んー、、人生サバイバルw

[ 2016-07-09 ]

朝日新聞社会部著。
小説のような話ばかりで、まずそのことに驚きました。
裁判でのやりとりは、真実は見えないまでも当事者の発言が新鮮でした。

[ 2016-09-12 ]

裁判所の傍聴席にいた記者が淡々と綴った事件の数々。どれもやりきれないなァと思いますが、特につらいのは家族を手にかけてしまう事件。生活苦で子供と心中しようとした母親、老老介護で長年連れ添った妻を手にかけた夫。三男の暴力に怯え、妻と娘を守るために眠っている三男を刺した父親。追い詰められた人は死ぬしかない、殺すしかないと思い詰めてしまうのでしょう。他に相談する人もいなく、人付き合いが苦手な人も多かったような気がします。今も様々な事件が起きているし、それがなくなることもないのでしょうけれど、それでも救える機会があれば手を差し伸べて、不幸な事件が少しでも減る世の中になってほしいと願っています。

[ 2016-11-08 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2018-12-31 ]

2018.12.31

もっと傍聴席で聞いた事件の背景を深く探る本なのかな?と思いきや、淡々と事件の概要を伝え、その背景については深追いしない感じの内容でした。
思っていたより重くなく(重い事件もあるのですが)、これまで読んでいたノンフィクションとはまた違うなぁと。連載で文字数の制限があるからなのかな。
いろいろな事件がありますが、我が子殺しの事件がいちばん切ない…

[ 2016-05-21 ]

世間を騒がせた事件もあれば、小さな事件の背景を書いています。
それぞれの事情があり、もう少しこうなっていればなど、考えされられる事があります。他人事ではないですね!

[ 2017-11-19 ]

読書記録です。

新聞社の記者が、実際に足を運んだ裁判の傍聴記録をまとめています。一件一件淡々と書いていますが、ところどころに法の下でも温かい血の通うやりとりがあって、泣かせようとはしない記録がかえって心に響きます。
ほかの傍聴記録を読んだこともありますが、傍聴席を隔てた向こう側とこちら側の差はそんなにない、ということが一番こわい。同じようなことあったわ…とか、同じ状況になったら…とか、自分が絶対そうならないという保証がない、と。
たぶん、取材している記者もそう感じているんだろうな、と感じる内容です。

[ 2017-11-27 ]

洗練された文章が心地よく、限られた文字数の中で被告の人生、人間性を感じることができて一気読みした。
子殺しの事件が多いのは時代を通して変わらないことかは分からないが、母親に首を絞められ生き延びた子供の言葉はあまりにもシュールすぎた。怖さを通り越して不謹慎ながら笑ってしまった部分である。webで読むのも良いが書籍化はやっぱりまとめて読むという意味で有意義なものだと思う。続編を望む。

[ 2018-03-18 ]

これはかなり陰鬱たる気分になる。特に子供がらみの話は胸が痛すぎて。
が、さまざまなセーフティネットが掬いきれなかったこういった人たちを紹介することは意味があることだと思う。もちろん個人としては罪をつぐなうべきなんだけど、それとは別の次元で、社会としてどう対処するかってのはみんなが考えないといけないことだよね。

[ 2019-01-05 ]

浅かった。
新聞紙面と比べて自己満足に浸るくらいなら
本数減らしてもっと切り込んだルポが
読みたかった。
まあ朝日だし…

[ 2016-10-10 ]

新聞記者が色々な事件の裁判内容を綴ったもの。話題になった事件もあり、罪を犯した理由からその後どんな実刑になったのかなどを知ることができ興味深く読んだ。記者の感想はなく、ただ淡々と裁判の内容が書かれているので、深くはないが読みやすかった。どの事件にしても虚しいものばかりではあったが、事実は小説より・・・という言葉が何度も頭に浮かんでいた。

[ 2018-01-16 ]

「私が同じ状況だったらどうしていたか」
「私にも同じような弱さやおごりがあるのではないか」
記者さんの意見に我が身を振り返る。

[ 2017-05-15 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2016-06-06 ]

新聞連載が元なので傍聴席からの裁判の様子をただ淡々と描写しているのだが、読み手には決して無感動には伝わってこない。文章の向こうから事件の裏に潜む当事者の葛藤や欲深さが噴き出してくるかのようだ。連日報道され知っている訴訟や事件もあり、これをきっかけに調べたくもなる。どれもこれも転じれば「ありがちな人間ドラマ?」になるようなものなので、短くまとめられているぐらいがちょうどいい。

[ 2017-10-08 ]

この連載が読みたくて朝日新聞webの会員になりました。
自分と重ね合わせようとしても想像できないような事件もあるけれど「この状況ならもしかしたら私も…」と思ってしまうような事件も多く、色々考えさせられます。
一人で抱え込んでしまった末に起きてしまった事件も多い気が。
自分もどちらかというとそういうタイプの方なので、どこか他人事に思えなくてそこが読んでいてちょっと辛くなりました。

[ 2016-05-19 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2019-02-28 ]

裁判傍聴記録

報道される一片しか知れない事件の
もう少し先が見れる

特にタイトルの事件は
抵抗しなかった母の気持ちが切ない

[ 2016-11-24 ]

実際の裁判の傍聴席からの記録
朝日新聞デジタルに連載していたものだそうだ

29の事件がまとめられているが
犯罪、犯す人と犯さずに済む人と紙一重だなあとつくづく思う

その時、誰かの顔が思い浮かべられるかどうかにかかっているのだろうか

≪ 生きにくい 重みを誰かと 分け合えば ≫

[ 2017-03-28 ]

犯罪を犯す人は、自分の身近かもしくは自分かもしれない。少しの違ったきっかけで、裁判の被告にならずに市井で日常を送っていたかもと思う