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[ 2018-10-11 ]

いやー、面白かった!平日の夜なのに読了したら午前3時。引き込まれて450ページを一気に読み切ってしまった。

物語のあらすじは、以下の通り。
いわゆる集団自殺のお話。ネットで知り合った12人の自殺希望者が集まるのだけど、会場には既に1人の死体があり、13人目はいったい一体誰なのか...というところから話が進んでいく。

まず12人の書き分けが非常に上手いので、キャラクターの把握は難しくなかった。章毎に主観のキャラクターが変わっていくのも構成としてグッド。だんだんと手の内や考え方が明らかになっていくのが良かった。

そして面白いのは、12人が全会一致のルールを守り抜くところ。13人目の死体を前にしても、このまま自殺を決行するかどうかを話し合う。
議題は徐々に、いったい誰が殺したのか、どのような経緯があったのかと移行していく。と、同時に12人の過去や死にたい理由が明らかになっていく。
複雑な立場や思惑が絡まりつつも、彼らは話し合って決を取っていく。それが物語に緩急をつけて飽きさせない。

全ての真相は終盤で明かされるのだけど、自殺を決行するかどうかは最後まで論議にかけられる。
全てのキャラクターの主観を体験した読者は、その時点で驚くほど没入しているし、物語の決着に向けて最後まで惹きつけられる。

ネタバレ抜きで結末への感想を述べるなら、全員が満足な結末になって良かったし、それが爽やかとも言える読後感に繋がっている。

あと、外の世界から隔絶された廃病院という設定も良い。箱の中に密閉された緊迫感が非常に良かった。

ワケありな子ども達が非日常の世界で救いに出会う様は、辻村深月の「かがみの孤城」ぽくもあった。


個人的には、過激思想家のアンリに完全論破された性悪メイコがわなわな泣き出すシーンが一番熱かったw

映画化が決まっているとのことで、今から楽しみ。単なる新人俳優のお披露目会みたいにならなければ、面白い映画になるかもね

[ 2019-01-28 ]

子どもたちの死にたい理由が、それぞれどう書かれているのか気になって読みました。

自分の中では死にたい、死ぬしかない、と思っている理由は、実は他人から見れば「そんなことで」と思うことが多いんだと思いました。(もちろん、中には多くの人が共感する理由も書かれていました。)
無知ゆえの死にたい理由や、学校や家族といった狭い世界に住むゆえの死にたい理由なんかは、それこそ「子ども」ならではだと思います。ただ大人であっても共通する部分はあると思います。

物語の中で、子どもたちは集まり話し合い、それぞれの選択を取ります。犯人探しという形で物語は進みますが、あくまでそれは物語を進めるギミックであり、大切なのはそれぞれの死にたいという思いがどこにたどり着くかだと思います。
子どもたちに必要だったのは狭い世界を抜け出し、「死にたい理由」≒「悩み」を相談することだったんだと思います。

実生活においても、いくつかのグループに所属し、悩みは相談したほうが良いというのが伝わってきました。

[ 2019-01-08 ]

「十二人の死にたい子どもたち」
十二人の子供たちの主張とは。


冲方丁の初の現代ものの長編ミステリ。主人公は死にたい十二人の子供達。様々な動機を以て、秘密の場所にやってきた彼らが目にしたものは、ここにいるはずのない子供の遺体だった。


十二人の子供達以外は知るはずのない場所にいるべきではないもう一人の子供がいる。しかも、死んでいる。一体誰が手引きをしたのか。死んでいる子供は一体誰なのか。この謎がミステリの核になっている。そして、十三番目の子供(ゼロ番)が登場するという想定外、且つ誰もその子供を殺していないという奇妙な状況下に置かれることになる中、それでも彼らは当初の目的通りに安楽死を実行するのか。これがもう一つのポイントと思う。この2つを両輪として物語が進行していく。


更に十二人の安楽死の集いには原則がある。その原則とは全員一致であること。ゼロ番が死んでいるという異質な状況下でも安楽死を実行するには全員が賛成する必要がある。一人でも反対がいれば実行に移せない。最初はケンイチだけが反対に手を上げ、ゼロ番の死の不自然さに疑問を呈するが、時間が経つにつれて一人また一人と反対が増えていく。十二人の立ち位置は、どんどん変わっていく。この全員一致が物語を面白くしているのは間違いない。


また、十二人の子供達が何故死を望んでいるのか。其々がその動機を告白することになるのだが、まだ人生の半分も生きていない子供達が命を捨てようとしているという状況は物語をヘビーにしている。そんな動機で死ななくても良いだろうというものから安楽死を望みたくなるものや、それは安楽死で達成出来るものなのか?と首をひねってしまうもの等、動機は様々。


しかし、何よりも問題なのは彼らの動機の多くに大人が絡んでいること。未熟な大人によって、自ら死んだ方が良いと考える、思い込んでしまう子供が出てくるのは不幸以外の何物でもない。



登場人物のキャラが立っているのもポイント。お陰で十二人と登場人物が多いが、誰と誰が被るといったことは起きない様に思える。其々の個性があるお陰で、例えば子供が死のうとしている状況下でもヘビー過ぎないレベルの空気感になっている。例えば、それは●番の子のお陰であったりする。また、強烈過ぎる個性により、○番の子には共感することが出来なくなる。基本的に十二人の子供達を見る目はフラットになっているものの、告白のシーン辺りからこの子供の考えは理解し難くなってくるのだ(〇番の様な子供がそのまま大人になったケースは沢山あると思う苦笑)。


結末はある程度想定内ではあった。しかし、ゼロ番の死をきっかけに十二人の子供達が、安楽死を達成するという目的の為とは言え、自らの死にたい動機を告白し、そしてゼロ番を引き入れた人物が判明したことによって、彼らは少なからずすっきりした気分になったということが分かる幕引きになっている。自分が抱えている不安を誰かに話すことで気持ちが落ち着いたり、考えを整理できることがある。それに近い感覚に陥り、改めて自分が死にたい理由を他人に語ることで、本当に死にたいのか?死ぬことで目的を果たせるのか(セイゴの様に非常にセンシティブな動機もある)?を改めて考えることが出来たのではないか。


このちょっと光が見える形での幕引きによって読了感は悪くない。フィクション内のこの十二人の子供達は光を見つけることが出来そうだ。しかし、一方で、現実社会に置き換えて考えてみると、彼らに対して何をすることが出来るのかを考えることになる。現実には、彼ら十二人の子供達の様な子供はきっといるはずで、フィクションで終わらすべきではないのだ。だから、子供達に対して何が出来るかを考え続ける必要がある。


フィクションに留まらないメッセージが込められている一冊。

[ 2019-03-29 ]

久しぶりに冲方作品を読了、最近の映画化作品であり作家生活20周年記念作品らしい。マルドゥックスクランブルから蒼穹のファフナー、メディアは違えどもSFから入り込み、本屋大賞受賞の天地明察から連なる時代小説に嵌り、ここにきて本格ミステリである。しかもなんとも挑戦的タイトルである。期待値が高かった…そして期待値のはるか斜め上を行く読み応えであった。

ここで述べるまでもないが「12人の怒れる男」を彷彿させる、このハリウッド作品を視聴したのはかなり昔のことであるが、密室劇ならではの緊迫感は息をするのを忘れるほどに没頭した記憶がある。その後「12人の優しい日本人」という邦画があったようだがこちらは視ていない。共通項として12人のディスカッションにより真相と思われたものが徐々に壊れていくさま、新たに提示される証拠と、それが示す新事実のスリルの連鎖が人の心を捉え、高い評価を受けているだろう。

この設定を「死にたい子ども」に置き換えてクローズドサークルの密室劇を見事に完成させている。解説の言葉を使えばミステリ的謎解きと、「死にたい子ども」たちの行く末を両立させた上での着地である。ネタバレを恐れずに言えば、最後のどんでん返しサービスも盛り込まれていた。

ミステリ的構成としても、解決へのヒント、伏線全てのピースが嵌まりきっての決着であり、探偵役の少年「シンジロウ」が非常に魅了的だった。彼の活躍をもっと見てみたいと思ったが設定上無理なのかもしれない。

ミステリの分野でもこれだけの完成度の作品が上梓されるとは!冲方丁という作家、ますます見逃せない存在となった。

[ 2019-02-03 ]

映画化で話題の本なので読みました。12人の子どもたちの最後の選択はどうなるのか、13人目の子どもは誰なのか、かなり気になるところだと思います。ミステリー要素が多く、楽しめました。

[ 2019-03-09 ]

ずっと気になっていたけれど、映画で話題になったことをきっかけに、やっと読了。

「死にたい」と望む、12人の、10代の子どもたち。主催者の元、ある場所に集まり、集団自殺をしようとするが、予想外のトラブルが発生する。そこで、12人で話し合い、全員が納得しての自殺を目指す。

集まった12人は、生まれ育った環境も違う。社会の中では、出会うはずも関わるはずもなかった人たちが、関わり合っていく。その中で、それぞれにうまれる、新たな視点。視野が広がることで出会う、新たな価値観。奇妙な、小さな社会の中で、それぞれ成長しているように感じられる。そして、どの子も魅力的である。本当に死ぬの??もったいないよ、と思うくらいに。もちろん、自殺の動機もそれぞれ違うが、それが物語の中で、徐々に明らかになっていく。それぞれに違う背景があるが、共通していることは、「大人に失望している」ということ。ニュースで聞いたことあるような、日本で、実際に起こっていること、でも、自分には関係ないと思いがちなこと、で、確かに犠牲になり、傷ついている子どもがいるんだということを、改めて感じた。
ストーリーとしては、先の展開が少し読めてしまうが、大人の一人として、子どもをとりまく環境については、よく考えたいと思わされた。

[ 2018-12-21 ]

タイトルから連想される通りのミステリー展開+思想的なメッセージ性も強い長編小説。

「構想12年」ということらしく、確かに舞台設定や登場人物のキャラクターがかなり細かく練られた上で描かれた作品なのだなと感じた。

捉え方によってはめちゃくちゃ奥が深いなぁと感じられる一方、ミステリーが伏線の長さの割にたいしたことなかったなと感じたので☆4評価です。

[ 2019-02-10 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2019-01-30 ]

そういえば冲方丁の作品読んだことなかったなぁと思い、ちょうど映画やってるし装丁好きだし原作当たるかと読んでみた。
章の終わり毎に次へのヒキがあって、早く続きをとサクサク読んでしまった。ミステリ要素強いのかと思ってたけどそれが主眼ではなさげ。でも面白かった。

[ 2019-02-13 ]

他人から見たら理解できないことも
生きる理由にも死ぬ理由にもなる。
誰かに話すことで、誰かと議論することで、誰かと繋がることで救われることもある。
あらゆる自由があるのかもしれない。

[ 2019-04-20 ]

直木賞候補作ということで、テレビで特集されていて、面白そうだったので購入。
ミステリー小説として読むと、トリックや自殺の理由など、なんか中途半端と思ってしまいますが、あくまで「自殺志願者が果たして全員自殺するのか」を軸に子供たちの話し合いをしていると考えると良いと思います。推理小説として、手に取ると、低評価につながるのではないかと思います。
自分も「ミステリー」ということで、期待して読みましたが、序盤の展開はこの後どうなるんだろうと面白かったのですが、似たような展開が繰り返し行われたり、登場人物一人一人の行動がつかみづらかったりで、ちょっと苦労しました。
映画化されたということで観ましたが、面白かったです。映画の感想になってしまいますが、映画の方が分かりやすかったです。小説では、頭の整理がつかなかったのですが、改めて映像で見ると、「あ、なるほど」と思うところがあったので、映画→小説の方が、わかりやすいかなと思いました。全て同じというわけではありませんが、大まかな構成としては同じでした。特に映像ならではの伏線の張り方が素晴らしかったです。

[ 2019-02-12 ]

それぞれの事情で死にたい子供たち。でも、それが等身大のそのまんまの子供たち。後半は引き込まれて一気に読みました。

[ 2019-02-21 ]

映画化、上映中。
映画を観に行く前に、読みました。
12人の死にたい子供たちが、集まった廃病院に、13人目がいる。しかも、死んでいる。
これは誰だ?
誰が殺したのか?
と、みんなで討論するお話。

読み始める前に、一つの不安を持った。
それは自分が、12人もの登場人物を区別して理解できるかなという事だ。
この子は、どういう特徴だったかな?
今発言したのは、誰だったかな?
今考えているのは、誰だったかな?
という事を意識し過ぎて、話が理解できなくなるのではないかと。

このお話では、集合場所で番号札(時計の文字盤)を取っていくルールになっている。その番号札と名前を組み合わせる事によって登場人物を区別できるようになっている。
これは、わかりやすかった。

物語の展開は、子供たちが延々とその場で(多少は移動もあるが)討論するだけ。それだけ聞くと、読んでいて飽きてしまいそうだが、飽きさせないストーリー構成はよかった。

終盤少し難しかったげど、読み終えれば、納得!

今週末、映画を観に行きます。

[ 2018-12-10 ]

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[ 2019-02-15 ]

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[ 2018-12-08 ]

 2019年1月25日に公開が迫った堤幸彦監督作品、『十二人の死にたい子どもたち』。本書はその原作小説である。
 作者冲方丁の小説が実写映画化されるのは岡田准一主演の『天地明察』に続き2度目。前作は時代物だったが、本作は一応現代ミステリーに分類されるだろうか。

 冲方丁ほど多ジャンルで才能を発揮する作家もなかなかいないだろう。デビュー作『黒い季節』は現代が舞台の異能バトルものであったが、『マルドゥック・スクランブル』『シュピーゲル』シリーズなどのSF作品、『麒麟児』『花とゆめ』などの時代小説、さらには異世界ファンタジーから官能小説まで(!)、ジャンルにとらわれず多彩な作品を発表している。
 また小説の執筆だけでなく、アニメ脚本、漫画原作、ゲームのシナリオライターとしても活動している。アニメ脚本の例を挙げるとしたら、ロボットものの『蒼穹のファフナー』やSFサスペンス『PSYCHO-PASS』などだろうか。
 こうして冲方作品を列挙してみると、現代が舞台でしかも異能や武器銃器が登場しない作品というのはとても珍しいと感じる。

 閑話休題。本作の内容に目を戻すと、ジャンルはミステリーとされているように思う。確かに正体不明の「十三人目」の死体の謎は、この作品の軸となる大事な要素だが、本書の主題は決して謎解きではないように思う。実際作中でも十三人目が発見された当初は、不自然な状況にも関わらず、集団自殺を決行しようとしたほどだ。(2番君の活躍で謎を放置したまま自殺、完!の展開は回避された。実際に彼が同級生だったら「ウザい」と感じてしまうだろうが、この点はナイスプレーである。)
 解説で吉田伸子氏はこの作品を『十二人の怒れる男』や『12人の優しい日本人』に連なる「十二人もの」の作品だと述べている。廃病院に集った子どもたちは裁判を開くわけではないが、集団自殺の実行には参加者全員の賛成が必要になるため、十三人目の謎を放置したまま自殺を決行するか、謎を解き明かしてから自殺するかで議論が始まる。この議論というのが作品の本筋であり、それによる子どもたちの心情の変遷が最大の見所ではないだろうか。
 章が進むに連れて語り手となるキャラクターも次々と入れ替わる。語り手となるキャラクターの心情だけでなく、そのキャラクターが別のキャラクターをどう評価しているかも細かく書かれていて面白い。
 個人的なお気に入りキャラクターは11番のマイである。いわゆるおバカキャラの少女で、議論の展開に理解が追いつかず、ずれたような発言を繰り返すが、中盤から終盤にかけてとても重要な役割を果たす。彼女の不用意な発言による盛大なちゃぶ台返しは必見です!

[ 2018-09-28 ]

【子どもたちが選ぶのは死か、それとも】安楽死をするために集まった十二人の少年少女。そこには謎の十三人目の死体があった――。彼らは、このまま安楽死を実行できるのか。

[ 2019-01-28 ]

生への賛歌を人生に絶望した(?)ティーンエイジャ12名に語らせる.ラストのカタルシスは納得いくが,予定調和的な匂いと,それに連なる途中の布石の作為性には引っかかる.

[ 2019-04-20 ]

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[ 2019-02-09 ]

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[ 2018-12-15 ]

ストーリーの面白さというより、子供たち1人1人の際立った個性が面白かった。みんな死にたがってるどけあって世の中や自分に絶望を感じてて、その主張がどれも正しいのだけど間違っている感じが痛々しく、現実味があって心に刺さった。

[ 2019-02-17 ]

十二人の子供たちが廃病院に集まった。目的はある「集い」…集団自殺のため。
だが集まったその場には身元不明の十三人目がいて…。

そのまま集いを決行するのか否か、話合い→採決を繰り返しながら話が進む。
決定の方法は全員一致。
一人のNOが次第に数を増やして議論が混乱していくのが面白い。
誰が主人公、というわけではなく、一人一人視点を変えながら進む。個人的にマイペースでやや思考が遅い、でも裏表のないマイの視点が新鮮だった。
重い題材のテーマなのに読後感は何故か爽やか。
シンジロウは実際にいたらとても魅力的な少年だろうなあ。

[ 2019-02-14 ]

インパクトのある題名で、映画化されて話題になっているので知っている人も多いでしょう。題名の通り、廃病院に集まった十二人の少年少女の目的は「安楽死」をすること。決を取り、全員一致で、それは実行されるはずだった。だが、病院のベッドには“十三人目”の少年の死体が。。。それぞれが死にたい理由を持ち、強い意志を持って、ここに集まっているけれど、、、目的は達成されるのでしょうか。映画を見る前でも、見た後でも、読んでみてください。

[ 2019-01-10 ]

 十二人の自殺志願者が集団自殺を図るため廃病院に集まるも、そこにはすでにいないはずの十三人目の遺体があった。なぜ十三人目がいるのか、十三人目は誰なのか。十二人の子どもたちは議論を始める。

[ 2019-03-03 ]

映画の予告を見ておもしろそうと思って読みましたがちょっと期待ハズレ。ダラダラした討論ばかりで誰が犯人なんだろうというドキドキもハラハラもしない展開でした。
もう少し1人1人の物語があるのかと思ってましたが12人の死にたい境遇がサラッと書かれているだけでした。
映画だったらおもしろいのかなぁ…?って感じです。

[ 2019-03-05 ]

正直、ラストが期待外れ...。伏線が分かりやすく、ある意味ネタバレ展開だが、途中のシンジロウの謎解きはなかなか面白い。
少々冗長でもう少しコンパクトにまとめてもそれなりに楽しめたのでは?映画はたぶん観ないです...。

[ 2019-01-11 ]

語り手がコロコロ変わって読みづらかった。

一人一人の個性はとてもよく表現できていたので12人いてもそれぞれの人物像が浮かんだ。

[ 2018-11-05 ]

それぞれの悩みを抱えた自殺希望の子どもたちが集まる中、アクシデントが起こる。議論と可決を繰り返し意見を交わすうちに、変化していく子どもたちの心境。それぞれの動機が現代の若者の抱える悩みに通ずるものがあった。

[ 2019-01-17 ]

安楽死をするために廃病院に集まった12人の少年少女が、見知らぬ死体を見つけて、それをどうするか議論する物語。

この作品の展開は『12人の怒れる男』という超有名作品のパロディが主になっている。
タイトルを見て予想はしていたけど、特に前半部分の展開は明らかなパロディになっている。

ただし、議論を進める主体が「安楽死をしたい」「少年少女」であったり、議題が「見知らぬ死体をどうするか」という部分は元の作品と全く違うため、その部分でオリジナリティを出している感じ。

ミステリーとしても読めなくはないけど、ネタ部分は正直全く面白くないと思った。
あと、12人も登場人物がいるのに人物紹介のページがないのは不親切だと思う。

タイトルはすごく良いと思う。
あと、個人的には最後のある登場人物による意見の吐露は好き。作者はそれを否定しちゃうけど、そういう考えもあるよねって思う。

[ 2019-01-20 ]

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[ 2019-05-16 ]

映画化になる理由が分かった。最後まで読んで良い本だと思う。推理もあれば、スリリングさもあり、死に対しての考え方もあったり、沢山の感情になった。

[ 2019-01-19 ]

映画を観る予習として読了。きっとこうなるのだろうなあと展開を予想しつつも、ミステリ、密室、推理、群像劇とひとつの作品の中で複雑に要素が絡み合い、味わい深く楽しめる作品。登場人物が多いので、映画公式を参考にしながら読み進めました。

[ 2018-10-12 ]

安楽死を望む十二人の少年少女たち。
みんな、いろいろなことを抱えて生きている。
ページをめくる手が止まらない。最後の最後、想像を超える展開。

[ 2018-11-24 ]

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[ 2018-12-28 ]

十二人の死にたい子どもたち。冲方丁先生の著書。十二人の死にたい子どもたちというタイトルから受ける印象とは別で、心が温まる素敵な内容。登場人物が多くて覚えるのが大変かと思いきや、一人一人の人物描写がわかりやすく丁寧にされているので、そんな心配も無用でした。それが冲方丁先生の凄さの1つなのかもしれません。

[ 2019-01-06 ]

廃病院に集まった12人の子どもたち。それぞれの理由を胸に集団自殺をする為、目的の部屋に集まると、そこには既に死体が横たわっていた。
殺人の可能性を孕んだ存在。
一体誰が殺したのか。

[ 2019-02-14 ]

大きな密室内で行われるサスペンスミステリー。
密室劇らしく心理描写は面白いものがあるが、どうにも情景が浮かばない。
ラストに行くにつれ盛り上がってくるのかと思いきや、そのまま終わってしまった印象。
読んでる最中にはそれなりに楽しめるが後には残らないかなあ。

[ 2018-11-08 ]

12人の死にたい子供たちが廃病院へ集まるが、、、
そこには13人目の予定外の子がベッドで死んでいる!?
12人はなぜ死にたいのか。13人目は誰なのか。
終わり方が気になりどんどん読んでいけました。

[ 2019-04-05 ]

2019/4/5 読了一気読みがおすすめ。ラストは、期待を裏切らず面白かった。ただ途中、視点が行ったり来たりで分けて読むと理解しづらくなった。

[ 2019-03-10 ]

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[ 2018-12-03 ]

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[ 2018-10-19 ]

集団自殺するために集まった少年少女たち。事前に聞いていた12人ではなく、先にベッドで死んでいた少年もあわせると13人いた。「12人の~」のとタイトルにあったら想像するあれ!解説でも書いてあるが、怒れると優しいの2つの映画を連想する展開。そして名作漫画「11人いる!」のような内容。
話の作りは完全に本格ミステリー。誰が連れてきたのか、その目的は?それがわかるためにはいくつかの謎を解明しないといけない。その話し合いを、語り部を変えながら巧妙に展開していくのは見事だった。
たしかにそんなことあるんかいな?ってこともあるが、大きな問題ではなく、思考の過程を楽しむ小説だった。
それでいて考えさせられる部分もあって、なかなかニクい作りだ。

[ 2019-01-03 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2018-12-03 ]

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[ 2019-01-20 ]

生きていれば、誰でも死んでしまいたいと思うことが、思いの強さの程度は違っても一度くらいはあるんじゃないだろうか。

そして、死にたい理由は人それぞれだ。ある人から見れば、些細な理由でも、当人からしたら、とても重要な大問題だと感じて、真剣に悩んでしまう・・・。

死にたいという意思は簡単には変わらないかもしれない。でも、一歩立ち止まって、人生を、いま選ぼうとしている道を進んで、本当に後悔しないかもう一度よく考えてみようと思うようになるのは、案外簡単なことなのかもしれない。

人とのつながりは時にうっとおしく感じる。でも、他者と本気でぶつかり合うことで、初めて、得られるものもきっとある。自分だけでは見えなかった部分を客観的に見ることができる。

死にたいと思ってしまう時は、寂しいのかもしれない。その寂しさは、他者とのやりとりやそっと心に寄り添ってくれる人が現れることで、完全に消えることは無くても、確実に薄まっていくのだろうと感じた。

[ 2019-01-11 ]

・この本は、十二人の死にたい子どもたちが集まって死のうとする時に、自分たちより前にねむっている人がいて、そこからだんだんと話し合いにとつにゅうしていき結果は

[ 2018-10-16 ]

久しぶりに読んだ冲方丁。考えてみれば、『マルドゥック・スクランブル』シリーズしか読んでいなかったんじゃないだろうか(時代小説の方は読んでいない)。
インパクトのある設定に目を奪われがちだが、謎解き部分は緻密だった。またミステリ書いてくれないかな。

[ 2019-01-02 ]

安楽死をテーマにした作品。重たいテーマだけれど、ミステリーとからめて面白い出来栄えに。

冲方丁は『マルドゥック・スクランブル』シリーズ振りだけれど、これもかなり面白い!

次はシュピーゲル・シリーズを読みたいなぁ〜。

[ 2018-11-23 ]

心理描写の上手い作品であった。冷静に、相手を分析する。
読んでいてものすごく頭を使うし、恐らく映画もそのような作品になるだろう。

[ 2019-01-20 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2018-11-30 ]

邦画「キサラギ」を彷彿とさせる密室推理劇。面白かった。こういうタイプの話は大失敗と紙一重だけど、そこはさすがの冲方丁。まもなく映画化されるようだけど、はたして。

[ 2018-10-09 ]

冲方丁初のミステリってことで、単行本が出たときから気になってた。直木賞候補作ノミネートで尚更。で、文庫化されたから待ってましたとゲット。題名の通り中高生が12人も出てきて、年齢による差別化が出来ない分、キャラの書き分けが大変そうだけど、そこはさすが、見事にそれぞれがしっかり立ってます。物語そのものも、ちょっとややこしいなっていうキライはあるものの、さすがの吸引力。ってここまで良いこと尽くめなんだけど、そもそも何で2人が組むことになったのか、っていう大前提がいまひとつスッキリせず。モヤモヤのまま読了。書いてあったけど読み飛ばしたのかな?

[ 2019-04-08 ]

廃病院に集まった十二人の少年少女。彼らの目的は「安楽死」をすること。決を取り、全員一致で、それは実行されるはずだった。だが、病院のベッドには“十三人目”の少年の死体が。彼は何者で、なぜここにいるのか?「実行」を阻む問題に、十二人は議論を重ねていく。互いの思いの交錯する中で出された結論とは。(e-honより)

[ 2018-11-02 ]

自殺願望のある子ども達12名が集った。と思ったら13名だった。

13人居るじゃないか!、おいおいどうするよ。
というわけで、謎解きが始まります。
賢しい子どももいるわけですが、頭のわるい子もいます。
さて、彼ら彼女らはどういう結末を出すのでしょう。
そもそもこの集いを計画した子どもの狙いはどこに?

[ 2018-11-26 ]

もっとバトルロワイアル的なのをイメージしていたが全然違った。     
終始話し合い。議論。紛糾。終結。      
え、これを映画化すんの?画が動かないけど?ま、どうでもいいけど。       
個性的な十二人の死にたい子どもたちによる話し合いもなかなか面白いね。     
そしてこの結末。ある意味どんでん返しだよ。台無しだよ。

[ 2018-12-30 ]

この小説の映画化作品が2019.1.25に公開されると知り、映画を見る前に読んでみようと手に取りました。

あらすじを簡単に書くと、こんな感じです。
舞台は売却されて今は稼働していない廃病院。そこにティーンエイジャーの男女12人がある「集い」に参加するために集まって来る。しかしその集いに予想外の事件が起こって……?

集いに集まった参加者それぞれのバックボーンや、事件の状況、個々の思惑などが会話を進めるにつれて徐々に判明していくオーソドックスな群像推理ものです。
同じ年代の男女十二人もいるとややこしくなりそうに思いましたが、各登場人物がしっかりとキャラクター分けされており、混乱する事なく物語にのめり込めます。
集いに関する結末はやや想像の範疇内ではありましたが、事件の真相を突き止めるまでの怒涛のロジカルな推理は感嘆ものです。

[ 2019-01-14 ]

「12人の子供が集団自殺するために廃病院に集まった。しかしそこには12のベッドと一つの死体が用意されていた…」

というあらすじ部分が、この本の一番面白い部分だったかな、と思う。出落ちみたいな。それ以上でもそれ以下でもないかなー。
ハードカバーの時に気になり、映画化&文庫化ということで読んでみた。これは映像とか舞台の方が楽しめる作品かもしれない。

「死体」が寝てるベッドの周りで長時間の話し合い、今時「なし(話)をつける」「ポリ(警察)」って言葉を使う少年…違和感。
あらすじは大好きだったんだけども。

[ 2019-04-26 ]

2019.4.18中学校図書室(次女)
「一気読みでおもしろかった、ママも読んでみて!」ということで、わたしも少なからぬ興味はあったので拝借。
物語の展開は「12人の怒れる男」「12人の優しい日本人」ににて、全員の意見が一致するまでの密室劇か、という予想のもと読みすすめた。踏まえた先行の裁判もの二作は有罪か無罪かの意見をひっくりかえしていくだけだったけれど、この作品は集団自殺を実行するか否かの意志を問うのにくわえて「十三人目」の謎もあり、冒頭の12人が揃う場面まではちょっと時間がかかったけれど、そこからはぐいぐい読めた(ただし巻頭の病院見取り図や冒頭の各人物登場の場面を行きつ戻りつしながら)。ひとりひとりの人物設定とそこに集うに至った理由がそれぞれにしっかりあって、それぞれの子のモノローグがあって、とてもおもしろい。途中は息を詰めるように読み進み、最後はほっとして少しうれしい気持ちになれた。物語中の人物たちと同年代の中高生にもおもしろく読めて得るものがあると思うし、大人は大人の視点で考えさせられる話になっていた。

映画化もされているが、そちらは人物設定の年齢や見た目を多少変えているようで、どうなのだろう?

[ 2018-09-18 ]

「十二人の死にたい子どもたち」
公開日:2019年1月25日
安楽死するため集まった12人の少年少女。しかし、13人目の少年の死体から、犯人捜しが始まった。そして少年少女たちの自殺願望が次第に浮き彫りになっていく。
キャスト: 杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜
監督:堤幸彦

[ 2019-01-20 ]

映画化決定後に購入したので、2重カバーに12人の役者さんが揃っており、想像しながら読めたのもおもしろかった。

[ 2019-03-03 ]

昔読んだ「インシテミル」と同じような感じで面白そうと感じ、手に取った本。
インシテミルのように金持ちの道楽でゲーム感覚の主催者が出てくるのかと思いきや、もう少し真面目な理由でこの集まりを開催しているのだと最後にわかるのだが
まず12人という登場人物の情報量が多すぎて、私の頭の中で整理が付かず表紙のカバー(映画に出ている俳優たちの写真)に頼ってしまった。
文章中では時計の文字盤の数字を使って、その番号で最初は呼び合うので読解力のある方なら大丈夫かと思うけど。。

全員が死にたい理由をひとりひとり語るシーンからは、そんなことくらいで?と思うようなところもあり十代の感情って紙一重だったよねと何となく遠い昔を思い出すこともあったけれど中高年となった今では絶望するほどの理由とは思えず。
途中何度も「ある議題」について話し合いの時間を設けるのだが、その話し合いの回数が多すぎて正直飽きてしまう。
でも、いくつもあった伏線が最後ひとつに繋がったところではなるほど!と感心した。

[ 2018-11-08 ]

多少の中弛みはあったものの興味深く読めた。
ストーリー展開や結末など面白いと思った。場面場面で話しの成り行きを見守る視点(人物)が変わるところなども、誰が事件などの核心なのか想像させられる。
でもどこかしっくりとこない感じがする。
本来の目的から多少逸れた事柄について、採決を取りながら延々と話し合いを進めるというところに違和感を感じた。

[ 2019-01-25 ]

CMで映画の予告編を見てからちょっと気になってたんですが、たまたま貸してもらいました。
集団で安楽死を……と集まった12人の子供達。ですが、そこに13人目の子供が。しかもすでに亡くなっている。
彼は一体誰なのか。議論を希望する者と、どうでもいいから早く「実行」に移りたい者との話し合いが始まります。
12人全員にそれぞれの個性・事情があって、それが絡まりあっていく過程が面白かったです。

[ 2018-11-27 ]

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[ 2019-01-20 ]

[このレビューにはネタバレが含まれます]

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[ 2019-02-22 ]

長くて読みにくい。要点がないだらだら引き延ばされた話を聞かされているような、そんな印象。
映画化されるようなので、映画でコンパクト・メリハリをつけられたものを観た方がマシだろうなと思う。

[ 2019-01-02 ]

期待はずれかな。
冲方丁だし、タイトル的にももうちょっとどんでん返しみたいなのがあるのかなって期待しすぎた。
結局そうなんのかって。

[ 2018-10-08 ]

レビューが難しい。

『かがみの……』のようにミステリーとして楽しもう、と思うと、割と淡々と進んでいくので退屈になってしまう。
かと言って、メッセージ性の方を取るにも、先に事件が起こるものだから入っていけない。
というわけで、冲方丁にしては非常に珍しく自分に「合わない」作品でした。

ただ、続編がもし作られるなら、きっと面白い展開になるだろうと思う。
あらかじめ、手の内が分かった上での心理戦なら読んでみたい。

[ 2018-11-10 ]

バカの書き方が上手い!
あ〜これはバカだわ〜と思わされて、そこだけでも人に話したいな〜と思いました。
話し方とかそんなんじゃなくって、バカだからこその思考回路、本当に最高。
偏差値が低いので説明の箇所はときどき飛ばしながら読みました。正直すまんかった。

[ 2019-01-25 ]

新刊だ~と買ったものの少し放置していた本。読みだすと一気でした。流石のお話の持っていき方だなぁ。

お話の序盤ではケンイチ君が大分KYで苦手でしたが読み終わってみるとシンジロウ君が一番タチ悪そう…とか思いながら読みました。他人を操るってスゴイとは思うけどやられたら不快だよなぁ。
個人的には何故、なんで?のミステリー部分よりもこいつらは結局決行するのかしないのかという辺りが気になりました。なので「アクシデントはどうでも良い、早く決行しよう」組と、「いやいや全部はっきりさせよう」組の両方が居る展開は面白かったです。自分だったら決心が鈍る前に決行しようよって組に回るような気がするしなぁ。

最終的にはああいう展開になりましたが個人的には決行を強行に望んでいた彼女の事はキライでは無いなぁ。彼女だけがどんな理由であれ自分でこの場に加わる事を決めた人の事を否定しなかった訳だし。まぁ元々どうなのよと言う理由の人は多いですが、だからと言って他人がどうこう言うのもねぇ… その前に彼らが出会えたという事が大事な事なんだろうなぁ。