
2020年2月15日(土)に開催した、やまねあやのティーパーティーの様子を写真付きで全力レポ!そして、さらに……
やまねあやの先生へのインタビュー記事や超・貴重☆先生への Q&A を公開中!!
会場に飾られていた直筆サイン入りポスターや、イベント限定のオリジナルグッズ等プレゼント企画も!!
キャンペーン期限:2020/5/10(日)23:59まで
やまねあやのティーパーティーの様子を
写真とともにご紹介!!
取材・文/Amati
2020年2月15日、冬の寒さも少しだけ和らぎ始めた土曜日、銀座パセラリゾーツでやまねあやの先生の「ファインダー」シリーズ最新刊、「ファインダーの蜜月」発売を記念したティーパーティーが開催されました!
会場の特大パネルには、最新刊「ファインダーの蜜月」の表紙カットが。無人島に流れ着き、つかの間の甘い時間を過ごした麻見と秋仁でしたね。


美麗ですね~! シズル感たっぷり、色気たっぷり♪


ゲストプレートも表紙の2人。皆さんにプレゼントした特製コースターはリゾートでバカンス中? 秋仁のちょっといたずらっぽい顔が可愛いです♪


オトナな雰囲気のシャンデリアが印象的です。テーブルフラワーは結婚式のよう……



トーク席の隣に置いたパネルには、なんと先生の直筆サインを入れていただきました!その右にはリブレ様から届いた素敵なお花を飾っていました♪
開場! そしてライブドローイング!
やまねあやの先生、会場の温かい拍手に誘われてご登場です。ご挨拶の後、さっそく先生のライブドローイングが始まりました。先生がライブドローイングをするのは、なんと日本では今回が初めてだそうです。ライブドローイングのサポーターは、先生の担当編集・Iさん。連載初期からの執筆パートナーです!

台湾のライブドローイングでは飛龍を描かれたという先生、今回は麻見を描いてくださいました。ゲストの皆さんは先生の作画を観ながら、やまね先生監修のパセラリゾーツ特性オリジナルスイーツを味わいます。なんて贅沢!


こちらは先生監修のオリジナルケーキ!2人のモチーフがクールながら可愛い、ウェディングケーキみたいです♡ 先生のお気に入りポイントは『白地に赤のカラーリングでヤクザものっぽく』とのこと♪
「正面の顔ってバランスをとるのが難しいんです、ドツボに入ると丸一日同じ顔を描いていることがあるくらい」と言いつつ、スラスラ筆が進みます。描きながら、Iさんや司会ともお話いただきました。
――アナログとデジタルとの違い
先生「デジタルにしてから、描き直しがすごく楽になりました。アナログの頃は左右反転できないから、裏返して光に透かしてチェックしていました(笑)。線画が良くても塗りで失敗して、全部描き直したりすることもあったなあ……デジタルなら、ちょっとおかしいなと思ったら、例えば『目の大きさだけ調整』とか『目の大きさに合わせて輪郭を描き直す』みたいなことができますよね。それから、飛龍の髪のツヤベタがすっごく楽になりました!」
担当編集・Iさん(以下、担当編集)「飛龍の髪のツヤベタ、アナログの頃は1コマ1時間半くらいかかってましたよね(笑)」
話しながらもぐんぐん麻見が出来上がっていきます……


……すごい!!! 魔法のような速度で描きあがっていきます!!!
――麻見と秋仁を描くときは、どんなことに気をつけていますか?
先生「麻見はどんなときでもかっこよく描かないといけません。担当編集のIさんからも、麻見の修正は結構来ます。『麻見がかっこよくない』とか、『この表情は麻見っぽくない』とか」
担当編集「どうせならBL界トップの『崩れない』キャラにしてほしいなって」
会場「笑」
先生「秋仁は、とにかく可愛く!(笑)たまに手が滑って、可愛くなりすぎちゃうこともあります」
また、今後どんな姿の2人が見たいか?と先生が会場の皆さんに逆質問をしたところ「軽トラを運転してほしい」「バイクに乗ってほしい!」などのリクエストが。Iさんも「革のピタっとしたライダースーツを着てほしいですね~」とおっしゃっていたので、革のライダースでバイクに乗る2人は期待できるかも!?
――アナログのほうが良かった~ということはありますか?
先生「色塗りです!デジタルに比べるとまだアナログのほうが、読者さんの目を引くような塗りができていると思います。デジタルはまだ勉強中なので……。やっぱりアナログならではの色味やにじみがあるので、一概にどちらがいいとか言えないですね。

3分間で2人の秋仁が生まれていく……!
――絵を描くときに意識するポイント
先生「目が大事だと思う。表情は目と眉毛で決まるんです。泣くところ、笑うところ、あとエロいところ(笑)。エロい表情のときは、ちょっと黒目を大きく、うるっとさせます。怒りを表すときは眼球を小さくします。ちょっと麻見の表情を変えてみましょうか」


瞳と目頭、口元を描き変えるたびに、開場からはため息が漏れます。スタッフも仕事を忘れて見入ってしまいました……
先生「秋仁のお尻のポイントは……ココですね!」(会場・笑)


先生はキャラクターを裸で描いてから服を着せるそうです!
贅沢な50分間があっという間に終わってしまいました。
先生への質問タイム♪
トークタイムでは、あらかじめゲストの皆さんからいただいた質問から3つを選び、先生にお答えいただきました!
―― 一番のお気に入りエピソードは?
読者の方にすごく喜んでもらえたのは『真実』の最後、麻見が秋仁を助けに行って出会うシーンです。その後日談として描いたバリ島での数日間で、2人で海を眺めながら、今まであった悲しいことを海に流すシーンは達成感がありました。描いていて良かったな、着地できて良かったな、って。
描いていて楽しいのは、ちょっと可愛いエピソードです。『渇望』の小冊子に描いた『リトルモンスターが来た日』というエピソードで、麻見の無味乾燥な生活に秋仁がずかずかと踏み込んで、台所を自分用にどんどんカスタマイズしていく。麻見が驚きながら棚を開けたらポテトチップスが顔にダイレクトヒットして……あのあたりのシーンが、個人的には大好きです。
――「ファインダー」シリーズのキャラクターでもう1カップリング描くとしたら?
最近はミハイルと飛龍がちょっといい感じですよね。あの2人って敵対する組織のトップ同士で、すごく対等の立場なんです。対等だからこそ広がるお話もあると思います。台湾のイベントでも『飛龍の相手としては誰がいい』みたいな質問があって、葉(ヨウ)や陶(タオ)の名前が出ました。でも葉は飛龍を崇拝していてなかなか恋愛になりにくいし、陶は飛龍に育ててもらっているので、飛龍をかばって死にそうで……。皆さんどうですか? 誰がいいでしょうね?
――いつか舞台にしてみたい国や場所はありますか?
ロシアンマフィアとチャイナマフィアは出ているから……シシリアンマフィアとか、シカゴマフィアとか? あと、みんなが大好きな石油王ものとか(笑)秋仁が石油王にとられそうになって、麻見が対抗する『オイルマネーvsブラックマネー』なんて、面白いかもしれないですね!
また、香港やバリ島、スウェーデン、フランス、ドイツ、アメリカとか……いろいろな国に行くたびに、その場所での2人のことを想像しています。いつか使えるように写真を撮って、後で見返しながら『2人がいたらどんな話があるかな』って妄想しています。今のエピソードが完結するときに2人が住む場所も、まだ悩み中です。別荘みたいな豪邸とか、億ションとか、海外とか……いろいろありますよね。
プレゼント抽選会&お土産お渡しタイム
ここでしか手に入らないサイン入り複製原画を2点と、台湾のイベントでのみ配られたショッパーバッグの3つを抽選でプレゼント! 残念ながら当選を逃した方にも、先生から直接、この日のために作った特製マグカップと飛龍の工芸茶がお土産として贈られました。初対面のゲストの皆さまもいつの間にか打ち解けた様子で、とっても和やかな会になりました。

やまねあやの先生へのインタビュー記事や
超・貴重☆先生への Q&A など公開中!!
やまねあやの先生へのインタビュー記事はこちら


イベント終了後、先生に直撃しちゃいました!
――ティーパーティーはいかがでしたか?
めったにない機会なので、すごく楽しかったです! 普段は絵を描いているところってほとんど見られないので、これから漫画を見たときに「ああやって描いているんだな」って思ってもらえるかな。
――ライブドローイングは日本では初でしたよね?
アメリカで1回、台湾で1回、そして今回が3回目です。海外では掛け声がすごかったので、今回の食い入るように見られる感じは新鮮でした(笑)。お土産をお渡しするときに「面白かった」って言ってもらえたのがすごく嬉しかったです。
――あんなに劇的に表情が変わるのですね。会場の皆さんがどんどん引き込まれていくのを感じました。
キャラクターって、やっぱり表情が大事じゃないですか。すごく悲しいシーンなのに、全然悲しい顔をしていなければ読み飛ばされちゃう。そこを表情で「ぐっ」と引き付けるから、楽しんでもらえるんじゃないかなと思っているので、表情の作画には本当に気を使っています。
もっとやりたかったなあ……今回のライブドローイングみたいなタイミングでもないと、私の「こんな技術でやってるんですよ」っていう自慢ができないので(笑)、得意技がいっぱいあるんです(笑)
――それは見たかったです! もし、もっと時間があったらどんなものを描かれますか?
もっとたくさん描きたいです。例えば体を描けば、また違う反応をいただけるかもしれません。筋肉の描き方とか、皆さんきっと気になりますよね。あと、できることなら「絡み」も! 絡んでいる絵をどうやって描いているのか見てもらえたら、また面白いんだろうなと思います。ボーイズラブですから。
――今回、ゲストからの質問に「デジタルどうですか」が多かったように思います
そうですね、最近Twitterでデジタル作業について呟くことが多いので……。今は試行錯誤しているところで、これまでアナログで描いていたものをデジタルで再構築するために、ペンツール探しから始めています。とはいえ商業誌なので、もちろん今までのクオリティを出していかなくちゃいけません。筆圧感知の調整とか、友達に「このツールいいよ」って教えてもらったらすぐダウンロードして使ってみたりとか。誰でも通る道を、今まさに通っているなあと思います。
――先生ご自身では、本は「紙派」ですか、「電子派」ですか?
紙派です! が、なかなか本が増やせなくなってきちゃって。読者の皆さんもそれは同じですから、電子配信って大切だと思います。ただネームを切るときは、紙でめくったときの効果を考えて、ページの左右を決めてコマを配置しています。電子書籍だと左右の区別がないので、見せ方が変わる気がして悩ましいですね。
――今回のようなファンの方との交流って、今後のお話の展開に影響するのでしょうか?
それはもう、しょっちゅうです! 「こんなのが良い」みたいな話を聞いたら、絶対頭に残るじゃないですか。それが生かされることは結構あります。今回は……「軽トラに乗る麻見」のアイデアがギャップがあって良かったですね(笑)あとは和装……それにバイク。バイクは秋仁が前で、麻見が後ろとか? あー、いいかもしれないです!

ファンの皆さまとの交流の中で新たなインスピレーションを得た!? やまね先生。今後の展開にも注目です! 先生、お忙しい中、ありがとうございました!

超・貴重☆やまねあやの先生 Q&Aを公開!!
ファン必見!イベントで公開した
やまねあやの先生のQ&Aです!!!!!
twitter連動キャンペーン
やまねあやの先生グッズプレゼント企画!
やまねあやのティーパーティー当日、会場に飾られていた直筆サイン入りポスターや、当日お客様にお土産としてお贈りしたオリジナルグッズなどを抽選でプレゼント!!

※こちらはプレゼントの一例です。
≪応募要項≫
■賞品
A賞「直筆サイン入り複製原画」「オリジナルマグカップ&飛龍のシールが貼られたお茶&海外版ファインダーシリーズのコミックス一冊&ポストカード&シール&オリジナルコースター」のセット・・・1名様

B賞「直筆サイン入りポスター(パネルは含みません)」「オリジナルマグカップ&飛龍のシールが貼られたお茶&海外版ファインダーシリーズのコミックス一冊&ポストカード&シール&オリジナルコースター」のセット・・・1名様

C賞「オリジナルマグカップ&飛龍のシールが貼られたお茶&海外版ファインダーシリーズのコミックス一冊&ポストカード&シール&オリジナルコースター」のセット・・・2名様

■応募期間
2020/4/24(金)12:00~2020/5/10(日)23:59
■応募方法
・Twitterでブックパスの公式アカウント(@aubookpass)をフォローしてください。
・ハッシュタグ(#やまねあやのグッズ欲しい #ブックパス)をつけてツイートしてください。
・期間中であれば、同じアカウントで何度でもツイートしていただけます。また、複数のアカウントによる応募も可能です。

※外部サイトへ接続します
■応募に関する注意事項
・関係者は応募できません。
・上記応募方法以外の方法によるご応募は受付けておりません。
・抽選結果に関するお問合せは一切お受けできません。
・ご応募にかかる通信費用は応募いただいたご本人様負担となります。
・応募時に賞品の選択は出来かねます。
■当選発表
・ブックパス事務局にて応募内容を確認、抽選のうえ当選者を確定し、応募期間終了後より順次、Twitterの「ダイレクトメッセージ」にて当選された方にのみ「お届け先登録フォーム」をご連絡させていただきます。残念ながら落選された方へのご連絡はいたしませんので、予めご了承ください。
・ブックパスの公式Twitterアカウント「@aubookpass」のフォローを外されておりますと、当選が無効となりますのでご注意ください。
・アカウントが非公開の場合も、ツイートの確認ができないため、応募を無効とさせていただきます。
■当選資格
・ご応募は日本在住の方に限らせていただきます。
・賞品の発送先は日本国内に限らせていただきます。
・お1人様1口の当選に限らせていただきます(複数のアカウントで応募された場合であっても、当選はお1人様1口限りとなります)。
・当選の権利を第三者に譲渡等することはできません。
・賞品を第三者に販売等することはおやめください。
・「お届け先登録フォーム」には、応募いただいたご本人様が必ずご記入ください。ご本人様以外の方が記入されたことが判明した場合、当選を無効とさせていただきます。
・「お届け先登録フォーム」の必要事項を登録期間内にご入力いただけない場合、当選を無効とさせていただきます。
・公序良俗に反する行為、不正応募、明らかな商業行為またはこれらの類似行為などが認められる場合には、当社の判断で抽選の対象から除外、または当選を取り消させていただきます。
・「お届け先登録フォーム」に記入いただくお名前・ご住所・郵便番号などに不備がある場合は、賞品をお届けできないことがございます。登録内容をよくご確認ください。
■当選者への連絡・発送について
当選のご連絡および賞品の発送は、KDDI㈱の委託を受けて㈱ブックリスタが行います。賞品の発送は6月上旬を予定しております。
※新型コロナウィルス感染拡大の影響に伴い、賞品のお届けまでに通常よりもお時間をいただく可能性がございますことを予めご了承ください。お客様のご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
■お問い合わせ
・本キャンペーンに関するお問い合わせは、ブックパス事務局(https://www.bookpass.auone.jp/help/faq)にお願いいたします。ブックパスの公式Twitterアカウント「@aubookpass」宛のリプライ、ダイレクトメッセージについては、誠に恐れ入りますがお返事できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
・メールソフトなどの設定により、当社からの電子メールが迷惑メールとして振り分けられたり、削除されたりする場合がございます。設定をご確認のうえ、お問い合わせください。メール指定着信、アドレス拒否設定をしている方は、<@aubookpass.jp>を受信できるようご設定ください。
■その他
・本キャンペーンサイトの利用・利用停止・もしくは不能により生じるいかなるトラブル・損害について、当社は一切責任を負いかねます。
・本キャンペーンによるいかなるトラブル・損害(直接、間接の損害別を問わず)が発生したとしても、応募者は自己の責任と費用をもってこれを解決・賠償するものとし、当社は一切責任を負いかねます。
・本キャンペーンの期間/内容は、予告なく変更・終了する場合がございます。予めご了承ください。

2020年2月15日(土)に開催した、やまねあやのティーパーティーの様子を写真付きで全力レポ!そして、さらに……
やまねあやの先生へのインタビュー記事や超・貴重☆先生への Q&A を公開中!!
やまねあやのティーパーティーの様子を
写真とともにご紹介!!
取材・文/Amati
2020年2月15日、冬の寒さも少しだけ和らぎ始めた土曜日、銀座パセラリゾーツでやまねあやの先生の「ファインダー」シリーズ最新刊、「ファインダーの蜜月」発売を記念したティーパーティーが開催されました!
会場の特大パネルには、最新刊「ファインダーの蜜月」の表紙カットが。無人島に流れ着き、つかの間の甘い時間を過ごした麻見と秋仁でしたね。


美麗ですね~! シズル感たっぷり、色気たっぷり♪


ゲストプレートも表紙の2人。皆さんにプレゼントした特製コースターはリゾートでバカンス中? 秋仁のちょっといたずらっぽい顔が可愛いです♪


オトナな雰囲気のシャンデリアが印象的です。テーブルフラワーは結婚式のよう……



トーク席の隣に置いたパネルには、なんと先生の直筆サインを入れていただきました!その右にはリブレ様から届いた素敵なお花を飾っていました♪
開場! そしてライブドローイング!
やまねあやの先生、会場の温かい拍手に誘われてご登場です。ご挨拶の後、さっそく先生のライブドローイングが始まりました。先生がライブドローイングをするのは、なんと日本では今回が初めてだそうです。ライブドローイングのサポーターは、先生の担当編集・Iさん。連載初期からの執筆パートナーです!

台湾のライブドローイングでは飛龍を描かれたという先生、今回は麻見を描いてくださいました。ゲストの皆さんは先生の作画を観ながら、やまね先生監修のパセラリゾーツ特性オリジナルスイーツを味わいます。なんて贅沢!


こちらは先生監修のオリジナルケーキ!2人のモチーフがクールながら可愛い、ウェディングケーキみたいです♡ 先生のお気に入りポイントは『白地に赤のカラーリングでヤクザものっぽく』とのこと♪
「正面の顔ってバランスをとるのが難しいんです、ドツボに入ると丸一日同じ顔を描いていることがあるくらい」と言いつつ、スラスラ筆が進みます。描きながら、Iさんや司会ともお話いただきました。
――アナログとデジタルとの違い
先生「デジタルにしてから、描き直しがすごく楽になりました。アナログの頃は左右反転できないから、裏返して光に透かしてチェックしていました(笑)。線画が良くても塗りで失敗して、全部描き直したりすることもあったなあ……デジタルなら、ちょっとおかしいなと思ったら、例えば『目の大きさだけ調整』とか『目の大きさに合わせて輪郭を描き直す』みたいなことができますよね。それから、飛龍の髪のツヤベタがすっごく楽になりました!」
担当編集・Iさん(以下、担当編集)「飛龍の髪のツヤベタ、アナログの頃は1コマ1時間半くらいかかってましたよね(笑)」
話しながらもぐんぐん麻見が出来上がっていきます……


……すごい!!! 魔法のような速度で描きあがっていきます!!!
――麻見と秋仁を描くときは、どんなことに気をつけていますか?
先生「麻見はどんなときでもかっこよく描かないといけません。担当編集のIさんからも、麻見の修正は結構来ます。『麻見がかっこよくない』とか、『この表情は麻見っぽくない』とか」
担当編集「どうせならBL界トップの『崩れない』キャラにしてほしいなって」
会場「笑」
先生「秋仁は、とにかく可愛く!(笑)たまに手が滑って、可愛くなりすぎちゃうこともあります」
また、今後どんな姿の2人が見たいか?と先生が会場の皆さんに逆質問をしたところ「軽トラを運転してほしい」「バイクに乗ってほしい!」などのリクエストが。Iさんも「革のピタっとしたライダースーツを着てほしいですね~」とおっしゃっていたので、革のライダースでバイクに乗る2人は期待できるかも!?
――アナログのほうが良かった~ということはありますか?
先生「色塗りです!デジタルに比べるとまだアナログのほうが、読者さんの目を引くような塗りができていると思います。デジタルはまだ勉強中なので……。やっぱりアナログならではの色味やにじみがあるので、一概にどちらがいいとか言えないですね。

3分間で2人の秋仁が生まれていく……!
――絵を描くときに意識するポイント
先生「目が大事だと思う。表情は目と眉毛で決まるんです。泣くところ、笑うところ、あとエロいところ(笑)。エロい表情のときは、ちょっと黒目を大きく、うるっとさせます。怒りを表すときは眼球を小さくします。ちょっと麻見の表情を変えてみましょうか」


瞳と目頭、口元を描き変えるたびに、開場からはため息が漏れます。スタッフも仕事を忘れて見入ってしまいました……
先生「秋仁のお尻のポイントは……ココですね!」(会場・笑)


先生はキャラクターを裸で描いてから服を着せるそうです!
贅沢な50分間があっという間に終わってしまいました。
先生への質問タイム♪
トークタイムでは、あらかじめゲストの皆さんからいただいた質問から3つを選び、先生にお答えいただきました!
―― 一番のお気に入りエピソードは?
読者の方にすごく喜んでもらえたのは『真実』の最後、麻見が秋仁を助けに行って出会うシーンです。その後日談として描いたバリ島での数日間で、2人で海を眺めながら、今まであった悲しいことを海に流すシーンは達成感がありました。描いていて良かったな、着地できて良かったな、って。
描いていて楽しいのは、ちょっと可愛いエピソードです。『渇望』の小冊子に描いた『リトルモンスターが来た日』というエピソードで、麻見の無味乾燥な生活に秋仁がずかずかと踏み込んで、台所を自分用にどんどんカスタマイズしていく。麻見が驚きながら棚を開けたらポテトチップスが顔にダイレクトヒットして……あのあたりのシーンが、個人的には大好きです。
――「ファインダー」シリーズのキャラクターでもう1カップリング描くとしたら?
最近はミハイルと飛龍がちょっといい感じですよね。あの2人って敵対する組織のトップ同士で、すごく対等の立場なんです。対等だからこそ広がるお話もあると思います。台湾のイベントでも『飛龍の相手としては誰がいい』みたいな質問があって、葉(ヨウ)や陶(タオ)の名前が出ました。でも葉は飛龍を崇拝していてなかなか恋愛になりにくいし、陶は飛龍に育ててもらっているので、飛龍をかばって死にそうで……。皆さんどうですか? 誰がいいでしょうね?
――いつか舞台にしてみたい国や場所はありますか?
ロシアンマフィアとチャイナマフィアは出ているから……シシリアンマフィアとか、シカゴマフィアとか? あと、みんなが大好きな石油王ものとか(笑)秋仁が石油王にとられそうになって、麻見が対抗する『オイルマネーvsブラックマネー』なんて、面白いかもしれないですね!
また、香港やバリ島、スウェーデン、フランス、ドイツ、アメリカとか……いろいろな国に行くたびに、その場所での2人のことを想像しています。いつか使えるように写真を撮って、後で見返しながら『2人がいたらどんな話があるかな』って妄想しています。今のエピソードが完結するときに2人が住む場所も、まだ悩み中です。別荘みたいな豪邸とか、億ションとか、海外とか……いろいろありますよね。
プレゼント抽選会&お土産お渡しタイム
ここでしか手に入らないサイン入り複製原画を2点と、台湾のイベントでのみ配られたショッパーバッグの3つを抽選でプレゼント! 残念ながら当選を逃した方にも、先生から直接、この日のために作った特製マグカップと飛龍の工芸茶がお土産として贈られました。初対面のゲストの皆さまもいつの間にか打ち解けた様子で、とっても和やかな会になりました。

やまねあやの先生へのインタビュー記事や
超・貴重☆先生への Q&A など公開中!!
やまねあやの先生へのインタビュー記事はこちら


イベント終了後、先生に直撃しちゃいました!
――ティーパーティーはいかがでしたか?
めったにない機会なので、すごく楽しかったです! 普段は絵を描いているところってほとんど見られないので、これから漫画を見たときに「ああやって描いているんだな」って思ってもらえるかな。
――ライブドローイングは日本では初でしたよね?
アメリカで1回、台湾で1回、そして今回が3回目です。海外では掛け声がすごかったので、今回の食い入るように見られる感じは新鮮でした(笑)。お土産をお渡しするときに「面白かった」って言ってもらえたのがすごく嬉しかったです。
――あんなに劇的に表情が変わるのですね。会場の皆さんがどんどん引き込まれていくのを感じました。
キャラクターって、やっぱり表情が大事じゃないですか。すごく悲しいシーンなのに、全然悲しい顔をしていなければ読み飛ばされちゃう。そこを表情で「ぐっ」と引き付けるから、楽しんでもらえるんじゃないかなと思っているので、表情の作画には本当に気を使っています。
もっとやりたかったなあ……今回のライブドローイングみたいなタイミングでもないと、私の「こんな技術でやってるんですよ」っていう自慢ができないので(笑)、得意技がいっぱいあるんです(笑)
――それは見たかったです! もし、もっと時間があったらどんなものを描かれますか?
もっとたくさん描きたいです。例えば体を描けば、また違う反応をいただけるかもしれません。筋肉の描き方とか、皆さんきっと気になりますよね。あと、できることなら「絡み」も! 絡んでいる絵をどうやって描いているのか見てもらえたら、また面白いんだろうなと思います。ボーイズラブですから。
――今回、ゲストからの質問に「デジタルどうですか」が多かったように思います
そうですね、最近Twitterでデジタル作業について呟くことが多いので……。今は試行錯誤しているところで、これまでアナログで描いていたものをデジタルで再構築するために、ペンツール探しから始めています。とはいえ商業誌なので、もちろん今までのクオリティを出していかなくちゃいけません。筆圧感知の調整とか、友達に「このツールいいよ」って教えてもらったらすぐダウンロードして使ってみたりとか。誰でも通る道を、今まさに通っているなあと思います。
――先生ご自身では、本は「紙派」ですか、「電子派」ですか?
紙派です! が、なかなか本が増やせなくなってきちゃって。読者の皆さんもそれは同じですから、電子配信って大切だと思います。ただネームを切るときは、紙でめくったときの効果を考えて、ページの左右を決めてコマを配置しています。電子書籍だと左右の区別がないので、見せ方が変わる気がして悩ましいですね。
――今回のようなファンの方との交流って、今後のお話の展開に影響するのでしょうか?
それはもう、しょっちゅうです! 「こんなのが良い」みたいな話を聞いたら、絶対頭に残るじゃないですか。それが生かされることは結構あります。今回は……「軽トラに乗る麻見」のアイデアがギャップがあって良かったですね(笑)あとは和装……それにバイク。バイクは秋仁が前で、麻見が後ろとか? あー、いいかもしれないです!

ファンの皆さまとの交流の中で新たなインスピレーションを得た!? やまね先生。今後の展開にも注目です! 先生、お忙しい中、ありがとうございました!

超・貴重☆やまねあやの先生 Q&Aを公開!!
ファン必見!イベントで公開した
やまねあやの先生のQ&Aです!!!!!
改めて読もう!!
やまねあやの『ファインダーシリーズ』
BL界の歴史を塗り替えた超大人気作!!

シリーズ1作目『ファインダーの標的』より
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