超長寿社会日本の死生観を問う
死ねない時代の仏教入門
仏教にとって死とはー
人は必ず死ぬ。しかし現在、日本人の100歳以上人口は9万人強。平均寿命は84.3歳で世界第1位。貧・病・争を克服した私たりの人生後半生はとても長い。人はなかなか死ねない。ならば、残りの人生をどう生きるか。ブッダの仏教誕生から2500年、日本伝来1500年、ついに社会が仏教の核心「悟り」の問題に追いついた。死を前にいかに成仏できるか。そのためのヒントが仏教の教えに盛りだくさん秘められている。いざ、仏の世界に南無。
巻頭インタビュー 宗教学者・作家 島田裕巳さん
人生100年時代の死生観【最終回等】
死を恐れる必要はない
【連載】暮らしのなかの小さな神社 日本宗教史研究家 渋谷申博さん
巻頭インタビュー 宗教学者・作家 島田裕巳さん「死を恐れる必要はない」
目次
【総扉】超長寿社会 日本の死生観を問う 死ねない時代の仏教入門
【第1章 無常】仏教は死をどう捉えてきたのか
なぜ日本で仏教は広まったのか?
全国総本山・大本山マップ
仏像鑑賞入門
仏像の世界観と信仰の歴史
日本仏教の死生観とはなんだろうか
【第2章 浄土】極楽往生への想いは地獄の発見からはじまった
浄土教発展のきっかけ「地獄」の流行
壮麗なる「この世」の西方極楽浄土 平等院鳳凰堂
末法の到来と地上の極楽浄土への願い
仏教に革命を起こした法然の称名念仏
日本的美学の底流としての仏教
【第3章 大往生】超長寿社会日本の新しい死生観
いま新しい死生観で生きる
般若心経262文字の心理 音読編・読解編・写経編
【第4章 霊魂】仏教だけではない日本人の死生観
『万葉集』挽歌にみる古代日本人の死生観 監修:東京都立大学 高桑枝実子さん
時代の暮らしを映し出す「日本人と死」の変遷 監修:民俗学者 新谷尚紀さん
怨霊の真実 監修:民俗学者 新谷尚紀さん
今こそ知りたい「仏事」のしきたり
文学作品でみる生と死の言葉
「私はここに眠ります」ステンドグラスのある森の樹木葬 町田いずみ浄苑
ぶらり鉄道 寺めぐり
【連載】一鉄人
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立川市の国宝 六面石幢
【連載】古墳ライターが旅した、見た、聞いた! 箸墓古墳
【連載】渡辺雅史の残念な鉄道時刻表
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【連載】宗教学からみる歌舞伎 宗教学者・作家 島田裕巳さん
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